数ある星を見ていると自分が塵くらいの存在でしかないことが思い知らされる。
彼にとっての私もきっと、あそこに浮かぶ星のように数ある中のひとつにすぎないのであろう。
でも、私にとっての君は月だ。星は空というキャンパスに沢山描かれているけれど、月はひとつしか描かれていない。君だけを特別に強調して描かれているこの世界となんら変わりのないこの空。
代わりのいない唯一無二。
私にとっての彼とはそういう存在だ。
私が君にとって沢山ある星の中の一つであれど、君の視界に移り、この星空を綺麗だと思って貰えるのであれば、私はこのモブ的存在がぴったりなのだ。
7/5/2024, 1:28:52 PM