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時を告げる。

走る、走る、走る…。
月曜日の朝は何だか特別に感じる。これからまた始まる一週間に憂鬱さを滲ませる者、はたまた新たな一週間にやる気を漲らせる者。どこか気だるげな朝の空気を切り裂かんばかりに駆け抜ける。
わが社では。毎週月曜日の朝はミーティングがある。通常業務前に行われるそれに合わせて、月曜日はいつもより早い出社となる。さらに新人となると机のセッティング等でさらに早い出社をせざるを得ない。

なんでよりによって今日寝坊するかなー!いや原因は分かってる、シンプルに二度寝。あと五分…なんて甘えた自分をぶん殴りたい。自分のだらしなさを思えば五分で済むはずないのに。
学生時代陸上部で培った俊足を生かし駅へすべりこむ。陸上やってて良かったー。まさか熱心に指導してくれたコーチもこんな事で感謝されるとは思うまい。

しかし。あと数歩を残し無情にも出発の時は告げられた。
ハイ、遅刻確定ー…

9/6/2024, 11:32:02 AM