『星空』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あの星とこの星 結ぶ糸で編んだ 君へとたどり着く小舟
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ほぼ点と点で出来た星空を、見えない線で繋いで理解しようとしたことと、それが今も使われていることが、言葉を編み出した人間らしくて愛おしいなと思うことがあります。
多分、誰かに伝えるためにその線はできたんでしょうね。きっと何千年前の誰かと同じように星空を指でなぞる私がいる。
因みに調べたら、星座は五千年前のメソポタミアの羊飼いの人々も暦や占いのため作っていたけれど、今ある星座は2世紀頃に生きたギリシャの天文学者プトレマイオス(トレミー)さんがだいたい書物にまとめたもの(北天)らしい。南天は大航海時代。
言語みたいにバラバラになりそうなものですが、今は会議で国際的に統一されている。
だから日本なのにギリシャ神話なんですね。知らなかったです。
青年は、その少女の瞳に星空を見た。
それが光を失わぬように。
青年は少女を永遠に守り続けると誓った。
【星空】
いろんなテーマパークの中で
一番好きなアトラクションは
TDLのスペースマウンテンかも
残念ながら今月末で終わってしまうらしく
もう一度乗りたかったな
乗っている間 上を見ていると
無数の星の中を飛んでいるよう
あんなふうに 流れ星のように
満天の星空を駆け抜けてみたい
懐かしい友だちと騒ぎながら
#星空
数ある星を見ていると自分が塵くらいの存在でしかないことが思い知らされる。
彼にとっての私もきっと、あそこに浮かぶ星のように数ある中のひとつにすぎないのであろう。
でも、私にとっての君は月だ。星は空というキャンパスに沢山描かれているけれど、月はひとつしか描かれていない。君だけを特別に強調して描かれているこの世界となんら変わりのないこの空。
代わりのいない唯一無二。
私にとっての彼とはそういう存在だ。
私が君にとって沢山ある星の中の一つであれど、君の視界に移り、この星空を綺麗だと思って貰えるのであれば、私はこのモブ的存在がぴったりなのだ。
夏の暖かい風が夜になっても続く
キラキラと光る星空が透明な海の水面に反射し輝いている
山には一つのたった一つの展望台があり
そこからの眺めは誰もを驚かせる絶景だった
空に浮かぶ一等星
その時僕は………
「あの星になってみたい」
と呟いた…
そしたら君は
「じゃぁ僕は二等星かな?」
とニコッと笑いながら言った
「どうして君は一等星じゃないの?」
そう問いかけると君は空に広がる星を見てこう言った
「僕は主人公が大好きな人だから」
僕は突然の言葉に驚いた表情を隠せなかった
「僕が主人公って事?」
君にそう言ったら
「うーん…そうだね!」
「そして……やっぱり…」
「星…綺麗だね!」
「………」
夢?
そう思いながらベットから起き上がる
あの子は何だったんだろう…
上手く思い出せない…
そして僕はまたあの展望台を登る
その時だった…
夢に出て来たあの子がその展望台にいた
そしたらその子は
「星…綺麗だね!」
と夢で見たあの笑顔と同時に君は
同じ台詞を言った
星空
自由くんの流れ星って曲好きなのよね。
もちろん神谷さんバージョンも好き。
自由くんの歌声って素敵すぎるよね。
声が好きだ。
なるほど、
だから声優さんなのか。
温泉の香りを纏うきみが言う星座見つけねはいよーいどん
星空
「星空」
別にディスりたいわけじゃないけどさ、都会って星空が遠いよね。街のネオンやらどこそこのライトアップやら、住宅街の街灯やらなんやらで、全然星々が見えないんだもの。そんなに興味ないの?
「明るいほうがいいだろ。夜道見えにくいし」
「暗いところってなんとなく怖いじゃん。ナニが潜んでるかわからないし」
「その気持ちはわかるけどさ、星見えないじゃん」
「星見たきゃプラネタリウム行けばいいだろ」
「あんまり星とか考えたことなかった。月が出てるなーぐらいは思うけど」
……聞く相手を間違えた気がする。弟と後輩は星空に全く興味がないタイプらしい。
っていうか、弟よ。「パンがないならケーキを食べたらいいじゃない」みたいに言うんじゃないよ。人工物と天然じゃ大違いでしょうが。
あっ、いや、プラネタリウムそのものを否定したいんじゃないよ。
でも、星が見たかったらプラネタリウムに行くっていうの、全然アリだな。今度おすすめのところ探してみよう。
昔は道標としてみんな見上げていたって言うじゃないか。眠るまでの語り草に、星々を結んで星座を作って、それぞれに物語を紡いだりして。なかなかにロマンがあると思わない? そういう物語を知れば知るほど、星空を見上げるのが楽しくなる感覚は、いまでもしっかり記憶に刻み込まれている。
ところが、どんどん文明が発展して、星を道標にしなくたって目的地がわかるようになった。空に物語を見出さなくても、いろんな物語が地上で綴られるようになった。
あんなに怯えていた夜の闇がそんなに怖くないってわかっちゃったから、それを払拭するように夜を覆わんばかりに灯りを増やしていった。
だから、みんな夜に、星に、興味を無くしちゃったんだろうな。
私は違うって偉ぶるつもりはない。育った環境じゃないだろうか。生まれてからずっと星がよく見えるところに住んでいて、星をこよなく愛した誰かがずっとそばにいてくれたから。同じ環境で育ったはずの弟よりも、私は星空を見上げていた。「誰か」が教えてくれる星座の物語を聞くのが大好きだった。
その「誰か」、いまとなってはわからないんだけど。わからなくなったいまでも、私のどこかで「そのひと」は生き続けているんだと思う。だから、いまでも星空に思い焦がれるのかな。
「今日は、星がよく見えるな」
「ほんとだ。近いかも」
足元を照らすカンテラのみの夜道を、3人で歩いていたある日のこと。徐に空を見上げた弟が星の多さに驚き、つられて見上げた後輩もいつになくはっきり見える星空に感銘を受けたようだ。
そうでしょう、そうでしょう! じっくりと見上げるがいい!
勝手に得意げになっている私がいた。気持ち的には後方彼氏面……ってなんだよ、星空の彼氏って。意味わからん。でも、「お前らやっと気づいたか!」ってそんな気分だ。
「授業で習ったなー。あれ、夏の大三角だろ」
「ほんとに三角形だ」
「逆になんだと思ってたんだよ」
「人が好き勝手に繋いだだけだと思ってた」
「お前な、」
さすがの弟も呆れている。後輩らしいといえばらしいけれど。
「夏の大三角で一番光ってるのがベガね。で、ベガの上がデネブ、下がアルタイル。それぞれ星座があって、」
「ゼロノスのフォームそっから来てんの?」
「うん、まあ、そうだね。本職天文学者だし」
「なんの話?」
「「仮面◯イダー」」
「わかんない」
(いつもの3人シリーズ)
星空
ピカピカ光る私とあなた
眩しく光って見えないから
君が見たくて片目つむって
近づいた
こんなに近くに居たんだね
手をつないでおやすみなさい
星座早見盤を持って家を出た。
星空を眺めるのなんて、いつぶりなのだろう。
蒸し暑い、遥か遠い中空に張る黒い帳に、これでもかと星が散らばっている。
星と星を繋いでみる。
直線で出来た骨組みだけが現れる。
夏の大三角は、デネブが不憫だ。
逢瀬を控えて盛り上がる他の2人を傍目に、白鳥の尾羽は愚直に光っている。
星座早見盤と星空を見比べながら、指先で星を追う私の傍らで、目を細めてにこやかにこちらを見守る彼女が立っている。
目が覚めたとき、彼女は私の隣にいた。
私に声をかけて、食事や暮らしを計らってくれ、星空の見方を教えてくれた。
星空が好きなんだろう。
私はすぐに星空に夢中になった。
何も覚えていないのに。
何も分からない。
何も覚えていない。
何も知らない。
彼女のことも分からない。
星座への好奇心だけが、星空への執着だけが、ただ私の脳内に、ぽつんとあった。
七夕。
もうすぐ七夕だった。
何も分からない私の部屋にかけられたカレンダーには、七夕が赤く丸つけてあった。
…それは、気づいた彼女が慌てて剥がしたのだけど。
彼女は親切で、優しくて、でも口の利けない彼女は、私に星以外のことは教えてくれなかった。
ここは、人里からかなり離れた場所のようだった。
彼女も私も、この庭までしか出ずに、庭の家庭菜園と、定期的に届く瑣末な食料品で暮らし続けた。
時折、遠くの街の光が見えたり、海の向こうの岸が赤く燃えたりしていた。
でも大抵は対岸の火事で、この小さな私と彼女の世界は、すこぶる平和だった。
今日だって、星空の下に続く街の方でバラバラとなる騒音も、星空の先に浮かぶ岸の街にあがる煙も、私たちには関係ないものだった。
…だが、本当に関係ないものなのだろうか?
ないはずの左腕が密かに痛むのは、そういうものを見た時だった。
もしかしたら、私はあの穏やかではない向こう岸に、何かを置いてきたのではないか。そんな疑問が、ふいと脳の隅で頭をもたげたまま、固まっている。
彼女がふいに星空を指差した。
星が一つ流れ落ちた。
彼女はいつもより僅かに嬉しそうに笑って、こちらを見た。
その嬉々とした瞳に応えて、私も微笑んだ。
今の私にとっては、ないはずの腕の痛みよりも、彼女と寄り添っていること、それが一番大切なことのように思えた。
遠くで、星空を揺るがすような轟音が響いた。
星空がかすかに揺れた。
私たちの庭は相変わらず、静かだった。
星も、静かに瞬いていた。
テーマ「星空」
私は空を見ることが好きだ。
綺麗な青空に浮かぶ綿あめのような雲や夕方と夜の間の橙色と青色のグラデーション、雨の日真上を見た時に映る黒く見える雨…
いつ見ても表情が違っていて、いつ見ても飽きなくて。
気分の落ち込んだ日なんかはとくにぼーっと見てしまう。
まぁそれは星空も例外ではなく…
私の住んでいる地域はあまり星空は綺麗に見えない。
夏は明るい星とその他がポツポツと、冬は数えるのが大変な程には見えるが満天の星空と言うには程遠い。
それでも私は星空を見るのが好きだ。
夜、2階にのぼって部屋の電気を消す。
窓から他の家の電気や電柱の光を見ないように空をじっと見つめる。
するとはじめは4,5個ぐらいしか見えなかった星がどんどんと数を増やしていって数十個、冬ならギリギリ100個あるかもしれないぐらいに増える。
私にはそんな星空がとても綺麗に見える。
1匹の蛍にどんどん仲間が集まっていくように…蛍見たことないけど。
とはいえ人生で1度でもいいから満天の星空が見てみたいと思う。
画像ではなく実際に。
私が大学生になったらアルバイトをしてお金を貯めたい。
貯めたお金で人生初の一人旅をしたい。
行先は有名な観光スポットではなく電柱の光もとほんどないような田舎に行きたい。
時期は冬がいい。
夜に外に出てずっと星を眺めてたい。
日の出までスマホも出さず本も読まずただひたすらに。
それか万が一寝落ちしても大丈夫なように防寒着は着すぎなほど着て星空を眺めるために外に出たい。
建物の中では想像もできないほど寒くて「たくさん着てきて正解だったな」と思いたい。
着いたあとは30分ほどぼーっと星空を眺めていたい。
30分たったあとは防寒着をたくさん来てきたことが裏目に出て眠くなりたい。
そしてそのまま寝落ちをして気がつけば朝になっていたい。
寝ぼけてて「ここはどこだっけ」と思いながら適当に歩きたい。
目が冴えてきたところで昨日のことを思い出して「無事に起きれてよかった…」と心の底から安心したい。
…なんてね。
怖い。
星降る夜の下で君と2人で笑って、泣いて、沢山また笑って
『生まれ変わるなら星がいい』とか意味わかんない事呟いて。
そんな時間を打ち壊すかのように君は綺麗な星となった。
君はもしかしたら私に言葉でサインを出していたのかな、?
ごめんね。
こんな事になるならさ私も星になれば良かったなんて、、。
また会いたいよ、また喧嘩しようよ、笑おうよ、泣こうよ
またバカ話しようよ、星空の下でまた一緒に話そうよ。
私の事置いてくなんていい度胸してるわ、、ほんとにさ。笑
二人で一つって君が言ったんだからさ、
星になるならそれも一緒でしょうよ普通。笑
でも、君には勝てないよ。君が辛くても見抜けない、君は凄いよ
でも帰ってきて言っても帰ってこないのは凄いと思わないけど。
でも君がそういう人間なのは私が1番知ってるし。
この時、私がどうするかなんて君がいちばん知っているでしょ?
ねぇ、もし今この星空が今も
"君と見れてたら"どう変わってたんだろうね。
最後に見る空が綺麗な星空で良かった。
そう言って私は宙に身を投げ出した。
綺麗な星に私はなれるかな、
びっちがあたしをみてる
蛇みたいな眼でさ、
びっちの瞳に
あちこちの光が反射して
まるで現代アート
視線がねちっこく
あたしの体をしばる
あたしは体をねじられたみたいな
なんとも言えない体制になって
びっちをみる
「なにがしたいのさ、」
蝶々がはばたいて
あたしの
変に上がりきった手にとまる
ふと視線をあげる
「」
空にどこまでも広がっている星
私はそのひとつひとつの光が全部地球以外の星たちで
私はいつか小さな光まで行ってみたい
でも今私には叶わない願い
星空なんて見る機会は少ないと思うけど
いつかの願いを思って私は見上げ続けるよ
うわーんまた昨日も忘れちゃったので、今日のお題と合わせます
親切で、愛嬌があってどんな時でもニコニコしている。でもその笑顔を僕のものだけにしたいとか、思うようになってしまってから君の周りの男たちに敵意を抱くようになった。なんだってみんな、あの子にそんなに夢中なんだ。他にも女子はたくさんいるだろう。僕だけが、あの子のことを見つめてられたらいいのに。僕だけがあの子のそばにいたい。笑顔を独り占めしたい。全てを独占したい。
そんな気持ちが日に日に強くなってゆく。彼女は相変わらずみんなに平等に接している。こんな僕の、どす黒い気持ちなんかちっとも分かっちゃいない。
じゃあもしも僕が、あの子に思いを告げたらどうなるだろう。僕のものになってよ、と言ったら二つ返事でOKしてくれるのだろうか。その結果は神様だけが知っているわけだけど、僕もなんとなく分かる。NOで返される気がする。今の僕じゃ、彼女の視界に入ったとしても、ずっと見つめてもらえるような器じゃない。そんなの分かってる。僕の気持ちばかりが成長して、肝心なあの子の気持ちは何一つ変わってくれてはいない。
だからまだ告白はしない。勝算が100になるまではまだ、思いを告げない。それって一体いつになるんだろうか。のんびりやってたら彼女はきっと誰かのものになってしまうよな。
でも、“力ずく”とか、そう言うやり方は嫌だ。どんなに嫉妬してしまっても、彼女の悲しむことはしたくないから。それくらい僕だって良識ある。
だからあとは……やっぱり神頼みか。神様、僕にいい風向きをください。努力は決して怠らないから。あの子の瞳にどうか僕を映して。
そう願いをかけた今宵の空。星が満天に輝いていた。そういえばもうすぐ七夕だ。僕の願いは叶うだろうか。あの子に気持ちを打ち明けられるだろうか。あれもこれもやっぱり、全ては神のみぞ知るんだろ。
『題名「 」』
刹那の繋ぎ目。それが星空。
星を見て感慨に耽るのは、その空に描かれた物語を羨んでいるからなのでしょう。
刹那の繋ぎ目。それが星空。
星に願いをかけるのは、自分にはまだ希望があると信じたいからなのでしょう。
刹那の繋ぎ目。それが星空。
星空を見てロマンを感じるのは、孤独なのではなく大切な人が傍にいるからなのでしょう。
刹那の繋ぎ目。貴方が星空。
ところで『刹那の繋ぎ目』とはなんでしょう。
刹那に紡ぎ、刹那に紡がれ。
この物語、後は貴方に託します。
※託す…自分の意思や願いを他人に伝え、その実現を期待するさま。
お題『星空』
織川からのお知らせ
織川もうそろそろ夏休みに突入します!なので、投稿頻度があがると思います。どれぐらいの投稿頻度になるかは分かりませんが、是非応援宜しくお願い致します。
星空
空に輝く星
暗い中でキラキラ光ってる
私もキラキラ光れるかな?
世の中はたくさんの表裏があって
明るい事もあれば暗い事もある
暗くても暗さを利用して輝けるほどの
うつわのデカさが欲しいなぁ
星空は綺麗だけど
綺麗に輝くための努力をしているから
すごいのだと
感じて
私は私のペースで
今できることを一つずつ行って
私を育てているのである
あの日君と見たあの星空をもう一度。
軽快なステップで地面を踏んだあの頃の私たち。だけどお互いに分かっていたんだ。もう会えないかもしれないと。
「ごめん、、!ごめん!」
「いやだよぉ、、、」
「きっとまた会えるよ!僕が運命の赤い糸で手繰り寄せてあげる!」
「運命の赤い糸ってなぁに?」
「ふふっ内緒!」
「転校しないでよぉ、、」
「大人になったらまた会おうね!絶対だよ!」
「ゆびきりげんまんしよ?」
「ゆびきりげんまん嘘ついたら針千本のーます指切った!」
「また会おうね!夏希!」
「またね!真奈!」
後で書きます!さよ~なら~
坂の上で寝転がりながら星空をみたい。
そんな僕のただの願望、
"星空"
ハナを連れて医院の屋上に上がり、夜空を見上げる。
街中のはずなのに、それなりに高い場所だから二等星も見える。
フルートと楽譜ノートも持ってきているので、ケースを置いて蓋を開け、組み立てて楽譜ノートを広げる。
演奏するのは、【星と僕らと】。
ジメッとする星空の下で、ゆったりとした曲調のものを演奏するのは、中々に乙なものだ。
曲名や歌詞の中に『星』が入っているこの曲を、外で演奏するなら星空の下がいいと思っていた。
だから今夜晴れているのを見て、屋上で吹きたいとハナを連れて上がった。
気分は最高。夜闇の中から瞬く星々と柔らかな明かりを照らす月、この空間にフルートの音色が響くのはなんとも神秘的で、俺が演奏している姿を他人が見たら幻想的な空間になっているだろう。
演奏を終えて口を離す。先程までうっとりとした顔で座って聞き耳を立てていたハナが立ち上がってゆっくり足元に来て、「みゃあん」と鳴いた。
フルートをバラしてケースの中に仕舞って、地べたに腰を下ろして空を見上げる。
日常を忘れさせる力がある星空を見上げながら、膝に乗って丸くなったハナを撫でる。
──こんな風に夜を過ごすのも、たまにはいいな。