『暗がりの中で』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
暗がりの中で感じる、息遣い。
ステージの袖では、発表者が自分の順番を待っている。
そんな彼らに順番を伝えるのは案内係の私だ。
ステージと彼らをつなげる大切な役目。
扉を開ければそこは、目が開けられないほど眩い光で満ちている。
「あなたの人生が眩い光を放ちますように。」
暗がりの中で。
暗がりの中で
イチャイチャしようよ。
ドキドキして
もう大変だから。
誰にもバレないように
2人だけの秘密で。
暗がりのなかで、誰かに救われるのを待ってる。
けど一度救われても暗がりは心の中に残って、
定期的に姿をちらつかせて時にまた暗がりへ連れ戻す。
誰かが言った前向きな言葉も、解決策も、
説得力はあるけど心に響かない。
自分を救うことができるのは自分だけって言葉
つい最近実感できるようになった。
言葉として理解できても実感するのは初めてだった。
前向きな言葉も、解決策も、疑いながらやってみる。
上手くいかない時もあるけど上手くいく時もあって
それが自分の解決策だと初めて納得する。
そうすると見える世界が変わる。
時には誰かに救われながら
最後は自分で自分を救えるように
そうしたらもう暗がりなんて怖くない
#暗がりの中で
暗がりの中で2つの何かが光った
スマホのライトを照らすと
子連れの猫だった。
子猫は弱っていて親の方はとても警戒してたけれど、
スーパーで買った猫のおやつを
少し離れた茂みに置いた。
内心期待はしていなかったけれど
少しその場を離れて数時間たってから
またあの茂みを見ると中身が無くなっているのを
確認できた。
食べてくれたのだろうか。
この寒い中でも懸命に生きる動物に
感動しながらも家に帰り
今日も俺はカップ麺をたべる
『暗がりの中で』
波の音が聞こえる
波の音しか聞こえない
空には満点の星空
砂浜に寝転び夜空を全身に浴びる
流れ星が一つ
左手を伸ばし、隣に寝転ぶあなたの手を握る
二つ目の流れ星
あなたの手が私の手を握り返す
私と同じ願いごとだと信じてる
#暗がりの中で
子供の頃からかくれんぼが大嫌い
暗がりの中でじっと息を殺し
気配を消して隠れるなんて…
暗闇の恐怖感と緊張感で死にそうになる
何も見えない怖さと
目が馴れ薄っすら周りが見えてくるあの感じ
今でも怖い…
でも…
暗闇の中でキミの体温を近くに感じると
心がゆっくり落ち着いていく…
もっと側に寄り添ってみる
「どうした?」
寝ぼけた声が優しかったから
キミをギュッと抱きしめた…
このまま眠らせて
暗闇が消える朝までずっと…
🌈黒猫のつぶやき🌈
暗い・狭い・閉塞感
これが苦手でMRIができなかった(ー_ー)!!
びっくりでした〜
トラウマ怖いね〜
暗闇の中で君は泣いていた
「どうしたの?」と僕は彼女に聞いた
帰ってきた言葉が『助けて』泣きながら言った
僕は何も言わずに、彼女を、抱きしめて「大丈夫だよ」僕は君から離れない
彼女は『どうして?』離れてくれないの?
僕は君が大好きだからだよ
そしたら彼女が「私は生きてる意味なんてないの」
僕は「どうして?」君は周りのことを気遣いができて、僕が仕事に行ってる間に、家の用事してくれてるだけで君は素敵な人だよ
ご飯も作って僕を待っていてくれる
お風呂も溜めてくれている
それが僕にとっては最高の一日を過ごせてるのは、君のおかげだよ
だから生きる意味ないなんて言わないでよ
何があっても、命がけで君を守るから大丈夫だよ
大好きだよ
いつもありがとう
君は泣きつかれてそのまま眠りに入った
ゆっくり寝てね
僕はずっと君の側から、離れないから
暗がりの中で、助けてと言える人はどれくらいいるのだろう。
光を見つけられる人はどれくらいいるのだろう。
周りの人が正しくないことをしていたら、止められるだろうか。もし自分以外の人がちがう意見を持っていたら自分一人が間違っているのではないかと思ってしまう気がする。時に周りに流されて大切なことを見失ってしまうことがある気がする。そんなときにどうすればいいのか。
逆風は振り返れば追い風となる
こんな言葉を聞いたことがある。
これは当たり前のことに聞こえるかもしれないが、つい忘れてしまうことでもあると思う。
きっといつでも人は一人ではない。
逆風が振り返れば追い風となるように、背中を押してくれる存在がいる。味方がいる。
だから、暗がりの中でも出口という名の光ある場所へ向かいたい。自分が手を差しのべられるならば、誰かを助けられる人でありたい。
暗がりの中で、進む方向が
わからない時は
動かずしばらく
じっとしていましょう。
すると、だんだん前が
見えるようになってきます。
暗がりの中で
不浄の闇に問う
心の表しよう
光を追い求め
答えを問いただし
見えないものを
見ようとしている
本当ってなに
心の本物は誰が決める
わかっているようで
わからせているような
心の内側にある迷い
誰にも見せられない
そう言いながら
自分も見たくて
見たくない紛い物
一番ダメなとこを見る
そんな心境でも
変われないことを
知っているから
不浄の闇に問う
心の表しよう
答えを追い求め
真実を問いただし
見えない思いを
見ているようにする
不浄の闇に彷徨うことで
逃げないように見せて
実は逃げ道を探してる
暗がりの中で
本当の迷いを知る
いつまでも好きでいると心だけで誓っては、純粋な夢に身を委ねていたあの日をなぞってみたけど、初恋の色は到底分かるはずがない
好きだった、なんて過去形でしか愛を語れないのはひどく窮屈だ
「「こっちだよ」」
そう言った君の声は、暗がりの中、響いて
よく聞き取れない。
だけど、白い君の手が見えたから、私は思い切って手を伸ばした。
ぎゅっと握った君の手は、私の手を強く、強く握りしめている。
爪がくい込んで、痛い。
君は何も喋らない。
ただ、君がこっちにしっかりと
向き直したのが分かった。
何か、おかしい。
そう思った時にはもう、私は君_のようなナニカに
抱きしめられていた。
大きくて
痛くて
冷たい。
なんなんだろう。
背中がぞくぞくする。
あれ、これ…もしかして、私…死ぬの…?
あれ、あれ、
あれ、あれ、?
私の意識は、
暗がりの中に堕ちていった。
「暗がりの中で」
闇人
焔射す揺らめき
闇浮かび
溶け込む存在
静寂の木々達は
啜り嗤い
私を招き誘う
双樹に絡む
蕀が流す雫
触れる傷に
毒は躯廻り
「無ノ愚カサ・・・」
失う左眼に映した
真実は 哀しみに
真紅の涙堕ちて
壊された右手には
薄れた 感覚の業
視つめる程壊れ
意識と思考の
分裂の中で
研ぎ清まされ
「私ハ 生キ 殺メ」
此の存在を・・・
『暗がりの中で』
──コロナウイルス感染者が……ぐしゃっ
──人種差別による……ぐしゃっ
──性的マイノリティの権利は……ぐしゃっ
──大国同士の戦争に……ぐしゃっ
ぐしゃぐしゃ、ぐしゃっ
……今日は運が良い。
日課となっているゴミ捨て場の散策をしていたら、沢山の新聞が纏めて捨てられているのを見つけた。
新聞紙はよく燃える、暖を取るには最適だ。
人気のない橋下、一斗缶の中で燃え盛る炎に、丸めた新聞紙を放り込む
一つ、また一つ
最近だんだんと寒くなり、日が暮れるのも早くなってきた。
火をおこした時はまだ明るかった気がするが、今ではもう真っ暗だ。
……そうか、冬が来るのか。
ならば何かしらの対策をしなければ凍えてしまうだろう。
そういえば最近知り合った男が、刑務所で冬を越せたと自慢げに語っていた。
そこでは雨風を凌げるのは勿論、飯も出て、そして何より人権とやらがあるらしい。
刑務所の入り方ぐらいは知っている、犯罪を行なえばいいのだ。
善は急げと言うし、思い立ったら早めに行動した方が良いだろう。
ではさっそく、
「コンビニのお握りでも盗みに行こうか」
暗がりの中、無表情な人間の顔だけが揺れていた
両腕で作られた暗闇の中で、ハッと目を見開いて、数秒後。書斎机、というよりかは原稿用紙にキスをしていた顔を上げる。
閉め切ったカーテンから僅かに外灯の光が漏れている。何時間寝てしまったのだろうか。
明かりをつけようとして、気付いた。そうだ、今は丁度、重苦しくて暗い別れのシーンを書いていたんだっけか。それで、昔のことを思い出して、一度意識してしまったら、視界は滲むばかりで……。
小説の執筆というのは、想像以上に精神力が必要なことであり、時に主人公たちと共に絶望に追い詰められることさえある。感受性が強すぎるだけと言われればそこまでだが、俺の作風がそちら寄りな為、精神がやられそうになることは多々ある。
そんな俺は、一人でよく泣く。いい歳した大人のくせに、と嗤われたっていい。泣くときは泣く。しかし、必ず暗がりの中で、と決めている。
理由は幾つかあるのだが、一番はもし彼女に泣いているのがバレても、その顔をしっかりと見られなくて済むからだ。前述のとおり、泣くことは恥ずかしいことではないと思っているのは事実である。しかし、彼女に見られるのは別だ。
恥ずかしいというか、なんというか……。
とにかく、彼女がいなくなった今も、その癖が抜けていないのだ。
あと、もう一つ。俺が泣いている時、彼女は何も聞かずに頬を撫でてくれた。その時の彼女の表情をしっかりと見なくて済むから、という理由もあった、かも知れない。
しかしまぁ、今夜は本当に暗いなぁ。
暗がりの中で
「暗がりの中で」
暗がりの中で 僕を呼ぶ声 何かな? 誰だろう? まだ呼んでいる 助けを求めているのか? ただ呼んでいるのか? はっきりしないけど 真剣に真心込めて 聞くことを 一番に考えて 耳をすます いつでも 走ってゆけるよう 準備を怠らない いつまでも その声は 僕を呼んでいる
Theme.暗がりの中で
死にたい。
何度この言葉に救われたか
君が走る音を聴きながら
「元気だな」って物思いに耽るの。
君がご飯を食べる音を聴きながら
「ちゃんと食べてる、よかった」って安堵するの。
暗がりの中で元気な君に、昼間よりも元気な君に
いつだって癒されていたし、励まされていた。
君は気付くはずがないけど
私は確かに君のことが好きだった。
暗がり中で人知れず動き回る君は
私の愛おしい宝物。
~今は亡き、ゆうに宛てて。~
暗がりの中で
夜寝る時、真っ暗で眠る方いいそうだ。良い睡眠を得るためにはそのようだ。
試してみた。
眠つこうとしても真っ暗が気になり、目を開けてしまった。
目が慣れてきたら、暗がりの中で部屋の家具がぼんやり見えた。
寝付けない。暗くて逆に寝付けない。豆電球の灯りが欲しいと思った。
豆電球を付けたら、安心して眠れた。
良い睡眠のためでも、わたしには向いてないようだ。
君はあの夏のことを覚えてるかい?
2人でホタルを見に行った時のこと。
夜のハイウェイを流しながら、いろんな夢を語り合った。
車を降りて、ホタルがいる場所まで歩いていく。
足元が少し悪く、よろけながら進んだ。
よろける度に手と手が触れて、ドキドキしたのを覚えてる。
あの時に勇気を出して、手を握ればよかったかな。
そうすれば、2人同じ未来をみれたのかな。
そんなことを考える。
あの日、暗がりの中での勇気のなさが悔やまれる。
〜暗がりの中で〜