彼女は
いつも
一人で沢山のことを
抱え込んでいた。
子供だった私には
理解出来なくても、
いつも、悲しい
背中をしていた事、
辛いんだ、
って
何となくわかった。
だから、
彼女が
困るような事は
言わなかった。
それは、
ある面
子供らしい我儘だったけど、
その我儘が
言えなかった。
甘えたい。
お友達が持ってる
お人形が欲しい。
お菓子食べたい。
全て、我慢した。
ある日、
キッチンの明かりが
消えていて、
彼女は
一人
暗がりのなか
背中が震えていた。
床が濡れてた。
しばらくして、
彼と
別れた。
私達は
彼女に引き取られ、
それからは
彼女は
必死に働いた。
それだけではなく、
自分のやりたいことも
やり遂げた。
彼女の
本当の強さを見た。
あの
暗がりのなか
彼女の姿を
見たからこそ、
頑張る
姿勢を学ばせてもらった。
貴方は、
1番尊敬できる。
女性。
母よ、
ありがとう
遠い空から
見守っていて。
10/28/2023, 10:38:02 AM