『月に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
月に願いを
太陽の下で生きる者は「昼の子供」である。彼らは地に満ちている。
「夜の子供」は彼らと似ているが、幾つかの点で明確に異なる。
彼らは昼の光を浴びられない。そして生物、特に昼の子供たちの血液を摂る必要がある。
長命だが繁殖力は低く、昼の文明の発展とともに食糧(昼の子供が想像するよりは少量である)は入手しづらくなりつつある。
彼らはごく小さな集団で地下に潜み、「自分だけのモノ」との出会いを夢みている。特別に相性のよい昼の子の血液は、彼らの慢性的に続く飢えと渇きを満たし、血を交わした昼の子は長命を得るという。
一人の夜の子が、満月の夜によくある願いごとをした。
「どうか僕だけの人が見つかりますように」
彼は昼の世界では大地主の身分であり、住む土地には野生動物が多く棲んでいる。食事にはさほど困っていなかった。ただ、とても寂しかった。
国立公園のすぐ近く、個人の所有地内に小さな廃坑がある。
時刻が夕暮れ時で運が良ければ、見学もできる。
小さな坑内には、あなたが先程国立公園で見て来たあの鉱石、世界中でもここでしか採れないという青い石がここかしこに煌めいており、夜空を嵌め込んで作ったモザイク画を思わせる。
だがかつて鉱山だった頃に落盤事故があったとかで、それほど奥へは行かれない。
管理人は真昼の空のように青い目をした青年で、穏やかで若々しい。
彼は夕暮れ時になると現れて、迷い込んで来た者にはお茶や軽食を振る舞い、足を捻った者には応急処置をしてやり、近くの町まで連れて行く。居心地のいい宿や美しい場所も教えてくれる。
廃坑の近くには小さな洞窟らしきものがある。入口からは屋根付きの通路が延びており、彼の住むこぢんまりした家の一部と繋がっている。よく見ると、「住居の一部につき見学不可」という、よく磨かれた立札が出ている。
家の側には、よく手入れされた墓がある。
すぐそばには、簡素だが上品な領主館が建っている。持ち主はこの一帯の地主らしいが、姿を見た者はいない。
管理人は、この館の持ち主に雇われているらしい。だが、自分が管理しているのはこの鉱山と農場だけだ、という。
この管理人は自分の遠縁にあたる人である。
ずっと昔、なぜあの洞窟のそばに住んでるの? と聞いたところ、こんな話をしてくれた。
十歳の時、まだ鉱山が動いてた頃だ。あの廃坑で落盤事故にあった。
親父はそこの監督みたいなものだった。ある日息子に職場を見せていたら、そこで事故が起きて死んでしまった。
俺はあらゆる意味で一人になった。つまり、社会的にも独りぼっちになり、無名の小さな鉱山に閉じ込められ、そのことを誰かに伝える術もない。
どれくらいの時間一人でいたのかはわからない。ただ親父の左手の指先だけが見えていて、そこを両手で掘り返そうとしたのは覚えてる。
指が痛くてたまらなくなったところで、一旦ライトを消した。とても疲れてた。
「残念」「残念」
「潰れてしまった。この子じゃ足りない」
何か罅割れた、気味の悪い声が聞こえて目が覚めた。
目の前に誰かがいた。でも真っ暗だからわからない。
「君、大丈夫?」
俺と同じ、子供の声だった。
「…誰?」
すると辺りの青い石が、星空みたいに光りだした。
自分と同じくらいの子が膝まずいていた。髪は黒くて、見たこともないほど綺麗な顔をしている。
「痛い?」
頷きながら、この子はどこから来たんだろうと思った。彼はそう、古い映画みたいに恭しく俺の両手をとると、いきなり指先を口に含んだ。
汚れてるよ、と言おうとしたが、痛みが消えたのに驚いて言葉が出てこなかった。
少し、間があった。
「その人は君の仲間?」
彼は俺の凭れている瓦礫を差した。
父だと伝えると、
「…ごめんね、今の僕には出してあげられない」
そりゃあ無理だろう。
「君一体どこから来たの?」
「すぐ隣から。僕ずっとここに住んでるんだよ」
それから数日、彼は俺の世話をしてくれた。食べ物は林檎、飲み物は何か薬草茶みたいなもの。用を足す場所もちゃんとあり、使うといつの間にかきれいになっていた。彼は身体中の傷に薬らしきものを塗ってくれ、清潔にしてくれた。
それで少なくとも、発狂せずに済んだ-突然父親という存在が消え失せて、しかもその亡骸がすぐ側にあるというのは、子供が経験しなくていいことのはずだ。彼が現実の存在かどうかはどうでもよかった。
彼は外の話を聞きたがった。特に昼の光について。確かに昼は太陽が出ていて、どこもかしこも明るい。でも、昼でも月は結構見えるよ、と伝えると、何故だかちょっと寂しそうな顔をした。
何日か経つと、何だかひどく眠くなってきた。するとまた、夢うつつにあの変な声が聞こえた。
「早く早く」
「死んでしまう、もったいない」
「貴方も死ぬ、我々のように」
「この子でいいから」
目が覚めると彼はやっぱり側にいて、外に出たいかと訊いてきた。
出たいけど無理だと思う、何だかとても眠くて身体が重い、と言った。
「僕のところに来てくれたら、君はずっとゆっくり眠っていられる。でもやっぱり帰りたいなら、君だけなら何とか出してあげられると思う」
帰れるなら帰りたい。父さんに何があったか知らせないといけないから。
そう言うと、彼は綺麗な顔をくしゃっと歪め、僕が連れて行ってあげる、と言った。
「大事な人なんだね」
父と一緒に埋もれてしまった鉱内の地図では、あそこは行き止まりのはずだった。だが彼は俺をおぶって地図にはなかった、細い通路に入ってゆく。青い石がきらきらしていた。
俺は眠くてたまらなかった。彼のところで「ずっとゆっくり眠って」いれば良かったと思った。全身が変に熱っぽくて、震えているのがわかった。ふいに、彼が立ち止まった。
「…昼の光」
そこは細い、本当に細い坑道の出口だった。あと十段ほど登れば、父と通った道へ出る。階段の先には柵があり、隙間から空が見えていた。
「登れそう?」
俺は首を振った。
「帰りたい?」
それには頷いた。
「あのね、僕あそこには行けないんだ。だから、だから、許して」
そう言うなり、彼は俺をそっとおろし、思い切り抱きしめた。思いのほか強い力だった。首筋にちくりと痛みが走り、疲れとだるさが吸い取られるように軽くなった。
また強い眠気-今度はとても快いものが襲ってきて、俺は目を閉じた。夢の中で、彼は何かを繰り返し言っていた。
翌朝、落盤跡(親父の死んだ場所よりずっと手前でも起きていた)の処理に来ていた仲間たちが、古びた「立ち入り禁止」の柵の中で倒れてる俺を見つけた。彼らは一週間近く、親父を探してくれていた。
俺は親父がもっと奥で事故に遭ったこと、亡くなったのは間違いないこと、自分は奇跡的に無傷だったこと、食糧と水を多めに持っていたこと、無我夢中で歩いていたらここにいたことなどを並べ立てた。本当なのは最初の二つだけだ。あの子のことは、誰も信じないと思って言わなかった。あの先は間違いなく行き止まりで、俺のいた坑道の先を知ってる者は誰もいない、そうみんなが言ったからね。みんな親父を悼んでくれて、俺に優しくしてくれた。
俺は独りになったけど、遠縁にあたる人が引き取ってくれた。きみのお祖父さんの従兄弟だよ。引き取られてすぐアメリカに移民して、十年くらい向こうにいた。
夜になると、よく埋もれたままの親父とあの子のことを思い出した。鉱山の中の夜の光も。
いつかあそこへ戻れますように、あの子が何であれ、もう一度会えますように。月の綺麗な夜には必ずそう願った。
願いごと? みんな叶ったよ。
ある満月の夜、俺はここに戻ってきて、幸せを見つけた。それはあの洞窟に詰まってる。ただ、幸せの中にはきちんと覆いをかけて守らないといけないものがある。この家はそのために作ったんだよ。
一人の夜の子が、満月の夜にいつもの願いごとをしていた。
「どうかあの子が戻って来てくれますように」
洞窟の入口に腰掛けて月を見上げる。彼は今でもずっと寂しかった。
旅姿の青年が目の前に立った。
ここらで見たことがないほど背が高くて、がっしりしている。だが目は真っ青で、あの時僅かに見えた昼の光と同じ色をしていた。
二人の住む奇妙な家は、決して日の差さない安全な屋根に覆われ、昼のようにあたたかく明るい灯りで溢れている。夜の子は少し天井が低いことを気にしているが、昼の子は気にならないらしい。
二人は満ち足りて、幸せに暮らしている。彼らが月を見上げるのは、ただ「綺麗だね」と言って微笑み合う時だけである。
月にも願いを込めていいの?
いや月に願いを込めるなんて縁起が悪い気がする
星に願いを込めるのはずっと空で輝いてくれているからだろう。月は欠けてしまう。
いや、まてよ
三日月の時に願いをかければそのあと徐々に満月になっていくから逆に縁起が良さげじゃないか?
縁起がいいとか悪いとかそんなことをいちいち考える自分の中は、もう幼い頃の無垢さと爛漫さは消えてしまったようだ
「月に願いを」
昔、夜になれば月明かり以外なにもなかった頃、
人々が月に注目したのは考えるまでもなく至極当然な事だと思う。I love you の意訳に月が出てきたり、かぐや姫が月に帰っていったりと、特別な存在の象徴のようなイメージで今でも月が使われる。
月は恒星ではない。
太陽の光を反射して輝いている。
太陽の存在無くして光ることは無い、というのはある意味事実だが、朝と夜という対比として太陽とは違う光を放っている。
風呂上がりに何気なく見ていたテレビドラマのせいで、深夜だと言うのに腹が減ってしまった。
ラザニアに、お好み焼きに、ピザ。
そして、ドラマの合間にはビールのCM。
この時間帯に放送して良いと思っているのかっ、と手近にあったクッションを握り締めながらも視線はテレビに釘付け。
意味もなくご飯を食べているドラマ、最近多くない?なんてSNSにポストして。
気がついたら既に朝、テーブルの上に宅配ピザの空き箱と缶ビールが乗っかっていた。
「月に願いを」
【月に願いを】
私は恋をしている。
でも相手には築いてもらえないし、好きになってもらえない。
それを友達に相談したら、興味がないらしく「空でも見上げて神に祈っとけ」って言われてしまった。
でも、もしかしたら叶うかもしれない。
そう思い窓を開けるときれいな満月が浮かんでいた。
「月でも叶うのかな?」気になる反面もあって月に好きな人と両思いになりたいと願った。
次の日、学校に行くと好きな人から告白された。
昨日のことは偶然か奇跡か、分からないけど叶ってよかった!
月に願いを
「星に願いを」という言葉は馴染み深いが、
月に願うことってない
「月が綺麗ですね」は
「私を好きでいてくれますように」
という願いも込められている気がする
「〇〇になれますように」と言わなくても
私の心の底にある密かな願いを
月に見透されているような
そんな気が、する
[月に恋した少女は]
美しく今日は満月だ。でも、少し嫉妬してしまう。
あんなに美しい光だと皆の目にさらされてしまう。
朝方と、夕方だけは私だけが見る特別なもの。
叶うわけがない不純な恋。わかってるけど、諦められないの。声をかけても、見ても振り返ってはくれないでしょう?
夜中にこっそり見てみる。夕方と変わらず、いや夕方以上に綺麗で優美だ。誰のものでも無いけど、私だけのものにしたい。
「高嶺の花に恋しちゃったけど、諦めれないの」
汚れなく、誇り高い貴女がたまらなく好きです。
月のように綺麗で、身分違い。釣り合わない。
わかってるのに…
「お願い、」
願ってみる。
もう見るだけじゃ満たされない。
近くて遠い。
ねぇ知ってる?昔は三日月に願いを込めると、やがて満ちて願いか叶えられるって信じられてたんだよ。 すごいロマンチックだよね~! あっ絶対今しょうもないって思ったでしょ!! もぉ~夢がないな~
そんなことをコロコロと表情を変えながら 話していた君は、今どこにいるのだろうか。
君の家にも、学校にも、お気に入りのカフェにも あの三日月を一緒に見た静かな丘にも、 どこを探しても、もう君には会えない。 頭ではわかってる、わかってるのにな。
何もかも受け入れたくない僕は今日もいつもの丘 にきて、遠い遠い宇宙に浮かぶ月を眺める。 今日の月も君の名前のように美しいよ。 美月、きっと君はあの月より遠いところに いるんだね。 何十年もかけてゆっくりと、長い長い道を歩いて やっとまた、君に会える。 そう、信じてる。信じてたい。
その頃の僕は多分しわくちゃのおじいちゃんで 君は僕の大好きな笑顔で笑うんだ。 僕は失礼だぞって怒るけど、
2人とも 溢れんばかりの笑顔で笑ってる。 多分、これが幸せ。
ねぇ美月、僕を置いてくなんて、ひどいじゃないか。 ずっと一緒だよ!って言ってきたのは君なのに。 僕はこれからどうすればいいのかな。 君の居なくなった世界は、どうしてこんなにも 怖いのかな。例えるなら、真っ暗闇の水の中を 果てしなく沈んでいくような感じかな。 ただでさえ怖いのに息も吸えないんだ。 こうやって言うと君はいつも怒るんだ。 また難しい例え方して!そんなこと経験したこと ないからわかりませーん!!ってね。
それもまた可愛らしかった。 こんな他愛もない会話にも僕は幸せを感じていた。
そういえば、今日は三日月だ。
僕は叶う訳がないと言い聞かせながら、 ほんの少しだけ、三日月にわがままを言ってみる。 どうか、僕の大切な美月を返してください。 せめてもう一度、もう一度だけ会わせて下さい。
日頃からつくづく思うことを三日月に伝え、 自嘲気味な笑みをこぼす。
でも、きっとこう願ったことがある人は少なからず 存在するだろう。
叶うわけがないと、
どこかでわかっていても。
祈りを込めてもう一度三日月に願う。
また会おうね。美月。
私には別にお月さんに叶えてほしい願いはない。
ただお月さんのこれからの無事を願いたい。
お月さんの時間の感覚なら
もう間もなく、夢だの希望だのと称して
破壊と搾取が得意の厄介な生物が
大挙して寄せてくるだろうから。
(月に願いを)
「月が綺麗ですね」
伝わるかわからなかった
伝わってほしかった。
伝わってほしくなかった。
こんな言い回しにしたのは振られるのが怖かったから。
誤魔化せると思ったから。
言い訳ができるから。
僕は案外ロマンチストなんだ。
君になら伝わると思ったから。
素直に伝えるのが恥ずかしかったから。
「ふふっ、私は太陽の方が好きです」
伝わった?
伝わった。
伝わったけど。
期待してた。
君が、思わせぶりな態度を取るから。
君のせいにしている訳じゃ無い。
でも、じゃあ、あれは?
何だったんだろう。
どうして。
期待しちゃうじゃないか。
両思いだと思うじゃないか。
怒ってはいない。
悲しくなった。
僕の片思いだったってこと?
何でこんなに勇気を出して。
告白ってのはひどく緊張するものだった。
振られた時のショックはでかい。
神様。
何で。
願いを。
どれだけ。
叶えて。
どうして。
僕は。
いない。
告白。
どうか。
頭の中がぐちゃぐちゃになって。
上手くまとまらない。
月の明かりで足元が照らされている。
夜だと言うのに見えやすかった。
改めて見た彼女の横顔にまた、恋をした。
神様。
貴方はどれだけ残酷なんだ。
これ以上好きになれないくらい好きなのに。
もっともっと好きになった。
僕の限界を超えさせた。
月が、見ている。
暖かく、優しく。
もしも、月にすがっていいなら。
どうか、僕のこの恋心を消して下さい。
ー月に願いをー
私は太陽のほうが好きです:貴方ではなく別の人を愛しています
第5話海賊さんは良い人でした。(*≧∀≦*)
ミアラム視点
こんにちは、ミアラムです。
今は屈辱的な事に海賊さんに見下ろされて居ます。
ミアラム「…見下ろさないでいただきたいのですけど??」
ロー「…悪かった。お前、名前は何だ」
ミアラム(心の中)『ヤバいヤバいヤバい。えっ、どうしよう。多分初対面で言うべきでは無い事言ったぞ私。…とりあえず自分の名前言おう。うん、そうしよう。』
ミアラム「私はトキタン・ミアラムです。あなたのお名前は??」
ロー「ミアラム屋か…、俺はトラファルガー・ローだ。よろしくな。」
ミアラム『うわぁー、【よろしくな】ってまた会いに来るってことじゃんか。割と好印象っぽいけど何でー??』
ロー「またな。」
ミアラム「えっ、あっ、うん。またねー。」
ミアラム『またねって言っちゃったー!!もういいや…好印象だから攻撃して来る事も無いでしょ。』
くたびれ果てた体に上着を羽織る。
鞄は鉛のように重い。
首と肩が死ぬほど凝り固まっている。いや背中も腰も。手も足も。
体は疲れに正直だ。
渇き切った目の奥の痛みを無視して空を見上げる。
23時過ぎの夜空。
鈍色の雲にぼやけた向こう側には月明かり。
やあ、お月さま。
労働はクソですね。
こんな時間まで働かなくても生きていけるようにならねえかなあ。
叶わぬ願いをぼやきながら、終電のホームを歩く。
ウミガメの泳ぐ宇宙は碧き海
見上げる水面に漂うは
星を透かした丸い月
月を目指して羽ばたいて
カメは願う
毎日お腹いっぱいになれますように
『月に願いを』
れいんが俳句甲子園を目指している何んてーー。心の中の大きな波紋○o。.
蒼さんも言っていたなぁ〜。『時間は有限だヨ~(*^^*)🎵』って。
蒼さんも、他の配信の方と一緒に、歌枠リレーをされていた。
何処か、その日ために準備中だったみたい。
その日は、蒼さんは、気合や緊張感が伝わって来た。本気で頑張ってはるんですネ🌻
挨拶もしたけれども‥‥。の(^_^;)仕方ない。蒼さん、ラジャー<(`・ω・´)
先日、蒼さんのラジオを聴いたら、『あんずさん、来てくれていたネ〜。ありがとう💐』と、何時もの蒼さんだった(´;ω;`)
私は、蒼さんのちゃんと頑張っておられる事情把握していたし、オンエアもちゃんとLIVEで聞いていたヨ。
蒼さんは、時々、関西弁を喋ってくれる。何んか、うれしいヾ(。>﹏<。)ノ゙✧*。✨💐ありがとうでいっぱいになるの。
他流試合は、蒼さんにとっての私でいったら句会のようなものかな〜🤔緊張感ちゃんと伝わって来ましたヨ〜、蒼さん。
これからも私なりに応援していま〜す(*^^*)🎵
さてと、戻して、れいん君が俳句甲子園〜✨何んだか、感慨深いなぁ〜。私たちの知っているれいん君はまだ子供のれいん君。
しっかりものだったよネ〜(^_^;)私のダメなとこも指摘何んかしてさ。ごめんねm(_ _)mしか勝たん(。>﹏<。)
私たちと出会い、れいん君は、俳句甲子園かぁ~✨大きな夢の一つだネ〜。蒼さんなら、柑橘系🍋の声できっと、ガンバレ〜れいん君(。>﹏<。)と、
まっすぐに応援されるはず✨💐蒼さんは、そういう方何んだ。
私は、何がしたいの??どういうテーマで、物語を紡ぐの。Why?!
あの頃の日、出会った鏡の中居のセカイのまやかしの杜で出会った方の縁や、不思議なセカイが、私たちの『虹の🌈の向こうに』を花💐や⭐や草や、みんな、長いまやかしの杜までのルート迄応援してくれたっけな~??お姫まのかすみさんのかすみさんの友達の巫女さんのしのぶさん。応援に来て下さった川柳教室の先生たちや仲よくしてもらった仲間の方。
ちょっと、ルーズなサンタ🎅さん(^_^;)、でも、クリスマス🎄にソリに乗せて下さいましたよネ。(。>﹏<。)星⭐やお月さま🌛に手が届きそうな感じがした。
リハトやリハトの師匠が作ったデカいケーキ🍰も。木田くんの念願の高橋悟君のとの余興のメロキス🍈(。>﹏<。)サンタ🎅さん笑っていたなぁ〜www
れいん君、頑張ってたんだよネ(*^^*)🎵🌻 🎵青空鳴らして踏み出そう夢いっぱいの希望の歌。心が想い描いたらね。新しいページが始まるヨ📖🎶ーー
確か。ワンダーのマーチ🎵🥁蒼さんが言っていた『あんずさんは、不思議人やな~(*^^*)🎶って、それで、イイのかな??私らしくあれ(。>﹏<。)嬉しかった(。>﹏<。)⭐🎵🌻
終わり
『月に願いを』
「お月さまにはね、うさぎさんがいるんだよ!」
屈託のない笑顔でそう言うあの子の頭を、ぽんぽんと優しく撫でたのは、いつのことだったか。
あの柔らかな髪の感触と、私の手に収まってしまうほど、小さな頭の形を、今でも覚えている。
「大きくなったら、お月さまにいるうさぎさんに、会いに行くの!」
無邪気なあの子の未来は、ずっと続くと思っていた。
もし、本当に月に兎がいるのなら、あの子を連れ去ってしまったのですか?
会いたいと言っていたあの子を、迎えに来てしまったのですか?
綺麗な円を描く大きな月に、「あの子を還して」と、何度も何度も強く願った。
三日月の続き
月に願いを
私 滝本月菜(たきもと.つきな)16歳
高校1年生
私には、願いがあるそれは、私が所属する
黒魔術研究部を存続させる事
しかし現実は厳しく部員は、私一人だけ
顧問の先生はのほほんとして良い先生だけどこう言う時には、あまり役に立たない。
黒魔術 またはオカルト 超常現象でも可
とにかく神秘的で不思議な出来事が小さい
頃から大好きだった私は皆が怖がる
お化け 悪魔はたまた吸血鬼などが
大好物である。
人々には馬鹿にされるけど私はそう言う
現象に一度で良いから出会ってみたい
「そんな事 現実に起きる訳ない
そんなの当たり前じゃん」と言われるのが
殆どそんなの分かってると納得するのは
簡単だ だけど私は信じたい
悪魔や吸血鬼お化けと言う存在を
だから私は願った
綺麗な満月の晩 窓越しで手を合わせ
一生懸命に....
(神秘的で不思議な出来事に出会わせて下さい) そうして月の神様は、
私の願いを聞き届けてくれた。
そう私の学校に転校生が来たのだ しかも
7人も....
私のクラスにもその転校生は割り振りられた。
赤髪と焰の様な瞳のサラマンダー君
怜悧な氷の瞳と青髪のグエル君
黄金色に輝く黄色髪のバーナード君
この三人が私のクラスに転校して来た。
三人の人間とは思えない整った顔立ち
男女問わず魅了するその容姿に私は
予感めいた物を感じた。
クラスの皆に囲まれ当たり障りの無い質問に笑顔で返すサラマンダー君
気怠げに返すバーナード君
何かを吟味する様に一人一人に視線を向けるグエル君
私はその三人をじっと凝視していた。
そして青髪の青年グエル君と目が合った。
私は盗み見していた後ろめたさから
ぐるんと首を大げさに逸らしてしまう
変に思われたかなあと心配してまた覗き
込んでみるが変わらず会話は続行されていた。
私はあの三人を見て欲が出た。
あの三人を黒魔術研究部に勧誘したいと
そしてこれは勘でしか無いが
あの三人を巻き込む事が出来れば
神秘的な出来事に出会えるのでは
無いかと言う想いが私の頭を駆け巡った。
放課後
「やはり考え直した方が良い!人間の
学校に通うなど」眼鏡をかけた緑髪の
青年が眼鏡を押し上げながら言う。
「え~でももう入っちゃったし!
後は卒業するまで楽しむだけじゃん」
サラマンダーが両手を横に上げながら
言う
「しかし人間って何でもかんでも知りたがるよねェー僕もう疲れたよ~」
バーナードが欠伸をしながら応える。
「でも美味しそうな人間も何人か居たよ
少し位 血を吸ってもバレないんじゃない
疑われたら都合の悪い記憶をけしちゃえば
良いし」グエルが物騒な事を自然と呟く
「グエルそう言う発言は慎め誰が聞いてるか分からないんだぞ!」
眼鏡を掛けた緑髪の青年
アカーシャがグエルを窘める。
「アッハハハ!とか言ってアーちゃん
自己紹介の時緊張してたじゃん!
横で聞いてた俺様 噴き出さない様に
するの苦労したぜ!」
紫髪の青年ヴァルドが大口を開けて
アカーシャを揶揄する。
「黙れヴァルドお前こそ何だあの不遜な
態度は完全に目立ってただろうが!」
「こそこそしたって仕方ねぇって
第一印象で舐められたら終わりだろう!」
五人の会話の中最後に呟いた顔立ちの
よく似た双子の銀髪の青年二人
「ねぇ.....これ....」「拾った....」
「何だカイル カインまた何か拾ったのか
お前ら二人は良く物を拾って来るなあ」
アカーシャが呆れた様に双子を見る。
其処には黒魔術研究部 部員求むと
書かれたチラシがあった。
「黒魔術?見るからに怪しい?」
「僕達を滅するために作られた敵対勢力とか?」
バーナードとグエルが疑いの目を向ける。
「へえ~人間の中に僕達を敵に回そうって言う勢力があるとはね」
サラマンダーが面白そうな表情で言う
「あるいは俺達の他にも人間界に降りて居る同族が居て俺達を追って来たか
窘めに来たか矢張り無闇矢鱈に人間界に
降りたのが間違いだった」
「面白そうじゃん敵状視察に行こうぜ」
ヴァルドが立ち上がる。
その行動を見て五人も立ち上がる。
唯一人アカーシャだけは....
「全くヴァルド何でお前は無茶な提案しか
しないんだ」そう言ってアカーシャも
立ち上がる。
それを見てヴァルドはニヤリと笑い
「決まりだな!」
こうして7人の吸血鬼の勘違いから
一人の人間の少女との交流と言う邂逅が
始まるまでそう時間は掛からない。....
月に願いを
たくさんの願いや思いが
優しい光となって夜空を照らし
温かい幸せが
きっとあなたのもとに
届きますように
「星に願いを」とは聞いたことがあるけど、
月ってのは、聞いたことがないような・・・。
星はたくさんあるけど、月はひとつだから
効き目がありそう。
どっちにしろ、願いがかないますように!
#14 月に願いを
私は都内の会社に就職がきまり、彼は地元で専門学校に行くことにした。
遠距離恋愛なんてする柄じゃない。
燃えるような恋愛じゃなかった。
サークルでなんとなく、お互い虫除けのような関係で付き合ってた。
それが解消し、友人に戻る
建設的な別れだ。
都会へ立つ前に彼は
「君の成功を月に願っておくよ」と言った
月は不実なもの、満ち欠けを繰り返す移り気な心とジュリエットは言ったんじゃなかった?
普通は星に願うんじゃない?
と、思わず可愛くない答えをしてしまった
彼は苦笑しながら
「さすが
こんな暇つぶしみたいな演劇サークルで硬派にシェイクスピア研究をしてただけあるね」
愛を誓うわけじゃないからね。
あまり星も見えない都会に行く君に、同じ月を眺めて元気を祈ろうかと。
そう言われてなるほど、と納得しつつ
どこか自分が悲劇のヒロインよろしく
別れに酔っていたのだと気づいた
§月に願いを
月に願いを
うまくいきますように。
早く終わりますように。