『春爛漫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
春爛漫
浮き立つ心
飛んでいかないように
しっかりと
つかまえていて
………春爛漫
春爛漫
爛漫(らんまん)とか読めんて、爛漫ってなんや
しばし休業中
春爛漫
「春爛漫」は「はるらんまん」と読みます。春が本格的なシーズンを迎えて、桜などの花が咲き乱れ、光に満ちた様子を表す言葉です。
私は春が好きだ。
桜が好きだから。
お題「春爛漫」(雑記・途中投稿)
昨日かな? 車窓から梅だか桜だか桃だか分からない何かを色々見た。
いつも区別がつかないんだよなぁ。
抽選会で当たった桜草を育ててから、桜草のことが好きになった。
今まで気付かなかったけど、家の庭にたくさん植えられていたらしいと自分で育ててから気付いた。
今年は見れるだろうか。
祖父がいなくなってから、父が管理しているので、もしかしたら雑草だと思って抜いてしまっているかもしれない。
たくさん咲いているところを見れたらいいなと思う。
春爛漫、そんな季節になってきた、空気も、
ゆっくりと暖かくなって、過ごしやすくなる、
そんな季節でもあって、私は好きである。
勿論、彼も、僕も、俺も、好きである。
けど、この季節になるとやはり最初の時期を
思い出してしまうのである。
彼との出会いがなければ、私達は、出会えない、
俺達が出会えていない、僕達が交わらない、
そんな運命のイタズラを引き起こしてくれて、
自分自身と向き合わせてくれて、
助けれてくれて、皆を引っ張ってくれて、
最後まで、貴方は、みんなの光でありましたね
だけども、また、会える、会えた、繰り返し、
記憶を保持していることは、内緒にして、
また、彼と話をするんだ、彼も記憶を保持する、
そんなリロードのように、カッコいい貴方を、
また、見れてしまう、期待してしまう、
貴方を捕まえる為ならこの物語に縛ってでも、
"ずっとHEROして、逃がしやしませんから。"
マガイモノでないこの気持ちは誰しも抱えて、
いないとは言えないだろう?
特段強いのが、うちらなだけだから、
貴方は出会った時点でもうGameOver。
また、終わっても、戻っておいで、二度と、
戻っていかないように、貴方をここで、
縛ってでも、一生この物語で愛してあげる。
元ネタ
ペルソナ主人公(特に3,4,5)
憂鬱だった朝でも、
家を出たら心地の良さに心が洗われる。
駅までの道、桜散る花を追いかけたら
地面から少しだけ伸びたつくしをみつけた。
よもぎに紛れてたんぽぽが蕾をつけて、
帰り道の疲れた体を癒すように
沈丁花の香りで顔を上げたくなるんだ。
#春爛漫
#47【春爛漫】
男子高校生がいちゃるやつです。
「よっ!!」
桜が散る中、君が背中に覆いかぶさってくる。
これが日常。
「ふふ、おはよ。」
「なんでいっつも塩なんだよ〜…」
「慣れてるからね〜」
そんないつもの日常だけど、今日はちょっと特別。
川には沢山の花びらが浮いて、流れていく。
春風に押されながら通る並木道は心地よくて、いつもこうならいいのに、と思ってしまう程。
春爛漫。
「何ぼーっとしてんのー?」
「ん、なんでもない。行こ!」
結構な傑作を前回投稿したつもりだったんですけどデータ消えててメンタル崩壊寸前です😭
《春爛漫》
夜風に、咲き乱れる花の香が満ちている。
薄曇る月の光が、川面に滲んで揺らめいていた。
仄白い桜の花が、枝に連なり、川に映り、風に舞い――まるで天地の境さえ曖昧になったかのようだ。
「まるで、夢のようだね」
私の言葉に、隣の人影は微笑んだ。
「夢ならば、醒めることのないように」
声はそよ風に溶け、髪を撫でる指先は、ひどく優しかった。
桜吹雪の中、艶やかに、ふわりと舞う蝶を見つけた。
光と影の狭間で、ひとひらの花弁が翅に触れる。
――今宵限りの、儚い舞。
それでも蝶は、ひるむことなく宙を舞った。
愛おしむように、恋い焦がれるように、夜闇に咲き誇る華のように。
幾星霜を越え、幾度となく巡る春。
だが、このひと夜、この瞬間は、二度と訪れぬもの。
ならば、せめて――。
私は手を伸ばし、隣の温もりを確かめる。
繋いだ指先の向こうに、風に散る桜。
夜を彩る薄紅の華が、舞いながら、月影に溶けていく。
(了)
春爛漫…
って誰か意味調べた人いるでしょ!
意味は
【春の花が咲き乱れて、
光に満ちた様子を表す四字熟語。】
だそうです!
春の花かぁ…桜と…。
…。
菜の花かな。
確か…というか調べたけど
花言葉は
「小さな幸せ」
「元気いっぱい」
「快活」
「明るさ」
「活発」
「快活な愛」
「豊かさ」
「財産」
「競争」
らしいですね。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
…君に似合うなぁ。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
春爛漫
家に帰る暮れ六つ時
微かに明るい青空は
初春の訪れを示した
子供達が帰ったあと
公園のベンチに座り
温かい風を感じてた
ある桃色が横切った
ふと上を見上げると
桜が月に照らされる
桜咲く夜風の景色が
星々のように美しい
春爛漫という刹那を
私は心に深く刻んだ――
春爛漫
爛漫ってなんでしょう
春が溢れてる感じなんかね
お椀の形にした手の中に
桜だのなんだのの花弁や
花が乗ってるのを想像するね
爛漫というのは、花が咲き乱れている様子のこと。ということは、春爛漫は春に花が咲き乱れていること。春は長い長い冬が明けて植物動物が顔を出し始める頃。ある意味、一年で一番賑やかな季節かもしれない。
そういえば、先日、東京で桜の開花宣言がされた。春といえば桜だよなあ。花見にも、入学式にも、大抵桜がついている。もはや桜は日本の文化に根付いているといっても過言ではない。桜の凄いところは、見方によってイメージが変貌すること。春「爛漫」とあるように、明るい雰囲気を撒き散らしたと思えば、ある時には妖艶なオーラを醸し出す。
無邪気さも、上品さも持ち合わせている。そんな花は他になかなかないのではないか。今年も、春爛漫を精一杯満喫しなければ。
【春爛漫】
✦ coming soon !✦
春爛漫だね
桜が咲いて日差しが暖かくて
花粉も飛んでいるけれど
それでも寒い日が少なくなって
お花見に出かける人たちが増えてきた
卒業式に入学式に
春は行事が沢山だ
もうすぐ始まる新年度を
柔らかい気持ちで過ごせますように
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『春爛漫、散りゆく約束』
春が、あまりにも綺麗だったから。
僕は、あの日のことを思い出さずにはいられなかった。
桜が舞う道の向こう、いつものベンチに座っているのは あまね。
白いワンピースに、風がそっと触れるたび、まるで花びらみたいに儚い。
「かいと、おそい。」
ふわりと微笑む彼女の声は、今でも耳に焼き付いている。
僕はその日、遅刻したことを何度も謝りながら、ポケットの中の小さな箱を握りしめていた。
指輪なんて、あまねには似合わないかもしれない。
それでも、春が終わる前に伝えたかった。
「来年も、その次も、ずっと一緒に桜を見よう」
あまねは小さく首を振った。
「かいと、私、もう来年は見れないよ。」
僕は笑って、「また冗談言って」と言いかけたけど
あまねの瞳が、春の陽射しよりずっと静かで、冷たくて
胸の奥がすっと冷えていくのがわかった。
病院のベッドの上で、「最後に見たいものは?」と聞かれて
あまねは迷わず「桜」と答えた。
春爛漫。
花が咲き誇るほど、彼女の命は音を立てて散っていった。
告白の言葉は、間に合わなかった。
あまねが最後に見た桜の色は、僕の涙で滲んでいた。
今、あの日と同じ桜並木の下で
僕は一人、空に向かって小さく呟く。
「来年も、その次も、桜が咲くたび、僕は君を思い出す。」
あまねの好きだった、春爛漫の空は
今日も、何事もなかったように優しい。
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春爛漫
満開の桜を見る相手は
どこにもいない
頭の中でイメージしながらニヤついている
4/13 ラーメン
近所にあるのに何故か入り辛い飲食店、そんなお店ってありませんか?美味いとも不味いとも評判がない。こっちはいつ潰れるかと心配するけど、いつまでも残っているお店。俺にとってはそれがラーメン◯◯◯だ。その昔、歩いて5分の位置に新しいラーメン屋さんが出来た。俺の住む街は寂れている。飲食店はできては消え、できては消えを繰り返した。だがラーメン◯◯◯は、しっかり街に溶け込んだ。1回くらいは行ってみるかと思いつつ、10数年間そのチャンスは訪れなかった。しかし、今日、等々そのチャンスが訪れたのだ。いつもは選択肢の最後の方にランキングしているラーメン◯◯◯だが、普段行っていないお店に行きたいと言う好奇心と兎に角腹が減ったから適当に済ませるかと言う打算の力の融合によってランキング1位に躍り出たのだ。少し緊張しながら店の前に自転車を停める。店内に入ると常連らしい客2人と、気弱そうなおじさんの店主がいた。テレビではメジャーリーグのドジャース対パドレス戦をやっている。カウンターは学校の机の様に落書きが彫られている。これどうやってやったの?店主の目の前だよね?メニューを見てラーメン◯◯◯の生存戦略を理解した。ラーメン500円。安い。俺は550円の味噌ラーメンを注文した。運ばれてきた味噌ラーメンは実にシンプル。メンマとコーンとチャーシューがまばらに盛ってある。そしてなんと言う正直な味。そうだ。500円のラーメンに隠し味なんか必要ない。とにかく口に放り込め。常連らしい客は相次いで帰って行った。店主と過ごす2人きりの時間。その時チャンスが訪れた。大谷翔平が打席に立ったのだ。ホームランを放とうものなら盛り上がる事間違いない。俺はラーメンを平らげ、大谷翔平の打席に集中した。大谷のバットがボールを捉えた。ホームラン。とはいかなかったがライト線に運ぶ2塁打を放った。ありがとう大谷、それで十分だ。俺は会計に向かうと店主に話しかけた。
「それにしてもよく打ちますねぇ。」
「あ、ああ、そうですね、チャンスですから良かったらゆっくり見て行って下さい。」
「いや、良いもの見せて貰ったんで大丈夫です。」
店主との束の間の交流。もう2度と来ることはないが。
『春爛漫』
『ねえ! 速く学校行こ! 桜綺麗だよ!』
満開の桜並木を2人で歩いた、高校3年生の春の思い出。
桜を見るたびに、俺の1番好きな人、小夜の事を思い出す。
小夜は春が好きで、よく俺の手を引っ張って外に出て桜を見るような、桜が大好きな子だった。
当時の俺は「ゲームしたいから行きたく無い」みたいな事を言う生意気な小僧だった。だが、正直満更でも無かった事を覚えている。
2人で、桜を見に行った。時にはお花見をしたり、桜並木を歩いたりした。
全て俺と小夜との大切な思い出だ。
「小夜、春が来たぞ。お前の大好きな春、そして桜だ」
目の前の墓に手を合わせた後、俺は言う。
「同期の悠凛は花粉症が酷いってさ。俺は花粉症じゃないからわからないんだけどさ」
少しだけ、世間話をする。世間話、と言っても俺が一方的に話すだけのただの独り言だ。
「お前も一緒に桜を見れたら良かったんだけどな。そうすれば……お前との思い出をまた語れたかもしれん」
少しだけ、目尻が熱くなる。目の前に眠っているであろう人の顔を思い浮かべてしまったから。
「じゃあ、そろそろ行くよ。仕事に行かなきゃ。またこれくらいの時間に来るよ。じゃあな」
小夜の墓に背中を向けて、歩き出す。少しだけ歩くと、桜の花びらがひらひらと降って地面に落ちた。
(二次創作)(春爛漫)
新しい階層に足を踏み入れる時は、いつだってわくわくする。迷宮に潜る理由は人それぞれで、たとえば財宝を見つけて一山当てたい者であったり、冒険者としての名声を得たい者であったりする。個別の理由で挑む者、散歩感覚で浅い階層のみ出入りする者ももちろんいて、パラディンのオニキスにとっては新しい階層を見たい、が大きな理由だった。
5階までは、瑞々しい緑が眩しい春のダンジョンだった。続く6階からは一転して色付いた木々が目を惹く物悲しげな秋のダンジョンだった。11階は氷と樹氷の煌めく冬のダンジョン。ならば今日足を踏み入れる16階は、きっと春のダンジョンに違いない。
「――!!」
果たして、オニキスを迎え入れたのは、視界を埋め尽くさんばかりの薄桃色の花だった。
「これは、凄いですね」
ずっとオニキスに付き従っているガンナーのパールが、ひょこっと顔を出す。
「確か、サクラと呼ぶのです。この木の下に座ってお弁当を食べるのが春の慣わしだと、ルビーさんが……」
「…………」
オニキスは、静かに歩みを進める。迷宮の中、まして第四階層のここで、呑気にランチなんて死に直結する行為だ。だが、樹海基軸のそばであれば、魔物の気配は皆無だ。それに、ちょうど、今朝宿屋で貰ったパンがあったはず。
樹海基軸の少し前、ちょうど幹の太いサクラの木があったから、オニキスはそこに腰を下ろした。すぐに、パールもそれに倣う。そのまま上を見上げれば、隙間なく張り出した枝とサクラの花の隙間から、僅かに空が見える。
かつて、オニキスのギルドには何人かのメンバーがいた。どのギルドよりも深い今の階層に到達する間に、皆命を落とし、今や残るのは二人だけ。新しいメンバーを募る気にもなれず、ただただここに来た。
「パール」
この階層で最後だと思うか?と答えの無い問いを、しかしオニキスは飲み込んだ。代わりに、
「綺麗だな……」
と呟く声が、サクラに吸い込まれていく。