『枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
枯葉が歩道を覆いつくして
ふかふかモフモフ
メトロの駅から学校まで
数十メートル
ふかふかモフモフ
歩きづらいんだけど
なんだか少し楽しい
しばらくそんな日が続いて
プラタナスの枯葉が
全部落ちきったある日全部
ふかふかモフモフも片付けられて
いつもの歩道に戻った
8.
あれから何ヶ月も捜査をした。
緑が生い茂る、嫌なくらい暑かったあの時から、
もう枯葉が山になる季節だ。
一向に手がかりが掴めない。
本部は解散した。
10年前の手紙の「諦めるな」を心に1人でまた操作をする
枯葉のように気付いたらなくなっているのかもね
ずっと好きだった貴方への気持ちも、
「枯葉」
枯葉
森の中で枯葉の上に横になったり
リスに木の実をあげたり
お腹がすいたらおやつと水筒の紅茶
ぼーっとしてたら日がくれて、家に帰る
そんなことをしてみたい。
お題 枯葉
昔枯葉が落ちると人が死ぬという話を聞いた事がある
だけど実際周りに亡くなった人が居なくて疑った
だけど人間は周りだけじゃないと知った時にやっとわかった。
彼と別れた。
付き合って5年。
お互い仕事が軌道に乗り、彼が海外に転勤になった。
そんな矢先、別れを告げられた。
「俺らさ、もう一緒に居られないと思う」
まるで枯葉のようにぽっかり心に穴が空いて、枯れた。
#枯葉
公園のベンチに座り 空を見上げた
鬱々とした心模様とは裏腹に
真っ青な青空が眩しくて
思わず目を閉じた
枯葉が風でカサカサと舞う音を聞きながら
春一番の風を身体中で感じた
もうすぐ春ですね
出逢った日を思い出します
早く忘れたい
次の季節に移るまでには
忘れたい… あなたの事
手放そう。
愛情への執着。
今まで理不尽な扱いばかり受けてきたよね。愛されようとして、たくさん頑張ったのに、報われなくて、泣いていたよね。寂しくないふりをして、良い子を演じてきたよね。
結局誰にも愛して貰えなかった。
だけど、誰もが嫌うような、その感情だけが、自分を愛そうとしてくれたこと、覚えていよう。
自分を愛せない人間に、他人は愛せないって言葉に、傷つけられてきたけど、私が私を精一杯愛そうとした証拠が、ここにある。
だから、もう大丈夫。
理不尽への苛立ち。
我慢して飲み込んできたこと、たくさんあるよね。誰にも気づいて貰えなくて、苦しくて、悔しくて。だけど、それをぶつけてしまったら、今までの我慢や苦労が水の泡になる。そんな恐怖に苛まれたし、全部どうでも良くなって、自ら間違いを犯してしまったことだってある。自分のことを、さらに許せなくなったよね。
理不尽に対して怒りながら、その裏では自分ばっかり責めていた。本当は、人を幸せにしたい。自分だけが、不幸でもいい。そんな綺麗事の中にいたかった。
けど、自分をいちばん大切にしないとダメだって、この苛立ちは教えてくれてる。
だから、もう大丈夫。
今まで、ずっと守ってくれていたのに、気づかなくてごめんね。
ありがとう。
#枯葉
永遠なんてない
枯葉を眺めるのも後何日かな
枯葉
「パキパキッ」
近所の子どもが枯葉を踏んだ。すぐに砕けてしまった。
ww
人間の意思のように脆くてすぐに砕けちゃう。
ほーんと世界は不思議なものだよ
木は春になると花を咲かせ、夏になると葉を大き
くさせ、秋になると実をつけて、冬が近づくと葉
を落とす。冬が近づき、今私は柿の木の近くにい
てな、ここにある柿の木は実どころか、葉まで落
ちていった。そんな柿の枯葉に埋もれながら考え
る。この枯葉と共に、生き物もいつかは死んで土
にかえる。それは、私も同じだ…最後に、こんな
最高な布団の上で静かに死ねたらどれほど幸せ
か…自然を感じながら、その自然に帰る。そうい
えば、柿の花言葉は…「広大な自然の中で私を永
遠に眠らせて」だったけな…だとしたら、遺言に
この柿の枯葉を挟めておこう。
夕暮れの神社で別れを告げた。
どこに行っても友達だよなと、強く拳を握りしめる。
ずっとうつむいたままのお前。
どれだけ強がってみても、海を渡ったら別世界だ。
一緒に上級生をぶっ飛ばそうと約束した夏はもうとうに過ぎて、枯れ葉舞う季節に俺達はお別れする。
大人の都合でしか、俺達の住む場所は決められない。
振り回されて、やっと気の合うお前に出会えたと思ったら、今度は海の向こうへと引っ越してゆく。
こんなんじゃ、一生の友達なんて作れやしない。
でも、お前とだけは、もっとずっと一緒にいたかったな。
何をやってても楽しくて、生きてるって実感出来て、周りの奴らには呆れられてバカにされても、俺達二人が笑っていられれば、それで良かった。
「スマホ、買ってもらえそうか?」
「ムリだよ。姉貴だってまだ交渉中なんだから」
「LINEとかって使えれば、いつでもダベれんのにな」
「文字ヅラで話して何が楽しいんだよ」
肩組んで二人で撮った写真。
親父にデジカメで撮ってもらって、写真サイズでプリントしてもらった。
それをそっと、境内の社の中に隠し入れる。
ずっとここに、俺達の思い出が残り続けるように。
俺達が大人になっても、こんな時代があったことを忘れないように。
「じゃあ、行くわ」
「俺があげた遊戯王カード、持ったか?」
「いらねえよ。俺の方が強いし」
「ふざけんな。俺の方が2勝してんだよ」
よく言い争ったけど、喧嘩はしなかった。
お互いに、似た者同士だって気付いてたのかもしれない。
クラスで孤立して、学校で孤立して、上級生に睨まれて。
別にお前の家庭の事情なんかどうでも良かったけど、母親が家を出てったと聞いた時は、何とか笑わそうと必死になった。
俺に出来るのはそれくらいだったから。
「バイバイ」
「ああ、向こう行っても元気でな」
「上級生相手に無茶すんなよ」
「お前がいなきゃ…何にも出来ねえよ」
海の向こう。
定期船に乗って、片道約30分。
彼らが中学生にでもなれば、一人で船に乗っていつでも会いに行けるだろう。
でも、今は小学生の彼らには、海の向こうは別世界なのだ。
枯れ葉を踏んで、境内を駆け出す。
あいつに背中を向けて、この涙に気付かれないように。
遊戯王カードは、しっかりポケットの中にしのばせて。
鮮やかに芽吹き
弾ける時を超え
繋ぐ次代を育む
つむじ風に舞い
欠片を散らし
大地に眠る
―「枯葉」―
最初に教わったJazz Piano
枯葉のコードはゆっくり左へ
そしてまた右へとのぼってく
美しい和音のその中で
泳ぐ主旋はおしゃれさん
時間がくるまでひたすらに
心地いい音かきわけて
『落ち葉と』
柔らかい風に触れる 両手が溶けて空中に ひらひら
ふわふわ 見えなくなって 私に翼が生えました
羽は落ち葉と戯れる やがて小さな旋風になって
雨はまだかと空へ行く
枯れ葉のカリカリに乾いたところを踏むのが良い。今から秋が待ち遠しくなる。
□
空は澄んでいる。冬を食めば肺が凍った。瞬くオリオンの点と点を結ぶこと幾数十。どこからともなく陽だまりの声が聞こえてくる。永く途方もない旅の終わりに春を探している。枯葉が土に還る音を合図にして。
『枯葉』
枯葉が舞う頃は心が踊る。
何故かは分からないが、地面にへばりついている落葉が、
意を決したように踊り始める風の日が好きだ。
金木犀はとうに咲き落ち、
雪が降るようで降らないような、
コートが要るようで要らないような、
そんな晩秋に僕は生まれた。
だからだろうか。
お題「枯葉」
森の地面に黄色や茶色の葉っぱが幾つも重なる。
それは土の中に眠る生命たちへの掛け布団のよう。
これから少しの間、その葉っぱの掛け布団を被って、生命たちが眠る時が来る。
暖かくなったらまた会いましょう。
おやすみなさい。良い夢を。
共感するな
枯葉。
もう出し切った生命力。
今度、燃えれば
灰になるだろな。
今度は生まれかやるなら、枯葉より
やはり
花が良い。
もうねよ、
こんなの見てくれてありがとう
お休みなさい