夏の暖かい風が夜になっても続く
キラキラと光る星空が透明な海の水面に反射し輝いている
山には一つのたった一つの展望台があり
そこからの眺めは誰もを驚かせる絶景だった
空に浮かぶ一等星
その時僕は………
「あの星になってみたい」
と呟いた…
そしたら君は
「じゃぁ僕は二等星かな?」
とニコッと笑いながら言った
「どうして君は一等星じゃないの?」
そう問いかけると君は空に広がる星を見てこう言った
「僕は主人公が大好きな人だから」
僕は突然の言葉に驚いた表情を隠せなかった
「僕が主人公って事?」
君にそう言ったら
「うーん…そうだね!」
「そして……やっぱり…」
「星…綺麗だね!」
「………」
夢?
そう思いながらベットから起き上がる
あの子は何だったんだろう…
上手く思い出せない…
そして僕はまたあの展望台を登る
その時だった…
夢に出て来たあの子がその展望台にいた
そしたらその子は
「星…綺麗だね!」
と夢で見たあの笑顔と同時に君は
同じ台詞を言った
7/5/2024, 1:28:50 PM