『日の出』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
【日の出】
大海が橙色にキラキラと輝いている。空の色も鮮やかに染まり、まるで絵に描かれた世界にでも訪れてしまったみたいだ。まだ暗いうちに僕の家を唐突に訪れ、バイクの後ろに強引に僕を押し込めてここまで連れてきた友人は、無言で海から顔を出す太陽を見つめていた。
何があったのかは知らないし聞き出すつもりもない。君が一人きりで苦しまずに、僕を隣に置いてくれるようになった。それだけでまずは十分だった。
冷たい冬の風が僕たちの頬を打つ。鮮やかな日の出を二人で眺めながら、僕はただ君の手をそっと握りしめた。
「初日の出みた?」
「ない。寝てた。じぶんは?」
「ねてた」
「だろーよ」
新年だからってなんとなく家族で過ごした。何も変わらなかった。日常が戻り始めて、また公園のベンチで時間を潰した。しらみ始める東の空。ひがのぼる。
「冬の日の出ってゆっくりでピンクだよな」
「語彙力なさすぎて伝わんないけど伝わる不思議」
「今年初不思議」
「これも今年初めて見たから初日の出でいいかな」
「いいんじゃない」
いつもの日常。ただの毎日。それを話せる相手がいれば、それでいい。
2024/01/03 日の出
「日の出」
今は偶像崇拝と言われそうだが
古代人が朝日に祈ったのは
自然なことだったに違いない
暗い夜空を突き抜ける金の束
あれこそ希望の発芽
今は暗くても
まず朝日を待ち侘びよう
あの金の束が見えたら
狂うくらいに喜ぼう
そうすれば今日歩いていける
お題「日の出」
この時期、通勤で家を出る時間に日の出を拝むことができる
いい朝の始まりかたである
今日は仕事始めなのだが曇っていて出会えなかった
残念である…
とはいえ雨予報だったのだが止んでいたので、出だしは好調と言っていいだろう
そうやって何でもいいように取っておく
単純だよね
日の出は見なかったと推しの配信者が言っていた。推しの配信者は自分の常識の無さを気にしている。でも、毎年日の出を見に行くような常識も聞いたことがない。彼女は悪くない。僕も悪くない。
日の出を見るために海に来た。
山出身だからか海に不思議と憧れがあるのだ。
恐ろしくあり神秘的な海。
その海を染める太陽。
開いたいする存在が互いを際立たせている。来てよかった。そう思わせるくらいに神々しい。
厳かな時間を目に焼き付けてを合わせる。
今年一年が良い年になりますように。
被災された皆様の1日でも早い復興をお祈りしております。
日の出
夜明け
はじまり
海や山
どちらかで言うと海
見かけるのは山
初日の出は見てない
とくに思うとこもない
36.日の出
僕は孤独だった。いつも味方でいてくれるお父さんが失踪してしまった。タバコを買ってくるって言って
帰ってくることはなかった。最後に交わした会話
なんてたわいない話で覚えてもいない。
僕は、お父さんのことを知りたくていつも夏休みに
行っていたお父さんの別荘に行った。
とても静かなところで海の波の音が聞こえて涼しい。
お父さんの机の引き出しを開けた。一段目にはタバコが置いてあり、二段目にはウイスキーが入っていた。
僕はお父さんがやっていたようにタバコを吸った。
少しむせたが2本目は慣れたようだった。
部屋にはお父さんが書いた本がたくさんあった。
僕は夢中になってウイスキーを飲みながら読んでいた。が、酔いが回ったのか気づいたら眠っていた。
するとお父さんが目の前にいた。
「よお!お前も来ていたのか!
お前にはまだ早いだろ笑」
久しぶりに聞いた声に泣きそうだったが堪えた。
「どこに行ってたの?楽しかった?」
そう聞くしかできなかった。
「そうだなぁ〜これから雪山に行こうと思ってるんだ。お前も行くか?」
お父さん雪苦手じゃん笑そう思いながら頷いた。
するとお父さんは笑いながら「いつかな笑いつも心の中で一緒だからな!しんどかったら言えよ!」
そう言われ目が覚めた。全て夢だったんだ。
外を見ると日の出だった。
それを見てお父さんの顔を思い出す。
僕はひとりじゃないんだと心から思った。
私の住んでいる地域ではこの季節の日の出は7時を過ぎる
よく健康のために朝起きたらすぐカーテンを開けて太陽光を浴びよう!って言うけど6時に起きる私はどうすればいいのか毎年疑問に思っている
そのせいか冬は朝起きるのが億劫な日も多い
でもまだ静かなリビングでだんだんと明るくなる空を感じながら読書や勉強をする時間がたまらなく好き
そろそろ日が出る時間だなと思いながから
布団の中で
モヤモヤした気持ちを考えてる
君の事好きだよ。
だけど私でいいのかな…。
今まで恋愛とか結婚なんて心の何処かで思ってた
でも結局自分で反省。
大好きな君にあの日凄く嬉しかったあの日
君の真剣な目を見て君の真剣な言葉なを聞いて
受けた私。君の目や言葉には嘘はないだうう。
と思いながら布団の中で丸くなる。
電話やデートは君との幸せな時間
だけど気丈に振る舞う
心はまた君の気持ちが変わってもいいよに覚悟してるから。
心の何処かで…。
最近日の出る時間を過ごしてる。
毎日 日は出ル
私と言う体たらくで無精な人間なぞに
日の出は来ないんじゃなかろうか
それでも心臓が動く限り
私の最初で最期の日の出を待つ
何もこれに限っては
私だけではないだろう
―それこそが、初日の出と言う真の意味ではないかと、
少し憂いて、煩わしい光を閉じた―
同じ光でもブルーライトにご注意を
題「日の出」
塵芥 椎名
面倒くさがりながらも
朝早くに起きて
車を出し
海で新しい年が始まるときの日の出を見た
日の出を撮る時に人の後ろ姿が
写っちゃったけれど
いい感じに撮れた
「どうよ、オカン ドヤッ」
写真が上手く撮れたから少しドヤッてみた
「おー、いい感じじゃん笑」
「おー、まじ?」
「うん笑」
ほのぼのな日常会話をしながら家に帰る
家に帰る時に
日の出が後ろでとても綺麗に光っている
「(綺麗やなー、)」
今年も見れた事だし、 頑張るかー
とギアをとりあえず入れる
「𓏸𓏸~!!起きて~!!」
「ちょ、アンタ!」
「なんじゃい笑」
「𓏸𓏸起こしてきてー」
「んー、分かった」
まぁ、今年もこの通り毎日騒がしいんだろうね笑
日の出
「初日の出見ようよ」
寒さが苦手な
眠気だけ残る
僕の身体を揺さぶりながら
君の声で目を覚ます。
ベランダに出て
少しずつ黒から青に変わる
空を眺めながら
楽しそうに話す横顔と
あくびと一緒に漏れる 適当な相槌
二人…暖かい大きなブランケット
気がつけば東の空からのぼる
オレンジの光に包まれていく
まっすぐを見つめた君の横顔に
愛しさと幸せの意味を重ねた
ずっと一緒にいれますように…
そんな くすぐったい
気持ち隠すように
あくびと一緒に
白息になって
眩しい朝焼けに消えていく…。
- 幸せの意味 -
海で初日の出を見た。早起きして片道一時間の電車に乗る。帰りが辛いだろうから行くかどうか迷っていたけど、日の出の時刻に見た景色にそんな葛藤をしていたことが馬鹿らしくなった。
「印象・日の出」、かつて時代を騒がせた名画が目の前に浮かんできた。太陽が昇る。眩く発光する淡いオレンジ色が黒く濁った水面を溶かしていき、打ち寄せる波は白く光っている。
夜明け前に慣れていた目が眩む。この神秘的な情景はきっと写真には収まりきらない。美しい日の出を写実的に描くのではなく、抽象的に描写したモネはそれを知っていたのだろうか。
「日の出」
あの日見た
眩しい日の出
だけど
あなたの笑顔の方が
とても眩しかった事を
今でも
鮮明に思い出せる
冬の朝
起床して
カーテンを開けると
陽がまだ低い
日の出がまだ遅いからだ
それをいいことに
マイペースで
支度していると
家を出る頃には
すっかり
陽が昇っている(ヤバい)
白い息を吐きながら
足早に駅へ向かう
あ〜、1日が始まる〜!
まー
僕の青春は
車輪の下さ
喜びも悲しみも
寂しさも孤独も
全て押し潰されて
何も感じない日々
ただ轍(わだち)が残り
その傷跡だけが
癒えずに痛む
時折悲しみが
肩を掴んで揺すぶる
何をしても無駄だ
そんな思考が僕を支配する
ああ神様
どうして僕をここまで苦しめるのですか?
宿命だから受け止めろと?
もう背負いきれないです
この世界から消え去り
あの汚れのない空に
帰りたい
だけど帰るのは許されない
帰ってくるな生きろと
聞こえないはずの声がする
罪悪感に苛まれ
胸の奥
出ない涙が溢れて泣けない
それでも僕は
この車輪の下で
押し潰されても
何度も立ち直ろうとする
それを自分の心の軌跡にするために
正月ボケ では無い
私は日常に普通の睡眠が
とれなくなったのは
もう 20年以上だ
日の出前の夜中に 起きて
今日の テーマ
日の出 をみて
頭のなか 身近で 日の出を
みたことはないから
だから 浮かんだ 日の出は
多分 メディアで 過去なり
みてきた 日の出だろう
日の出前に起きてしまう
私は 考えたら
容易く
仕事おわり温泉宿1人旅をして
日の出をみて 仕事先間に合う だろう
通行止めに 合わないなら
次の日仕事は間に合わないか
ふわり 一瞬 ときめき
現実逃避
朝 が きたら 通勤です
仕事です 16時まで
生活ため 仕事 夜中から
嫌だょ 嫌 嫌
まして
新年 いちいち
あけまして 今年もヨロシクとか
挨拶が 面倒
自宅での 無邪気な
人苦手さ 素の 私まま
なんて 団体 群れのなか
我儘だ通用しないは
当たり前だ
散々嘆きを しながら今です
やはり 今年も 夜な夜中に
1人愚痴
大抵は 人は人関係さで悩むかと
仕事人狭間で修行と
宗教してないなりにしていく
しか ないか
だが やはり 楽しみながら
仕事はしていたい
楽しみも私はかなりしてる
対人関係で 全く
傷つかないは 違う
かなり 図太いと 周りなり
イメージ 私に図太いつげた
目上 後輩 君達もヨなんて
黙り あっそう 一言のみした
過去 去年
心配は いきなり 今日から
言いやすい
私に またバイトいきなり休んだ
要員期待とか
宛には しないで下さい
遥か以前からはっきり上司に
言いたい
今年も 堪え 多々かな
メリットは 給料アップ
残業は 睡眠 即 自宅で
衣服も 着替えないまま
睡眠可能さが残業要員いい
悪くなく また
仕事辞めないで下さいよ
去年 そんな ことが
必要とされないより
されるは いいことだ
たまに すいません
外せない 用が 決まっています
約束が あります
今日は 残業は ムリとやって
いる
私の 睡眠障害を知る
味方上司が いてる
沢山 かなり人狭間
こう考えたら
スムーズだよを押し付けるもなく
楽に話しもできて
かなり憧れ 尊敬してる
畏敬さを感じている
私に 柔らかく ソフトに
接してくれる
ふと今
その上司には 確実に
きちんと
今年も宜しくお願いします
しっかり 挨拶ときまった
日の出前 夜中
今年の 仕事はじめだ
もう一度 睡眠をとしよう
(能登半島被災皆に日の出の
光は 穏やかに あたりますように 飲料水 食 が 行き届くが
ないなら … すいません力なき者の私の思いを)
みくもはお布団に包まれたまま、目を覚ました。
まだ夜なのだろうか。置き時計のある方をじいっと見つめたが真っ暗でよく見えない。喉もかわいたし、少しお腹も空いてきている。しかし布団から出るのはめんどくさいなとみくもは思い、そのまま目を閉じた。
「みくも、見てご覧。とっても良い景色だよ」
上から誰かの声がした。
「私は眠たいの」
みくもは目を閉じたまま答えた。しかし数刻後、何だか気がかりで、少しだけ目を開けてみた。
そこはいつもの自分の小さな部屋ではなく、満天の星空が広がっていた。いつの間にか山頂に置かれたベッドの上でみくもは仰向けになっていた。
これは夢なのだとみくもは直感で理解した。
何故ならみくもの住んでいる世界では、こんなにも沢山の星が夜空に浮かぶことはないからだ。
(あ、流れ星。綺麗ね。ずっと見ていたいけれど、夢だから一瞬で終わってしまうわね)
みくもの思った通り、夢はすぐに消え去っていつもの朝がやってきた。
みくもはベッドから起き上がると窓のカーテンをあけた。眩しい程の朝日が差し込んでくる。
「さて、今日も一日頑張らないとね」
そう独り言を言うと、みくもは寝室を出て行った。
目覚ましが鳴る前に起きてしまった。
もう一度寝るには時間がない。
なんとなく朝の静けさを感じたいとベランダに出た。
「さっむ…。」
つんとした冬の朝の空気が俺を纏う。
しばらくぼーっとしていると、耳慣れた足音が聞こえる。
「なにしてんの?」
「うーん、なんとなく?」
「寒くない?」
「慣れちゃった。」
「風邪ひくよ。お布団戻ろ?」
「うん。…あ、見て!日の出!」
「…本当だ、綺麗。きらきらしてる。なんか得した気分。」
そう言ってにこっと笑ったあなたの顔が、俺には何よりも輝いて見えた。
240103 日の出