『暗がりの中で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「暗がりの中で」
〜拝啓ロン様
いかがお過ごしでしょうか。
あなたが仰っていた「あるもの」
それが何か、私はまだ見つけられておりません。
早くあなたに逢いたいです。見つけたら、すぐに向かいます。〜
「カタン」とペンを置く音が鳴り響く。時計を見ると昼の12時をすぎていた。
「もうこんな時間…」と言いながら、アンナはある場所へ向かった。
〜「ロン様、あなたが亡くなられてから私はずっと孤独の奥にいるようです…まだお昼だと言うのに、周りが暗いのです…早くあなたが仰っていたものを見つけて逢いたいです。」〜
彼女の声はとても淋しく聞こえる。
「逢いたい…逢いたい…泣」
彼女のすすり泣きも、暗がりの中で広がっていく。
彼女の涙の粒も、暗がりの中で静かに消えていく。
作中人物
ロン:アンナの彼氏。物静かな性格だが、いつも虐められていたアンナを助けていた。
アンナ:ロンの彼女。とても内気な性格で、虐められても我慢してしまう性格の子。
私(筆者)がこの文を通して伝えたいこと
〜あなたの友達にも、孤独と感じている人がいるかもしれない。〜
本文のように自分が孤独となってしまったら「周りが暗くなる」のでは無いかと思っています。つまりは、「希望の光だとか、あるのに見えなくなるのでは無いか。」ということです。
実際私はいじめを経験してきて、いまだにいじめの内容を覚えています。
やる人は「ただの遊び」と思っていたとしても、やられた人は一生記憶に残る''悪い意味''での一生の思い出となります。
最悪の場合、自ら命を絶つ人も出ています。
この文ではお題が「暗がりの中で」ですので、そんな重くはしていませんが、皆さんの心にちょっとでも響いてくれたらなと思っています。
『暗がりの中で』
真っ暗闇の中に色とりどりの淡い光が灯っていて、その中を仄かに発光する錦鯉が自由に泳ぎ回っている。
踊るように。
歌うように。
楽しげに。
時に、迷ったように。
狂ったように。
あるいは、悲しげに。
でも、力強く、逞しく。
サカナクションを聴く時の私の中にあるイメージ。
作品No.211【2024/10/28 テーマ:暗がりの中で】
暗がりの中で、スマートフォンのライトを頼りに、せなけいこさんの『ねないこだれだ』を読んでみました。
一応大人の私でも、こわいです。今、二十三時半過ぎだし、そんな時間まで起きてる私は、きっとおばけにされちゃいますね。
この本の作者、せなけいこさんの訃報が発表された今日。
ご冥福をお祈りいたします。
真っ黒!?
まるで私の心みたいやわ~!笑
暗がりの中ではなんも見えへん。
せめてあったかい灯りが欲しいわ。
#『暗がりの中で』
No.8
暗がりの中で、ただ愛しいと思ったものがあまりにも私の害悪だったということに気付かぬふりをし続けて。愛していますと言い続けられることに満足のふりをしていました。金と、時間を捧げれば、私にまともに笑顔が向いた。その喜びは、光の中で寝転べる人には生涯知ることができないと思うんですよ。
すごく、幸せなんです。それしか言葉がないことが、悔しいくらいに。私の唯一であると思い込めるキレイな世界でした。
それは僕の知る幸せを甘受している人々と似た笑顔をしていました。
浮気者の旦那をそれでもいい生活をさせてもらっているからと笑うあの奥さんと同じ目をしていました。
僕はあの奥さんのことを幸せものだと思い込んでいたのですが、そうするとこいつのことも幸せそうだと思い込まなければいけないのでしょうか。僕はわからなくなりました。
暗がりの中で
一人暮らしを始めてから、夜が心細い。家を出る前はそんなことも考えず、ベッドに入るとすぐ寝てしまう私だったのに。なぜだろうか、。
そんなある日、いつもよりも胸がざわついて眠れない暗い夜が私に訪れた。不安で押しつぶされそうで、目を閉じてもなかなか寝付けない。どうしようと思ったが、しばらくベッドの中で考えているうちにふと思った。
もういっそ、起きていようと。
私はベッドから出て、カーテンを少し開けた。外から月明かりが差し込んでくる。
まるで私を光が優しく包み込んでくれるようだった。
次に私は、どこからか持ってきた古いダンボールからあるものを引っ張り出した。それは、昔お母さんに読んでもらっていた絵本。小さい頃のお気に入りだったからこれだけは捨てずに取っておいてたんだったけ。
ベッドに腰かけ、月明かりを頼りにページを開く。
絵本は私に素敵な世界を見せてくれた。大人になっても絵本はいいなと改めて感じる。
しばらくして絵本を読み終えると、少しウトウトしてきた。私もまだ子供なのかな、と思いつつもいい夜を過ごせた満足感を胸に、ベッドに思いっきり横たわった。
そんなある暗い夜の、楽しい大人の時間を過ごした私のお話。
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暗闇で光るあなたの目
もう一度前みたいに光が宿ることを願っているのに
叶わなかった
とても悔しい
でも仕方のないことなの
あなたの意思を尊重したい
今までよく頑張った
お疲れ様
あなたはいつでも光っている
【書く練習】
昨日、はじめて書くのを忘れてしまった
毎日書くことを唯一のルールとしていたのに
そのくらいのことをちゃんと出来ないでどうするんだ
【紅茶の香り&暗がりの中で】
目が覚めると辺りは真っ暗だった
はて、眠る前は自室のベッドだったはずだ
いつも怖いので豆電球をつけて寝たはずだが…
寝起きで頭が回らない
見渡す限りの闇
手を伸ばしても何も触れない
耳を澄ませても何も聞こえない
なんだか自分の輪郭が曖昧になってきたような気がした
背中がじわりと汗ばむ
ふと、よく知った匂いが鼻をかすめた
パンの焼ける匂い
淹れたてのアップルティーの香り
次の瞬間、一瞬で視界いっぱいに光が差し込む
いつまで寝てるの、早く起きなさい
呼び起こす声に、自分の輪郭がはっきりとする
手にはシーツを握りしめ
鳥の鳴き声が聞こえる
そして、紅茶の香り
私は大きくため息をつき、勢いよく起き上がる
暗がりの中で、一人縮こまって泣かないでください。
悲しい気持ちがあるのも分かります、不安なのも分かります。
けれどどうか、だからと言って自分から苦しみに向かっていくのは、止めてほしいのです。
貴女は多くの人に愛されています。
そんなひとをつらいところに追い込むのは、誰も望まないことなのですよ。
ト・キ・メ・キはいつだって暗がりの中で
嗚呼、なんてス・テ・キな人なのでしょうか
赤い糸をタ・ド・ル先にあなたがいると
信じてヤ・マ・ナ・イ雨とあたし
〜高校二年生の女子生徒より〜
【暗がりの中で】
姉のなぎさは、上京して一人暮らしをしているときに、大きな地震に見舞われた。
しばらく停電が続いたほどの規模の被災で、暗がりの中何日も不安に過ごしていたと思うと俺は気が触れるかと思った。
俺はシスコンだ。なぎさのことを偏愛している。
二つ年上のなぎさは昔から可愛くて、自慢の姉だった。無邪気で優しくて人を疑うことを知らないーー控えめに言って、天使。
そんななぎさだから、小さい頃から周りが放っておかなかった。俺は、小学校の頃からからなぎさに近づく男は排除してきた。気を引きたくて、なぎさをいじめようとしたガキどもはトイレの個室のドアに細工して閉じ込め、上からバケツ水をぶちまけてやった。焼却炉に、うちばきや学習道具もぶち込んでやると、気味悪がってそれ以上なぎさに関わらなくなった。
もちろん、尻尾なんか掴ませやしない。俺はそんなヘマはしない。
中学、高校とも、そんなふうに陰になり俺は不埒な輩を駆逐してきた。その頃になると、携帯などのツールを持てるようになったから、監視や駆除は前よりも楽になった。
俺の尽力あって、姉の貞操は清らかに守られた。ふたつ違いなので、姉が先に卒業してしまい、寂しかったが、致し方ない。
大学進学を俺は心待ちにしていた。
親元を離れ上京して、姉と二人暮らしをするのだと、以前から計画していた。誰にも邪魔されない、二人だけのパラダイスーー姉を、独り占めできる。ずっと。
考えるだけで、胸が震えた。
……俺はヤバいやつなのかも知れない。姉が好きすぎて、頭がイカれてるのかも知れない。
でも、それもいい。
一つだけ失敗したと思っているのは、姉が先に大学進学を決め、2年ほど一人暮らしをした時に、恋人ができたらしいこと。
姉は家族には打ち明けなかったが、ーー短い間で破局したみたいだが、それでも俺は悔やんだ。特定の男と親密な関係にさせてしまうなんて、いくら姉の元へ駆けつけられなかったとはいえ、なんたる失策。
姉が誰か他の男の腕に抱かれてると思うと、おぞけがする。ーーいや、姉のことだ、そう易々と恋人に体を許すとは思えない。
真面目で清廉な人なんだ。
「マサムネ、なにぼーっとしてるの」
なぎさが俺に尋ねる。
いや、と俺はかぶりを振る。
「別になんでも」
俺は答える。そして、なぎさを見ながら思うのだ。
……いざとなれば、今は、産婦人科で処女膜再生手術とかも簡単にやってくれるだろうし。大丈夫だろう。
「なんでもないよ」
俺はなぎさに笑いかけた。
#暗がりの中で
「柔らかな光4」
この道を真っ直ぐ行って、ふたつ先の角を左に曲がって、狭い路地裏を進んで。
そうしていればうす汚い看板が見える。
社会に馴染めなかった者たちの溜まり場のようなバー。
そこが今の俺の居場所だ。
暗がりの中で
暗がりの中で 目を覚ます。
えっっ
どゆこと!?
今、何時?
ちょっと昼寝のつもりがもう夜じゃん。
こわー。
「暗がりの中で」
触れた右手が捉えた
そっくり でも違う温度
見慣れた形を掌が描く
暗闇でも ちゃんと解る
君はこんなに側に
暗がりの中で
ポラリスが輝く居場所
気持ちが浮上する
大切な形
眠れない深夜の暗がりで私は考える。
明日のこと
今日の失敗
将来の不安
気になる人のこと
でも、私は思い出す。
自分がこの大きな宇宙にある地球という星にいる一人の人間だと。
今も広がり続ける宇宙から見ると、私なんてちっぽけな存在だ。
そんな小さい悩みなんて気にすることはない。
楽しいことだけを考えて、そろそろ寝よう。
「暗がりの中で」
暗がり、、暗闇じゃないんだ、、、
なんか書くことが思いつかないのでここまでで。
寒い、寒い寒い寒い寒い寒い寒い。暗い暗い暗い暗い暗い暗い暗い。怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。暗がりの中で誰かがわたしをみつめてる。
「何度も壊そうとした」
「…何を?」
僅かに聞こえた微かな言葉が耳に入り、聞かずには居られなかった。
「何だと思う?」
ペン回しをしながら問いかけられる。そんなの知るわけが無い。回しているペンでも壊そうとしていたのか。だったとしても人の力で簡単には壊れないと思う。
「心をね、壊そうとしたの」
全くの的外れの答えに開いた口が塞がらない。きっと、今変な顔をしているに違いない。それほどまでに、斜め上の内容で驚いたのだ。
「的外れすぎてビックリしちゃった?まぁ、そうだよね。私とあなたって、今日が初めて喋るし。お互い何も知らないんだからさ」
考えてたことがバレて焦ってしまう。
キミと話すのは今日が初めて。しかも、こんなに面と向かって会うのですら今日が初めてなのかもしれない。それ程までに、キミという存在に出会ってこなかったのだ。 そんなキミが壊したい物が心だなんて。今日であったばっかりだから、関係ないかもしれない。でも、聞いてしまった以上は気になるっというものだ。
「なんで、その…心を壊すの?」
「暗闇の中にいるのが疲れちゃったから」
キミはこう紡いだ。
心の壁。それをずっと感じて生きてきた。
何をするにもその壁が立ちはだかり前には向いて進めない。思考も行動も全てが制御された。
まるで、卵の殻。
少しのヒビで心が割れて崩れていく。
内側からは固くて外には出れず、外からの刺激には脆い。
殻に閉じこもり、外の世界とは拒絶する。
「つまりね、私は暗闇の中で……暗がりの中で1人だったわけ。それは、これを話したあなたがいたとしても。世界から必要とされない私はね、おさらばしようかなって。物語みたいに、めでたしめでたしで、終わるの」
にひひっと笑いながら喋るキミの笑顔は何処か儚いものだった。 本当にキミは消えようとしていたのが分かる。それを止める権利なんてない。人でなしと思われるかもしれないが、キミの決めた事なら尊重すべきだろう。
「だから、止めないでね。私の唯一の汚点は、あなたに聞かれていたことかもしれないな。じゃあ、私はいくね。あなたも早く”答え”を見つけなよ」
これが教室の1番後ろの窓際に座るキミとの最初で最後の会話だった。
「この暗がりの世界で、あなたが壊したいものを見つてね」
暗がりってあまり使わないな。まぁ、いいか…?
後、ここハート押せるだね。初めて知ったよ。いつも見てるだけだったからね。今度、好き!って思ったら押してみる。私にもお気に入り登録?が導入された。遅いよね、、通常運転なんですけどね。sns系?には疎いです。今後ともよろしくお願いします。それから精進します。…結構?いましたね。いいね押してくれる方がありがとうございます。私情から入る、そして長い…でも話したいことあるけど現実では話せないのが私の課題だね。今度練習したほうがいいのか…したほうがいいよね?みんなどうやって攻略してるの?そんな甘いこと言っているから前に進めないんだよね、知ってる。頑張ります。
さて、今回の題材〜?
暗いとね、カタカタ音がするんですよ。何がって?文鳥さんです。決して、迷惑ではないのよ。逆に音がしたほうが安心できるりそして寝るが今「暗がりの中で」とりくんでいることだね。ありがとう。
「暗がりの中で」