『日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
変わらない日常なんてない。
誰の日常も、時が流れるにつれて変わっていく。
当たり前だったものが、貴重なものに姿を変える。
例えば、平和とか。
住む場所や、人種、性別や年齢によっても、その日常はまったく異なるものとなり、同列で語ることは出来ない。
「昨夜は、家族で食卓を囲んで、夕飯を食べた後に皆でボードゲームをしたんだ」
そんな日常とは掛け離れた生活を送っている人がたくさんいる。
これは私の日常。
いずれ、私のこんな日々も終わるだろう。
変わらない日常なんてない。
どう変わってしまうのかは分からないが、変わってしまった後の日常が、誰かと繋がりの持てるものであって欲しい。
願わくば、それが家族の誰かであり、一緒に食事が出来るような日常であって欲しい。
当たり前ではない平和が、当たり前だと錯覚出来るような世の中。
当たり前ではない幸せが、当たり前だと錯覚出来るような日常。
本当に今の自分は、恵まれているんだと改めて気付いた。
「日常」
私の日常
朝起きたら顔をぬらし
お昼は鬼ごっこをする。
夜はいつも夜更かしを
「ここは音の国なのかも!いつも大きなドラムの音に、いろんな人の大きなお声が聞こえる」
でも私はお歌には参加しなくていいかな、
「こんな音いらないわ、爆弾の音にいろんな人の悲鳴‥」
私の日常
朝起きたら親がいないことに悲しみ、顔を涙でいっぱいに
お昼は見つかったら殺されるから逃げ回る
夜は寝る暇もなく逃げ続ける
一つの出来事で私の日常は変わってしまった
平穏な日常
いつも同じことの繰り返し
たまにはいつもの違うことがしたくて
学校へ行く時道を変えてみたり
友達を遊びに誘って遊んだり
でもみんな忙しくて誰も遊べない
皆が居ない
私の日常はみんなが居てこそ成り立つものだった
また今日もやらかした
仕事行きたくねぇ
布団の中でもやもやと考える
明日地球が終わればいいのにとか
馬鹿みたいな事考えて
目を瞑ってたら
いつの間にか朝を迎える
絶望の目覚め
いつまで続く
こんな日常。
今日もいい日だと
幸せに目覚められる日が
来ますように。
6月22日(日)
書く習慣からのお題
【日常】
【なんの花?】
やぶでまり
[年齢を美しく重ねる]
【今日の色】
スカーレット
スカーレットの紅を引き
私の原宿を闊歩する。
キュートでラブリーな私も素敵だけど
今日はいつもよりちょっとだけ
ワルでいきたい気分。
厚底ヒールも履きたいけれど
尻もちをついたら治りも悪い年頃で
そんなことより今日という記念日を
完璧に過ごしたい。
小ぶりな黒い日傘に艶やかな
リボンの波が美しい。
黒いドレスは膝上の丈。
柄の細かい編みタイツと
パープルストッキングを
組み合わせてレイヤードを楽しむ。
腰のコルセットは編み上げで
ふんだんにあしらわれた
ローズの刺繍が細かくて綺麗。
老眼鏡がなきゃ見えないけれど。
あ〜あ、やだやだ。
自分で老眼鏡なんて言いたくないわ。
[リーディンググラス]だって
コーデの一部にしちゃうんだから
ほんとに私は唯一無二。
みて、やばくね?
あのババア痛くね?
通りすがりのクソガキが
わざと耳に入る声でさえずった。
ご丁寧に指までさして。
母親の腹の中からやり直しな!
貴様らが60になった時
同じことをクソガキに言われるか
さびれたスーパーの衣料品を着て
背虫のババアをやってるだろうよ。
まだ経験もしていない未来を
甘くみてんじゃないよ。
と、まあ昔の私だったら
昨日までの私だったら言ってるね。
今日は私のゴスロリ記念日。
ゴスロリを愛して愛されて
気づいて振り返ったら50年。
積み重ねた日々は
辛くて重いこともあったのに
「ここで終わり」と決めた途端
揺れるドレスの裾くらい
短くて愛しくて仕方がないの。
人生最後の、ゴスロリの日。
美しく、年を重ねた私の最後。
誰に何を言われようと。
最後まで、私らしく。
日常
代わり映えのしない毎日だ。だから日常というお題じゃ書くことがない。
そう思ったけど考えてみたらちょいちょい変化はあったりする。最近は食生活にちょっとした変化があった。
変化っていうか食欲が増したっていうか、ストレスからどうしても食べ過ぎちゃう。困ったものだ。
以前は夜ご飯に納豆と漬物でも食べれば十分満腹だったんだけど最近は普通に食べるようになってしまった。
こうなった理由はストレスとかもあるんだろうけど一番の原因としてあすけんをやめたことだな。やっぱり食生活を記録してカロリーを把握するってダイエットにめちゃくちゃ効果的だ。
とはいえまたあすけんを、という気にはならないんだよな。シンプルにめんどくさい。最近はもうなにもかもがどうでもよくなってきてあすけんをやる気が起きない。
日常
仕事に追われてストレスフルで毎日がクタクタでも
何もする気がなくてただ毎日を無駄に過ごしていても
その繰り返しにうんざりしていても
日常を送れている事に感謝あるのみ
だって 世の中には
それを望んでも手に入らない人が大勢いるし
自分もいつ その状況に置かれるかわからないから
日常
私は何気ない日常が大切だと思った。
だってディズニーランドに行っても3日ぐらいで終わってしまう。
特別なものをもらっても数年後には忘れてしまう。
だが何気ない毎日の日常は覚えておいても覚えてなくてもお金はいつも通りの値段なのでそんなに関係ない。
だからこそ私は何気ない日常が一番大切なのかもしれないと思った。
日常
同じような日を繰り返しているだけなのに、時は確実にこの身を衰えさせていく。
空気を入れてぱんぱんに膨らませた浮き輪から静かに空気が漏れ出していくように体から魂が抜けていくようだ。
昔は気づかなかったのかもしれない。だが今は魂の漏れ出す気配を確実に感じている。
日常会話に置き換えると「やる気が出ない」「体が重い」「なんとなくしんどい」と言えることなのだろうけれど。
もう年だしね、なんて曖昧な笑みを浮かべながら腰をさする。
同じように見えてもみんな確実にどこかへ向かっている。
その足音を聞きながら、少しでも歩みの速度が落ちることを願いながら毎日あがき続けているのだ。できるだけ平穏にその場所にたどり着くために。
#日常
日常ってガラス玉
いともたやすく 何か や 誰か に破壊される
そして自分が思ってるよりも簡単に
自分でもぶっ壊せる(乱暴である必要もないけど)
だから囚われないで
でも大事にして
窓を開けて網戸にする。
エアコンはまだ早いから
扇風機をつける。
外からの風の音
扇風機の音に
スマホから聞こえる音が
私に休息を与えてくれる。
これが私の日常。
今日は何をしようかな。
─────『日常』
日常
「今日は何するの?」
「そうだなぁ。せっかくの休みだしな……」
「出掛ける?どっか遊びに行っちゃう?」
「いや、ダラダラ過ごす」
えぇー、なんでよ。
せっかくの休みとか言ってたクセに。
と、がっかりした気持ちを込めて、口に運んだシリアルを咀嚼する俺に。
スプーンをブラブラとさせた彼が。
「ダラダラ過ごすのも、休みじゃなきゃ出来ないんだから。そんなに悪くないと思うけどなぁ」
なんて。
俺の残念そうな様子に気が付いたらしく。
そんなことを溢して。
ふあぁ、と欠伸をするから。
まだ寝てたいところを、こうやって俺と一緒に朝ごはんを食べる為に起きてくれた、彼の優しさを感じた。
だから。
俺は彼ににっこりと笑って。
「そうだね。のんびりするのも悪くないかも」
「そうだよ。それじゃ、一緒に二度寝でもする?」
「いいよ。そうしよっか」
俺と彼は、朝ごはんであるシリアルを食べ終わった器を、キッチンの流し台に置くと。
二人で、一つのベッドに潜り込む。
これが、俺と彼の幸せな日常だ。
End
お題 日常
日常
どこにでもありふれた日常だから、説明することもないと思う。
朝起きて顔を洗って朝ごはんを食べる
身支度を整えて勉強をする
出発する
帰宅後ゲームをする
夕飯を食べて読書、就寝
それだけ。あとは喧嘩。
けど、ちょっと変わるときがある。
休日。それはちょっと贅沢で、嬉しいおやすみ。
「ねえねえ、どっか行こうよ。」
「めんどいヤダヤダ。」
元気な声が響く。きょうの「天気」は雨。「気分」は晴れ。きっとくもらないし、雨も降らない。それがお休みの日。平日はくもるし晴れるし雨が降る。でもおやすみはずうっとずうっと晴れて、ちょっと暑いくらい。
日常が日常じゃなくなった日は…みなさんはどうしていますか?
「あの、私の目の色って何色…?」
毎日見ている君の顔。もちろん目もそのひとつ。
「うーん…宇宙みたいな色…。」
「ええ…そうじゃなく黒とか茶色とかで…。」
本当のことなんだけどな。深い宇宙の瞳。その奥には君が見てきたたくさんの物語。うれしいとき、たのしいときにはたくさんの星がきらめく宇宙。もうとにかくいろいろな色があるから何色とは言えない。宇宙色。
「…宇宙みたいな色か。」
「うん。俺のいちばん好きな色。」
「あの、私も。」
「そっか、同じだ。」
好きになったのは君の影響だ。君と出会う前は宇宙や惑星のことなんて少ししか知らなかった。地球と太陽と月と火星とかそのへん。
君のいちばん好きな海王星があんなにきれいなんだって一生知ることもなかっただろう。
君の瞳の中に俺の日常に溶け込んでやさしく寄り添ってくれる宇宙がある。
それが見たいから君を見つめるんだ。
…なんてな。これはただのこじつけ。
君を見つめるなんて日常になってしまったからちょっと格好つけてみた。
「…な、なに?」
「うん?かわいいなって。」
「……変なの…。」
いいじゃん。理由なんてなくても。
日常なんてそんなもんさ。
好きな色
日常
日常
少々の心配事はあるものの、平穏な日々を送っているのには感謝感謝だわ
とにかく、少しでも関心のあることには参加、挑戦をするようにしてる
その理由は1人暮らしに備えて
淋しく無いようにと、脳トレかな
母親を見ていて、特に感じる
本人がよく言う
正しくただ、空気吸っているだけの生活
朝から晩までTV漬け、見ていても
悲しくなるというか、侘びしくなるというか、自分はああはなりたくないと
切に望むね 所詮孤独というものの
人間らしく、最期まで生きたい!ですね
日常
今暮らしているこの日常は。
終わることが無いと…きっと、いつまでも続くと。
そう思っていたけれど。
いつか必ず終わりはあるんだと、
僕は知った。
僕は、知ってしまった。この事実を。
日常(実話)
今、昔話した通り入院生活なんだよねぇ。
白い壁。白い天井。
左見れば、共に病へ立ち
向かう友達の姿。
右見れば、先に行ってしまった
友人の面影がある
忙しいのかな?
ママとパパ。最近お見舞いに来てくれない。
1人で治療に向かうのはなんだか寂しい。
嫌いなのかな?
お兄ちゃんとお姉ちゃん。変わりに会いに来ても
「あんたさえいなければ」って怒られる。
邪魔だよね。
何も出来ない私なんていらないよね。
お金かかるだけだよね。
病院って牢獄の病室という牢屋に
私は病気という鎖を付けられて。苦しいよ。
「あんたさえいなければ!」
「入院費意外とかかるなぁ。」
わかってる。わかってる。
わかってるから言わないで。
日常に帰りたい。日常に戻りたい。
日常を思い出したい。
「おかえり!」
「今日のご飯はなにがいい?」
「一緒にゲームしよ!」
「勉強教えてあげる。」
どこに消えたの?私の日常。
ごめんなさい。重々しいですよね。
気がついたら書き出していました。
日常が続くことは当たり前じゃない。
いつ、どんな些細なことでも終わりを告げてしまう時がある。大好きな友達と笑って、バカみたいなしょうもないことをして盛り上がったりするのは、永遠じゃない。
ずっと続くと思っていても、何かの拍子で壊れてしまう。
壊れて、初めて気づく。
永遠じゃない。当たり前じゃない。
日常はガラス細工のようにきれいで夢幻であり、すごく脆い。
日常とは・・・・
時常
分常
秒常
の 積み重ねからなる
週常
月常
年常
を 積み重ねる 1ブロックである。
・・・・やっぱ 嬉しい。