さくらもち/文章苦手。

Open App

テーマ「星空」

私は空を見ることが好きだ。
綺麗な青空に浮かぶ綿あめのような雲や夕方と夜の間の橙色と青色のグラデーション、雨の日真上を見た時に映る黒く見える雨…
いつ見ても表情が違っていて、いつ見ても飽きなくて。
気分の落ち込んだ日なんかはとくにぼーっと見てしまう。

まぁそれは星空も例外ではなく…
私の住んでいる地域はあまり星空は綺麗に見えない。
夏は明るい星とその他がポツポツと、冬は数えるのが大変な程には見えるが満天の星空と言うには程遠い。
それでも私は星空を見るのが好きだ。

夜、2階にのぼって部屋の電気を消す。
窓から他の家の電気や電柱の光を見ないように空をじっと見つめる。
するとはじめは4,5個ぐらいしか見えなかった星がどんどんと数を増やしていって数十個、冬ならギリギリ100個あるかもしれないぐらいに増える。
私にはそんな星空がとても綺麗に見える。
1匹の蛍にどんどん仲間が集まっていくように…蛍見たことないけど。

とはいえ人生で1度でもいいから満天の星空が見てみたいと思う。
画像ではなく実際に。

私が大学生になったらアルバイトをしてお金を貯めたい。
貯めたお金で人生初の一人旅をしたい。
行先は有名な観光スポットではなく電柱の光もとほんどないような田舎に行きたい。
時期は冬がいい。
夜に外に出てずっと星を眺めてたい。
日の出までスマホも出さず本も読まずただひたすらに。

それか万が一寝落ちしても大丈夫なように防寒着は着すぎなほど着て星空を眺めるために外に出たい。
建物の中では想像もできないほど寒くて「たくさん着てきて正解だったな」と思いたい。
着いたあとは30分ほどぼーっと星空を眺めていたい。
30分たったあとは防寒着をたくさん来てきたことが裏目に出て眠くなりたい。
そしてそのまま寝落ちをして気がつけば朝になっていたい。
寝ぼけてて「ここはどこだっけ」と思いながら適当に歩きたい。
目が冴えてきたところで昨日のことを思い出して「無事に起きれてよかった…」と心の底から安心したい。

…なんてね。
怖い。

7/5/2024, 1:21:31 PM