月夜』の作文集

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月夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

3/7/2023, 12:15:43 PM

テーマ:月夜 #115

ーーコンコン
一人の男がドアを叩く。
「月夜の晩にどちら様ですか?」
家の中から老婆が出てきた。
「旅のものです。一晩止めていただけないでしょうか」
「まぁ、まぁ。こんな雪の中…。大変でしたね。
 さぁさ、お入りなさい」
老婆はそう言って男を中に入れる。
「狭い家ですが、どうぞ休んでいってください」
そういった老婆は、男を囲炉裏へと案内する。
そして男に茶を出す。

「月が今日はきれいですねぇ…」
老婆はふと言った。
「おじいさんも、遠くでこの景色を見ているのかしら」
老婆の言葉に男は茶をすすり聞いた。
「おじいさんに会いたいですか?」
と。
「えぇ。でもおじいさんは、あまり早くこっちに来るなって言いそうね」
老婆は答える。
「死ぬのが怖くないんですか」
男は躊躇なく言った。老婆は少しの間じぃっと男を見つめる。
「死ぬのは怖い。でもおじいさんにも会いたい。こんなの矛盾しているって私もわかっているのよ。
でもね、歳をとるたび思うのは、大切な人がいたときが一番楽しいってこと。失って初めて気がつくの。失ってしまったらもう、遅いのにね」
老婆は遠くを見つめるようにして目を細めた。
「あら、ごめんなさいね。私の話なんて聞いても面白くないのに。寝る支度をしますね」
男は立ち上がる老婆を見ていた。何も言わず、じっと。

静かになった家の中。
老婆は布団を敷き眠りについていた。
そこに忍び寄る黒い影。家の窓からのわずかに月明かりに何かが反射する。それは大きな釜だった。
忍び寄る黒い影は、男のものだった。
男は死神だった。今宵、老婆の命を頂戴するつもりだ。
死神は眠る老婆に釜を振り上げた。
ところで静かにおろした。男は何も言わず老婆を見つめ、静かに家を出た。

朝、老婆が目覚めたときに既に男の姿はなかった。
しかし、丁寧にたたまれた布団が男がいたという証明になっていた。
「まぁまぁ、丁寧な『死神さん』なこと」
老婆はそれを見てそう言って微笑んだ。


♡1600ありがとうございます㊗🎉

3/7/2023, 12:14:18 PM

冷たいな
手を繋ぎたい
だけなのに
風邪をひいても
知らないよ
うんありがとう
これでいい
君の温もり
感じてる
離したくない
離れない
あなたは私
2人でひとつ

3/7/2023, 12:13:41 PM

月夜

今日は大きな満月。
月夜の光で街は明るい。
なんか、夜なのに元気が出てくる。
月の光の力も凄い。

3/7/2023, 12:01:36 PM

✨🌛月夜🌛✨

空に浮かぶ月

湖面に映る月

2つの月の真ん中に
あなたとふたり

今宵 舟を浮かべ

ゆらり ゆらゆら〜

月の歌を聞きながら

✨🌛✨🌛✨🌛✨✨
✳️✨✳️✨✳️

3/7/2023, 11:57:26 AM

月夜で思うのは笑顔です

祖父のような笑顔です


祖父の生きてきた中に

どれだけの月が登場したか

月夜は祖父のいた頃を思います

孫の中では1番

俺が一緒に呑んだ…🍀

あなたは笑ってた…🍀いつも笑ってた…🍀

おちょこ おちょうし 醤油多めの冷奴

俺のために酒屋に買いに行ってくれた

俺の好きな…

スーパードライとキリンラガーの瓶ビール🍀

焼き鳥の皮…塩…🍀

アジの開き…🍀 鯵のたたき…🍀


あなた酔いつぶれては…

いつも早く寝てしまうから…

一緒に月見酒は無かったね…



あの日、

長期リハビリの私に

会いに来てくれましたね…

脚が悪いのに…

脚が悪い…俺に…


あの日の夜は部屋から月が綺麗でした…

窓から1人で見た月…月夜…

あの日、じいじ…

あなたは月を見ましたか?

もう酒も呑めないくらい…歳をとってたよね…

ありがとう じいじ…🍀

あなたの俺への最後の勇気が

俺の今になってます

そっちでオヤジと呑んでて下さいね🍀

俺は今が楽しいです🐱(笑)

あなたのように笑って生きてます🍀

正直めんどくさい事も多数ですが…

それも笑えるから幸せだよ…🍀🍀

3/7/2023, 11:53:26 AM

私にとって月夜とは、今と昔を繋ぐ絶景だ。

千年前。この日本独自の文化が生まれた平安時代から、月に関する和歌が残っている。それを残した彼らは月を見て、己の恋心を詠んだのか、ただ美しいと思い詠んだのか。それはそれぞれで違い、とても素晴らしい。

しかし私たちは、月を見ても彼らのような感情はほぼ芽生えない。美しいと思いはするかもしれないが、その先を考えない。それでも私たちは、千年前から変わらぬ月夜を見ている。

私たちのご先祖様は、私たちと同じものを見ていた。
そして私たちは、ご先祖様と同じものを見ている。

千年の時を経てもなお、私たちは空に輝く月によって繋がっている。そうやって千年後、私たちと私たちの子孫が、繋がっていることを願う。

3/7/2023, 11:51:59 AM

お題《月夜》


夜光花が月灯りを浴びて花開く。細く透明な水晶のように澄んだ花弁――それが丘一面に咲いている光景は、どこか非現実で。


まるで夢物語のようだった。



「気に入ってくれた?」



隣にたたずむ翠緑の髪の青年が、得意気に笑った。それがちょっと悔しくて、そっぽを向く。――本当は言葉を失うくらい、感動してしまったのは私だけの秘密だ。


「あらら。お姫様は手厳しいねぇ」


全然、ちっとも気にしてない物言いに腹が立ったけど!


――仕方ないから許してあげる。




「今すぐ、花蜜団子あるだけ買ってきなさい」


「えー太りますよ」


「太らないわよ」




こんな言い合いをするのも楽しいから、許してあげる。

3/7/2023, 11:50:31 AM

月夜

満月ではないけど

さっき今日の月も

いつもより明るめで

綺麗だなと思って見ていた

全く人工の光がない所で

月や星をボーッと見る

そんな一夜があってもいいな

3/7/2023, 11:49:51 AM

テーマ『月夜』

 
 ふと空を見上げた夜。月が見えると、僕の心は軽やかに弾む。
 
 闇に支配された森の中、今だけは世界に二人きり。
 丸い瞳が綺麗だね。そばに行けたなら、優しくぎゅっと抱きしめさせてほしい。

 瞬きしててもいい。半目で眠そうにしててもいい。
 目を閉じていたっていいから、ずっと僕のことを見守っていて。

 君が空に浮かんでいれば、僕はどんな時だって独りじゃないんだ。
 雲に隠れてしまう夜だって、きっと見守ってくれてると信じてるから。

3/7/2023, 11:44:46 AM

月夜

月夜にあなたのつらさや
苦しさを癒してあげたら
と想う…

色々な闇を抱えて
いるのか…

想像を絶するものだから…

でも、

あなたはとても楽しい人
太陽のような人

独特な感性を持った人

今までに出会ったことが
ない…

不思議なパワーを
感じるの…

3/7/2023, 11:36:29 AM

月夜

広い和室の真ん中で
襖の隙間から差し込む月の光に見惚れていた。
そして、周り廊下の冷たさを足の裏で感じながら
雪のように、触れたら溶けてなくなってしまいそうな月を見て、貴方を思い浮かべます。
庭の池には1枚の桜の花びらが浮かんでいる。
私にとって、貴方は桜。
いつか私に春が来たことを、知らせにきてください。

3/7/2023, 11:31:44 AM

暗闇でひとり寂しくないように

     あなたの道を照らしましょう


      嬉しいことがあったなら

   夜空を見上げて喜びを聞かせてください


      悲しいことがあったなら

       美しい天の羽衣を

      そっとあなたの心へと



         今宵は満月


     あなたはどんな1日でしたか


  月夜が優しくあなたを夢の中へと誘います



        おやすみなさい

3/7/2023, 11:29:22 AM

淡く光る雲の隙間から顔を覗かせる月。
今日は満月かな。
明日は晴れるかな。
そういえば、となりに住んでた大学生のお兄ちゃん、元気かな。
そんな他愛もないことを考えながら今日も夜道を散歩する。
夜の風は冷たく私を包み込む。
昨日の風で散ったのだろうか。
昨日まで空に手を振っていた桜の花びらは、今は色を濃くした絨毯と化している。
今日もなんだかんだ良い日だったな。

3/7/2023, 11:25:50 AM

月夜

満月が明るい夜

神秘的な感じがして好きだ。

月明かりに照らされながら歩く夜道

影が濃く出るのにも、気分が上がる。

こんな夜には、不思議な出来事でも

起こらないだろうか。

ひっそり影に妖精や小人がいないかな…

なんて、幼稚なことを考えてみたり。

昔からそういう事を考え

空想話を頭の中で膨らませるのが好きだった。

いい大人になった今も。

月夜の晩には

魔法がたくさん使われていて

いつにも増して、幸せな夢を見れる人達が

たくさんいて

みんな、翌日にはスッキリ幸せに

起きられるんじゃないかと…思いながら

私は、眠りにつくのだった。

乙女な発想かもしれない…クスッと笑いながら。

3/7/2023, 11:23:14 AM

『月夜』

どこかの森の奥深く
不思議な茶会が始まった

タキシードを着たウサギが
お客様をおもてなし

ケーキにドーナツ
ゼリーにクッキー
かわいいマカロン おひとついかが?

猫のパティシエ 大忙し

孔雀が羽を広げたら
小人たちのオーケストラ
小鳥たちのコーラス隊
美しい音色を奏でだし

色とりどりのドレスを纏う
蝶々が妖しいダンスを踊る

どこかの森の奥深く
月夜の茶会
夜な夜な続く…

3/7/2023, 11:21:57 AM

母は私を心底憎んでいた。
「何だか猿みたい」
弟が産まれたとき、4歳の私が呟いた言葉。
その言葉に母は激昂した。
「お前なんかもっと醜かった」
その時から、母は鬼になった。

鬼は私を下女と呼び、すぐに殴った。
弟が欲しがれば、私の物を取り上げた。
お弁当も弟だけ。
弁当を忘れたと言って家に戻ると、一粒のご飯も残っていない。
寒い夜に外に放り出された。
月が出ていた。
その夜から、私は涙を忘れた。

3/7/2023, 11:19:00 AM

幼い日 車窓の景色が流れても
ずっとついてくる月
「お月さまはわたしのこと好きなのかしら」

若い悩みに押し潰されそうな時
遠い月からわたしを眺めてみたら
「自分も 自分の悩みも塵ほどのもの」

悲しみや孤独に身をすくめて歩く夜
見上げた空に月を見つけて
「ありがとう 今夜もそこにいてくれて」

そして今 同じ月を見ているだろう
誰かを思い浮かべる時の
心のあたたかさ 

誕生の時から 地球とその上の生き物たちを
見つめ続けてきてくれたその存在の
頼もしさとなつかしさ




「月夜」

#38

3/7/2023, 11:18:45 AM

ある日、棺の中で目を覚ました。
幸いなことにまだ埋められていなかったので、棺は簡単に開いた。長く眠っていたせいか腰が痛い。
痛む腰や背中をおさえ、立ち上がった。
空は月が輝き、一面に海が広がっている。見渡す限り他の島はない。
海辺には、つたない文字でSOSと書かれてあった。
誰かいないかと私は探すことにした。

少し歩くと、案外近いところに小屋があった。なぜだか私はとてもわくわくしていた。
何か面白いものがあるのではないかと思って。
そっと扉を開けると、錆び付いた金属の音がした。なかには腐食した女性がベッドに横たわっていた。顔も分からなかったけど、私は女性に釘付けだった。
ベッドの横のテーブルに、茶封筒がおいてあった。
おかしい。私の名前だ。私は封筒を開け、中身を見た。なかには手紙が入っていた。

どうか今は安らかに眠って。

たった一文だけだった。
この人を私が寝ていた棺にいれることにした。
女性を入れ、小屋で工具を見つけたのでもうひとつ棺をつくることにした。


-ある日、まん丸な形の綺麗な惑星が見つかったとニュースで報道された。
惑星は小さいが、水も空気もある。とっても狭い島が唯一の陸地らしい。
その後のキャスターの言葉は、耳を疑うものだった。

島には小屋がひとつと棺と思われるものが二つあり、片方は開いていると。
その中には女性の腐敗した遺体が二つあると。

3/7/2023, 11:18:41 AM

深夜二時 月の光に照る二人
潮の満ち干き あなたの吐息

3/7/2023, 11:17:09 AM

輝く月の下
涙を流す君の姿は
言葉にできないほどに美しく
儚かった
紛れもなく君は
あの月夜に光り輝いていたよ

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