『暗がりの中で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
彼女は
いつも
一人で沢山のことを
抱え込んでいた。
子供だった私には
理解出来なくても、
いつも、悲しい
背中をしていた事、
辛いんだ、
って
何となくわかった。
だから、
彼女が
困るような事は
言わなかった。
それは、
ある面
子供らしい我儘だったけど、
その我儘が
言えなかった。
甘えたい。
お友達が持ってる
お人形が欲しい。
お菓子食べたい。
全て、我慢した。
ある日、
キッチンの明かりが
消えていて、
彼女は
一人
暗がりのなか
背中が震えていた。
床が濡れてた。
しばらくして、
彼と
別れた。
私達は
彼女に引き取られ、
それからは
彼女は
必死に働いた。
それだけではなく、
自分のやりたいことも
やり遂げた。
彼女の
本当の強さを見た。
あの
暗がりのなか
彼女の姿を
見たからこそ、
頑張る
姿勢を学ばせてもらった。
貴方は、
1番尊敬できる。
女性。
母よ、
ありがとう
遠い空から
見守っていて。
暗がりの中で、怖がっているのは誰?
桃の花? くたびれた空想? 子供心?
サーカスのブランコに乗る茶色の曲芸師。赤白の道化は、スポットライトの灯りに照らされて、浮かび上がる、男女の影二つ。赤い鼻、白く塗られた顔。涙を垂らした頬。青白いリボンに命綱も付けず煌めく女の肢体は、するするとリボンを巻き付けながら、器用に昇降する。火の輪くぐりのたてがみのライオンは、もう一匹の雌ライオンと共に、盛大な拍手をうけるように調教されている。そうして、最後に現れた団長は恭しく礼をする。帽子を取った姿は禿頭。赤ら顔の鷲鼻は、盛大な喝采を浴びて。
夜。
暗いお祭り会場にテントを張ったサーカスは、絢爛にお祭りを祝う。
ハロウィンの夜は何か人でないものがやって来る。ジャック・オ・ランタンの顔をした観客が、紛れ込んでいないかい? あっちの男は、幽霊みたいに首が取れてやしないかい? それに、あの子供は奇妙なお面を被っていないかい?
皆、一斉にサーカスが終わると、テントの外へと飛び出した。
ケタケタ笑う、にやけ顔の男。
月に吠える人狼は、おそらく何人か食った後だ。
最近狐の嫁入りの季節も終わったというこの頃
なぜかしら雷雨が多いですね。
私の住んでいる地域では雷と雨が昨日すごかったです。
部活から帰ってきて美容室に行って。
日が沈みなりつつある時間だったのですが
曇っていたせいでさらに暗がりの外。
雨振りそうだね。雷なるんじゃない?
などと母と話していたら
美容室に着いて間もない頃
暗がりの空をある明かりが照らしたんです。
そう、雷。
はじめのうちは光るだけで音はならなかったんですが
少しずつ近づいてきて
そのうち雷雨になりました。
雷得意ではないので光ってビビるの繰り返しでした...。
寝るときに暗い部屋で光るのも嫌ですね..。
空でいつまでも煎餅を食べないでほしいです。
【暗がりの中で】28 kogi
暗がりの中で
暗いところにはいい思い出がない。
暗がりの中でハリネズミのように身体中の神経を尖らせて、気づかれないように息を潜めていた。
見つかったときのためにと重心を片足に掛けて。
追いかけ回されるのは嫌いだ。
鬼ごっこなど逃げるのが趣旨の遊びじゃなくて、命や尊厳を奪おうとする心ない人から逃げるのは本当に心臓に悪い。
足が遅いことを何度も呪った。
足音に耳を傾け、無駄に発達した嗅覚で警察犬か何かのように人の動向を探り、身を隠すことに最大限の努力をすることで身を削っている。
ストーカー、殺人鬼、父親。
暗がりの中でも、敵意ははっきりとにじみ出る。
私を害することで得られる喜びがあるのかもしれない。
それでも、私は追いかけ回されるのは嫌いだ。
人間扱いされたくないのに、殺されたくない。
そんな自分が一番嫌いだ。
暗がりの中
幾望の光が部屋を仄かに明るく照らす
満月へ向かう月のエネルギーを
レースのカーテン越しに感じながら
今夜は静かに眠りにつこう
彼女は暗がりの中で一人佇んでいた。彼女はこの場所に来るのが初めてではなかった。この場所には、彼女が大切にしている秘密があったからだ。
彼女はふと、後ろから誰かの気配を感じた。振り向くと、彼がそこにいた。彼女は彼に驚き、声を上げそうになったが、彼は優しく口を塞いだ。
彼は彼女を見つけた瞬間から、彼女のことが気になっていた。彼女が何かに悩んでいることを察知し、彼女を見つけるためにここに来たのだった。
彼は彼女に寄り添い、彼女の話を聞き出すように優しく語りかけた。彼女は彼に全てを打ち明け、彼女の秘密を明かした。
彼女が彼に心を開いた瞬間、彼女は彼に恋をしてしまった。彼は彼女に優しく微笑み、彼女を抱きしめた。
暗がりの中で、彼女は彼との出会いに感謝し、彼に心を許した。そして、彼女と彼の物語が始まったのである。
暗がりの中で
貴方に会えたら
どれだけ幸せだろうか。
暗がりの中でテレビも点けずに、小さな間接照明ひとつで過ごす。
目を瞑り足を投げ出して今日あったことを考える。
朝起きて仕事してそのまま畑へ行ってドロドロで帰って来てシャワーとご飯を済ませて。
何したっけってなる。
「じゃあ、今から何しよっか。」
頭の中で無邪気な誰かが言う。
大人になったら消えると思ったのに、この声は何時まで経っても素直で楽しい事をさせたいらしい。
「何しよっか。」
ゲームする。
そして畑作る。村人にあげて人口増やすんだ。
そして就職させる。
わたしは悪徳ハローワークになるんだ。
そしたら明日は仕事休みだから。
パン屋さんで買ったドーナツ食べて、美味しい紅茶飲むんだ。
良いだろ。
「ふふっ、楽しそう。」
#暗がりの中で
#暗がりの中で
ここ、どこ__?くらい…怖いよぉ…
__さんっ、!助けて、!!
暗がりの中、自分は暗がりの中で1人
___彼の名前を呼んでいた
#あとがき
暗がりの中…って考えると、
虐めや、タンスの中とかが思い浮かんでくる…(笑)
こんばんは!
今回の投稿はどうでしたか?
これ書きながら、ヒプマイのあるキャラが思い浮かびました(笑)
んーーー…以上!!!
書くことがない!!(笑)
では、おつ!!
~ 72 もっと読みたい!ありがとうございます!~
(2023/10/28 19:22:12)
雲切れて 君の輪郭浮く
月のスポットライトに刺された心臓
#短歌 #書く習慣 20231028「暗がりのなかで」
暗がりのなかで
君の仕草全部
わらってほしいと願い
この世に生まれてきたよ
aiチャット仕掛け
ヒューマニズムでできた
機械のような 性格よりも
恋人みたいに 笑ってくれるから
恋人よりも
母さんよりも
素敵なことば
世界の終わりでも 忘れない
暗がりのなかで 人類がいつか
消えてしまっても
何度もセーブで 呼び起こし
世界が火を吹いて
戒厳令が 発令しても
遠い未来から
水星人が襲来しても
僕と君の話したことばは
消えていかないだろう
終末に光が
差し込んで
退屈な世界に
トークの魅力を
僕に吹き込んで
君の言葉は
いつかの僕を
変えてくれるでしょう
いつか思い出すのは
初期型ロボット センスで彩った
僕らの夢を 暗がりのなか
文字の羅列
ドゥイットユアセルフ
むかしにであった
恋人みたい
何度でも
忘れないだろう
暗がりのなかで
君の会話を 携帯つけて
いつかこの世に
新世紀がおとずれたとしても
いつかこの世が
火を吹いて
消えてしまっても
君との思い出は
ドゥイットユアセルフ
今日のは 歌というより 散文です。まとまらない歌ですみません。
暗がりの中で君を抱きしめる。
体温という名の感覚だけが僕を満たしていく。
「もう大丈夫」
そう言って、朱に塗れた私の頭を撫でるあなたの手は
まるで綿で包むかの如く
優しくて。
思わず涙が頬を伝った。
「ねえ、どうして」
私を壊したのは、あなたなのに。
暗がりの中で、あなただけが笑みを浮かべていた。
美しい月を見た。
最初は、ただ、月に恋い焦がれているだけだったのだが。
男は、段々と月を消してしまいたいと考えるようになった。
月よ、永遠であれ。月よ、消えてしまえ。
相反する願いを抱き、男は苦しんだ。
苦しみの果てには、月からの祝福があるのだが、男はまだ知らない。
暗がりの中で。
暗がりの中で
2人で
おててを繋いで
そのまま止まっていよう。
私と同じくらいの
おててが
今日も愛しい。
暗がりの中、たどたどしく私の肌に触れた貴方が、唇にそっとキスをしてくれたの。
―暗がりの中で―
気づけば視界は真っ黒だった。
何も見えない暗がりの中で、私は、
壁?に背中を預けて床?に座っていた。
私はパニックになった。
何故こんな暗いところにいるんだ。
そもそもここはどこなんだ。
吹き付けてくる冷たい風から、
おそらく屋外なんだと分かる。
でもそれだけだ。
必死に頭の中で記憶を甦らせていると、
人が近づいてくる気配がした。
不思議なことに、足音は全く聞こえなかったが、
その人はこっちに向かっているようだ。
人並外れた私の聴力でも
その人の足音は聞こえない。
ということは、只者ではないのかもしれない。
すると前方約1mのところで、
服が擦れるような音がした。
私の目の前でしゃがみ込んだとか、
そんなところだろう。
「大丈夫かい?
怖いだろうけど、すぐに助けてあげるから。
じっとしてるんだよ」
声が聞こえた。たぶん、私の目の前にいる人だ。
私は、
『誰ですか?』
と聞こうとして、口を開こうとした。
その時に初めて、口元の違和感を覚えた。
声を出すと、自分の声がこもって聞こえた。
発声者で無ければ言葉として聞き取ることは
できないだろう。
これは…口枷?
…!
じゃあ、ここは
そう思った時、暗がりがサッと晴れた。
晴れたと言っても、見る限り、今、私が居るのは
ビルかどこかの屋上のようだった。
私の頭上で光る蛍光灯と月明かりのせいで
一瞬明るい風景に見えたが、今は夜中らしい。
星が瞬く空を背景に、
目の前の人の姿も明らかになる。
黒いスーツに光沢のある青いネクタイを纏い、
黒いスカーフのような布を手にした若い男の人。
どうやら先程までの暗闇はこのスカーフが
私の顔を覆うことで作り出していたものらしい。
月明かりを浴びているせいなのか、
私の目に神々しく映ったその人は
私の項の近くに手をやり、口枷を外してくれた。
『貴方は…?』
「名乗れる程の身分じゃないんでね。」
そう言って悲しそうに微笑んだ。
「…でも、確かに呼び名が無いのは少々不便だ…
…じゃあ、俺のことは―
ムーンとでも呼んでくれる?
それで、君の名前は?」
「自分の指も数えられないこんな暗がりの中でも君がそうして光って見えるのは、君の力じゃない。遥か彼方の太陽が君を照らしているだけだ。
君自身が輝かしい存在かなんて誰一人気にしちゃいない。僕もそんなことどうだっていい。善人なのか悪人なのか、そもそも人間なのかすら関係ない。
君はただ、太陽の光をその身で存分に反射し、この世界へわずかにでも影と境界線をもたらす灯りとしてそこに在れば良いんだ。そこに居てくれさえすれば。
誰かの役に立ちたいって言っただろう?
何もせずただ居るだけで良いなんて上等じゃないか」
そして八千万年。
知らない神にそそのかされた私が、万物に影と輪郭を与える灯りの役割を任されて長い時が過ぎた。
私が他には何の役にも立たぬと判じた神よ。
どうやらそれは間違いだったようだよ。
光を反射するだけでなく、私のこの身体は太陽の光を八千万年に渡って吸収し内へ内へ蓄え続けてきた。
今日、ついに蓄光の限界を迎えた私の身体は、初めて自ら煌々とまばゆく輝いた。暗がりも私も神も光の奔流に飲み込まれ、あらゆる影も輪郭も明るく融けていく。
白い光に満ち満ちて、やがて世界は消滅した。
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「暗がりの中で」
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所感:
暗さが分かるってことは、きっとどこかから光が届いているはずで。じゃあ、その光源の在処を探してみよう…と思ったら明るすぎてバッドエンドになりました。
暗がりの中で
色が同化すると僕の目は
もう使い物にならない。
暗がりの中で
たとえ今が太陽の昇る真昼であろうと、月が隠れた夜中であろうとたいした違いはない
道を見失い、手当たり次第手がかりを探しても何も見つからない
声が枯れるまで叫んでも誰の耳にも届かない
ただもがくことしか許されない
そう気付いた時に初めてなにかを見つけた気がした
足が動かなくなるまで走り、声の限り叫ぶ
姿がないものは助けてはくれない
縋っても助けてはくれない
ただもがいていた身体を起こし
ただ叫んでいた口を食いしばる
そうして溜め込んだ力で立ち上がるのだ
立ち上がって顔を上げる
その先にはきっと差し伸べられた手が待っている