『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時を告げるもの、カレンダーや季節の景色、鐘、お腹の音、いろいろある中で時計が1番に思い浮かんだ。きっと毎日、毎時間ふと気にしてみてしまうからだろう。なぜこんなに時間を気にしてしまうのか。人生80年、時間換算で700800時間、それしかないからかな。
時間なんて進まなければいいのにとは思わないけど、歳をとりたくはない。でも毎年この時期私はひとつ歳をとる。見たくないし感じたくない時の流れ。
朝を告げるアラームも同じ。いつも起こしてくれてありがたいけど、時を告げるお前も嫌われもの。
わたしはある人に伝えるべき時を告げる。
なにを伝えるかはまだわからない。
どんな想いを伝えたい?
あの人に伝えてもいいのはどんな言葉?
時計とかタイマーって人類にとってなくてはならないものだと思う。
その中でもタイマーはとても大事。
私もよく「何分後にタイマーをセット」と携帯に話しかける。
その中でもやはりカップラーメンの時が1番有難い。
短いとバリバリだし、遅いと伸びてしまうから時間がとても大事。
3分の時を告げるタイマー、いつもありがとう。
時を告げる
テレビが丁寧に時刻を伝える中、用意した通勤バッグを放り投げて財布とスマホを持って家を飛び出した。
「ざまあみろ!」
そう言った瞬間溢れ出した涙を拭きもせずに車に乗り込む。
胸の中に蓄積したドロドロとした黒い感情が、一気に弾けて視界がひらけた。
「お前等のためになんか生きるのは止めだ!違う道を探してやる!」
浴びせられた言葉、押し付けられた仕事の数々、眠れない夜。全部、今だけは全部投げ出して俺は生きてやる。
日々家
45日目
ピピピピ
重たい瞼を上げ時計を見る
あぁもうこんな時間か
顔を洗いパジャマを脱ぐ
卵を割り髪をセットする
目玉焼きトーストをかきこめば
もうこんな時間だ
急いで家を出た
瞬間に気づいた
いつもより道が空いている
...今日は祝日だ
あれは桜が散って葉っぱになり始めた頃、
少し変な時に君は転校してきた。
特にパッとしない日々を過ごしていた僕にとって
君はすぐに特別になった。
最高の出会いだと言えただろう
僕が僕の終わりを知ったその時までは
タイトル:時を告げる
ゆっくり 目覚めた
時計は朝4時を私に告げる
起きてしまおうか
もう一度寝るか
迷うところ
前の通りでは
バイクの音と郵便受けが鳴る音
もうすでに働いている人がいる
窓の外には鳥の声
庭のブルーベリーは
食べられているだろう
自然界も人間界も
共に目覚めていく 朝
待ち合わせ場所にある、時を告げる大きな時計。
どれほどの出会いを見守っているのだろう。
と、見知らぬ人々の恋の始まりに思いを馳せる。
【ボーナスタイム】
僕の住む町内では、午後5時になると「夕やけ小やが流れる」が流れる。
スマホも腕時計も持たされていない僕達は、その音楽を合図にして家に帰ることが多い。
今日もそうだと思っていた。
だけど、今日は何だか違ったのだ…
「今日、1日が長くね?」
良樹がポツリと漏らした。
「そうか?」
「えー、違う?」
「普通かなぁ」
そんな他愛も無い話をしていた矢先、妹が変な事を言い出した。
「お兄ちゃん、夕やけ小やけ流れないよ?」
「え、まだだろ」
「もーすぐじゃない?」
すると、英一(クラス1の秀才だ)が
「いや、もう5時過ぎてるよ。」
と言った。
そんな馬鹿な、と思ったが、英一はキッズケータイを僕達に見せた。
17:12
もう10分以上経っている。
「え、門限過ぎてるじゃん!ヤバぁ!」
良樹は頭を抱えてヘナヘナと座り込んでしまった。
一方、他の面々は冷静で、他の女子数人は
「これ、お母さん達絶対気づいてないよね。」
と会話している。
そんな中、僕はあることを思いついてしまった。
「なあ、母さん達気づいてないなら、もうちょっと遊んでもバレなくね?」
すると皆は一瞬静かになったものの、1秒後には口を揃えてこう言うのだった。
「それな!!!」
その後、僕達は広い公園に移り、鬼ごっこを始めた。
幸いにも今は夏なので、日が暮れるのが遅い。
ということは、母さん達もきっと気づくのが遅くなるに違いない。
ということは、僕達はもっと遊べる。
そんな優越感と1mmの不安に満たされていた。
走っているときに見えた空が青くて綺麗だった。
17:54
英一がおもむろにポケットの中を探り始めた。
「あー、お母さんから電話来た。」
恐らく、早く帰ってこいと言われるのだろう。
英一は電話をし始めた。
「うん…、うん…、第1公園にいる、うん…、分かった。」
通話が終わるや否や、英一は言った。
「ごめん、帰んなきゃ。嘘、つけなかった。」
結局、各々帰ることになった。
いや、実際にはもう少し遊んで帰ってもバレないのでは?とも思った。
だけど、僕らは知っている。
そういうことをすると後々面倒になる、と。
僕と妹は家に帰った。
今日は門限をオーバーし過ぎた。
とっくに6時を超えている。
怒られるだろうか。
そんなことが頭をよぎったが、今日の判決はすぐに下された。
「町内放送が壊れてたらしいし、今日だけは見逃してあげる。でも、次はないよ?」
あぁ、良かった。
そんな脱力感と幸福感に満ちた僕は、夜ご飯をガッツリ食べた。
その後、しばらく町内放送が出来ないということになり、お母さんから百均の腕時計を買ってもらった。
もう、門限を合法的に破ることが難しくなった。
時をつげるSTORY
50歳近くなって、感じるようになった。
なんとなく、私は、そんなに長生きしないだろうなと。体力的にそう感じる。
若い頃、仕事などでかなり身体を酷使してたから、その頃の疲れがずっと残っている感じがする。
後、どれくらい生きるのかな。
終わりの時をつげるのは、神様。
私は、その時まで、一生懸命生きる。
悔いのないように、自分、周りの人の気持ちを考えて行動したい。
そして、いつも感謝の気持ちを忘れないようにしたい。
《 時を告げる 》
疲れてるのかな
いつの間にか寝落ちしちゃった
今は何時だろう?外が暗い
部屋の灯りをつけるより早く
「うにゃ〜 (^•ω•^)୭ 」と我が子の声
そっか、もう夕食の時間かと準備を始める
時計を見るといつもの時間
あなたの腹時計には驚くばかり
時を告げるオウムが
東の空を舞っている
綺麗な円を描いて
力尽きることなく
西の下水の中の出来事
汚いねずみがたくさん
家族を引き連れ
どこかへ行った
片耳のないうさぎに
南を向けと囁いた
そちらには耳も無いのに
そちらには何も無いのに
北の国に住む老人は
ひと言も話さない
ちっとも動かない
老人を皮切りに
そして世界は静かになった
お題『時を告げる』
時を告げる
時を告げる鐘が鳴り今日も一日が終わっていく
「時を告げる」
あの時計塔、知ってる?
時計塔なら知っているわよ。
時計塔の噂よ。毎日決まった時間に音楽が流れるけど、たまに違う曲が流れるの。
本当? 私聞いたこと無いわ。
誰も聞いたことがないのよ。
じゃあ、どうやってその噂が出回るのよ。
それが分からないから謎なのよ。どうしてこんな噂が立ったのか、誰も知らないの。話の出所が分からないのよ。
そんなことないでしょう、誰かが聞いたはずよ。
噂が巡りすぎて、当の本人が分からないんですって。本人さえももう忘れてしまっているって言う話よ。
変な話ねぇ。
変な話でしょう。ほら、今日も鐘が鳴るわ。
時を告げる…
てっぺん超えるって言うと何かやり遂げた気分
#時を告げる
オルゴールのねじを巻くと、音楽にあわせて旅人の人形が歩き出す。
丸い輪の一本道を、コトコトと一心に。
道のわきには赤い屋根のおもちゃの家があるが、人形は目もくれず真っ直ぐ前を向いて歩いている。
遠い昔、旅人が若い魔女にこう言ったのだ。
貴女のことは大好きだ、でも旅は僕の人生なんだ。
…じゃあ永遠に彷徨っていなさいよ!と魔女は泣き、涙は思いがけない呪いとなって、彼の世界をオルゴールに変えた。
旅人は今も旅している。
赤い屋根の家をちょっとでも見てくれたら、魔法がとけるのにな…と思いながら、魔女は切なく頬杖をつく。
オルゴールの錆びた音色は、百年の時の流れを告げている。
いつの間にかセミの鳴き声が聞こえなくなりました。。。夏がおわってしまう。。。
時を告げる。
時計塔。
私は12時に帰らないと、
魔法が解けてしまう。
サンドリヨンは焦る。
王子を置いて
走り去る。
階段を急いで降りる。
王子は止めようとした。
その時
「___あっ…!」
足を踏み外す。
勢いよく落ちてゆく。
王子が支えようともしたけど
転げゆくサンドリヨンを止めることは出来ない。
でもサンドリヨンは見ていた。
王子が、私の足をわざと蹴落としたのを。
「__貴方の罪を忘れはしないわ。」
王子を睨みつける。
にやっと、笑う王子。
「_へぇ。」
きっと、彼は私を殺す気だったのだわ。
彼は、誰ともまだ結婚なんてしたくない、
って言ってたもの。
お姉様とお母様には悪いけど、
先にいかせてもらうね。
そう思って目をつぶって意識を手放した。
起きたら
ふかふかの、ベッド。
やぁ、お目覚めかい?
灰かぶり姫の、サンドリヨン。
隣から声が降ってきた。
私の足は動かない。
それどころか、足がない。
「僕から離れる足をなくてあげたのさ。
僕って、優しいだろう?」
でも、大丈夫。
これからは僕がお世話してあげるからね。
全身に寒気が走った。この男、狂ってる…!
逃げようとした。身体は動いてくれない。
金属が私の身体を縛り付けていた。
君が、不幸になって、それから幸せになる。
それだけじゃ、つまらないだろう…?
僕が、スパイスをかけてあげるよ。
王子は狂ったように笑う。
職場で出会って結婚した人たちを
何組か知ってるけど
どうやって「職場の人」から一歩踏み込んだんだろう...と疑問に思う
ある程度お互いに「たぶんそう」だと
勘づくくらいまでは仲を深めたのだろうか
同僚ならまだしも
上司と部下に似た関係性から一体どうやって……
未知の世界だ……
時を告げる
いつか桜舞い散る日に
来年も一緒にと
当たり前のように笑いあった
会えなくなる日が来るなんて
考えもしなかった
おはよう
ただいま
おやすみ
そんな一言一言が
毎日顔を見て言えるものだと
思ってた…
来年はまた桜が咲いたらさ
一緒に見ようねと
約束してたのに
頬から流れる涙に
もう二度と声を聞く事も
記憶の中の笑顔しか見れないという事も
思い知らされる
粉雪降る中
桜舞い散るあの日を思い出す
もう二度と色付く事のない
儚く消えてしまう淡雪
どれだけ幸せだったかを……
思い知らされる