『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時を告げる
過去を振り返る
たくさんの苦労を味わってきた
そろそろ苦労が報われる時が来た
時を告げる
私の人生が変わる時である
時を告げる
〜♪
夕日を眺めながら歩いていると聞こえてきた。
何度も何度も聞いた、夕方を告げる音。
毎日毎日、
私がどんな気分であろうと、
その日がどんな日であろうと、
毎日同じ時を告げる。
燃えるような空。
巣に帰るのか飛んでゆく烏。
長く伸びる私の影法師。
そして、この音。
夕方の光景だ。
時を告げる
君と別れてからもう3年も経つ。それなのに、私はあの日から動けないでいる。
シャンプーも柔軟剤もあの頃のまま。君がいい匂いって言ったから変えてないよ。
一緒に選んだベッドカバーやカーテン、お揃いの食器やマグカップもまだ使ってる。
君が見たいと言ってた映画が配信されるから入ったNetflixも解約してない。
全然見てないのにね。
でもLINEやアドレス、写真なんかは全部削除したよ。あの時はめちゃくちゃ泣いたなあ。
結構頑張ったのにさ、結局嫌でも君を思い出してしまうものばかりに囲まれて生活してるんだ。
いい加減変わらなきゃ、という思いと、もうこのままでいいやの繰り返し。
こんな日々が続くのかと思うと悲しくなった。
そんなある日、マグカップを落として割ってしまったの。持ち手と本体が見事にまっぷたつ。
焦った私が拾い上げようとした時にね、
(もう終わりにしない?)
誰かの声が聞こえたの。
ハッとして部屋を見渡したら
不思議だね、カーテンもベッドカバーも食器も全てが色褪せて見えた。
「うん、そうだね」
マグカップが割れる鈍い音は、出発の時を告げる合図だったのかな。
明日、新しいカーテンとベッドカバーを買いに行こう。
「見ててよ、君より幸せになってやるからさ」
新・強女子誕生の瞬間でしたend
㉟時を告げる
もう少し
もう少しだけ
そばにいたい
もう少しだけ
見つめていたい
そんな2人の
願いも虚しく
ホームのベルが
別れの
時を告げる
時を告げる
不思議な人だった。
朝が弱くて起きられない、と言ったら次の日にひよこを連れてきた。100%のはてな顔でひよことその人を見返すと、
「ひよこは鶏になるんだよ」
という。ええ、存じておりますが。
「鶏は古来より時告鳥と呼ばれるんだ。その声で朝を告げてくれるからね。このひよこは大きくなれば間違いなく時告鳥になる」
なんか誰か有名人の構文みたいだなと思いながらうっすら頷く。
はい、と目の前にひよこが差し出された。
「君がこの子を時告鳥に育て上げるんだ」
「……え?」
「ひよこは早起きだから朝ごはんは早めのほうが良い。水もこまめに変えてあげたほうが良いね。弱くて体温管理も苦手だから温かいところで護ってあげて」
「いや…いやいや、だから朝は苦手なんだってば」
「大丈夫だよ、君、昔うさぎの飼育委員が当たったときは文句言いながら遅刻はしたことなかったし」
「あれ以来二度と生き物なんて飼わないと誓って生きてきたんだけど?」
「まあまあ、とりあえず1週間育ててみなよ。あまりに無理そうだったら引き取るし」
「ほんとだな? 念書書いてもらうからな?」
実際に一筆書いてもらうほどの念は入れて仕方なくひよこを飼うことになった。
正直可愛かった。
ちまちまと歩く黄色い物体。餌を手のひらに載せるとそこに嘴を必死に突き立てて食べる。食べ方が下手で、水を飲むときに大半の餌が流れていくこともあった。赤ちゃんと一緒だ。
1週間が経つ頃にはこの子を時告鳥なるものに育て上げてあげよう、という気持ちが小さく育っていた。
なぜならひよこは早起きではあったが餌と水さえ置いておけば勝手に食べ、勝手に歩き回り、勝手に寝ている生き物で、捕食さえされないようにしておけばこちらの生活リズムを変えなくても済んだからである。
大きくなったひよこはやがて卵を産んだ。
えっ、と思わず声が出た。
「ねえ、ひよこが鶏になったんだけど」
「素晴らしい! やはり君はちゃんと朝起きて世話ができるひとだったね」
「いや、…まあ世話はしたけど…とにかく、鶏なんだけど」
「うん、ひよこは鶏になるんだよ。鶏は古来時告…」
「告げないんだけど。雌鳥だから」
「…──えっ」
「コケコッコーとかって鳴くの、雄鶏だけらしいよ」
「…じゃあ君のとこの鶏は……」
「コッココッコ言って卵産んでるよ」
「……新鮮な卵が食べられるね」
「まあね」
「…………」
「…………」
しばらくして、手違いでうちにやってきた鶏の代わりに、ひよこを連れてきた彼が時を告げる人になった。
目覚ましの代わりに、時告鳥の代わりに、毎朝彼は起こしに来る。
ときに起きながら、ときに二度寝しながら、うっすら思う。
人だろうが鶏だろうが、朝を告げたがるのはオスなのだと。
今日も鶏はコッココッコ鳴きながら白い卵を産んでいる。
会いたくて
会いたくて会いたくて
やっと来た今日が
一瞬で終わる
次はいつ?なんて
聞けないまま
君の視界に割り込んで
強引に重ねた唇
離れた瞬間
時計を気にする君の目が
声より先に
バイバイと言った
【時を告げる】
陽葵ちゃんが言った。こないだのカラオケ🎤🎶で、歌った曲絶対に、私たちが歌うより、れいん君たちに歌ってほしいなぁ〰️🎵と、微笑を込めて💞私も、ちょっと、想像してみた🤔.。o○苺先生やもも先生たちと歌ったり、踊ったりするれいん君やみんな🎵『うん、うん、絶対に、似合う(o^-^o)🎵』と私も言った。
『今日で、中間テストも終わったから、週末、久しぶりにみんなに会いに行こうヨ〰️と陽葵ちゃんは言った。陽葵ちゃんと木田太一君は、将来の夢は、保育士さんだもん、ネ(o^-^o)✨現場に触れての勉強だネ✨『高橋君も、木田君もスケジュール空いている??』『✨😉👍️』と木田君、らしいね🎵『高橋君『ok🙆♂️!!』と、言った。夏音ちゃんもok🎵高橋君が、苺先生に連絡取ってくれるみたい〰️(*´-`)高橋君が『ところで、あんずは、みんなのために、書いた物語あるの?』と。メジャーの大谷選手なら、もちのろん、オーライ(*>∀<*)だろう✨『・・・』『あんず、ダメじゃん!!ちゃんと自分の夢は、作家だろう✨だから
苺先生やもも先生やれいん君たちは、イイお客さんだと、思ったら、頑張れる👊😆🎵
だろう✨れいん君たち、しっかりしているから生の反応が返ってくるぜ🎵イイ勉強!!だと、想うぞ🎵』✨、高橋君に、見惚れた、私です。ぽかん。ありがとう(o^-^o)🎵そういう視点は?私にはなかった。ホント、ありがとう〰️(*>∀<*)✨『そうそう。怠けんな、あんず🎵』と、木田君は、高橋君に便乗した笑『木田は、テスト出来た〰️の!?』と夏音ちゃんが言った。
夏音ちゃんは、秋の文化祭に向けて、絵画を作成中(*>∀<*)✨すごいなぁ〰️✨『私も、蒼さんに今は夢中✨😍✨だけど、ちゃんと頑張ります💪(*>∀<*)✨』陽葵ちゃんが、うふふと微笑った。『そんな、素直なあんずちゃんが好きヨ🎵』と音符🎶のような声で、ドキドキ😍💓するよ〰️陽葵ちゃん。また、コスプレしようぜ!!(*>∀<*)と木田君は、言った。『高橋のカラーヘアーワックス使いたいからがして下さいネ🎵✨』と木田君は、言った、あらま😮!💦ーー私たちの秋で🍁秋の空は、何処までも高いから、ジャンプしなくちゃ、ネ🎵(*>∀<*)
コスプレも、物語も前に進まなくちゃ、ネ
🎵✨(o^-^o)終わり
〈時を告げる〉〜猫〜
ニャー ニャー
うん??猫?
チラッ
「うぁ!黒猫だ!可愛い!!
迷子にでもなったのかな?」
そこには、ダンボールに入った子猫がいた。
僕は、黒猫に「夜一(よるいち)」と名付けた。
「僕は、晴翔(はると)!これからよろしくね!
夜一!」
〜2年後〜
「夜一、おはよう!」
?「おはよう、晴翔。」
「えっ!誰!?、、もしかして、夜一?」
(どういうこと?なんで喋れるんだ?)
(夜一)「晴翔、もうすぐで、、、」
ゴンッ!! (ベットに落ちた)
夢?びっくりした〜!夜一の様子でも見に行こう、
「夜一、おはよう〜」
「おはよう、晴翔」
「夢じゃなかったの!?」
「夢じゃないよ!晴翔!言ったでしょ?もうすぐで、 授業が始まるよ!」
「えっ!、、、ここは??」
僕は別世界の学校に来ていた。
キーンコーンカーンコーン
(チャイム?)
耳を着く、騒がしい目覚まし音
瞼を開けば、見慣れた天井
身体を起こせば、怠さを訴える身体
カーテンを開ければ、身体を包む眩ゆかな太陽
嗚呼、今日も一日が始まってしまったよ
--二作目--
本当は分かっていた筈なのだ
知っていた、理解していた筈なのだ
この恋が叶わない事も
何時か別れの時が来る事も
なのに、訳も分からず、涙が枯れるまで泣いてしまった
「さようなら」
いつもの声色で告げられた別れは
ボクを壊すには十分過ぎたんだ
#時を告げる
406作目
身体を揺すられる感覚が、した
重い瞼を無理やり開けば
何時も澄まし顔のアイツにしては珍しく
焦った様な顔をしていた
なんだその顔は、とか
お前でもそんな顔するんだな、とか
どうしたんだよ、とか
言いたい事は沢山あったのに
今は唯、アイツの身体を思いっ切り抱き締めていた
...肩口に埋めた顔を上げると、そこは薄ら色が濃くなっていた
【時を告げる】
時を告げる教会の鐘が
高く低く響く
いよいよその時が来たのだ
僕は背中の羽を羽ばたかせ
塔の窓枠を蹴った
「時を告げる」
私は腕時計が好きだ
シンプルなデザインの物を好む
私の持っている腕時計の中で
特にお気に入りの物がある
それは、フェルト生地の黄色い時計
息子が保育園の時に作ってくれた物
文字盤は一緒に
マジックで書いた
あの日の16:20…
私の大切な黄色い腕時計は
いつ見ても幸せなあの日のあの時を告げる
永久に狂うことの無い
幸せな時間を...
ピピピピ、ピピピピ――
朝を告げる目覚まし時計の音が鳴り響く。恋人たちは揃って音の鳴る方に向かって手を伸ばした。
ピピピッ――
青年の方が先に目覚まし時計に手が届く。その上にもったりと彼女の手が重なった。
「あさぁ……」
なんとも言えない気の抜けた彼女の声が耳に届く。青年は手のひらを回転させて重なった彼女の手を掴んで自分の頬に持っていくと寝ぼけ眼で頬擦りした。
「本日の仕事はぁ……?」
「休みですぅ……」
「俺も休みぃ……」
ふたりは力の抜けた会話を繰り広げると、青年はゆっくりと瞳を開けて彼女を見つめる。
「……起きる?」
青年の言葉に、彼女は片方だけ瞳を開けてぼんやり考えて、もっさりと身体を起こした。
「起きます……」
青年は彼女の手を離さないまま、手の甲に唇を寄せた。
「じゃあ、起きようか」
「あい……」
仕事であればふたり共、もう少しシャッキリと起きるのだが、休みだと気が抜ける。
青年も身体を起こして、彼女の頬にキスを贈ると、ぽやぽやした彼女が青年にもたれ掛かった。
「ほーら、起きるよ。起きないとくすぐっちゃうよ!」
「いやだぁ、起きますぅ……」
カクンッと彼女の重さが青年の肩に伸し掛った。
「……」
ほんの一時だけ間を置いて、青年は彼女を精一杯くすぐって起こしてあげた。
おわり
一一三、時を告げる
時を告げる
夜中にやたらと響く秒針の音は
身動きできず止まっている私を
置いてけぼりにして進んで行く。
心音のような安定の秒針の音は
まだ子宮に守られた赤子の感覚になる。
不安と安心は表裏一体だと
全ては過去になって行くと
冷静沈着に時を告げゆく。
間もなく今日が終わる
やり残したことはないかな?
やっておけば良かったと思うことがあるのなら
手帳に記しておこう
これからやってみたいことがあるなら
それも手帳に記しておこう
どんどん書いて手帳のページをめくるんだ
めくる音が君に時を告げる
昨日が終わった音
そして新しい一日が始まる音
良い一日が始まるから
時を告げる #4
今日はなんだか学校終わり散歩をしたい気分だった。田舎の緑に囲まれたあぜ道をゆっくり歩く。今日あった出来事、
明日はどんな1日になるかを考えていた。
遠くまで広がっている田んぼや空を見渡して、世界の広さを身に感じる。
かれこれ1時間くらい散歩してたのかなあ。時の流れの速さを実感した1日だった。
街中に響く大きな鐘の音。この音が鳴れば子供は家へ帰るし井戸端会議の奥様達も家へ戻る。会社員は今日も残業を覚悟し、若い男女は闇に溶け込んでいく。
例え友人と喧嘩しようとも。
例え子供が家へ帰ってこなくなっても。
例え街から人が消えようとも。
街は次第に火の海となる。次々に建物が崩れ落ちる。岩の下にいる虫みたいにぐちゃぐちゃと人が慌てふためく。
悲鳴など聞こえていないかのように、平和を象徴する鐘の音が滑稽にも響き渡った。
『時を告げる』
「時を告げる」
時を告げる鐘が鳴る。
「さあ、冒険へ出発!」
僕が少し大きな声で言った。
「おー!」
パーティーのメンバーは言った。
僕達のパーティーは歩き始めた。
「時を告げる」
仕事中、ある時間になると来る人達がいる。
あぁ、来たなと思って時計を見ると、
だいたいいつも同じ時間。
だから私達にとってその人達が時を告げる人。
たまに違う時間に来る時があって、
そんな時は調子が狂う。
どうかしたのか?と余計な心配をしちゃうし。
定時に来られても、それはそれで困るんだけどね。
【時を告げる】
刻一刻と刻まれる時計の音
もう二度と戻れない過去
人々の成長を感じたり、
過去に戻りたいと思ったり...
我が家の裏手にはお寺がある。
毎朝6時になると境内の鐘をついて近隣に時を告げている。
騒音というほどの音量ではないのに、鐘の音が鳴ると自然に眠りから覚めるようになった。
目覚まし時計やスマホのアラームに起こされるより穏やかに目覚めることができる。
今日はちょっと遅くまで寝てようかな、という日まで目が覚めてしまうが、そこから始まる二度寝もまたよし。鐘の音を聞きながら、ゆっくりと再び眠りにおちていく瞬間がとても好きだ。
「時を告げる」