『木枯らし』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「木枯らし」
面倒を見ていた子猫が、車に轢かれて亡くなりました。
心の中に、木枯らしが吹き荒れています。
寂しい。悲しい。ショック。渦巻いています。たった4ヶ月の命でした。残念でなりません。
今日のお題「木枯らし」
みんなこんばんは。昨日紹介があったけど、私は歌歩の人格の1人、椿(つばき)よ。みんなは「木枯らし」と聞いてどんなイメージを持つかしら?北風?それとも枯葉?11月とか?私は、そんな単純じゃない。私が「木枯らし」と聞いてイメージするのは、ショパン作曲「木枯らしのエチュード(練習曲第11番イ短調)」
というクラッシックよ。私もこの曲は大好きで絶対にいつか弾きたい曲No.2に入っているくらい大好き。No.1のショパン作曲「幻想即興曲」は弾けるようになったから頑張って「木枯らしのエチュード」を覚えている途中。私は最初、この曲はあまりにも激しくて指もたくさん動くし難しそうだと思ったけど、「幻想即興曲」みたいにスラスラ弾けるまでの道のりを楽しみたいしそれに第一、ショパンが大好きなのに「木枯らしのエチュード」が弾けないとか絶対に嫌だからこれくらいは弾きたいの!!ショパンはそのほかにもたくさんの難しい曲や、有名な曲を作曲している。1番みんなが知っていそうなのはやっぱり「英雄ポロネーズ」とか「子犬のワルツ」、そして「幻想即興曲」かしら?まだ英雄のポロネーズは練習してないけれどワルツ系は全て弾けるわ。
〜ちょっとし椿の独り言〜
歌歩は、姉の影響で幼稚園からピアノを習っているの。私が人格として生まれたのは3年生の時。その時、生まれて来てよかったって思った時がるんだけどその理由が、ショパンの曲を初めて聴いた時だった。私はどのクラッシックの曲を聴いてもやっぱり1番はショパンの曲だった。だからショパンの曲が1番大好きになった。それからいつか、ショパンの素晴らしい曲をたくさん弾きたいと思ったの。それから毎日頑張って練習して小学5年生の時に初めてベートーヴェンを弾いてから、他にも有名な作品を弾けるようにしたいと思ってたくさん聞いて、たくさん学んでそれでたくさん弾いた。難しくて挫折しそうになったけど絶対に弾きたくて「難しい」なんて言葉で簡単に表して終わりにしたくなかった。私はいつか色々なところで演奏できるような、すごい人になりたいけど、それでもその願いは叶わないとわかっている。なぜならこの体(歌歩)が好きなのは「絵」だから。ピアノには残念ながら私と彼岸(ひがん)しか興味を示さない。勿論それは重々承知している。それにピアノを上手く弾けるために私と彼岸は生まれた。あの頃の歌歩の願いは叶ったけど、私はただの人格でしかないから、ピアノの道にはいけない。けれどピアノが弾けることは絶対に損ではないと思う!これだけは確かだと思う。だから、私は毎日欠かさずピアノを弾く。いや、弾いていたい。今も、そしてこれからもずーっと。ピアノはそれくらい私にとって大事であり大好きなものだから。
書きたいことは書いたし今日はここまで。みんな読んでくれてありと。
木枯らしが吹く
体が冷える
木の葉が落ちる
「ああ、今日もマフラー忘れた」
かじかむ指をカーディガンで隠し
首をすぼめる
………。
向こうも同じくらい寒いのかな
いつかこの寒さを抜けて
暖かい日差しが来る
いつかこの寒さの中にいた日々を
懐かしんで
後悔して
時には泣いてしまうかもしれない
だけど、その日々があってこそ
暖かい日差しの幸せを感じる
今あるこの寒さは
あなたの未来を良くしてくれる
ちょっとした試練
弱音を吐いてもいい
時には逃げ出したっていいよ
でも諦めちゃだめだよ
あなたにはあなたの未来が
暖かい未来があるから
「木枯らし」
寒い。
ちょっと前まで
暑いくらいだったのに
もう
季節が変わる。
冬って
いつも
どう過ごしてたっけ?
コートとか
ダウンとか
毛布とか
ちゃんと
引っ張り出しとこ。
引っ越してきて
はじめての冬だし
雪は降らない
と思うけど…
あの
刺すような
冷たい風が
ニガテなんだよなぁ。
#木枯らし
木枯らし
まるでこの世はおしゃまな紋次郎
木枯らし!
木枯らし
木枯らしの吹く夜、私は1人で街を彷徨っていた
どこにも居場所がなく苦しかった。
「誰も、私を辛さわかってはくれないんだ…」
気づいたら、見覚えのない屋敷の前にいた。
驚いていると、ちょうど誰かが屋敷の中から現れた。
黒いローブに、雪のように白い肌、真っ赤な瞳。
やばいと思った時にはもう遅かった。
気づいたら、私は今まであった辛い話を全て話していた。
「あのさ。そんなに辛いなら…もう人間なんか辞めちまおうよ」
「は…?」
人間を辞めたいとまでは考えてない。
「無理にとは言わないよ〜。でも、そんなに苦しく心が血を流しているなら、辛くて仕方ないならさ、輪廻の輪から外れて俺の仲間にならない?」
それに、俺手下を作らないとクビになっちゃうんだよねぇって冗談めかして言った。
彼の手を取ってからのことは、あまり覚えていない。
ただ、私の目の前は赤く染まったかつての同胞で溢れていた。
私は空腹が満たされた気持ちと同時に、もう二度元には戻れない一線を超えたことに気づいた。
苦しい時に差し伸べられる手は楽園か地獄か。
もし人間を辞めてしまおうと言われたらあなたは抗えますか?
ツッコミ?こうさてんに「つっこん」だら、あぶないですよ!ってかあ( ´∀`)次から、少し、作品をつくります。フィクションですので、よろしくお願いします。m(__)m
なんか以前に木枯らしをお題としてやった事あるぞ?
運営さんサボったか? まぁいいや。考えます(2度目)
綺麗になれた時
あなたはきっと美しい
染み込んでしまったシミは
僕の五感を働かせるでしょう
あなたを選ぶ為に
朝焼けの空に
僕はなぜか贅沢らしい
誰かがいると思ったら
きっと、退屈になるのでしょう
僕を助ける為に
淡い風が僕を咎めている
期待するあなたはただの惨め
偽り表情を造り肯定するは虐め
綺麗を取り繕うことが君達の運命(さだめ)
僕達我々。
風が心地よく感じたんだ
全身全霊で
この心で
生きているんだ
そう考えた
#4 木枯らし
北風小僧の菅太郎が来た
木枯らし1号
寒い 寒い 寒い
身体がキューっと縮まる
ふんわり緩んでいたお肉が
キューっとなって
スマートになってキレイになった
木枯らしが吹いて、季節は秋から冬へと変わる。街路樹たちがはらはらと葉を落として、さみしさが増していくこの頃。
そんな中で、とある公園にいつまでも葉を残しているイチョウの木があった。
通る人々は皆不思議がったが、それもひと月もすると、日常の風景になった。
そのうちクリスマスの時期になって、せっかくだから、と、色とりどりのオーナメントが飾られて、イチョウはみごとな黄金色に輝くクリスマスツリーになった。
そのイチョウは満足げにこう呟いた、かもしれない。
「ああ、木枯らしにお願いしてみてよかったなぁ。こんなにあたたかい、人に囲まれた冬を迎えられるなんて」
『木枯らし』
『木枯らし』
日本の太平洋側地域において晩秋から初冬の間に吹く風速8m/s以上の北寄りの風のこと
真っ先に思い浮かぶのはあの曲だ。
前髪が強風のあまり後ろに撫でつけられて
額が露出するだけの歌。
風速7メートル(強風)は木枯らしではないけど
まぁいいや。
こういう寒い日は家で温かい飲み物を飲んで
過ごすのが一番良いと思う。
木枯らし?
真冬の最中に…。えっ…。
秋のイメージなのですが…記憶違いしてる?
手元の辞書を引いてみたところ
木枯らし=晩秋から初冬にかけて吹く風
とのこと。
季節が戻るお題。面白いですね。
さて、どうしましょうか…。
…。
今日は、彼らのお話はお休みして、
雑談にしましょうかね。
────────────────────────
「木枯らし」という文字を見ると「冬の星座」という音楽が頭の中で再生される。
学生時代歌ったよ、という人もいるかも知れない。
私もその口だ。
知らない方のために歌詞を一部引用しておく。
木枯らしとだえて さゆる空より
地上に降りしく 奇しき光よ
数小節だけでも美しい情景が広がる歌詞だ。
詩を構成する言葉一つを取っても美しい。
さゆる空=空が冴え渡ってすっきり見えること
降りしく=敷き詰めたように一面に降る
奇しき=不思議な、神秘的な
歌詞全文を通して、言葉が美しいので
「冬の星座」を知らない方は
是非検索してみてほしい。
言葉の宝石箱のような歌詞が
美しい冬の夜空へ誘ってくれること請け合いである。
木枯らしがビュービュー吹いて、凍える寒さだね
こんな夜、君はどうしているだろう
今夜は、僕はおでんにしたよ
いろいろ迷うけど、やっぱり大根と玉子ははずせない
おいしかった
体があったまったよ
いつか君と一緒に食べたいな
寒い風が吹く
耳がぴりぴりと痛くなる
でもこんな日こそ
自分が生きていると自覚できる
お題『木枯らし』
木枯らし
私が住んでいる地方は木枯らし吹かないんですよー。
あっでも、風が強くて、雪も降ってて、吹雪だったら
・・・最悪なのです。
(みけねこ)
ピュウ。わたしの耳が音を拾う。
もはや冬ではないのか、と思うほど冷たい木枯らしが、わたしの頬も鼻も耳も全部撫でて、過ぎ去っていく。
「もうそんな季節かぁ」
両手を擦り合わせて摩擦熱を起こしながら、わたしは校舎裏を覗いた。
「いたいた」
金髪、ピアス、煙草。おおよそ学校には似つかわしくない若い用務員さん。わたしは密かに番長と呼んでいる。
「ゲ、見つかった」
「焚き火してるー」
「誰にも言うなよ?」
「それ言ってほしいやつ?」
笑いながら番長に近寄れば、彼は違う、と首を振った。
「バレたら俺がクビになるし、お前も共犯で名前出すから、まあ謹慎になるだろ」
「うっわ、最悪。じゃあ言わない」
しゃがんで焚き火にあたる。番長は、ん、とだけ返して、横に置いていたトングを焚き火に突っ込んだ。
まさか。
「やきいも……作ってる?」
「そう。食うか?」
「食べる」
ガサガサ。焚き火の中から、焦げたアルミホイルが出てくる。それがわたしの足下に置かれる。
「熱いから冷ましてからな」
「はーい」
なんだかんだ言って、面倒を見てくれるあたり、番長は優しい。
「もういい?」
「ん」
アルミホイルを取って、やきいもを半分に割る。甘いいもの匂い。湯気が焚き火の煙に混ざって消えていく。
「はい」
半分を番長の口元に持っていけば、少しだけ視線をさ迷わせた後かぶりついた。
「んま」
「ね」
やきいもを食べながら、立ちのぼる煙を目で追う。ピュウ。音がまた鳴ったけれど、寒さは感じなかった。
この人といる時は、木枯らしなんてへっちゃらだから不思議だ。
「もう、終わりにしようか。」
目を合わせずに告げられた言葉が腹の底を冷やす。
分かっていた。いつか振られるのだろうと。
段々と合わなくなっていく視線。
理由をつけては断られたデート。
繋がらなくなった電話とメール。
彼からの言葉は、何時からか温もりを失っていた。
この言葉に答えたら、私達は二度と会えない。
そう考えると、このまま時を止めてしまいたくなった。
木枯らしが私たちの間を走り抜ける。
いつの間に離れていたのだろう。
かつて力強く握られていた左手は、
今も貴方の温度を求めているのに。
人生は季節に喩えられる
僕の今の時期は
春にあたるのだろう
だが
今の自分は
気力を使い果たし
既に元気も力もなく
まるで冬のよう
虚無感に苛まれ
涙ばかり溢れる
もう長く生きすぎた
さっさと消えて楽になりたい
そればかり毎日のように思う
「君、若いね〜」
などと言われても
自分では若いなどと全く思えない
10年後の自分が
生きているのを
想像するのも辛い
僕の心では
木枯らしで
落ち葉が舞い落ちるように
哀しみや切なさが渦巻く
僕には明日が来るのさえも苦しい
秋の日はすぐ暮れるように
自分の希望は一瞬で消え去る
何をしても僕はうまくいかない
人を喜ばせることもできない
自分を認められない
卑屈で苦しくて
そんな自分が憎くて憎くて
殺してやりたい
早く消えてしまいたい
落ち葉が舞い落ちるように
楽に消えられればいいのに
ろうそくの火を吹き消すように
命をさっと掻き消せればいいのに
それでも時折
小春日和の日差しのように
誰かの優しさが心に染みると
まだ生きていてもいい
とほんの少し思うのだ
「木枯らし」
新しい香水が広がるだろう。
【#25】