『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
(時を告げる。)🦜
あのね。
みなしゃん・・は
朝の時を
告げる、鶏は
・ニワトリ、しゃん、
だと
思って、いるよね。🦜
(でもね。)
「雀、はね、
日の出の
15分前には
目覚めて居るから、
ニワトリ、しゃん
より早起きして
いるんだよ。」🦜
✣でも、体が
小さいから
あんな、大きな
鳴き声は
出せ無い。🦜
【拡声器が、有れば
みんな、早起きに
なるんだけどね。】
『告げる』
告げる…言葉などで伝え知らせる。聞かせる。
きっぱりと正面きって言う場合に使われる
僕は、国語辞典で『告げる』の『つ』の行を
右の人差し指で、なぞっていた。
何故、僕がこんな作業をしているのか?
それは……。
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「伝える」
伝える…気持ちを相手にわかってもらいたい時に使う
私は、国語辞典で「伝える」の「つ」の行を
左の人差し指で、なぞっていた。
何故、私がこんな作業をしているのか?
それはね……。
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『クラスの中で1番、笑顔が素敵で
クラスの中の誰よりも優しい。そんな君へ』
「クラスの中で1番、はにかんだ顔が可愛くて
クラスの中の誰よりも頼りになる。そんな貴方へ」
『「 この想いを Love Letter にするため。」』
時を告げる……時が来たら、この想いを
あなたへ告げる。
そこのあなたにも、そんな日が訪れますように…。
時を告げるスマホを睨む。
この時間に設定したのは私だけど。
憂鬱な気分のままベッドから起き上がる。
「とりあえず顔洗おう。」「今日の服どうしよう…」
「あと何分ある??」「やばい、あと10分だ!」
時に急かされる朝は大っ嫌いだ!
#時を告げる
ボーン、ボーン、ボーン、と柱時計から音がした。
時計を確認した。午後3時。分かっていても、音がするとつい顔を上げてしまう。
ついでにコーヒーを一口飲んだ。ちょうどいい温度になっている。もう一口。ここのコーヒーはなんでこんなに美味しいんだろう。すでに2杯目だけれど、やはり飽きない。この喫茶店では毎回同じブレンドコーヒーを、ミルクも砂糖も入れないまま2、3杯飲む。ブラックコーヒーの良さは味変可能なところにもあると思っているのだけれど、なぜかここのコーヒーは味を変えようと思うことがない。
少し味わって、また視線を下に戻し、本の続きを読む。
ボーン、ボーン、ボーン、ボーン、と柱時計から音がした。
午後4時。
本を閉じて、少し落ちつく。あと数口分残っているコーヒーと向き合い、この時間が終わるのを惜しむようにゆっくり飲んだ。
ごちそうさまでした。店主に声をかけ店を出る。途端に現実世界に戻ってきたような感覚になる。さて、今日の夜は何を作ろうかな。
#時を告げる
《時を告げる》
”カーン、ゴーン、…”
お昼ちょうどを知らせる、帝都の鐘の音。
いつもならこれと同時に本部のチャイムも同じリズムで鳴るはずなのだけれど。
”カーン、ゴーン”
”…リーン、コーン、リーン、コーン、リーン、コーン、リーン、コーン”
10秒か20秒か、ズレています。
「これは…」
「故障ですかね?」
私は彼と顔を見合わせて言った。
このズレが気になるのか、彼も微妙な表情をしている。
ここ帝国は、よそに比べて機械が発達してる。
特に帝都では、朝昼晩の時刻を知らせる鐘の音も機械によって鳴らされているほど。
毎日専門の職人さんがメンテナンスしているからか、今までズレを見せたことがないらしくて、私は本当に感心していた。
そして、その帝都にある軍の本部は無論、全ての技術が集まる所。
当然時計やチャイムを含めた全ての機械が、世界レベルで見ても最先端の物ばかり。
なんだけど。
時計とチャイムのメンテナンスを担当する部署で事情を聞いてきた彼が話すには、
「両方を扱える技術者が今、高熱で動けないのだそうです。」
動力の中でも精密な部分の調子が悪くなってしまったらしく、そこを修理できる技術者は数が少なく。
更に機密だらけの場所に立ち入れるとなると更に限られてしまうそうで、しばらくはこのままの状態が続くみたい。
「高熱は大変ですね。早く治まるといいのですけど。」
部屋を出て、移動しながら彼と話す。
無理すると後に響くから、しっかり治して復帰してほしいな。
彼はふわりと笑ってそうですね、と答えてくれた。
そして時間は過ぎて、終業1時間余り前に。
外は、ぼちぼち日が傾いて赤や橙が差してきている。
「しかしあまり差し支えないとは言え、チャイムに関しては何か対策は立てないといけないですね。」
少し困った顔で、机から顔を上げた彼が呟いた。
「確かにいつもきっちり同時に鳴るものがズレてると、何かモヤッとしますよね。」
こう、財布の中のお札が1枚だけはみ出てるとか、本棚の本が1冊だけ飛び出てるみたいな。
そう思って彼に返事をすると、
「いや、そうではなく。…まあ今日に限ってというのもそうないか…。」
なんて、少し歯切れのよくない答えが。
どうしたんだろ。少し様子がいつもと違うな。
そうこうしているうちに、間もなく終業1時間前のチャイムの時間。
ここでは仕事の区切りが悪くならないようにするために、あらかじめ1時間前にチャイムを鳴らす事で、終業後に残業や持ち出しが発生しないようにしているのだそう。
余った時間は明日の確認や、軽い会議に使うみたい。
すると、執務室のドアが頓にドンドンドンと鳴り出した。
ノック…もはやアタックでしょ、これ。
「嫌な予感がしますね…。」
そう言って表情を固めた彼が、ドアの音の主に入室を促した。
その瞬間、物凄い勢いで初老の男性が駆け込んできた。
そして、ここで終業1時間前を告げるチャイムの音。
”…リーン、コーン、リーン、コーン、リーン、コーン、リーン、コーン”
駆け込んだ初老の男性は身体を前傾させ、息をぜえぜえ切らしながら嬉しそうに書類の束を彼に差し出した。
「よかった間に合った! この書面のチェックとサインを明日の朝まで頼みたいのだが!」
カキーン。
執務室の空気が凍り付く音がした。
彼は机の上で手を組み、にこやかに初老の男性に向き合った。
でもね。目が笑ってないんですよ。
静か〜に怒っていらっしゃる。怖っ!
「何ひとつ間に合っていません。貴方も上に立つ者として、時間は正確にお願いしますよ。」
正論! 確かに!
それでも初老の男性は机に駆け寄り、しぶとく食い付いてきた。
「いや、チャイムが鳴るまでには間に合ったじゃないか! 君も見ていただろう!」
そして、何故か私に同意を求めてきた。
いやいやいやいや。
私は、必死に頭を横にぶんぶん振りまくった。
彼が怖いのもまああるけど、間に合ってませんよ。だって…。
「あのチャイムは故障していて遅れていたんですよ。だから間に合っていないんです。」
上が終業時刻を守らないと下が休めない。
彼はこの地位に就いてから、それを徹底してきてるそう。
だから一緒に行動する私も、遅くまで執務室にいる事は全然なかった。
「貴方の相手は私でしょう。そして、貴方以前にも同じ手口で駆け込んで来ましたね。注意させていただいたはずなのですが。」
その方針もあって彼は書類の受け取りを拒否しているのだけれど、初老の男性は頑として譲らずワーワーと喚き立てている。
「こういう駆け込みがあるから、時間は正確で明確にしておきたいのですよ…。」
彼はげんなりした様子で、これは残業確定だと呟いた。
食堂は場所柄、まだ開いている。
後で何か、彼に頭がスッキリする物でも差し入れようか。
彼の疲れが心身共に少しでも抜けますように。
私は、窓から覗くほんのり赤い空にこっそりと祈った。
時を告げる
どうして..ずっと、一緒に・・・居たいだけ…なのに…
週末だけ逢う、あなたとの時間…判ってる…遠距離なんて、辛いだけだって…
でも、あなたの優しさが、私には必要で…
だから、この、次までの時間の終わりが、迚も疎ましい…
毎年、冬の終末に私は夢を見る。幼い頃の記憶だ。
厚い雪化粧をした田圃や山の木々達。花と耳を赤くしてはしゃぐ子供達。私もその一人。雪だるまを作るべく小さな雪玉を転がしていた。石や砂利、砂の混じった歪な雪玉をせっせ、せっせと両手で押したり、時には雪を掬って手でくっつけたり。
ポケットに手を入れて歩けば先生に叱られ、走っては転び、降る雪に舌を突き出して舐める。本当、馬鹿な事をやった。
夢から覚めれば、カーテンの隙間から差す光を睨みながら、それを全開にする。
叢雲が流れ、鶯が囀り、春の刻を告げていた。
『時を告げる』
目覚めるとすぐに目の前の老婆が泣き崩れた
画面がブレる
隣の白衣を着た人が慌てて老婆を抱えた、泣きながら笑っている
なんだかどうして
意識が覚束ない
目の端に窓が見える
朝かもしれない
勢い良くドアが開く音
なんだっていうんだ
首が重たくて起こせない
ドタバタと入ってきた誰かに話しかけられる
よくわからない
とにかく眩しいんだよ
名前を聞かれて
返事する
小さい部屋に歓声があがる
なんだこれ?
ここはどこだ?
さっきまで泣き崩れてた老婆が抱きついてきた
よくわからないけど、なんだか不思議と嫌な気持ちはしない
酩酊の意識が少しずつ整う
窓から覗く雰囲気は朝だ
やっぱり僕は眠っていたらしい
白衣を着た人が医者だと名乗る
表情を変えずに話し始めた
わかりますか?と
僕はわからない、と応える
やっぱり僕は眠っていたらしい
医者だと名乗る人物は
その通り、眠っていたんだ、とゆっくり話し始める
驚かないで欲しい、
老婆はまだ泣いている
君は眠っていた
すごく長い時間を、と
ゆっくり息を吸い込んで
時を告げる
『時を告げる』
「通話しよ」
送ったLINEは既読だけ
起きて
もう朝だよ。
9/6 「時を告げる」
金曜の夕方はなんだかワクワクする。
週に一度持ち帰る給食袋をランドセルにくくりつけて教室を飛び出す。
明日から二日間の休みをどう過ごそうか。
何でもできる気がする…
このエネルギーを!!
この自由ではち切れそうなこの心を!!
どこまでに行ける、何にでもなれる!!
明日は私のもの!
私のために明日がやってくるのだ!!!
『時を告げる』
作品No.159【2024/09/06 テーマ:時を告げる】
何度喚こうと、きみには効かないみたいだね。
ねぼすけなくせに、夜更かしなんてするから、起きられないんだよ。わかってるくせに。
ほらほら、起きろー! 早く起きないと遅刻だぞう!
時を告げる
ひとり、ただ待っていた
あんなに慌ただしかった廊下は
今は静かで
自分以外の人の気配はない
静かに時だけが流れるのは
不安をかきたてて
ただ、祈ることしかできない
自分がもどかしくて
もう、どのくらい時が経ったのか
何の前触れもなく扉が開いて
出てきた医師は少し疲れた表情だったが
しっかりと笑顔を見せる
ようやく、待っていた瞬間がきたのだ
自分の命が尽きる日を知っておきたい
会いたい人に会えないま死ぬのは嫌だから
っていうこの思いこそエゴかもだけど
#時を告げる
【時を告げる】
日の当たらないように守られた一角
中で流れている大切な空間を壊さない様に
慎重に扉を開ける
待ち侘びていた様に僕よりも先に光が差し込んで
開いたことで舞ったほこりを照らして
まるで宇宙空間のようで目を奪うが
最小限の光だけで済む様に扉を調整する
そこまでしてやっと本来の目的と対峙する
手のひらサイズの時計塔を持ち上げて
あの時の記憶を手繰り寄せる様に
触れなかった期間を取り戻す様に
ゆっくりと側面のネジをくるくると回す
手を離して紡がれたメロディは
あの時と少しも変わらぬまま
身体を伝って胸に届くと
僕の成長を教えてくれる
2024-09-06
時計の秒針の音が部屋の中に鳴り響く。
何も考えないでひたすらに時間が過ぎていくのを感じている。
ただただその空間の音を聞いて、空を見て、雲の流れを見て。
静かで自分が周りから見えていないかのように。
ただ時の流れに身を任せる。
そんな私に24時の時計の音が不意に時を告げる。
ずっとこのままの関係でいたいとか、変わらないでいたいとか、幸せなときがずっと続けばいいとか、思っていた。でもいつしか気づき始めたのだ、このままが永遠に続くことはない。いつかどこかで何かが変わってしまうだろう。きっとその時は刻一刻と近づいて来る。嬉しくなるかもしれないし、悲しくなるかもしれない。けれどそろそろ、変化を受け入れる準備をしなければならない。
時を告げる
時を告げる。
私はこの言葉について考えた時、何かの合図なのかなと考えました。例えば災害の合図。地震雲と言われるものがある。これは地震が起きる前に現れると言われる雲のこと。そんなことを思い浮かべました。
またこれが自然災害ではなく自分に置き換えるとしたら何かを始める前触れ、きっかけのことかと思いました。しかし今は自分にとっての時を告げるものがわかっていません。その時を告げるものがわかったとき新しい自分に出会えて、何か新しいことを始める、踏み出す瞬間なのかもしれないと思った。
時を告げる
人生の一生の中の時(タイムアウト的なの)を告げる音だけの曲(後ろでずっと鼓動が鳴ってて、学校のチャイムとか、タイマーとかアラームとか。最後は多分心電図の心停止の音で終わる、2〜3分の曲を作りたい)
ただのメモ
『刻』
ゴォン、ゴォン、ゴォオン
別れの時が来たのだと、
無情な鐘が時を告げた。
抱き合って、口付けて
涙を拭い合い
さようなら、の一言がかすれて消える。
そうして振り返って駆け出して。
がんがんがん
目覚めの時が来たのだと
無情な頭痛が朝を告げた。
頭を抑えて、唸りながら
恋がしてぇなぁ、
起きたくねぇなぁ
でも起きなきゃと
ベッド脇のメガネを探して
さまよった手がメガネを落とした。
やはり、現実はクソッタレである。
「時を告げる」
大時計が夜12時を告げると
もうおやすみの時間だ
眠気が来なくとも肌触りのよい毛布と
ふかふかの布団を被れば
間もなく眠りがやってくる
良く眠れますように。
大時計が朝7時を告げる頃
朝の光とともに目が覚めるのを楽しみに
ゆっくりおやすみ。