枯葉』の作文集

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枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/19/2024, 9:19:32 PM

枯葉を踏んだ時の音が好き。

ぱりっ さくっ じゃくっ

踏んだ時のタイミングや力加減で色々な音が鳴る。
まるでオーケストラのよう。

私は枯葉を踏みしめながら、指揮者になるのだ。

2/19/2024, 9:01:39 PM

枯葉

はらはらゆったり木から落ち
縦横無尽に舞いあがり
端のほうでくるくると回転

穏やかなそよ風、荒れる暴風、小さなつむじ風など
枯葉は目に見えない風の動きを見せてくれる

2/19/2024, 8:47:47 PM

夏の後に続くからなのだろうか。秋は冬よりも寂しく感じる。
冷たい風が吹きつけ、日も短くなり、紅葉の綺麗な時期も終わって、暖かな彩りをしていた木葉が次第に色褪せるのを見ると、なんとも切ない気持ちになる。
でも、それでもこの季節が愛おしいのは、枯葉に自然の美しさが詰まっているからなのだろう。枯葉のカサカサと風でなびく音や、落ち葉を踏んだ時のパリパリと鳴る音、雨で湿った枯葉の匂い。辺りを赤茶いろに染める枯葉の絨毯とカーテン。ゆらゆらと、優雅に落ちていく枯葉の様子。
秋が招く静けさは、こうして自然に目を向けさせてくれる。

2/19/2024, 8:39:28 PM

枯葉の上に

梅の花が散る

嗚呼、冬が終わってしまう

冷たく、静かで、安らぎに満ちた冬が





私の嫌いな春が来る

2/19/2024, 8:29:11 PM

彼は枯葉を見て枯れ果てた。
ああ、もう終わったのだな。そう先までの出来事を追憶してしまった。のちの新緑など見れるものか。ならば自分はこの枯葉に身も心もを埋めてしまおう。枯れ果てたのだから枯葉の中に紛れてもみにくいアヒルの子にすらならないだろう。せいぜい踏みつけられるのみだ。

かれは を みた かれは かれは に なった。

2/19/2024, 8:23:51 PM

秋に、パリパリに乾いた枯葉を踏んで
バリバリ言わすのが好きです。

お題『枯葉』

2/19/2024, 8:01:06 PM

風が特に強い日だった。
まるで、枯葉が木から散っていくように



僕の恋人は息を引き取った。



今年の春に学校で出会ったあの子は、とても綺麗だった。
その子が笑えば辺り一面に花が咲くようだった。
多分、一目惚れってやつ。

勇気を出して告白した夏、OKを貰えて飛び上がった。
「大袈裟だよ」と言われたけれど。
まだその頃は木々の葉も茂っていたっけ。

秋、あの子は病気が発覚した。
1人の病院からの帰り道は一段と夕風が冷たく感じた。
葉の色は変わりかけていた。

そして枯葉が散る頃、あの子は亡くなった。
享年は10代。
早すぎる死だった。

僕はまた1人になる。
それでも、時間は過ぎていく。
強い風にあおられて多くの枯葉が一度に散るように、あの子の死も広い目で見れば有象無象の一つでしかなかった。



僕とあの子の恋は、1つの葉のようだった。
最後には枯葉となって散っていった。


落ちた葉は誰にも見向きされない。
跡形もなく、いつか掃除されるだけ。




でも、心はそんなに簡単に、完全に、掃除出来ないから。





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『枯葉』

2/19/2024, 7:55:08 PM

『さっき歩いてた道路ね、枯葉が沢山落ちてたんです』
くらい、どうでもいい連絡ができる人が欲しい。

2/19/2024, 7:54:34 PM

枯葉を踏む。

ザクザクとした音が心地よくて、今度は右前の葉へと踏み出す。

が、まだ瑞々しいそれは音をたてることはなく靴の裏に張り付いた。

柄じゃないな。こんなことをするなんて。

いつだって僕は彼女の後ろで、彼女のはしゃぐ姿を見ていた。

僕には下らないものでしかなかった。でも。

ただ葉を踏みつけるだけであるのに、そのひとつひとつに喜びを見出す彼女が愛おしかった。

彼女の瞳を通して、世界を見てみたいと思った。

彼女の瞳には僕はどう映っているのだろうか。

少しの幸せ。

それを胸にじんわりと感じながら、次のこの季節に想いを馳せた。




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枯葉

2/19/2024, 7:25:28 PM

閑散とした住宅街を歩いていると、寂れた公園に行きあたった。平日の昼である。公園には人っ子一人いなかったが、ひと休みしようか、と私は近くにあったベンチに腰掛け、ふと足元に溜まった枯葉を見た。
木枯らしが吹く。そうして冬が近いことを、吸い込んだ空気に交じるキン、と澄んだ匂いから知った。
越してきて半年だった。
大学というモラトリアム特有の気怠さに流されながら、時折正気に帰っては妙な不安感に襲われている。今がそうである。言いようのない焦燥感が私の背中を追いかけ回し
私はその衝動から逃れようと必死だった。いっそ酷く羽目を外してしまおう、と少ない友人を誘って歓楽街にくり出しても、翌日目が覚める頃には後悔がついてくる。講義中であっても、その嫌な焦りが頭をよぎるのだ。

私は鈍色の雲に覆われた空を見上げた。
これがほとんど季節性の憂鬱であることを、私は知っていた。人は天気に支配されている。でも冬ってやつは、空が高くて鼻先をツン、と冷えた空気が刺して、そうして私と世界との境界線がくっきりと浮かび上がる、そういうものだと信じていた。いささか大げさな言い方だが、私は冬というものを、それしか知らなかった。知らない冬の気配に、心が引きずられて酷く落ち込んでいる。
ぼう、と足元を眺めていると、遠くから学校のチャイムが聞こえてきた。ドッと沸くような笑いが民家から漏れ聞こえる。たぶんテレビの音だ。あたりを見回せば、鳥の声と枯葉の擦れる音がしていた。
ほう、と息をつき、私はベンチから立ち上がった。雲は低く山間に垂れ込めている。雪になる前に帰ってしまおう、と私は公園を後にすることにした。焦燥はまだ胸に燻っていたが、帰るべき家があることは、私にとって一種の幸運であった。
閑静な住宅街を歩く。憂鬱が私の足を掴んで、暗澹へと誘っていた。しかしひとまずは、温かな食事をしてからでも遅くはないだろう。駆け出したいほどの不安を抱えながらも、私はゆっくりと帰路についた。

2/19/2024, 7:21:40 PM

しゃく、しゃくしゃく、しゃく。

鮮やかな黄が足元にひかれている。
イチョウ並木のこの道は、この時期になると葉を沢山落として、何の変哲もないコンクリートを黄色の絨毯へと変貌させる。
そして、私はその道をゆっくり踏みしめて音を楽しみながら歩く。さながら気分は女王様だ。
いつものようにゆっくり、ゆっくり歩を進めていると、ふと銀杏が目に入った。

「イチョウは臭くて、大キライ。あなたの言ってることは分からないわ。」

はて?この言葉は誰から聞いただろう。その言葉を聞いて、幼かった自分は憤慨した、ような気はする。
こんな高飛車風な話し方、いたら覚えているような気がするのに、一向に言葉の主を思い出せない。
うーん。そんなに私にとって重要な人物でなかったのかもしれない。忘れよう。

「そういうところ、あなたも含めて嫌いって言ったの。まさか、私のこと忘れてるの?」

え?

『銀杏』

2/19/2024, 6:38:55 PM

枯葉を集めて、みんなで作った焼き芋が美味しかったよね

2/19/2024, 6:37:29 PM

生まれて枯葉となる寿命も、どれだけ手を掛けたかによるものである。

2/19/2024, 6:17:18 PM

枯葉に似た虫がいると知った日から、落ち葉を踏んでバリッ!というとゾッとする。

2/19/2024, 6:05:38 PM

すぐ隣にいるはずなのに
案外分かり合えないものね
贈り物のひとつやふたつじゃ
満足出来ないよ
手を引いて
抜けていく繁華街
息抜きだって笑って言うけれど
残してきたこと不安なんです
って言ったら頭を弾かれた
100万点の星空も
君と食べた美味しい品々も
気をつけろって言われたのに
またヤケドして笑う
赤色に染まっていく
街に人に空に

なにもかも大きいね
大雑把な感想だね
ダンボールにつめたお土産じゃ
見れない景色見てる
どこで生まれ育って
ここに至ったの
ちっぽけなようで広かった地球の
中僕ら隣にいる
100万発の花火も
君と回った楽しい建物も
よく見とけって言われたのに
まだ見足りなくて笑う
金色に染まっていく
街に空に人に

東西南北広くって
まだまだ知りたいよ
ここだけで1.5倍って信じられない
衝撃料理に調味料
軽くショック受けるけれど

数々の歴史が文化が
そこかしこに溢れてる
挨拶の言葉を教えてよ

貴方に伝えたいから

2/19/2024, 5:47:48 PM

枯葉

木を成長させ
秋に舞い散る
風に吹かれ、人に踏まれて
次の自分の養分に
自分よりも木を愛し
効率的な循環を行う
人もここまでとは言わないから
人のことを考えて、人を愛し
余計で怒られると分かってることくらい
やらないようにできないのか
そうしたらきっと生きやすい人も
でてくると思うのに
もしくは枯葉のように散れたら
美しくその生命を終われたら
この世界を美しいと思えるのだろうか

2/19/2024, 5:38:59 PM

小学生の時、放課後にみんなで枯葉を集めてベッドを作ったり、袋を切ってそこに貼り付けて服を作ったりしたのを覚えています。枯葉の鮮やかな色や踏んだ時の音も。自然に囲まれて過ごせた小学校の生活はとても楽しかったです。

2/19/2024, 5:30:48 PM

枯葉の落ちる季節はとうの昔に過ぎ去り、私たちは春を迎えようとしている。
 散歩がてら、等間隔に生える街路樹はまだ寒々しく裸の枝を晒しているが、中には新たな蕾を膨らませる木々も見受けられた。

 そして、その足元には、枯葉がたまっている。

 まだ芽吹きそうにない蕾たちは、水分を失って茶色に枯れた先立を見て何を思うだろう。

 自分たちも立派に咲き誇ることを願うだろうか。
 誰かを幸せにすることを願うだろうか。
 生きている間に、散ってしまう前に、成し遂げられることを考えるのだろうか。


 正直、なんでも良い。

 きっと数週間後には美しく咲き誇り、新たな門出を祝う祝福の花を咲かせるに違いないのだから。

 それを踏まえて、貴方たちが枯葉になるその時までに、私も成長した姿を見せにこよう。
 貴方たちが枯葉になったように、私もたくさんのことを吸収して、必ず成長してみせるから。


 花弁を散らし、青葉が枯れる、その時までに。

2/19/2024, 5:18:48 PM

枯れ葉が道に積もり始めたのを見て
季節を知った
Tシャツ、半ズボンでも寒くなかった
秋になったんだなって

2/19/2024, 5:16:12 PM

枯葉


ずっと落ちていればいいのに

落ち切ってしまえば もう踏まれるだけ

ずっと赤面していればいいのに

恋に落ち切ったら もう枯れるだけ

無常なのかもしれないね

無心なのかもしれないね

枯れ木を見ても なんとも思わないのに

枯葉を見ると どこかそう思っちゃう

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