『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
日の出。なにを意図したお題かよくわからんな。初日の出はもう終わったはずだが。
三が日が終わってまた普通の日常が始まる。だから特になんの意図もなく日の出というお題が出てきたのかな。
だけど日の出なんて意識するのはそれこそ初日の出くらいだと思うけど。
そりゃ朝起きたらカーテン開けて朝かー、とはなるけど特に日の出とか意識しない。普通はもっと日の出とか意識するものなのかね。
まぁいいか。俺は初日の出も興味ないから普通の日の出も興味ない。それで終わりだ。
しかし年末年始に三が日が終わってそろそろ食事量を戻さないとな。最近食べ過ぎて明らかに太っちまった。ダイエットしないと。
『日の出』
修学旅行の旅のしおりに朝5時起床の一文があった。晩ごはんのときの集まりで先生たちから明日は5時起きだからまくら投げや恋バナなどせず早く寝るようにと念押しがあったので誤記ではなく本当に5時起床のようだ。アラームいっぱいかけようねと相談し合う女子たち。静かにどよめいていた男子たちも女子たちに倣い、起きてなかったら起こしてくれなどの相談が始まった。僕も隣りにいたやつに同じことを頼む。
まくら投げと先生の見回りの応酬が何度が続いた夜が明けて海沿いの旅館に朝がやってきた。これまでの人生で一番早い寝起きぶりに頭がぼうとする。前を歩く同級生のあとをなんとかついていくと、水平線まで見渡せる穏やかな海が見えてきた。近くにはしめ縄が巻かれた岩が見える。同学年全員がみな一様に眠たそうな目をしていたが、一条の光が差すと一斉に感嘆の声が漏れた。太陽が驚くほど眩しい。日に当たるだけで体があたたかくなる。ぼうとしていた頭から徐々に眠気が無くなっていく。これまで当たり前にあるものと思っていた太陽のありがたみが身に沁みていく。太陽やばい、太陽すごいというざわめきの中で僕は言葉を失ってただただ立ち尽くしていた。
想いを伝える勇気も覚悟も持てないまま、毎日が過ぎていく。卒業という言葉が、どんどんと形を持って私の前に迫ってくるようで、今にも自分の机に突っ伏して泣いてしまいたい気持ちを抑える。
どうせ、やめて止まってとなりふり構わず泣いても、時は止まる事なく進んでいくのだ。
「おはよう!今日もいい天気だね」
私ではないクラスメイトへと向ける、太陽のように輝く彼の笑顔を見ながら、私は太陽を見つめて呪う。もう昇ってなんてこないで、と。
『日の出』
「酔えない酒は酒じゃねえ!」
そう云う父は、急性アルコール中毒になった。
もし酔えなかったとしても、酒なんだよね。うん。
日の出を見ると、新しいスタートにわくわくし、清々しい気持ちになる。
いつか富士山に登って、日本一高い山から見る日の出を見てみたい。そこから見る景色が他と比較できないくらいものなのではないかと思うから。
人生の日の入りが近づくにつれて日の出は見やすくなる。
日の出
寒さで目が覚める。
もぞもぞと布団の中で動いていると、白い光が差してくる。
カーテンを開けると、遅い太陽が顔を出したところだ。
さぁ、新しい一日が始まる。
「日の出」
新年最初の日に徹夜したことは未だにないから、初日の出を拝んだことは無いです。
テストの日だけど課題が終わってないとかで、徹夜したことはあります。
部屋がだんだん明るくなって青空も澄みきった青だから、感動するんですよね。けど、
「結局今日眠れなかったな… もっと早くから終わらせてれば良かった。」っていう後悔のほうも押し寄せてくるので、感動と後悔が混ざってよく分からない気持ちになります。
そんな時はただ窓から外の写真を撮ったり、窓を開けて外の空気を吸ったりすると、なんだかんだ良かったなって思えます。(何も良くないけれど)
今年は、後悔と混じることなく、純粋な感動だけの状態で日の出を眺めたいものです。
そういえば初日の出は見に行ったことがないな、とテレビを見ながらふと思い出す。
ある人は初日の出を見にいくために富士山の麓まで行くとか。まあ酔狂なこった。
私みたいな怠惰な人間は昼過ぎに起きてつまらないバラエティを眺めながらおせちもどきを食べるのが精一杯だけど、生真面目な人から見たら勿体無いと言われるのだろうか。
まあ、年末年始の過ごし方は人それぞれだ。
早起きして見る価値があるのか?
そんなこと思いながら
僕はいつものメンバーで日の出を見に行った。
まだ日も出てないから寒かった。
防寒もあんまりしなかった僕に
マフラーを譲ってくれた。
思ってたより人が集まっていた。
少したったら日の出らしい
友達と話しながら日の出を待った。
僕は初めて日の出を見た。
眩しくて綺麗で
僕は見る価値があるかなんて疑ったのが
間違いだったと思った。
新年初めての景色がコレで良かったと思う。
来年もこのメンバーで見に行きたいと思った。
─────『日の出』
相手の上がった息に興奮する。落ちる汗に紛れて優しい匂いが上がってくる。しっとりした肌に引き寄せられて、神の雫に思えてちろりと舐め上げる。
上ずった声がまた色っぽくて自分もまた熱が回る。
もっと抱きたい。肩を捕まえて自分の腕に閉じ込める。名前を呼ぶ声が切なそうで背徳感にも似た邪悪な想いに捕らわれる。この身体余す所なく自分のものだ。
もう互いの呼吸と鼓動しか聞こえない。もう限界だ。なんて熱さだろう。
『もう辞めましょうよ…姉さんだけじゃ無理だって』
『大丈夫よ!』
そんな姉弟の話し声が聞こえる
姉が口を開き
『私……《天照大神》なのよ!』
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日の出とともにお前の友人を殺す
多重債務のエロスは処刑を覚悟で王の御前に出た
しかしエロスに向けられた言葉は友人への処刑宣告だった
エロスは理由を尋ねるも王は答えずエロスを見つめ続けた
その時の王の顔はまるでリーチを外したパチカスのようだった
エロスは走った
王に渡すかねを集めるため、友のため
野をこえ山を越え
ただひたすらに地面に頭をこすりつけ
身内や知り合いに微々たる金を恵んでもらい
エロスは走った
あと一人ですべての返済金に届く
そう思って訪れた叔父の家で
エロスの足は折れてしまった
エロスが叔父に頭を下げたところ叔父の逆鱗に触れてしまい持っていた木刀で滅多打ちにされ捨てられたのだった。
エロスは泣いた
泣きながらそれでもエロスは走った
愛のためでも性愛のためでもなく
ただ心から湧き出る何かに突き動かされ
エロスは走った
エロスは転げた
エロスは這った
そしてエロスは角の取れた肉の塊となり王の前に現れた
その肉を見た王の顔には表情が宿り
友人は肉を優しく抱きかかえ涙とともに墓に埋めてやった
離れて暮らす君から
初日の出の写真が届いた
神々しい日の出と
君の明るい笑顔が重なり
こちらも笑顔になる
#日の出
#76
日の出
いつも朝の5時半に起きている。
今の季節、まだ太陽はのぼっていない時間で、まるで夜のよう。
鳥たちも起き出しておらず、とても静か。
一人暮らしの部屋で、フロアライトを、ぱちり。ぱちり。
顔を洗って、ご飯を食べて。
そうしていると、カーテンの隙間から淡い光が入ってくる。
太陽だ! そう思ってカーテンを開けるけど、やっぱり外は、ほの暗いまま。
太陽は、夜に輝く一等星の、1560億倍の明るさ。
そんなに強い光を持っているのに、まだのぼりきらない時間だと、こんなにもほのかで、優しく、弱々しい。
表面温度も6000度なのに、温かさもまだ届かないくらい。
近付けば消し飛んでしまうような存在なのに、こんな時間では頼りないくらいなんだけど、それでも希望を感じるくらい、少しずつ明るく、温かくなっていく。
太陽は神様が創ったって、聖書に書いてある。
そうなんだろうな、と思う。
ちいさいほうの光には月と名付け、夜を。
おおきいほうの光には太陽と名付け、昼を。
本を読みながら朝を過ごしていると、部屋のフロアライトなんて負けてしまうほど、太陽の温かな光が入り込んでくる。
おはよう、世界。
神様が創った世界。
ひどいことも多いけど、悲しいことも多いけど、決して変わらない良いことも多いから、太陽は明るくて温かいことを、忘れないように。
おはよう、世界。
日の出ですね〜…
あ〜…名乗り遅れました椿です…
眠いんで…今日は短めでいいですかね…
うん…日の出、好きです。
儚くって美しくって。
涙が出そうですね。
二度寝します。
また明日。おやすみなさい。
日の出が出ると共に私はあの人に告白をした。「好きです付き合ってください」これが理想だけど現実は2名揃って爆睡です!起きる気配無しずっと寝てます!
日の出_8
初日の出は見ましたか?
今年は自分の目で
見にいきたいと思ったのですが
朝に弱かったのを忘れていましたね。
結果 見られませんでした…
来年は見られることを願って
早寝早起き
頑張ってみようと思います。
また明日。
さし昇る光が東の空を明るく染め朝が誕生する。
500秒前の真新しい太陽のエネルギーだ。
一日がまた始まった。
世界が少しずつ生まれ変わる。
題「日の出」
récit œuvre originale
初日の出を見ようと
気合い入れて寝た筈なのに
「うおー。昼の12時だと!?」
起きたのは昼…
テレビ番組でご来光に手を合わせ
1月2日にリベンジした
「明けてしまいましたー!!」
白息を吐きながら、輝かしい金色を浴びる
#日の出