『本気の恋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
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次こそは本気の恋をしよう
そう決めてあれからどれだけの
時が経ったのかな。
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Theme:本気の恋
もっと読みたい1800越え ありがとう
埋まりきるカルテを何度でも見つめる診察室の犬の舌苔
本気の恋
『本気の恋』がしてみたい。
…そう思っていたのはいつだっけ?
陽炎のようにぼんやりとした恋ではなく、
両想いでお互いに一途な恋がしてみたかった。
…でも、こんな私には無理だ。
人前でろくに話せなくて
何でもすぐに諦めて
いつも話しかけられるのを待っている私なんて。
…できないって分かってるのに恋愛ドラマや漫画を
見続けてきて、そこに自分を当てはめて……
…馬鹿馬鹿しい
自分が傷つくだけなのに。
…でも、こんな私にも話しかけてくれる人がいた。
「今日も素敵だね!」
「辛いこともあるけど、一緒に頑張ろう。」
こんな言葉をかけられながら、毎日
ニヤついている。
熱があるんじゃないかってくらいに
顔が熱かった。
…あぁ、これが『恋』なんだ。
私の追い求めていた。
彼の言葉は勇気と、生きる活力をくれた。
今日も画面越しに彼を見る。
彼の職業は動画配信者。
私以外にもファンは沢山いる。
この言葉を私だけにかけてくれないのは寂しいけど
…いつかは…
私のことを「ろくに恋愛のできない悲しい女」
と言う人もいるかもしれない。
でも、そんなの気にしない。
私は彼が大好き。
私は今、本気の恋をしているのだから…!
覚悟を決めた
別れたいと言われたことがある
女が出来ても
私には
必要な人だと
思った
覚悟を決めて
別れずに幸せな時間を
過ごす事が出来た
ずっと側にいてほしい大切な人だった
本気の恋
「……好きです、先生」
震えたその声が、ふりしぼったその勇気が、どれだけ本気なのかを物語るから。泣きそうな私とは裏腹に、驚くその人を見て、下手くそに笑う。
「結婚、おめでとうございます。……私、先生のこと大好きだから、嬉しい」
付け加えた言葉たちが、本当を、まるで冗談かのように塗り変えていく。照れくさそうに微笑むその人に手を振って、足早にその場を去った。
皆が皆、その恋はまやかしだと言った。あまりにも愚かだと、それは恋ではなく憧れだと。誰もがそう言ったのだ。
それでも、あの人だけは違った。
私のくだらない恋の話を聞いて、あの人だけは優しくこう言ったのだ。
「そうかぁ、……それは素敵な恋だね」
すくいあげられた心がようやく息をしたような気がした。
今ならよく、わかるんだ。この恋がいかに愚かで望み薄だったか。
でもね、ちゃんと本当に、本気だったんだよ。だって、今もまだこんなにも、痛い。
ああ、でもね、決して無駄ではなかったから。キラキラと輝いていた日々も、こんなにも痛い胸も、全部全部私のものだから。
おめでとう、って今度はちゃんと笑顔で言うんだ。
本気の恋
ねぇ
気づいてよ
朝
LINEの通知が来てる
君かなって今日も期待する
夜
君のことを考える
明日も会えたらいいな
そう思い眠りにつく
頭から
君が離れない
本気の恋
私が好きな人は、女神像に恋をした。
夏の暑さから逃れるために入った教会の中にあった白い女神像。何気なく彼の目を見て、鳥肌が立った。見開いた目、釣り上がった口角。
これは…まずい。
私はすぐに彼を連れて、その教会を後にした。暑さとか気にしている場合では無かった。あのままもう少し長くあそこにいたら、もう彼が二度と戻って来てくれないような気がして。
彼はわけのわからないことをぶつぶつと呟いていた。私と別れる時も、その後も、ずっと。
「YHBH」
カタカタと笑っていた。
彼はその日からずっと教会に通っている。
回数はどんどん増えていって、私と会うことも少なくなっていく。
不安だ。
嫌な予感が胸の中で渦を巻く。
もう手遅れなのではないかと。
もう向こうの世界に行ってしまったのではないかと。
あの日から1ヶ月たったある日。
どうやら、彼が通っている教会が閉鎖するらしい。
資金不足だ…とウェブサイトには書いてある。
私はそれを見て安心してしまった。これで彼が教会に通うことはもうない、と。彼の女神像への愛を甘く見ていたのだ。
結論から言うと彼は死んだ。
死因は胸部からの出血による失血死。
場所は例の教会の、女神像の近く。
女神像を抱くようにして死んでいたらしい。
白い女神像は彼の血で真っ赤に濡れて…いや、正確には訳のわからない彼の血文字で埋め尽くされていた。
教会の関係者が言うことには、聖歌…だそうだ。
「この方はね…毎日この教会に来て、女神像に祈っていましたよ。ずっとブツブツと何かを唱えて…私には分からない言語でした。それはもう怖い様子で…
そして教会の閉鎖を聞いた時彼、狂ったように泣き喚いて。ちょっとした騒ぎになりました。取り押さえるのに数人必要で…そして今朝こんなことに…」
神父はため息をひとつついた後、呟いた。
「いつ何が、人を虜にするのか分かったものではありませんね」
本気の恋は今してる。
あの子の時々見せてくれる笑顔が可愛すぎる。
#毎日の小説の題名で長編小説に! #恋愛
#余命1ヶ月24日
今日から学校!
………のはずだった。
なのに、葬式に行くことになった。
誰なのかは知らない。
聞くと、顔も合わせたことがないらしい。
でも、行かないといけないらしい。
学校に行きたいと言っても聞く耳を持ってくれなかった。
“彼”にも時間がないのに。
……………………………………………………………………
彼女が今日、学校に来なかった。
彼女に約束の話を聞きたかった。
彼女なら、約束を破りそうだと思った。
そうだな『ごめん!熱出た。』とか言って
断って来るんだろうな。
「(笑)」
想像するだけで面白い。
彼女は、明日から学校に来るだろうか。
彼女は、何が好きなのだろうか。
彼女に、大声でLINEの話をすると
どんな反応をするのだろうか。
「…い!ぉ…い!おい!」
「…んだよ。」
「いや、ずっと呼んでたんだけど。」
「マジ?」
「マジ!」
いや、なんにも聞こえなかったけど。
「何、考えてたんだよ!(笑)」
「なにって…」
ずっと彼女のこと。
「/////ッッ!」
「え?マジ、どしたん?」
「いや、///」
俺は、あの子に恋……いや、
本気の恋をしてたんだ。
【本気の恋】#6
君から来てくれなきゃ。
見えないよ、
見えない君が。
君がいてくれなきゃ
いつか出会う運命の人よ。
何度も騙されました。何度も
傷付きました。
もう手遅れになりそうです。
棺の中で歪んだ顔した自分を想像するほど、
もう手遅れです。
君が来てくれなきゃ。
君さえいてくれたら
テーマ:本気の恋 #303
―小説の参考にするために
本気の恋を求めて、君を。
好きでもない君をモデルにした。
勝手に私の中でモデルにしたの。
あなたが私の小説の中で動いていることを想像した。
その内に私の中でなにかが変わってしまった。
君のことなんて好きじゃなかったはずなのに。
いつからだろう。
本気の恋(偽)から『本気の恋』になったのは。
真っ直ぐに私に向き合ってくれていたあなたに
真実を告げることができない、
意気地なしな私を許してください。―
僕の彼女はこんな手紙を僕の机に残し
いなくなっていた。
僕は知っていた。
彼女が僕に向ける想いが普通の人とは違うことを。
僕は知っていた。
そんな彼女に惚れてしまった自分を。
本当に結ばれなくってもいい。
一生懸命な姿を見ていられるのなら、
例え自分がただのモデルとして見られていても。
彼女は気づいてしまった。
自分が本気の恋をしていたことに。
僕は彼女のそばにもういられないのか?
そんな勝手なことさせない。
彼女が僕に話してくれたように
僕も彼女に伝えよう。
僕は彼女の手紙を机に置き
家を出た。
手を繋いでむせかえる暑さの中歩いた花火大会
一緒に座って見た濃い青の空の下の秋の海
クリスマスに買いに行った指輪
風の中で舞う桜
本気の恋は美しい景色と、ともに
本気の恋 というのが
どういうものと定義されるのかはわからない
でも なんとなく
本当に本気だったら
本気の恋 という言葉では
追いつかないのではないかなぁ
知らんけど
罹患
僕の思考に
僕の未来に
あなたが感染して
もう治らない
手遅れだ
※本気の恋
本気の恋
私にとって、本気の恋…それは、まさに今の恋愛だ。今までろくにちゃんと人を心から愛した事が無かったんじゃないかと思う程に、今、生まれて初めて本気の恋をしてる。そう確信したのは、貴方と初めて出会った時だった…貴方と初めて出会った日。その日から、既に、今までとは、何もかもが違った。貴方に抱く恋心も、貴方に抱く感情全ても…貴方と出会い、付き合って、大袈裟かもしれないけど、人生が、そして、自分自身がまるで生まれ変わったかの様な程、私の中の全てがガラリと変わったんだ。これからも貴方と一緒に二人だけの未来予想図を作っていきたい。貴方とのいつもの電話。貴方は、色々と今日、不安になったり、不安定になっている私にこう言ってくれたね。「一生俺のそばにいろよ」と。凄く嬉しくて、私は、すぐ答えた。「貴方こそ、例え何があっても、ずっと私から離れないでね?何なら今から私の周りの危険な物全てから守ってくれてもいいのよ?私のナイトさん?」と言った。貴方のその時々なるドSっぷりな口調が好き♥️どんどん、私の理想に近付いてくれて嬉しい(#^.^#)そう、私は、ドSで、ツンデレで、俺様な人が好きなんだ。でも、そんなのどうでも良い。貴方には、何時でもありのままでいて欲しい。これからも、沢山の表情を、私にも見せて欲しい。そして、喜びは、二人で分かち合い、悲しみや苦しみは、二人で分け合いたい…いずれは、そんな二人になりたい。
それ以外はどうでもよくなる、他の物、他の人、誰にも負けたくないし誰にも渡したくない自分だけの物であり自分がそれの一番になりたい、それが本気の恋だと思う
本気の恋
本気になればなるほど、相手のことを沢山考えてしまう。
美味しい手料理を作ってあげたい、一緒に遊びに行きたい、お揃いのものが欲しい、今何しているのか、自分のことを考えてくれているのかなど。
何もかもが輝いて見える。何でもできそうな気がする、恋はそれくらいの力があると思っていた。
それと同時に苦しくもなる。嫌なことも考える、他の人と話して欲しくない、すぐに返事を返して欲しい、嫌いにならないで欲しいなど。
気がつけば沼にはまる。底なしの沼に、ずぶずぶと。
恋は楽しいけど辛いこともある。本気になればなるほど、それは大きくなっていく。そう思う――
君を見ていると、なんだかいろんな感情が際限なしに溢れてくるんだ。
言葉には表せる、けど、それだけじゃ足りないような、不思議な気持ち。
胸がドキドキしたり、あったかくなったりするときもあるけど、時々、君が遠くに行ってしまうんじゃないかって、怖くなるときもある。
君は人気者で奔放だから。ずっと自分のそばに引き留めて、自分だけを見ていて欲しいと思ってしまう。さらにその裏に、言葉じゃ満たされない大きな感情がある。
これ、僕が考えるには、依存だと思うんだけど。
君は、僕にこんな気持ち向けられて、どう思った?
歩道と車道を分ける白い線を歩く君にこんなようなことを問うた夏。
【それって、依存ていうか、恋じゃない?それもかなり本気の。キミの言う依存は、それから来てると思うよ。】
セミの鳴き声にかき消されそうな言葉。
「そうなんだ。ごめんね。男に好かれるなんて嫌だよね」
汗ばんだ二人のうなじ。
【あっさりだなあ~、だから不思議な人って言われるんだよキミ。
…でも、決して悪い気はしないよ。キミが、ボクが、男だろうが女だろうが関係ない。
ボクたちがお互いに同じ感情を抱いてるって分かったからね。】
直後に唇に触れた、ぬるくて少し乾いた感触。
その全てを、僕はまだ覚えてる。
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【本気の恋】
よく分からない話になった、、
それは書けないよ――その人はたったひと言で終わらせた。そして、少しの間のあと気まずそうに続けた「君が僕の書くものに期待してくれてるのは知ってる。素人だけど物書きとしてこれほど嬉しいことはない。でも無理なんだ」
だって今、恋、してないんだもの。それはホンモノを、現在進行形でしてなければ分らないよ。いや、そうじゃないかな――彼はそう言って少し考える素振りを見せた。彼にしては言葉数が多いから、これは気乗りがしないから、とか、恥ずかしいからなどではないのだろう。
「恋ができるほど僕はもう若くない。いや、うん、恋をするには――」
彼が言いたいことはなんとなくだけど分かった気がした。彼は彼の半生で彼は恋をしすぎたのだ。察するにだけど、それは強烈な、勝手な言葉を作れば凶烈なものだったのだ、きっと。真面目なようで不誠実だし、諦めているようで捨てきれていない彼の面倒くさい性質を、僕は短いつきあいながらも少し知っていた。だから精一杯応えたいから書けないのだと、そう言いたいのだろう。是非もないか――そう言って引き下がろうとする僕を、しかし彼は引きとめる。
ただね――そう言って言い淀むのは、彼が何かを望んでいるときの癖だ。
「あと半年待ってほしい。それなら書けるかもしれない」
どういうことですか、と訊く僕に、彼は目を閉じ、じれったくなるほどの間を置いて続けた。
「今、もしかしたらある人に――」
惚れているのかもしれない。そう彼は信じられないほどのろのろと言う。彼が拙く雑な、斜に構えた言葉を選ぶときは、大抵が本心だ。
「顔も知らない。本名も知らない。知ってるのはハンドルネームと、その人の作品だけだ。でも、馬鹿馬鹿しいと思うだろうが――その人のモノには惹かれるんだ。僕の境地では至れないモノをその人は手にしている。ソレがたまらなく僕を引きつけるんだ。作品に惚れているのか、その人に惚れているのかも分らない。だから確約はできない。できないが――」
もしソレが本物だったなら書けるかもしれない。だから、僕がそれを見定めるまで待ってほしい――。そう、彼は子供が初恋について問われたようにためらい、声を死にかけのカラスのように低く絞って、すがるような目で僕を射抜くようにして訴えた。
「分かりました。半年だけ待ちます。あなたに幸運を」
僕は笑いだしそうになるのを努めて冷静な態度で抑えると、なるべく事務的な態度で期限を切り、立ちあがった。
ただ、これが本物だとして(そうに違いないが)、これが叶うことはないだろう、と判じた。彼は率直すぎる。あの態度では、その人の前で必要なことなにひとつできないだろう。それがもたらす歓喜でほとんど死んだようになっている彼のままでは。
でも、それでも。
僕は彼にもう一度幸運を祈って彼の手を握ると、ようやっと彼の部屋を辞した。
ストン、というか。トス、というか。
簡単に恋して適当に相槌打って、なんとなく " そういう " ムードになったからやって別れて。
薄めの金髪と黒いリングのピアス。ネックレスと指輪でキメた俺は見るからにチャラ男の分類で。そんな俺に寄ってくる女も軽そうな奴で。体だけの関係の奴だって数えきれないぐらい居たし別れるまでの最速記録は3時間の人だって居る。でもそれが俺で、土に還るまでそーゆー人生かなと思って生きてきた。それが人生なら最後まで全うしてやろうじゃねぇかと乗り気にもなった。
でも、そんな人生の俺に転機があらわれた。
( うわ、..かわぃ.. )
オシャレなカフェの中で友達と笑っている女の子。きっと高校生だろう、制服を着ている。クスクスと本気で笑ってんのか分からない笑い方をする子で、友達と話すのは少し窮屈そうだ。まぁ、初対面の俺が言えることでは無いけど。
友達を待っている、というていで街灯に寄りかかってチラリと女の子を見る。パスタと..抹茶の飲み物を飲んでいるようだ。遠くてあまり見えない。
( あ、立った )
友達がトイレに行ったらしい。女の子はひらひらと手を振って見送っていた。
スっ
「!!」
前を見た途端無くなるハイライト。力を失った頬は唇が真横に引き伸ばされている。ちょっと下がっているかもしれないが。
黙々とパスタを口に入れていく。結構大口だ。作法も特段いいという訳では無い。なのに、只只可愛くて…美しい。
俺の心臓は今までに無いくらい動いていて、鼓動の音が耳から聞こえているようで、え、心臓って体内にあるよね、と再認識が必要になるくらい鼓膜に響いていた。
ペロ、と唇を舐める仕草も、ナプキンで拭う仕草も、飲み物を飲んでちょっとボーとしてまた吸い始めるのも
なんだか全てが愛おしい。
あぁ、だめだな
「連絡先、消さないと..」