木枯らし』の作文集

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木枯らし』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/17/2024, 10:14:32 AM

あれは、木枯らしが吹く季節だった。
君と出会って、恋に落ちて。
らしくもない可愛らしい格好をして
幾度も会いに行ったっけな。
寒いのに薄着で行って、
君が上着を貸してくれるのが嬉しくてさ。
残念ながら隣に君はもういないけど。

今の彼とはクリスマスの時期にロマンチックな付き合い方をしたんだ。絶対幸せになれると思ってる。

でも、なぜだろうか。
彼の上着を貸してもらうために薄着をしたりなんかしない。

きっともう私も若くないからなのね笑

─木枯らし─

1/17/2024, 10:13:40 AM

木枯らし

吹き抜ける冷たい風に
コートの襟を立て首を縮こませる

強風に葉を飛ばした木々は
枝と幹を残すのみで
寒そうで寂しそうだと思った

いや

寒いのも寂しいのも自分自身
こんな日はどうしても悲嘆にくれてしまう

せめて空を見上げ
真っ直ぐに歩こう

そう思ったもつかの間
いっそう冷たく吹き抜けた風に
やっぱり身を縮め急ぎ足になるのであった

1/17/2024, 10:12:42 AM

【木枯らし】

最初木枯らしがなにかわからなかった。
木を枯らしているなにかかと思った。

調べてみると晩秋から初冬にかけて吹く強い風の
ことだった。

私はまだまだ自分には知らないことが多いと感じた。
自分の知っている世界はとても狭い。
これからも衰退していくのではなく
誰しもが成長していくのだ。
新しいことを知るには人に聞く、調べるなど
方法はたくさんある。

こうやって人は成長していく。
知らないことは知らないといい教えてもらう。
それが成長への1番の近道なのかもしれない。

1/17/2024, 10:12:16 AM

凍える大地で生まれた風が
あたたかい海を目指して
びゅうと吹く

枯れたりしてない
風は通り抜けただけ
冬芽がふふふと笑ってる




「木枯らし」

#304

1/17/2024, 10:10:12 AM

木枯らし

木枯らし。
僕はこれを見た時木が枯れるのか?と思った。

意味が気になるので調べてみたら、
季節が秋から冬へと変わる時期に初めて吹く北よりの強い風のことだって。

へぇ、勉強になる。
まだまだ知らない言葉が沢山あるんだな。

1/17/2024, 10:09:36 AM

木枯らしが吹く
冷たいし、寒いけど
君と手を繋ぐ理由になり
ぎゅっと握る
君が言う
「そろそろ帰ろうか」
夜のお散歩
温かい、ミルクティーを
飲みながら
この一瞬の幸せを感じた
ありがとうね
今日も一日そばにいてくれて

1/17/2024, 10:09:36 AM

-木枯らし-

先日までまだ暑い日もあったのに
気づけば木枯らしが吹いている
またこの季節がやってきた
君と別れてからの

寒くて孤独を感じる長い長い冬が

1/17/2024, 10:07:28 AM

「木枯らし」

せつない片思い
貴方は気づかない。

1/17/2024, 10:06:43 AM

【木枯らし】

心の中を木枯らしが吹くような
ひどく哀しい気持ちになった
あまりの寒さに耳が痛い
加えて頭も痛くなってきた
この寒空の下
いっそ冷たい空気に溶けていけたらいいと
思うほどに
独りというものは寂しいのだ

1/17/2024, 10:05:04 AM

木枯らしって
晩秋から初冬に吹く風だから
ちょっと今の季節にあいませんね。
お題はどうやって選定されているのでしょうか?

1/19/2023, 12:38:33 AM

テーマ:『木枯らし』




 寒風ふきすさぶ北の大地。陽の温もりを感じさせない曇天のなか、禁忌の森の奥地にその男はいた
 そこにはひときわ異彩を放つ大木があり、男は虚ろな目でそれを見上げていた。

 
 「やぁ。元気かい」


 掠れた声で男は言った。
 村人達が恐れる大木―――“誘いの木”に向けて。

 突然、男は視界が揺れる感覚に襲われた。酷い吐き気を催したが、視界が安定するまでなんとか耐えた。

 すると、誰もいなかったはずの男の目の前に女がひとり佇んでいた。
 その姿は俗世とかけ離れた美しさを秘めていた。
 歳は16ほど。輝くように白い肌と腰まで届く黒絹の髪、幼さと同時に妖艶な雰囲気を漂わせる女は、正面の男を見つめては妖しく微笑んでいる。

 「今日もいらしてくださったのですね」
 
 淡桃色の唇が小さく開き、魅惑の声音が男の耳をくすぐる。それだけで男は絶頂した。初めてその姿を目にしてから毎日こうして会いに来ているわけだが、その度に新鮮なな驚きがある。嗚呼なんて美しさなんだ、と。
 見慣れる気配すら感じられないほどに強く心を奪われてしまったのは、それだけ女に惚れてしまったからなのか。はたまた妖術にでもかかっているのか。
 いずれにせよ、それは男にとって重要なことではなかった。今こうしてその女の存在を感じられることに幸福を覚えていたからだ。


 しかし、と女は言う。

 「私は冬を越えることが難しいようです。もしかすると貴方に会えるのもこれが最後かもしれません」
 
 「そんな……!」


 男は凍った思考を無理矢理うごかし、あらゆる策を提案する。村中の毛布をかき集めて暖めよう。村の食糧庫から食べ物を持ってこよう。
 だが提案する度に女は首を振る。哀しく微笑みを維持したまま、それでは駄目なのですと。

 男は諦めなかった。何か方法はないものか考え込む男に向けて、ひときわ艶めかしく女は言った。


 
 「もし、貴方がそばにいてくだされば、この冬は寒い思いをせずに済むかもしれませんね」


 「……!!」


 
 男が竦んだのは甘い言葉にやられたため。女の目の奥に恐ろしい光が宿ることに気づきもしなかった。


 「あぁ居るともさ。冬を越えるまでと言わず永遠にでも!!」


 「ふふふ。嬉しいです。」


 
 瞬間。冷たい風が吹き荒び、大木の葉を毟り取る。
 すると、女は笑みを浮かべたまま霧のようにすうと消えた。

 禁忌の森でまた一人になった男だが、その場から動こうとはしない。あの女と約束したのだ。ずっとそばにいると。

 
 風が吹く―――
 周囲では木々が生き物のように揺れている。

 風が吹く―――
 男の体温がじりじりと奪われる。

 風が吹く―――
 誘いの木は静かに佇んでいる。



 またひとつ、葉が落ちた。

1/18/2023, 6:33:57 PM

クラスに一人はいただろう

一年中半袖半ズボンで
みんなに讃えられていたあの子

きっとあの子の自己満足に過ぎない
見る人が見ればただの阿呆だと思うかもしれない

経過はどうであれ、大正解だ
だってこんなにも一人の人間の記憶に残っている

木枯らしの吹く季節になると、思い出しては考える

風邪をひいていないか、と

1/18/2023, 4:19:33 PM

ー涙ー

悲しくて涙が出ることは知ってる
寂しくて涙が出ることも知ってる
辛くて、涙が出ることも知ってる

でも、嬉しくても涙って出るんだね
幸せ、と思って涙が出ることもあるんだね

僕は知らなかった
君が教えてくれたんだ

日常がこんなにもたくさんの涙で溢れているなんて

君の涙は世界の誰よりも、綺麗だ

1/18/2023, 10:45:59 AM

木枯らし


窓を叩くのは
誰でもない
人でもない

夜の外を見つめた
花はまだ咲かない
蝶も飛ばない

1/18/2023, 9:59:31 AM

一度は枯れたものたち
渦巻く北風に
ふたたび目を覚まし踊り狂う
これは最後の輝きですか?
足速に去ろうするから
追いかけたくなって
だけど掴まえることなど
誰にも出来なかった


「木枯らし」

1/18/2023, 9:58:45 AM

冷たい空気が隙間から
私の中を通り抜け
寂びし一片 雪がれていく

/ 木枯らし

1/18/2023, 8:35:44 AM

「うー、寒い」
 びゅうと吹き抜けた風の冷たさに思わず身を縮めた。
 冬の気配を運んできた風は、枯れた落ち葉とともに街の景色から秋を連れ去っていく。
「寒いね」
 隣を歩く彼女のほっぺたは寒さで赤く染まっている。
「寒いとさ、あれ食べたくなるよね」
 そう言って彼女が見つめるのはコンビニの明かり。彼女に手を引かれて、その手の温もりに誘われるままコンビニに入った。
「肉まんひとつください」
「ひとつでいいの?」
「うん。あんまり食べると夜ご飯食べられなくなっちゃうから。半分こしよ?」
 そう言って、彼女は買った肉まんを半分に割る。湯気が白く見えるようなほかほかの肉まん。はい、と差し出されたそれを受け取って二人歩きながら食べる。
「おいしいね」
「うん」
 肉まんを頬張って笑う彼女は見ているだけでぽかぽかする。
「早く帰ろう」
 冬の色を纏い始めた街の中、繋いだ手から二人の体温を分け合いながら少しだけゆっくり歩いた。

【木枯らし】二人で身を寄せ合う帰り道

1/18/2023, 8:18:55 AM

あいつは使えないな、
そう言う声がたまたま耳に入りました
ロッカールームです
思っているより仕事が遅かったのでしょうか
資料を渡す時の顔が生意気に見えたのでしょうか
教養のなさが伝わってしまったのでしょうか

心がズキズキして
時計の針を一気に巻き戻して
小さく柔らかな個体へ移り変わり
お母さん、と呼びたくなりました
そんな切なさを抱きました

私が誰よりも知っていることでした

今日も聞こえないフリをして働いています
誰かになりたい
変われるなら変わりたかった
ニュースで見る同世代は天才と騒がれ
私の一年分の役目を1日にして為すようでした
なんなのでしょうか
私って
希望をなくすのは早いと言われる年からは
いつしか遠ざかり
どんどん遠ざかり
期待も落胆も
何も聞こえなくなりました
今日の世界は混乱していて
社会は終わりそうで
私の座る場所はどこにもありません

ただ立ち尽くすしかないから
立っているのです
役割など考える暇もなく
私が私として
仕方なく立っているのです
そこに何の余地もないのです



ーーーーーーー「木枯らし」



寒いと心も寂しくなりますね、
あったかくして過ごすほうがいいかもしれません、、、

1/18/2023, 8:08:49 AM

木枯らし

秋冬のイメージがありますね。
そして僕は美味しそうって思うんですよ。
焦がしと似てるからかな、
そう思いませんか?

1/18/2023, 7:21:04 AM

「おい!どうなってる!現状を報告しろ!」

「分かりません……ただ、隣国からの攻撃だという連絡があります」

「なに?軍事攻撃か」

「はい、我が国に向かって、無宣告の奇襲です」

「くっ、、こんな年の瀬に。おい、全国民に緊急避難警報だ!近隣の住民を優先に、安全な場所へ移動を―――」

「少佐、お待ちください!いま、国境付近から連絡。どうやら今回の攻撃は、何かしらの化学攻撃であると分かりました!」

「な、なに?化学攻撃?」

「はい、ある種の物質を空気感染させる。一種の『ガス』のようなものによる攻撃だと……」

「っ!!『毒ガス』か?!」

「分かりません……ただ、かなりの速度で散布が進んでいるようです。正体が判明するまでは、あまり移動をしないほうがいいかと」

「そうだな。よし、全国民に緊急放送だ!
《隣国より謎の攻撃!『ガス』のようなものだとかんがえられる!速やかに室内にて安全を確保し、外気を室内に取り入れるな!!》」




「……あなた、見て」

「お、おい。何してる、早く寝室に戻ろう。窓の近くは危険だ、何かわからないんだから」

「いえ、あれを見て。あの木よ、ほら」

「え?木がなんだって?…………おい、どうなってる」

「あれだけじゃないのよ、奥の道の街路樹だって」

「!本当だ、全部『枯れ落ちている』……。ついさっきまで黄色の葉っぱが茂ってたのに、全部はらはらと……」

「ねぇ、あなた。いったい私たちどうなってしまうのかしら……。私、怖いわ」

「おいおい、泣かないでくれ。僕にだって分からないよ。ただ、外は危険だ。はやく奥の寝室へ戻ろう。戸締りも確認してな。

……しかし、これは一体、何が起きてるんだ」




「木が枯れている?」

「はい、国境および各地の施設より報告がありました。急速に、国中の森林が、その葉を落として枯れ木になっていると」

「あの『ガス』のせいか?」

「おそらくは、そうかと。今、研究部門が物質の解明を急いでいます」

「……よし。結果がわかり次第、早急に報告してくれ。残りの人員は、国民の避難・保護にまわれ!外出中の国民を、むやみに室内へ戻すな!保護施設の方へ一時避難だ!」



《――ジジッ――ジッ―――
聞こえ……るか……?こち……調査隊。隣国……より連絡……》

「こちら本部、周波数を合わせる―――
よし、調査隊、報告しろ」

《こちら調査隊。隣国の軍事施設にて、今回の攻撃について情報が分かった。
どうやら、『空気感染する物質』を用いた大規模なテロだということは分かった》

「空気感染……、細菌兵器か?もしくは生物兵器?」

《それは分からない、ただ、目的は我が国の弱体化のようだ。混乱を招き、国の機能を麻痺させようしている。政治的な理由もあるかもしれないが……
ん?待て、これは?》

「どうした?何があった?」

《今、施設にて資料を発見した。どうやら今回の攻撃についてのものだ。

“本攻撃による隣国の被害は、ほぼ全ての生命体に及ぶものとなる。動植物の生体機能の一部を停止させるだけだが、近い冬の寒波がそれにとどめを刺す。あらゆる者は、次の春を迎えられないだろう。

作戦名は、―――『木枯らし』”……》



「あなた、もぅ寝ましょう」
「……そうだな。また明日」
「えぇ、おやすみなさい」
「……」
「……」

―ハックションッ!!―


「!!少佐!研究チームより報告が上がりました!」

「なに!よし、すぐに教えてくれ」

「はい!今回の物質に関しての報告書によると……、《空気感染による生体の影響を及ぼし、吸気・接触を問わず感染します。正体は不明で危険な物質と考えられますので、引き続き外出を禁止させてください。ただ、致死性のものではない》そうです」

「……ぉお、それはまず一安心だ。ん?だとするとどんな危険が?」

「それなんですが……報告書には《風邪耐性の弱体化》と」

「ん?風邪?」

「はい……危険な項目にはそれだけが」

「つまり、風邪をひきやすくなる。ということか?」

「そういうことだと思います。本当ならば……」

「いやまて、『国中の木が枯れたんだぞ!』。それだけってことはないだろう。もしかしたらまだ見ぬ危険性があるかもしれない。引き続き調査を――」



「……研究長。あの報告書、あれでよかったんです?」

「何か問題か?」

「いや、いくら致死性がないからってあの書き方だと、強めの風邪ウイルスみたいじゃないですか?」

「……じゃあなんて書けばよかった?」

「……んー」

「よく考えてみろ。報告できるか?あの少佐に。この物質は、『生き物をハゲさせる物質』ですって」

「……無理ですね。我々が国を上げて研究している『ハゲの特効薬』に1番、期待をしてますから」

「まぁ、普段の研究データのおかげで、すぐに物質の解析がでしたのが、せめてもの救いか……」

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