no-ne-mu

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星が溢れる



      好きでいたくない彼奴の
      ラブソングを聞いた帰り道

      ダイチャリで転んだ

      知らない人が
      助けの手と
      運命なんて言葉を出してくる

      怖くて
      悔しくて
      やるせなくて

      漕ぎながら

      張りつめていた糸と
      涙腺が
      一緒に切れた

      頭上には
      黒塗りの空


      ここが月なら


      この溢れる涙は
      落ちないで

      星みたいに
      浮かんだのかもしれない

3/16/2026, 12:21:04 AM