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昨日へのさよなら、明日の出会い-。

僕は、「昨日」へのさよならが寂しくて、静寂に包まれたこの妖艶な夜に1人、ついつい浸かりこんでしまうのです。時間など限られているなんてこと、とうの昔に気づいたはずなのに。
また、「昨日」に満足感が湧かない日も長く長く、余計に浸かってしまう。

僕は、もう既に「昨日」に、
依存してしまっていた。

「明日への出会い」が怖かった。それもまた、理由の一つである。出会って仕舞えば、何も怖くなんかないことも知っていた。


否、ただ「明日への出会い」から逃げ出していただけなのかもしれない。また始まる、終わることの無い、監獄から精神だけでもと逃げ口を無意識つくっていたのだろうか。

そう、1人討論をしている僕は、
今もまた「昨日」から抜け出せないでいた。

5/22/2023, 12:04:41 PM