『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
告げられた時刻はいつも過去のもの
/お題「時を告げる」より
【時を告げる】
かき氷を欲っし下調べ
気合い十分に計画し
臨時休業の貼り紙に立ち尽くす
慌てて探した移動先で
営業時間のお知らせが
悲しい時を告げる
かき氷
お早めに
真っ暗な世界だったのに目が覚めると
そこは現実で
羅列する線と線の視界は僕の体を直立させて。
頭が上にちゃんと来たら、夢から覚めたんだと気づいて
繰り返してる呼吸とそっと伝っていく汗の粒たちが
温度を知らせてく
僕の体に
本当の現実 ってやつを見せてくる。
体はいつも生々しくないが、こういう時は生き物だって
わからせてくる。
そうだ僕らは生きてる、こうやって身体が変化していくのを
感じて
時は僕らの細胞が教えてくれる、いつもは隠れてる闇の中に
そうやって油断をさせて最後はリミットかけてくる。
最期の時があるように。
始まりの時を告げるため鐘が鳴る
大きな音が周囲に響く
皆はその鐘を合図とし
熱狂に包まれる
踊りながら行進する人々と
張り子のドラゴンを見て
皆の熱狂はさらに高まり
声援が飛び交う
今日は祭りだ
街なかを進むドラゴンはその迫力で
そして踊る人々は軽やかパフォーマンスで
我々を高揚させてくれる
この街で毎年開かれる祭り
毎年大勢の人がこれを目当てに訪れる
祭りはまだ始まったばかりだ
祭りを執り行う人々も
それを見る人々も
毎年この祭りに関わる人たちは
皆全力で楽しみ
そして盛り上げるのだ
一番大事なときはじりじりと、しかしあっさりとやってくる。
ご臨終です。医師がそう告げた。
明日には死ぬと毎日言われていた君の、物言わぬ君の、心電図の音だけが僕の気持ちの頼りだった。
親戚たちは葬式会議をしている。静かにもめている。
誰かが低くもの申しても、沈黙が会議に沈んでも、僕はふわふわとした気持ちでいる。
うれしさでも悲しさでもない。
頭の中にずっと心電図の音がしていた。
今から死ぬ人のゆっくりとした心音がしていた。
題:時を告げる
「時を告げる」
私の友達はどんなときでもマイペース。
出かけるとき毎回困ってる。
あの日、ある事件が起こった。一人暮らしの女性を狙った殺人が頻発しているらしい。
私は、その友達に連絡した。
『殺人犯そこら辺いるから今すぐに鍵確認して!』
『わかったぁ~今やるぅ~』
そういえば…私…鍵閉めたっけ?…
ガチャ
「あ…え…○○?」
そこにいたのは友達だった。
彼女は私には真実を告げるのは無理だったようだ。
今ちょうど時計が夜の11時を指している。
考えろ、思い出せ。
ここがこうだからこっちは何だ。
絶対に分かる。分かるのに出てこない。
諦めたら終わりだ。考えろ、諦めるな。
キーンコーンカーンコーン……
シャー芯が折れたと同時に終わりの時を告げた。
出会いの時を告げる、学校の正面玄関の大きな時計
青春の時を告げる、教室の黒板上の時計
別れの時を告げる、みんなの心の時計
それぞれがそれぞれの時を告げる、それぞれの時計を持っている
その時計の進み方は同じでも、色も形も表示形式も全く違う
それでも全部、素敵な時を告げる、素敵な時計
それぞれが歩む、自分の時間、それはそれは綺麗な時間だ
誇りを持って、胸を張って歩もう
夕焼け空の時
君と歩く恋路、君には帰宅路に見えているのだろう?
君と別れる”ふたつのみち”
君がサヨナラと告げる時
僕は好きだと告げていた
魔の間の中
告げられた
そんな昨日のような1年前と”おなじひ”この日を記念日として君と祝っている
時の流れとは実に早いものだ
〘 時を告げる〙
アラームが鳴った。
朝がきた。
一日で一番嫌いな朝の時間…
一人目を起こし、二人目を起こし、三人目を起こす。
なかなか起きない三人目を起こす為に何度階段を上り下りすればいいのだろう…
脱ぎっぱなしのパジャマ…
片付けてと何度言っただろう。
間に合わないから送ってっては日常茶飯事。
早くしなさい!を言わない日はない…
毎日慌ただしい朝。
やっと三人を送り出し、自分の時間がやってきた。時を告げる音が聞こえる。一人になったこの家はとても静かで何だか寂しかった
桜の花びらが雨のように散っている
新しい制服に身を包み、これから始まる学校生活にわくわくと緊張感を感じていた僕をを出迎えてくれた。
仲の良かった友人は別の学校へ行き、新しい友達ができるか不安だったが満開の桜の花を見て緊張がほぐれたのを覚えている。
桜の花びらは出会いと始まりの時を告げた
桜の花びらが雨のように散っている
少しぶかぶかで綺麗な制服はちょうど良い大きさになり、よれよれになった。慣れ親しんだ学校にさよならを言う日、皆と離れる寂しさでいっぱいだった僕を優しく包んでくれた。学校生活から抜け出し、社会での生活で生きていけるか不安だったが、満開の桜の花を 見て、勇気が湧いてきたのを覚えている。
桜の花びらは別れと始まりの時を告げた
時を告げる 夜更けのシンデレラ アレは玉の輿というか、逆転人生というか? 薬屋のひとりごとの猫猫もある意味逆転人生?
鳥は時計だ。
空が赤い紫色になったころ
一羽の鶏が大声で歌う
無事に夜の暗さを乗り越えたことを祝っているのだろうか
空は一面の黒から赤を通り、薄い青色となる
小鳥は歌い、仲間を求める
集まった小鳥たちは合唱し、己の不安を打ち消すのだ
人間は時計を見る
木造りの小さな家から出てくる鳩を見ながら、昼食を食べる
時を告げる。
走る、走る、走る…。
月曜日の朝は何だか特別に感じる。これからまた始まる一週間に憂鬱さを滲ませる者、はたまた新たな一週間にやる気を漲らせる者。どこか気だるげな朝の空気を切り裂かんばかりに駆け抜ける。
わが社では。毎週月曜日の朝はミーティングがある。通常業務前に行われるそれに合わせて、月曜日はいつもより早い出社となる。さらに新人となると机のセッティング等でさらに早い出社をせざるを得ない。
なんでよりによって今日寝坊するかなー!いや原因は分かってる、シンプルに二度寝。あと五分…なんて甘えた自分をぶん殴りたい。自分のだらしなさを思えば五分で済むはずないのに。
学生時代陸上部で培った俊足を生かし駅へすべりこむ。陸上やってて良かったー。まさか熱心に指導してくれたコーチもこんな事で感謝されるとは思うまい。
しかし。あと数歩を残し無情にも出発の時は告げられた。
ハイ、遅刻確定ー…
そう、目指すはシンデレラ
ねぇ誰にでも言えないこと、一つや二つあるでしょ?
家族にも友達にもこれだけは無理ムリ!!
バリアを作ってたって人はゴシップ好きなのです
ありもしない噂で目に見えないキズ増えるよね
ねぇなんでかな嫌いだった?友達と思ってた
正しいことしたってアンチはつくんだ
がんばろう、努力してこそヒロインだ
でもたまに泣いちゃうの
辛い時こそおかわりしよう!
消えちゃえ、あっち行け 弱気ヒロインはいらない
そう、目指すはシンデレラ
恋フラグはどこでしょうか?夢は花嫁なのです
苦手な相手だって知りもせず決めつけてました
同じ夢を目指すなら、きっともう仲間だよね
いつも興味無いフリして見守ってくれてたんだ
「仲直り出来たよ」
優しくしないでよ、泣いちゃうじゃん
ありがとう
12時の時を刻む...
私は強気シンデレラに生まれ変わるのです!!
がんばろう、努力してこそヒロインだ
でもたまに泣いちゃうの
辛い時こそおかわりしよう!
消えちゃえ、あっち行け 弱気ヒロインはいらない
そう、なれるよシンデレラ
可愛くなれるの!なんてね、夢は花嫁なのです
時を告げる 〜猫時計〜
朝だよー起きろー
バシバシッ
(肉球パンチ)
昼だよーごはんくれー
うろうろっ
(足元ぐるぐる)
夜だよーあそぼー
ドタバタッ
(運動会)
つかれたーもう寝るぞー
ササッ
(ベッド先取り)
ぐーすぴー
(即寝)
…
(ベッドの隅に追いやられながら人は眠る)
時を告げる
私は叫んだ、夢の中で何かに襲われて必死に助けてと叫んだ。けれど誰も助けてくれない。それどころか周りの人は皆笑っている。高らかな声を上げて笑っている。その瞬間現実を告げる音がなった。
終わったと思った。どうして?なぜ助けてくれないの?なぜ?私の心の中で同じ疑問が何度もリフレインする。人と関わる事が嫌になった決定的瞬間だった。もう嫌だ、誰も信用できない。何かあったら言ってね力になるから、もうその言葉さえ信じられなくなった。力になるって言われても本当に信じて良いのかわからない。悔しかった。
「ねぇどうしたの?ねぇ!」私は体を揺すられて目を覚ました。「何かあったの?」お母さんは私にそう聞いた。「えっ?何で?」私はお母さんが何を言ってるのか分からなかった。「だってあんたを起こしに来たら泣きながら寝てたんだもん」お母さんがそう言った。その瞬間夢を見ていたんだと気づいた。あれは夢だったんだ……良かった。少し安心した。「ううん、何でもない」私はお母さんにそう言った。
時を告げる
わっしーは時の神。
ってのを思い出した。
時間には限りがあった。
限りがあることを知っていた。
君の時間と私の時間が違うことも知っていた。
何度後悔しても、
戻ってこないことも知っていた。
それでも
君と過ごした時間を思い出すこの時間は、
決して無駄じゃないと思った。
また出会い、そして別れが来る。
次に別れの時が来るまで、
私はこの後悔を覚えていられるだろうか。
 ̄[時を告げる]
──時を告げる
その時が告げられたら
苦しいだろうか嬉しいだろうか
どんな時が告げられるだろうか
その時私は何をしているだろうか
何を考えて どんな顔をしているの
生まれた時は泣いていたから
死ぬ時は笑っていたいな 贅沢だけどね