『星が溢れる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
星が溢れるほどの場所にきても
なにも変わらない
自分の見方が変わらないと
なにもかわらない
地上が暗い程
星はよく見えるという
星が溢れ
夜空いっぱい現れるのは
めったにない
眼福
主役級の星
脇役もちらほら
いつもはめったに出てこない
その他大勢の
遠い星まで
勢ぞろい
私はこの夜空を
忘れたくないと思った
目の奥に
きゅっと抱きしめた
【星が溢れる】
『人生なんてクソ喰らえ』
そう言っていた貴方が
生きる希望を見出した時
闇夜の空に星が溢れた。
一歩踏み出すその勇気に
寄り添うみたいに。
星が溢れる
私の通勤路ではよく
海外の人が写真や動画を撮っている
その人にとって私の通勤路は
どんな風に見えてるのかな
見慣れない日本語の看板や電車も
キラキラして見えてるのかな
—星夜の約束事—
『星の谷』は、流れ星の終着点。
その星は、色とりどりの鮮やかな『星のかけら』となって眠っていて、それを手にした者は、幸運を引き寄せる。
と、おばあちゃんが言っていた。
「あんなおとぎ話信じるのかよ」「星が落ちてくるわけないだろ」「そんなのがあったら、どこかで売られているだろうな」
誰もこの話を信じてくれない。
星がくっきりと浮かぶ夜。
だから僕は一人で『星の谷』に向かった。
「絶対にみつけてやる……!」
僕はスコップで地面を掘りながら呟いた。
されど『星のかけら』は出てこない。
「どこにあるんだろう……」
僕は、少しだけ涙目になっていた。
おばあちゃんが言っていたことだ。絶対どこかに隠れているはずだ。
「ねぇ、星のかけらを探しにきたの?」
僕と同じくらいの背丈の女の子が話しかけてきた。ここら辺じゃ小学校は一つしかないけれど、みたこともない顔だった。
「うん。でも、なかなかみつからないんだ」
「あたしも一緒に探していい?」
「もちろん。みつけたら教えてね」
僕たちは二手に分かれて探した。もっとも、声が届くくらいの距離だったけれど。
「君の名前は?」と僕は訊いた。
「あたしはルミナ。あなたは?」
「僕は、けんぞう」
彼女とは色々なことを話した。
彼女はこの場所について詳しくて、星のことならなんでも知っていた。
「みつけた!」ふいにルミナが叫んだ。
「本当⁈」
ルミナのスコップの上には、光り輝く小さな『星のかけら』が三つあった。
「きれい……」
「これ、全部あげる」彼女が言った。
「どうして? ルミナがみつけた『星のかけら』だよ?」
彼女は首を横に振る。そして僕が持っていたジャム瓶に押し込んだ。
「あたしはいいの。その代わり、今日、あたしと会ったことは誰にも言わないでほしい」
「うん……」
「あと、またここにきてほしいな」
「本当にいいの?」
「うん。でも、絶対に約束は守ってね」
かなり時間がかかってしまったので、僕たちは解散することにした。ルミナは僕と反対方向の道だった。
『星のかけら』が溢れないようにジャム瓶を手で抑える。
みんなにこのことを自慢するよりも、次に彼女と会える夜のことで頭がいっぱいだった。
「また会いたいな」
僕は小走りで家まで向かった。
お題:星が溢れる
星が溢れる
好きでいたくない彼奴の
ラブソングを聞いた帰り道
ダイチャリで転んだ
知らない人が
助けの手と
運命なんて言葉を出してくる
怖くて
悔しくて
やるせなくて
漕ぎながら
張りつめていた糸と
涙腺が
一緒に切れた
頭上には
黒塗りの空
ここが月なら
この溢れる涙は
落ちないで
星みたいに
浮かんだのかもしれない
星が溢れる
……そこで、エリテンヌウスは空に器を置きました。星たちを次々に投げ入れる壺を。壺はみるみる星で満ち、やがてはあふれ出していきました。溢れた星は列をなし――やがてそれは天の川と呼ばれるようになりました。
「……へぇ、初めて聞いたな。何の本に書いてあったの?」
「書いてないよ。今私が作ったの」
「……へー……」
望遠鏡の設置を続けながら相槌を打つ。
聡美はいつもこうだ。適当な話をさも本当のように話す。
「じゃあそれは聡美ちゃんが勝手に言ってることで、参考にはならないよね」
レンズもセットし、照準をプロキオンの方に合わせる。冬の大三角の一星だ。
「さてできた。覗いてご覧。接眼レンズの距離は、見やすい広さにするといいよ。ここを回すの」
接眼レンズの横のダイアルを示す。
聡美はしばらく望遠鏡を眺めていた。
「……ねぇ、壺、どこにあると思う?」
「壺?」
ややあってさっきの言葉を思い出す。
「……ああ、さっきの?聡美ちゃんが勝手に作ったんじゃないの?」
「そうだけど、そうじゃないんだよ、あるの、ええと、とても明るい星のそば」
「今の季節で天の川の近くの明るい星っていうと、シリウスだね。どれちょっと」
望遠鏡の向きを少し南東、斜め下に向ける。
「ほら、あのひときわ明るい星、あれがシリウスだよ」
白く光るシリウスに向けて焦点を合わせていると、星が動いているように感じた。
「あれ?今日のこの時間、こんなところに惑星は通らないんじゃ……」
惑星ではない。もっと小さな、キラキラしたものが、シリウスの近くから動いている。まるで、流れているような……
「え、これ」
と振り返ると、いつの間にか聡美がいなかった。
「聡美ちゃん!?」
何度か大声で呼びかけた。辺りも探した。ほんの一瞬、焦点を合わせていた一瞬だった。それほど遠くに行ったはずがない。
「聡美ちゃん、聡美!!」
いくら読んでも聡美は応えなかった。それどころか姿も見えない。
辺りは真っ暗、ライトをつけても届く距離は限られている。
「そうだ、ケータイ……!」
電話をかけても呼び出し音が鳴るばかりで、やがてそれも切れた。SNSで彼女のアカウントにDMで呼びかけても、応答はなかった。
一人で星を見る。あれから何度も冬の大三角を見たが、流れる星も聡美も観ることはなかった。
冬になると毎日覗く望遠鏡。今日も覗く。
あれはプロキオン、あれはベテルギウス、そして……シリウス。
シリウスの近く、流れるように見える小さな星、あれは、まさか……!
慌てて対物レンズを変える。再度焦点を合わせる。シリウスの近く、確かあの辺に……
壺が見えた。壺のように見えた。壺の縁から星が溢れる。溢れた星がキラキラと流れる。流れる元、壺の近く、ああ、あの横顔、あの時のまま。
「聡美……」
少女漫画らしくて好きな「流れ星レンズ」 この話の中で主役の3人がそれぞれ初恋に落ちる時 相手が星で溢れてキラキラに見えるという場面があった… とても可愛らしく憧れる! 初恋のピュアさがいいね! 久しぶりに読みたくなってしまった〜
ポポヤ
星が溢れる。
何も見えない。
自分の姿もわからない。
怖いと思った。前も後ろもわからない。
だけど君なら立ち上がるだろう。
確かに恐怖を感じながらも、進むしかないとがむしゃらに。
前のめりになって転げてしまっても、君はまた立ち上がる。
普段は弱弱しくけど、いざという時に強いって知ってる。
どうか、どうか、歩みを止めない君を照らせたら。
君の歩みを進めるための灯りになれたら。
そして、星が溢れる。
この星は君のための灯りだ。
どうか歩みを止めないで。
近年の技術革新により星の養殖は盛んになった。
かつて高級品だった星々は今やお手頃価格で皆様の食卓に並び、日々を彩っている。
様々な調理法があるが、個人的なおすすめはやはり素材の味を活かした塩焼き。
ひと口頬張れば星の一生が弾ける。そこで生きた人、動物、植物——幾重にも積み重ねられた年月の風味がたまらない。
(※養殖星を使用しております。天然星の採取による文明圏の大量消滅には該当いたしません)
星が溢れる
「見て!あの星!あれがベテルギウス」
「あれあれ!確かあれがアルデバラン!」
「多分、あれが木星かな~って思うんだけど…」
僕のアパートの隣人はそう言って
毎日同じ星を数えて教えてくれる。
「昨日もそれ聞きましたよ。」
1度だけ、言ったことがある。
そしたら、「あぁ…ごめん。」って、
悲しそうな顔をした。
僕の隣人の中には星が溢れてる。
星の記憶しか残らなかった、あの事故を僕は一生恨む。
僕の隣人は記憶喪失。
毎日、記憶が無くなる。少しずつ。
いつか、僕のことも忘れるのかな。
『星が溢れる』
松本に住む彼女に会いに行って、僕はあった瞬間に強く抱いた。
柔らかな身体は、僕の懐にピッタリと合い、そして彼女も僕の背中に両手を回した。
松本に着いたのは夜の10時を回った頃。
リュックのショルダーを直そうとしていた時、彼女はすぐ隣にやって来て
『いらっしゃい、疲れた?』
って笑いながら僕の腕にしがみついた。
僕は彼女の手を取り、辺りを見回す。
高架下があって、そこに向かって彼女をピタリと横につけた。
薄暗い。
彼女を壁に追いやって、激しいキスをする。
『誰か見てるかも』
彼女はそう言うけれど、僕の気持ちは収まらない。
彼女の吐息と僕のとが混ざり合ってゆく。
堪能し終えると、彼女は深呼吸する。
『いきなりでびっくりしたよ』
『ごめんごめん』
また手を繋いだ。
彼女の家に向かう。
秋の寒さがじんわり堪えた。
特に会話はない。
僕があまり無口なせいか、彼女も黙って歩いている。
寒空を見上げれば、星空がいつも以上に溢れている。
見つめると、また怖くなって目線をすぐに逸らした。
『なに食べたい?』
聞かれたので、考えてみる。
『んー、そうだなぁ』
また星空を見遣る。
ふたりで食べる食事は格別だろうと、星に相談してみる。
夏まっ只中のある昼間から
多くの家族や友人グループがテントを構えている
一部の人たちは陽の高いうちからどんちゃん騒ぎ
山の夜は早いというのに
小さな身体を揺らしながら歩く子の先には
大きな望遠鏡が立てられている
さすがに気が早いのではないか
大きな羽を広げて駆けめぐるのを合図に
身を潜めながらも動きまわっていた動物たちが夜を越す準備を始める
どんちゃん騒ぎのグループはテントの周りには誰もいない
先ほどの子はテントの中で横になって縮こまっているのが見える
電子音が鳴り響く
あの喧しいグループのテントのようだ
僕は目を見開く
スーっと光が線を描いた
1落ちたら続々と連なる
今日はペルセウス座流星群のようだ
あの子は小さな身体と腕を空に向かってのばしている
溢れんばかりの星の光を景色に僕は一飛びする
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【涙の星】
彼女の涙は星となる。
泣いた数だけ星が生まれる。
けれど彼女は泣き虫だ。
人と話すだけで涙を流す。
だから、この世に星は際限無く生まれ、資源は豊富。
人には過ぎた星が溢れている。
夜、空を見上げて
溢れるばかりの星を見て
ちっぽけな自分の悩みが
大したことない気になる
ああ、健やかな気持ち。ああ、寂しくも懐かしくて心地の良い気持ち。触られるだけで安らぐ。触れてくださるだけで安らぐ。星が輝く。星が美しく彩られる。光が私の癒しだ。光が私の希望だ。
星が溢れる。星が溢れる。星が溢れる。
【星が溢れる】
星降る夜空を見上げて
君と指を絡める。
そんな未来も、あったのかな。
隣の温度を感じない夜は
酷く冷たく、酷く孤独だ。
涙が溢れて
流れ星のように頬をつたった。
溢れるほど沢山の星が入った星カゴ。
今日は夜空に星が沢山出ていたから大量に取れた。
これで家の電気を使わず、星の明かりで過ごせるぞ。
よーし、急いで家に帰ろう。
カゴを背負い、夜空を泳いでいると、何かが落ちてきた。
あれは……流れ星!?
気がついた時にはもう遅く、流れ星が頭をかすめ、カゴに入る。
集めた星が夜空へ飛び散ってしまう。
せっかく集めたのに……なんでこんな時に流れ星が落ちてくるんだ。
……ん?なんか焦げ臭いし、背中が熱い。
後ろを見ると、流れ星が入ったカゴが燃えていた。
「も、燃えてる!?熱っ!熱っ!」
夜空から海へ飛び込み、なんとか火を消すことが出来た。
星を全部落とすし、カゴは燃えるし……今日は災難な日だ。
森の中にひかる星が私の
心中に星が、溢れるようになりたい
あたし、もうダメだと思います
心どころか体も動かなくなっちゃったんです
だから、せめて20歳になるまでは一生懸命生きます
それでも、駄目だなぁって思ったら
もしかすると投稿が止まってしまうかもしれません
どうか、その時は。
よく頑張ったね、と見守ってくれると幸いです
それまで、全力で頑張ってみようと思います
二十歳のその先に良い事があるのなら、少し考えてみようかなぁって思うのです。