『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「時よ止まれ」
ひとときも
席を立たずに
君を見る
我の本意を
知るはずもなく
時間よ止まれ
時間が止まれば良いのにーってよく思う。
課題が終わってなかったり、楽しい時間がずっと続いて欲しかったり。マイナスな意味でもプラスな意味でもよく思う。最近はプラスな意味で思ったことがない。
初めて尽くしのことばっかで、もうよく分かんなくて。端的に言うと、とても疲れた。
休む時間をください。寝たら明日がきてしまう。
人に気を張って、理想の自分で立ち回らなきゃいけなくなる。
夜更かしはダメだってよく言うけど、私は、休む時間を作る方法を、夜更かしすることしか知らない。
誰か、私に上手に生きる術を教えてよ。
別れ際、信号で少し立ち止まって雑談をする。
笑いながら話す彼の顔を見ている。
この時間がずっと続いていてほしい。
時間にお願いをしたくなる。
時よ止まれ。
時間よ止まれ
幻でかまわない
時間よ止まれ
生命の めまいの中で…♪
もう、昭和は「時間よ止まれ」と言われればこの歌詞しか思い浮かばない。
1978年の資生堂CMソング、まだ化粧なんて似合わない年頃だったけれど、海辺を歩くモデルの美しさをときめきと羨望の眼差しで見つめていた事を思い出す。
あれから、時間は止まらず流れて、化粧も覚えそして、化粧なんてどうでもいいと呟く時になる、、、。
今こそ、時間よ止まれ
まぼろしーぃに 変わる前に
時間よ止まれ
生命の めまいの中で…♪
クラクラ(笑)
令和6年9月19日
心幸
心の底で淀めいているこの感情の正体を私はむろん感じ取っていた。
私はいつあの女性と生涯を共に生きたいと告げる勇気が湧き上がるのか、今晩もそんなことばかり考え目を閉ざす
そのうち私には一つの哀れでもあり、期待でもある考えが思い浮かぶ
時を止める
傍からみたら手の付け所もないくらいのアホがふと思いつきそうな発想だが、不可能とは限らないのである
私はこの生涯、その発想実現のため全てを掲げ、成し遂げると決定した
鳥のさえずりが聞こえ、喜々たる陽の光が私のなんとも可哀想で寂しそうな頭部を照らす
完成したのだ
私は完成もの間、様々なものを失った。だが引き換えにこの世の大進歩と称賛されるべき物体を作った
いざ試すときが来た
時よ止まれ!!
さっきから目で追っていたハエが宙にとどまり動かないことを見るとやはり成功だと垣間見えた
だが、ここで私は一つの陥るべき問題点に気づく
これどうやって動かすの?
「遠距離片想い」
遠距離恋愛だったら、どんなに良かっただろう。
私がしているのは、不毛な恋だ。
遠距離で、絶対に片想いだとわかっている恋。
なぜなら、彼はあの子のことが好きだから。
「グループ内で恋愛なんて、絶対あとで面倒なことになるから、あたしはしないなー」
何気なく言ったあの子の言葉に、一瞬彼の顔が引き攣る。
「たしかに。別れたら気まずいことこの上なし!」
「だよねぇ!」
あの子にはバレないように、こちらにあの子の視線を向けさせる私。
何を言っているのだろう。
グループ内で、片想いをしているのに。しかも何年も。
年に数回しか会えないことを感じさせない会話はつづく。
帰りの特急電車は予約していない。
明日も有給取得済み。
片想いで、他に好きな人がいるってわかっているのに、私は何を期待しているのだろうか。
話に夢中になっているフリをして、わざと逃した最終電車。
家路につくあの子と別れて、彼とふたり夜の街を歩く。
ひとつひとつ消えていく店の灯り。
遠距離恋愛だったら、どんなに良かっただろう。
私がしているのは、不毛な恋だ。
何年も何年も実らない恋を抱えている彼に、私は何年も何年も実らない恋をしている。
ネットカフェに向かおうとする彼の背中に抱きつくことができたらいいのに。
そんな勇気があったら、とっくに告げている。
どうか今、ここで世界が終わってほしい。
────時間よ止まれ
時間よ止まれ
本当に幸せな瞬間に思い浮かぶ言葉だ
高校の文化祭で先生たちの出し物に大盛り上がりでその場にいた全員が笑顔で、そのときだけは先生だけで頭の中がいっぱいだった。それが目に見えて伝わったから幸せで涙がこぼれそうになった
幸せで、これが私の幸せだと思った。
一度も思ったことのない願いだ。
子供の頃はいじめられて。高校生になってからは周囲と上手くなじめずに。就職試験は惨敗で、専門学校は行くだけで何も身につかなかった。生きる為に何とか仕事を探して、必死こいて日々を過ごす。
そんな日々を送りながら、早く時間が流れて何かがいい方向に行く事を願っていた。
「この瞬間がずっと続けば」なんて、おめでたい夢想だと思っていた。
「時間よ止まれ」
そんな願いを抱く瞬間が、いつか私にも訪れるのだろうか。
END
「時間よ止まれ」
スーパーの帰り道、重い荷物をもちながら僕と手を繋いでくれる。人気の少ない通りに入り、いつもの公園につくと、あなたは僕に毎回、ちゅってしてきますね。
/時間よ止まれ
それは一瞬だった。
青信号だったはずなのに信号無視をした車。
周囲の人が叫ぶ声。
すれすれまで来ている車。
あ、私轢かれる___
本能がそう悟っていた。
次の瞬間私は突き飛ばされた。
私を突き飛ばすような相手は1人しかいない。
お願い、時間よ止まれ。
楽しい時間はあっという間に終わってしまう。
やっと会えたあの人との時間はあっという間だった。次はいつ会えるかわからない。この時間が永遠ならいいのに…
時間が止まってくれたら…
そんな事を考えて別れがくる。
また今日の始まりに戻りたいな。
「ザ・ワールドォ!時よ止まれぇっ!!」
Dioはそう叫んだ。次の瞬間俺の周りに無数のナイフが出現した。
「!?」
俺は驚いてる暇もなく、行動を余儀なくされた。こちらもスタンドでナイフをかわし、奴に攻撃を仕掛けようとするも、、またしても時がとんだかのようにDioが消え、俺の攻撃は空を切った。奴のスタンド攻撃が何なのか検討もつかない。そもそもそんなこと考えてる暇もなかった。次いつ攻撃が来るかも変わらない状況で、今を生き抜くことに精一杯だった。しかし、この少ない情報の中でも推測できるのもがある。このふたつの攻撃の共通点は「時間」だ。時間が飛んだように感じているが、実際には、“止まっている”のかもしれない。時間が止まっている間はもちろんやつしか動けないのだろう。しかしやつがみにつけている服やナイフだって動かないと現状に説明がつかない。そうなると、やつが触れているものは動くのだろう。それならどうにかして奴の懐にはぃドグシャァァア
俺は考えるのに夢中で、やつの攻撃をかわせなかった。こうして俺はロードローラーに押しつぶされたのであった。
〜こんな承太郎は嫌だ〜
・3『時間よ止まれ』
その夜夢を見た。
夜景のジグソーパズルの中にいるような何も無い夜空を見上げている。
いや星はあるのだが貼り付けたような不自然な白さ。
だが、夢なので特に疑問に思うこともなかった。
手元に小さな四角い焼き物があった。七宝焼だろうか。
ほんのり光沢があるプレートは赤とグレーと2つある。
達筆なのか……わからないがくずし字のような字で何か書いてある。
赤い方には「私の魂はあなたのもとで眠る」
もうひとつのグレーの色の方はよく読めない
目を凝らす
「この時を止め永遠に」
(これは誰かの墓標だ!)
そこで目覚めた。
【続く】
鏡を見て、思う。
この美しさのまま、生きてゆきたいと。
透明感のある、陶器のような肌。
艶のある、濡羽烏のような髪。
程よいメリハリのある、健康的な身体。
しかし、私は知っている。
年齢、それぞれの美しさがあることを知っている。
だから、私は今の自分の美しさを知っている。
時間よ止まれ
どれほど奇跡を願っただろう
どれほど都合の良い魔法を欲しただろう
護ると誓った君は
僕の手の届かない距離で
だけど視界にははっきりと捉えられる位置で
その儚い命を奪われようとしている
気付いた瞬間駆け出したけれど
とうてい間に合いそうにない
僕と君の間を呑気に歩く人々は
まだ異常に気付いていない
諦めたくない
諦めきれない
短い時間のはずなのに
果てしなく長い時間のように感じられて
刺客の手の動きがスローモーションに見える
走る自分も全然思うような速さが出せない
いっそこのまま時間よ止まれ
止まってくれ
そうすれば君は生き延びられるのに
時間よ止まれ
あれほんとに止まっちゃったな。午後4時42分を指したまま動かなくなった時計の針を見て少年は焦る。さてどうしようか、少年は考える
ここは少年の教室、放課後だから誰もいない。少年と1人の少女を除いて。どうやら今から帰るようだった少女は、カバンを両手に持ち今にも立ち上がりそうである。さて、問題は少年がこの少女に好意を寄せているということ。もし好きな子と2人きりの時に偶然時が止まったとしたら、人間は一体どんなことをするだろうか。人に言えないようなムフフなことをするか、否。この少年は超絶ビビりである故、
そのような事をする勇気などない。しかしこれは一世一代のチャンス
これを逃せば少女に触れることは二度と無い絶対に無い。意を決して少女に手を伸ばす。絹のような黒髪に手が届きそうになる。綺麗だ、不覚にも少年は思う。だが遂に少年が少女に触れることは無かった。少年は伸ばしていた手を戻して、まだ動かない少女を残し教室から出ていった。その後少女との関係が特段変わることは無かった。当然だ元々あまり話したこともない。それでも少年はただ恋をしていた。
最近、蕁麻疹に悩まされております。
痒い。とにかく痒い。
何なんでしょう。
「ストレスか ストレスなのか やっぱりな」
今はもう、こんな事しか言えません。
「時間よ止まれ」ですか。
時間は止まらなくていいです。
痒いんで。
痒くない明日があるかもしれない。
ならば明日に賭けようじゃないか。
そういえば2年前、プロ野球の試合を観に行った時、その試合で推しがホームランを打ったんですよ。
一塁側の内野席に居たんですが、カキーーーンと快音が聞こえた瞬間、白球が綺麗な弾道を描いてライトスタンドに入ろうとするその瞬間、時間、止まってました。
こういう鮮烈な光景を見せつけられた時、時間は止まるんやね。
時間を止める推し、カッコイイ。
あと2回、横断歩道を渡ったら、
繋いだ手を離さなくちゃ。
今だけ地球が、
息をするのを忘れてくれたらなあ…
そんな事を考えている内に、
次で最後になっちゃった。
たかが1分
たかが1秒
そこが知れた私
泣け
叫べ
『時間よ止まれ』
時間よとまれ
此の儘…
あなたの腕に掴まり、ただ俯くだけ…
心の中では、
行かないで…
此の儘ずっと一緒に居た
い…
時間が止まって…
なんて叫んでいるのに…言葉にならない心の声が、喉元で支えて…
永遠に・・・時間なんて止まってしまえばいいのに…