『本気の恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
本気の恋
よくわからないです
人のため、お国のため
そんなんしかわからんです
お天道様はちゃんとみてる
恋というものは厄介で
私の視野を狭めてくる
あの人が私の全てでした
しかしあの人には結ばれた人がいました
それを知ってしまった時はとても苦しく
耐え難いものでした
ですがそれも一時のもの
今私は独りを楽しんでいる
#本気の恋
今日は会社でめちゃくちゃ疲れた。
周りの人にシカトされている気分。
自分の存在がまるで無いような扱い
一生懸命交わろうとしても、逆に気をつけられている感じで、どうするのが正解なのか教えてほしい。
本気で
あなたを殺したいと思った
誰にも渡したくないんじゃない
わたしだけのものにしたくて
/『本気の恋』9/12
文字の赤い日はあなたに会える日
あなたが嘘をついて、私に会ってくれる日
/9/11『カレンダー』
世界に星が散っていた。
これが「世界が輝いて見える」ということか
太陽の光が反射しているわけではない。
けれど、まさにそのようにきらきらと
ぼくの視界は輝いていた。
ああ、この世界はなんて素晴らしいんだ
思わず両手を広げて空を仰いだ。
阿鼻叫喚が僕の眼下では
繰り広げられていたけれど
赤い広がり
視界の端にはサイレンと瞬く赤が見えた
ああ、邪魔しないでくれ
せっかくの素晴らしい世界に水を差すな
きらめきが瞬きと同義とは聞いていない
/9/4『きらめき』
画面の中の君。
スポットライトに照らされたステージ。舞い散る銀テープ。波打つペンライトの光。君の笑顔。
その全てがあまりにも眩しくて、目が眩んでしまいそう。
君は人たらしだ。3次元に興味もなかった私を、いとも容易くオタクに仕立て上げた。
画面の中の君。
誰か知らない人の肩を、大事そうに抱いていた。華やかな衣装と対照的な、地味なシャツにくたびれたジーンズ。つけているのを見たことがないサングラス。
その全てが仄暗い影を秘めていて、いっそ目が潰れてしまえば楽なのに。
本気の恋は、大量のうちわと雑誌とアクスタと共に、フリマサイトで売られていった。
「初恋」
全てを曝け出すのはすごく勇気のいることだった。だけどいつもあなたは本気で私を受け止めてくれた。本気の恋をしたのは最初で最後、あなただけだよ。
#本気の恋
15回目の春、私は恋をしてしまった。
同い年だけど16歳の君に。
小学校と中学校は一緒で、高学年の頃から中学3年間ずっと一緒にいた君に恋をした。
高校は離れても1番遊びに行ったし、通話もした。
離れてから好きに気づいて、会う度に好きになっていく。
私には、高嶺の花すぎる君に思いを寄せてしまったから。
私は、絶対に叶わぬ恋をしてしまったから。
思いを伝えてしまったら、もう隣にいられないから。
私は君に思いを伝えない。
絶対に隠し通す。
どんなにこの恋が鮮やかな色に染まろうが、黒く塗りつぶされそうになろうが、誰にも見せない。
それが、私が同性の友達にした
一生続く。
一生続ける。
本気の恋。
女好き。
来る者拒まず。
人でなし。
多くの罵倒を聞きながら、へらりと笑みを浮かべる。
そうはいっても、である。
みんな、俺のそういう軽さが楽で俺を選ぶのに最後はいつも怒られる。
割り切った関係でいいって。
一夜の関係だって。
そう言ってたのにね。
「俺が悪いの?」
「悪くは……無いのよねえ」
「でしょ?」
「でも…ううん……」
「なぁに?」
最初から伝えてる。
本気の子を遊びの相手に使うやつよりよっぽどいいと思うんだけど。
何がダメなんだろう。
「優しい、のよ」
「優しい?」
「遊びならその時だけで良いのに、普通にデート行くし、気遣うし?」
「え、だってそれ、お詫びだよ?心はあげられませんって」
言ったら、彼女は呆れたように溜息を吐いた。
そんな顔されるようなことなのかな。
わかんないや。
「割り切らせて貰えないあの子たちがかわいそう」
「いつも叩かれる俺はかわいそうじゃないの?」
「はいはい。かわいそかわいそ」
「心がこもってないよお」
頭を撫でられて、慰められても、全然ダメだ。
でも、気持ちいいのは確かだからもっとって頭を押し付ける。
ふふ、って楽しそうな声が聞こえた。
「あなたはどんな子を好きになるんだろうねえ」
知らないよ、そんなの。
「本気の恋をしたら、何か気付けるかもね」
何も変わらなかったよ。
だって幼いあの頃からあなただけが本気の恋。
頭を撫でる左手の薬指。
見たくなくて、強く目を瞑った。
お題「本気の恋」
生殖器官Aがあるね。また、生殖器官Bがあるね。これをあの、いい感じにガチャっとやると、恋やね。素晴らしいね。
本気に恋をしても、相手はどう思う?
伝わる?成功する?
恋は挑戦だ。2択だ。運だ。
後悔しないように。
慈愛に満ちた眼差しを向ける横顔を見て、いつかその瞳に映りたいと強く思った。今まで望めば大抵のものは手に入ったからこそ、己が何かを乞い願うだなんて。全ての中心がきみを軸に回っているような、浮つきながら心地よく、それでいて不安に駆られる感覚だ。どうしたって手放したくはないと思う一方で、なんて烏滸がましい感情を抱いているのだろうと悩む日々。
こんなにも人を好きになったのは初めてだ。このまっさらな恋慕は、まだ愛と呼ぶには拙いだろう。それでも、きみに告げてもいいだろうか? あれこれ出ない答えを考えて、格好つけたいのに空回り。きみへの想いが積もり積もって、そろそろ崩れて来そうだよ。
――――――――――――――
本気の恋
「本気の恋」
私が生きていた中で、本気の恋などあっただろうか?
本気の恋
赤い日がさす放課後。人目につかない校舎裏。
君に救われてからちょうど一年後、話があるからと、君を呼び出した。
待ち合わせの三十分は前に着いて、ずっと君に伝える言葉を反芻している。
「悪い、待たせたな」
いつもの楽しそうな雰囲気をまとって、君はやってきた。
「いや、私が早く来すぎただけ」
「そっか」
私がそう返すと、君はにかっと笑ってくれた。
「それで、話って何?かしこまっちゃってどうしたのさ」
「話っていうか、私が一方的に伝えたいことなんだけど…」
君の目を見て、伝えたかった言葉を吐き出す。
「私、君が好きなの」
「は…?」
君は目をぱちくりさせる。
「一年前、君が救ってくれてから、ずっと好きなんだ。恋人になりたいって思ってる」
「いや、そういう意味じゃなくてさ」
君が浮かべているのは、さっきの爽やかな笑みではなく、引きつった苦い笑い。
「なんかの罰ゲームとかに巻き込まれた?嘘告なんてするやつじゃないだろ」
「嘘じゃないよ。どうして…?」
「いや、俺ら男同士じゃん」
君が突きつけたのは、一年前に君がくれた言葉。
「お前、一年前、男になりたいって悩んでたんじゃねーか。女が好きなんじゃねーの?」
「えっ…」
「罰ゲームに巻き込んだの、どうせいつもつるんでるあいつらだろ?俺からやめろって言っとくから。じゃーな」
まだ状況を飲み込めない私を置いて、君は行ってしまった。
確かに、私は体は女で、だけど男になりたいって思ってた。それを一年前、君が肯定してくれた。「俺らは男同士だろ」って。だから、私は私でいられるんだよ。
それなのに…。
「なんでよ…」
君が否定しないでよ。君なら、私のことそういう目で見られなくても、受け止めてくれるって思ってたのに。
嘘なんかじゃない。信じてよ。
# 本気の恋
今まで誰かを好きになるなんてこと普通にしてきた
誰かのことを好きになって
その人に尽くして、たまに喧嘩して
結局、価値観が合わなかったり
時間に押しつぶされたり、板挟みにあったり
そんな風に恋をしてきた
でもそれって本気の恋なんだろうか
好きって気持ちはあったし
自分なりに大事にしていたと思う
でも本気の恋ってただ想うだけじゃなくて
どんなことがあっても
乗り越えられる恋のことなんじゃない?
「本気の恋」
なぜだろう。苦しくてしかたがなかった。
暑くもない。寒くもない。ただ息が錆び付いたように、苦しかった。
その反動で、目が覚める。時計を見れば、午前3時。
怠い体と酸素が回らず、痛む頭を、無理矢理起こす。
すると、いくらか痛みは収まった。だが、まだなにか喉につっかえるような感じがあった。
窓からは星が見える。それは緩やかに世界を見下ろしていた。
『本気の恋ってなんだろうね』
君は唐突に、本を読んでる僕に向かって、そう言った。太陽が傾いてきて、教室が赤く染まる。
僕はなにも答えなかった。
恋とはなにか。
それは、好きになるってことじゃないか。
それだけだ、と。
少し不思議な空気のなか、君は話を続けた。
『愛ってね、子供を産むためにできた感情なんだって』
本から視線をはずした僕を見て、にこりと笑いながら、言う。
『子供を産むということは、血を継がせるということ。その種を根絶やしにしないこと』
話の先が見えなかった。君はなんでそんな話を始めたのだろうな。
『子を守る種は、子を守らない種よりも、子の生存率が上がる。だから、子供をつくるときに必要としてできた感情なんだとか』
初めて聞いた話に、少しだけ、納得する。
確かに、子を守る鳥類や哺乳類は生存率が高い。
逆に言うならば、魚類や両生類、爬虫類なんかは、子をたくさん産んで、生存率を上げている。
『だから、恋って一体なんだろうね。それに本気を付けたら、尚更分かんないや』
そう、自分に嘲笑しながらも、諦めたかのように、言った。
僕にはよく分からなかった。愛がもともと種の生存率を上げるためのもの。じゃあ、恋は?
確かに疑問だった。
ほとんどの動物は、恋をしない。愛があっても、恋はない。
それは、生死に関わる自然という世界で、彼らが生きているからで。
だからこそ、何度もパートナーを代えるわけで。
人間は違う。人によっては恋のするしない、愛があるないの個体差がある。
でも、それは、人が生死の危機に瀕してないからじゃないか。
人は知能を使い、爆発的に数が増えていった。
動物を支配できるくらいに。
食べる以外に動物を使うぐらいに。
種同士で、必要のない争いをするぐらいに。
だから、恋は存在する。
社会というくくりの中での、生物としての異常。
誰かを好きになるという中途半端な感情。
それらを含めて、恋というのではないか。
そう口に出そうとする。教室内は徐々に暗くなり、少し怖い雰囲気があった。
でも、出すことができなかった。口が開いても、なにも言うことができなかった。
喉が熱かった。焼けるように熱をもっていた。苦しくて、なにもできなかった。
君はなにも言わない。というよりも、君がいるのかすらわからない。
目の前にあった机や教卓がぼやける。
いつの間にか、なにも見えなくなっていた。
目が覚めた。僕は教室などではなく、自室のベッドに横になっていた。
喉がまだ微少に熱をもっていた。苦しくて目が覚めたのだろうと推測する。
君への問いは返せなかった。あの時、あの瞬間は、分からなかった。
君は今どこにいるだろう。逃げるように帰ってきてしまった。あの時へ戻ってみたいと今更思う。
『本気の恋ってなんだろう』
そう問うていた君へ、今、言いたい。
風が吹く。柔らかく、頬を撫でた。
苦しさは、いつの間にか消えていた。
「本気の恋」
最初は軽い気持ちだったのに今では大好きになった先生。
好きになって今日で522日経ちました。
空がきれいだったり月がきれいだったり何か面白いことがあったり何か楽しいことがあったときその人に伝えたいって思うのが私は本気の恋だと思う。
なんかありきたりだけど
──────「本気の恋」
いつだって真剣なんだよ。
でも、いつも本気ってわけじゃない。
運動選手が決勝でベストの結果を出すために、予選のうちに力を使い果たしたりしないのと同じ。
真剣に、でも80%の範囲内で全力を尽くす。
それにさ、試合は一生に一回きりでもない。国内試合、選抜、ワールドカップ、オリンピック、自分のレベルと実績しだいで戦いの場はいくらでも現れる。
だーかーら。ねぇ泣かないでよ。
あなたのこと、真剣に大事にしてた。私に出来るコト全部あなたのためにやり尽くした。
でも、あなたとは本気の恋には届かなかった。
さよならの理由は、それだけ。
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本気の恋
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所感:
何を賭ければ、何を誓えば、本気を示せますか?
本気の恋
私が今、彼に抱いている感情は、きっとこれだ。
彼のことを考えると、胸が甘く痛んで、苦しい。でも
すごく幸せになる。きっと、この感情が、本気の恋ってものなんだろう。
彼の言葉、行動、さり気ない仕草のひとつひとつが気になって、私の中に残って、胸を締め付ける。知らないあなたを見る度に、驚いて、忘れられなくなる。
きっと、これが、本気の恋なんだ。
…自分にそう言い聞かせているだけかもしれないけれど。それでも、今のこの気持ちを表すことが出来る言葉は、これだけだから。
テーマ更新までに書く時間がないので
枠だけ置いとく。書けたら編集する。