『昨日へのさよなら、明日との出会い』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
昨日へのさよなら、明日との出会い
昨日の私さようなら
後悔もあるし、余韻もある
明日の私こんにちは
不安もあるけど、どきどきわくわくがある
昨日にさよならしないままでは明日に上手く出会えない
だから、どんな昨日にもさよならしよ
そして明日を快く向かい入れよう
温故知新
そしたら、昨日もいい一日だ。
オカルト。地縛霊と少女。444字。
『踏切の地縛霊』
おい……また来たのかよ。いいか? この踏切はな俺のショバだ。『踏切の地縛霊』は二人もいらねぇんだよ。どれ、今日も飛び込む気が失せるような轢死体の話を……。
しなくていい? 転校が決まった? そうかそうか、これでそのシケたツラ見なくてすむぜ。良かったな!
でも、転校先でもイジメられそうで怖い? ……解った、ちょっと髪一本寄越しな。これをこうして、線路の上に置く。で、下がってな。ほら、列車が通り過ぎた。これで、昨日までのお前は死んだ。さよならだ。明日は明日の新しいお前に出会える。いいな。
おっ。……いや、お前笑うと結構可愛いんだな。うん、その笑顔ならもう大丈夫だ。あん? 俺もいい加減、成仏しろ? 余計なお世話だ。二度と、こんなとこ来るんじゃねぇぞ!
カンカンカン……。春の陽の中、降りる遮断機に中学生のときを思い出す。
イジメで自殺すら考えたとき、救ってくれた奇妙な少年の地縛霊。
「お母さん! 列車!」
「うん。カッコイイね」
遮断機が上がる。どこか彼の面影のある息子の手を引き、私は踏切向こうの公園に向かった。
お題「昨日へのさよなら、明日との出会い」
疲れ目。かすかに頭痛。体調悪いってわけでもないけれど、何かやる気も湧かなくて、このまま起きてても特に良いことはできない。
今日はもう寝てしまおう。
睡眠で回復という今できる一番良いことをする。
眠気はなくてもハルシオン。
このまま一生眠っていてもいいと思う。いつもきちんと朝が来るんだけど。
#昨日へのさよなら、明日との出会い
明日誕生日を迎える。
38歳。
自分がこんな年齢になるなんて想像していなかった。
ずっと若いままだと思っていた。
結婚はしていない。付き合っている人すらいない。
マッチングアプリは利用したことはない。
まだ偶然の出会いで、燃えるような恋をと友人に話したら「古い」と一蹴された。
それから付き合うことも結婚も、めんどくさくなっている。
自分の理想は古いと言われても、私は私の理想を求めていきたいし、時代や流行ではない私だけの人生を歩みたい。
明日38歳になる私を私が応援したい。
今日と同じ明日がきたとしても、やり残したことも後悔もない。
それがずっと続いて一生独身だったとしても、私が選んだ道だから、それでいい。
だから、明日もまたいつもと同じ
私らしい私で。
【昨日へのさよなら、明日との出会い】
私の世界はいつだって、靄に覆われて黒く霞んでいた。幼い頃はそれが怖くて、布団の中に縮こまっていたのをよく覚えている。いくら両親に訴えても「何もないよ」と困ったように言われるばかりで、結局私は恐怖を口にすることをやめた。おかしいのは私なんだと諦めて、『見えない』フリをして今まで生きてきた。
「――随分と珍しい瞳を持っているね」
高校からの帰宅路の畦道、すれ違いざまに耳に忍び込んできた囁き声。ハッと後ろを振り向けば、ひとりの青年がそこには立っていた。……体格と声色からして、青年なのだと思う。けれどその顔は黒い靄に覆い尽くされていて、私には視認できなかった。
「せっかくの瞳なのに、波長がズレているのか。もったいないな」
どこからか飛んできた紫色の蝶に、ふと意識が逸れた。時間にすればほんのひと刹那、それなのに気がついたときには何故か青年の真っ黒い顔が寄ってきていた。
恐怖から思わず後ずさる。けれどそれより早く、彼の手のひらが私の額へと翳された。
パチリ。目の前に白い火花が弾ける。目の奥が焼けるような感覚。次の瞬間、ストーブの中に燃えるゆらめく炎のように赤い瞳が、私の視界に映り込んでいた。
「これで僕のこと、見えるんじゃない?」
やけに整った顔の青年だった。まるで作り物みたいに美しい異質な面差しに、愉快そうに持ち上がった口角だけが奇妙な人間味を滲ませる。
「貴方、何なんですか? 私に何を……」
喉が渇いて仕方がない。それでもどうにか問いかけを絞り出した。と、青年はくすりと笑みを深くする。
「少し刺激を与えて、君の瞳の波長をこちら側に調整しただけだよ。まだ慣れていないだろうけれど、明日にでもなれば君が靄だと思っていたものの本当の姿が、全て視えるようになっているはずだ」
青年の手の中に、いつのまにか和傘が握られていた。藤の花の描かれた紫色のそれをおもむろに差し、彼は悠然と誘うように微笑んだ。
「僕たちのことを知りたいのなら明日、そこの山の中腹にある社においで。……知ってしまったらもう、君は昨日までの君と同じではいられなくなるだろうけれど」
くるりと傘が回される。その刹那、青年の姿は忽然と消え失せていた。まるで今起きた全部が夢だったかのように。だけど。
(夢じゃ、ない)
道端を動く黒い靄だったはずのものに、猫にも似た姿が薄く重なって見える。あの青年の言う通り、明日になればもっとはっきりとその姿を捉えることができるのだろうか。
怖くないと言えば嘘になる。だけどそれでも、私は私の見えるものを知りたかった。知らないでいる怖さのほうが、知ることの怖さより私にとってはずっと大きい。
怯えるばかりだった幼い私へと祖母がくれたお守りを、ギュッと握りしめる。お守りの付け根についた小さな鈴がシャランと鳴る音が、やけに凛と響いた。
――これが私が『神様』たちと出会ったキッカケの日。わけのわからない黒い靄に怯えるばかりだった昨日までの自分に別れを告げて、『神様』と人間の仲介役をこなす明日からの自分への一歩を踏み出した日の、今でも鮮烈に思い出せる特別な思い出だった。
昨日へのさよなら、明日との出会い
たいていのことは
自分で決められない
出来るのは
これからどうするか
だから明日の為に
今ここで考えるんだ
自分との約束
認めがたい弱さ
強がりの隠しで
なんとか取り留める
時間に無理やり
押し出される日々
昨日へのさよなら
全てを受け止め
明日との出会い
己の姿を心に照らし
走り続けていく
そんな1日を
昨日と明日の間で
戦い続けている
それでも今日を
生きている実感
自分という形を
バランスとって
なんとか維持してる
走りながら考える
そんなスタイルで
明日を迎える
準備をしている
みんな、知ってる?
どの瞬間よりも「今」が1番だってこと。
昨日の私は最悪だった。
だから殺した。
明日の私は頑張ってね、
おやすみ。
「昨日へのさよなら、明日との出会い」
昨日へのさよなら、明日への出会い
ところで今日はどこ
「昨日へのさよなら、明日との出会い」
昨日の自分にはもう会わない。これから先、ずっと。
明日の自分には、会わなければならない。生きてる限り、ずっと。
私はもう、明日の自分には会いたくない。生きていたくない。
「大事な命だろ。これから先、楽しいことはきっとある。」って、どうせ止めるのだろう。
じゃあ、その楽しいことっていつ来るの?来ない可能性もあるんだよね?根拠の無いことを言って無理やり生きさせようとしてくるの、ほんとウザイ。
でも、それでも。涙が出てくるってことは。
まだ生きたいってことなのかな。
君と過ごし、別れを告げた昨日、
過去を思い出して泣いていた今日、
そして、過去を乗り越えて明日へ。
明日はどんな出会いが待っているのだろうか…。
ワクワクが止まらない。
【昨日へのさよなら、明日との出会い】
#27
毎日はそれの繰り返しです。
【昨日へのさよなら明日との出会い】
昨日へのさよなら、明日との出会い
鬼が出るか蛇が出るか
待ち受ける明日は吉か凶か
去った昨日へ未練はないか
明日は昨日を越えるのか
一日一日「自分」を賭ける
フィン・アダムスの僕の最愛の女性はある日忽然と消えてしまった。
女性の両親は二人が営む食堂で殺害されていたが、一人娘である彼女だけは遺体が見つからなかったのである。
それから彼は毎日毎日荒らされた食堂を片付けた。涙にくれる目と、行き場のない怒りや悲しみを噛み締めながら、毎日毎日。
半年ほど続けたところで、彼の前に一人の少女が現れた。少女は女性とその両親であるケリー一家の親戚なのだと言い、アリス・ケリーと名乗った。
フィンは、それはたぶん嘘なのだろうと思う。だって少女はあまりに女性に似すぎていた。なのに目が違った。話し方も振る舞いもなにもかも違った。
だからだろうか。女性とまったく同じ顔と体なのに、少女を見ていてもフィンはあまり辛くなかった。けど、名前だけは呼べなかった。
少女は食堂の復興を望んだ。フィンは一も二もなくそれに乗った。
少女と少女が拾った(文字通り少女は孤児を拾った)子供と三人でフィンは食堂の復興に邁進した。それが最愛の彼女の望みのように思えたからだ。
三人の努力の甲斐があり、食堂はそれなりに繁盛する。
けれどフィンは未だにアリスを名前で呼べずにいた。
だって、読んだら彼女は本当にアリスになってしまう。
しかしそれをフィンは意識していなかった。
新たな出会いはあれど、 彼はまだ彼女だけを愛していたし、彼女のいない明日を生きることが出来ずにいる。
昨日へのさよなら、明日の出会い-。
僕は、「昨日」へのさよならが寂しくて、静寂に包まれたこの妖艶な夜に1人、ついつい浸かりこんでしまうのです。時間など限られているなんてこと、とうの昔に気づいたはずなのに。
また、「昨日」に満足感が湧かない日も長く長く、余計に浸かってしまう。
僕は、もう既に「昨日」に、
依存してしまっていた。
「明日への出会い」が怖かった。それもまた、理由の一つである。出会って仕舞えば、何も怖くなんかないことも知っていた。
否、ただ「明日への出会い」から逃げ出していただけなのかもしれない。また始まる、終わることの無い、監獄から精神だけでもと逃げ口を無意識つくっていたのだろうか。
そう、1人討論をしている僕は、
今もまた「昨日」から抜け出せないでいた。
その日は部屋で優雅に本を読んでいた…のに、昨日の僕が来たせいでその空間はぶち壊された。
「やっほー!明日の自分!明日は楽しみかい?」
適当に、対応しとくか。
「そう言うあなたは昨日はどうでしたか?」
そう言うと笑顔で言った。
「もちろん楽しくなかった!」
楽しくないのに明るく振る舞ってるのですか…。
この僕は馬鹿なのでしょうか。
「ねっ、僕が心の中に秘めていることがバレないように明日の僕は、なるべく明るく振る舞ってね!」
えっ…面倒くさい。
「何その顔〜!全く僕はほんと僕だね!」
「すみません、そろそろ時間なのでさっさっと消えてくれると有り難いです」
「あっ、傷ついた…。はぁ、さっきの約束引き受けないつもりなら、ずっとここにいる。」
昨日の僕は部屋の角に座って俯いていた。
「え"っ……わかりました!」
そう言うと満面の笑みと少し入り混じった悪い顔を最後に、昨日の自分は消えた。
……嵌められた。
仕方無いなぁ。
「さて、明日の僕は頑張りましょうか」
昨日の僕は、また出番が出るまでさよなら。
また、会えるといいね。
……数年後
「やぁ、僕また会ったね!」
「僕は全員僕だけどそのテンションからしてあのときの僕かな?」
「あはは〜!その塩対応変わらないね!」
「で?次はなんですか?」
そう言うとニコニコしていつまで経っても答えないため
予想がついた。
「まさか…」
「YES!そのまさか、さ!」
「引き受けるのに変わりはありませんが、あの時は嵌めたことに関しては一発殴らせてください」
「待って怖い怖い」
割と根に持つタイプだからね、一回殴らせてもらわないと、ね…落ち着かない。
「覚悟は?」
笑顔で僕は言った。
「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァ」
さぁ、また明日も頑張りましょう。
# 10
昨日へのさよなら、明日への出会い
弱虫だった自分に別れを告げる
転ぶことを怖がらず前へ前へと突き進む
ドロドロになって辿り着く先に
光あふれる明日があるだろう
昨日と明日はどこにありますか?
あなたの記憶の中にあります、
それは感情やイメージと共に、
あなたの内なる世界に存在します。
しかし、それが事実と異なることを見てください、イリュージョンとして認識しましょう。
あなたは、このような幻想を
今、創り出しているのです。
過去と未来は今、同時に存在しています。
そして、その創造力を自覚し、
いかようにも築き上げることができることを
確信してください。
現在フィリピンにいます。
元々はメキシコに行くはずでした。でもESTAの不具合があり、ロサンゼルスに入れず……
このまま日本に帰るのも勿体無い。そう感じて、韓国、フィリピンに行きました。
韓国はとても優しくて、フィリピンに行く時も急遽行くことになったのでコロナ陰性証明書がなかったです。なので、空港で戸惑いました。
韓国の方に助けられ、フィリピンに入国。
フィリピンに入って、ホテルを探しても見つからず。空港で寝ることに。
次の日、空港から新たにとったホテルに向かう。
その時だった、20分ほどの時間でタクシーに1万円以上の料金を提示され、手持ちが0円に。
5月24日に1度、日本に戻ります。1度韓国に行ってからにします。
韓国から日本。
なので日本に着くのは25日。フィリピンが30日以内しか入国できない。
昨日へのさようなら、明日への出会い。
フィリピンでも色々起こりました。嬉しいことも悲しいことも。これが海外!
また再挑戦します! 昨日の自分にさようならして、明日への出会いのために。
フィリピンはとても楽しかったです! シャワーが冷水でキツかったけど笑笑
Mr.Childrenの旅立ちの唄
という歌があります
そのライブ映像がミュージックビデオとなっていて
YouTubeにあがっています
今日の私の心をとにかく癒してほしくて
救ってほしくて
人差し指で画面に触れました
そこから流れてくる音と
伝わってくる言葉と
彼らの表情に涙が溢れて
ああ、やはり私には
彼らの音楽がいのちだ
と思ったのです