旅路の果てに』の作文集

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旅路の果てに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

1/31/2024, 10:13:49 AM

旅路の果てに

人も自然も一滴の水だと思う
水源から川へと旅立ち
海へとたどり着くのだろう

流れ流され、その果てに
待っているのは
どんな未来だろう

そしてまた

海から空に還りたい

先に還った
友に会えるのを信じているから

1/31/2024, 10:13:41 AM

旅路の果てに、
「この旅路は幸せなものであったかい?」
と、彼は聞いた。
「ええ、幸せでしたとも」
と、彼女は囁いた。
二人はもう、生涯を共にすると決めてから、死がふたりを分かつまで一緒にいた。
彼が、ドラゴンの毒にやられた時も、死の魔法にかかった時も、餅を喉に詰まらせたときも……って、俺いっつも死にかかってるみたいじゃんか!
と、彼が大袈裟にツッコミを入れていたのは、三十代も半ばぐらいまてで、そのひょうきんさはなりを潜めてから、もつ五十年は経つ。
彼女は、彼が死にかける度に彼を蘇生し、介抱した。
彼は、むせぶように泣きながら、息を引き返したこともあったし、思わず吹き出しそうになりながら、
「なんで、こんなことで死にかけたの?」
って、彼女に笑われたこともあったんだ。
それから、幾星霜が過ぎ、二人はすっかり、おじいさんとおばあさん。
「ねぇ、あなた?」
「なんだい?」
「もう、あなたを生き返らせてあげることは出来ないけれど、これだけは言えるわ」
――私と一緒に生きてくれてありがとう。

1/31/2024, 10:09:50 AM

旅路の果てにどんな景色が待っているだろう?
道の途中では険しい道、どん底に落ちたり、誰かと手を取り合ったり。
ただひたすら自分の信じた道を行く。
その先に何が待っているかは分からない。
選んだ道を正解にしていきながら。
旅路の果ての素晴らしい景色に思いを馳せて。

1/31/2024, 10:08:14 AM

100年間、さまよっている。
 私は、不老不死を捨てる術を探していた。
 大切な彼に、もう一度会いたくて。ずっと探している。
 今日は、願いが叶うと言われている泉を訪れた。手で水を掬い、飲む。
「汝の望みは?」と、声が聴こえた。
「私は、恋人のいるところに行きたい」
「よかろう」
 次の瞬間、私は、地獄の門の前にいた。
「遅せーよ」
 振り向くと、君が笑っている。
「お待たせ」

1/31/2024, 10:05:56 AM

※ご注意※
ぼんやりIF歴史?
ぼんやり二次創作?
ぼんやりクロスオーバー?
出てくるのは、オリジナルのモブ。
混ざり物ごった混ぜにしてます。


〈旅路の果てに〉


ふと気が付くと、見たこともない景色に囲まれていた。
(まともに帰れる訳もない、ですよね。)
そこは不思議な檻か、座敷牢のような場所だった。
「気が付いたか。―――へ、参じよ。」
音声だけが聴こえてきて、カチャリカチリと金属音が響いた。
「案内する故、申した通り、―――へ、参じよ。」
先導する音声の言う通りに、潜り戸を通り抜け、通路を渡り、右へ左へ。
「その扉を開け、中へ入るが良い。」
重たげな大きな扉をそっと押し開けて、中へと足を踏み入れる。
(…ひ、広いし、寒い?)
ひんやりとした空気は、少し淀んでいるような気がした。
「前へ。階に立ち、尋問に応えよ。」
音声だけが高い天井に木霊し、天井の奥は闇に閉ざされて、何も見えない。
言われた通り、前方に紋様が書かれた桟橋の先に似た造りの場所へ、足を踏み入れる。
「汝、何故に時を渡り、我欲の赴くままに、時を掻き乱したのだ。」
音声だけが滔々と流れて行く。
『龍神様との約束を果たし、穏便にお還しする方法を探していたら、偶然そうなってしまって…。想定外の事だったんです!』
口元を動かしても、はくはくと息が抜けて、声にならない。
「応えよ!何故、何も申さぬ!」
苛立つ声が、大きな雷のように落ちて来る。
ひゅっと喉元が鳴って、恐怖に身体が竦み上がる。
「待て!応えようとしているのを聴かぬのは、どういった了見だ?委員会とやらが、聴いて呆れる。」
若い男の声が後ろから聴こえてくる。
「悪意なし、と見受ける。何かに、巻き込まれたのだろう?同族ともとれる。こちらで預かりたい。」
顔の前に白い布を垂らした長身の男が隣に立ち、闇を見上げていた。
「時を渡り、時を歪めたること甚だし。歪めし時を、正しき時へと還せ。」
厳かに告げる声が響いて、気配が消える。
「さて、君の行き先を考えよう。」
隣に立つ長身の男が手を取って、来た道を引き返す。


気まぐれな神様による大抜擢の代償は、簡単には帰り路に辿り着けないということらしく、たくさんの時代を彷徨って、終わりがない様だった。
『…諦めたほうが、早いのかな。』
心が折れそうになるのをぐっと堪えて、新たな旅路を辿ることにした。

1/31/2024, 10:05:54 AM

旅は良い。
非日常に浸れる。

毎日旅をする人は、非日常じゃないんだろうなあ。

でも新しい発見は毎日あるのかな。

じゃあ、私の人生も旅だってことかな。

人生という旅路の果てに何があるのだろうか。

#旅路の果てに

1/31/2024, 10:02:36 AM

旅路の果てに

#07

※体調不良のため今回は休みます

2/1/2023, 11:52:58 AM

この旅のおわりに
あなたとの未来を夢にみる

どんなに辛くて暗くて先が見えなくても
私が道標になって、ずっとずっと照らすから

あなたの旅のおわりに
私を側にいさせてほしい

2/1/2023, 11:38:40 AM

何か目的があって、歩いていたわけではない。
いつのまにか歩き始めていて、突然走ったり立ち止まったりもした。
気づけば隣にあなたもいた。
旅路の果てにわかったこと。
私の旅の目的は、あなたと歩くこと。

2021/02/01『旅路の果てに』

2/1/2023, 11:18:46 AM

そこに音はない。

交差したり並行したり、共にしたかもしれない影もない。

寒い、暑い、じっとり、かさかさ。

ひ、みず、こおり、もり、つち。どこだろうか。



そこまで考えたけれど。

硬く閉じた目蓋を開いて。

俯いた顔を上げて。

さぁ、違うルートを探そうか。

『旅路の果てに』

2/1/2023, 10:45:56 AM

やっと王を見つけた。

全く、こんなところにいるなんて、今まで探し続けた僕が馬鹿みたいじゃないか。もっとはやく現れてくれればよかったのに。

「なぜ逃げたのですか。」

王は困ったように笑って答えた。

「君に会うのが、恥ずかしくて。君たちに合わせる顔 がなくて。」

情けない人である。こんな奴が王だなんて。こんな人殺しが王だなんて。僕が終わらせてあげなくちゃ。

そして僕は鏡を割った。

2/1/2023, 10:33:55 AM

ここではない何処かに
きっとどこかに
渡り鳥 吹き荒ぶ種子 
雲に 風に 吹き渡り
着地すれど 一時の止り木
また ふわり ふわり
きっとどこかに
きっとどこかに

やがては立ち戻り、行き戻り
いつかに飛び始めた地
胸に落ちる頃には もう帰れない


#旅路の果てに

2/1/2023, 10:01:58 AM

『旅路の果てに』

 長い長い旅だった。探していたものは、ずっとここにあったんだ。

2/1/2023, 9:59:36 AM

あの時 歩き出してしまった
目新しさにふらふらと

躓くことすら楽しくて
ただ遊んでいるだけだった

目的は半歩先
その中に
七彩が煌めいていた

目的は数歩先
来た道が
延びていくのを悦んだ

目的は稜線の先
一帯の光景に
慣れてしまった

目的は遥か先
辛うじて
燐光を捉える日がある

止まるには愛惜してしまう
引き摺るようにだらだらと

いつか旅路の果てに
腰を下ろせるだろうか


/ 旅路の果てに

2/1/2023, 9:53:57 AM

「うちに帰ろう。」

ついに、最後のドラゴンを倒した「勇者」は
その国の王から栄誉を賜わった。
だけど、用意されていた高い地位は断って
家路につく許可を得る。

長い長い旅路の果てに「勇者」は家路についた。

すっかり歳をとってしまい
傷だらけで
風貌も変わってしまったけれど、

もう、誰も待っていないかもしれないけれど、

でも、うちに帰ろう

......

「家族」はずっと待ち続けていた。

でも待っていたのは
名誉ある「勇者」の帰還ではなく
かけがえのない大切な「家族」の帰り____


お題「旅路の果てに」

2/1/2023, 9:53:11 AM

【旅路の果てに】



思えば、長い人生だった。

男は来た道を振り返り、独りごちる。


一番嬉しかったことは?

一番悲しかったことは?

そんな問いがいかに無粋で無意味であるか、男は今、身に沁みて感じている。


人生という旅路の中に、優劣や順位をつけられるものなど何もない。

全てが刹那的で、そのどれもが大切だった。

身に余るような幸福も、耐え難いような悲しみも。



終着点は近い。

その先にはもう、道はない。


ぼんやりと、人影が見える。


あぁ…ようやく、この旅も終わる時が来たのだ。





『久しぶり。待ちくたびれたよ』



少し呆れたように微笑むその笑顔は、あの日から少しも変わっていない。

ずっとここに存在して、今日の日を、待ち続けていたのだ。



『すまない、随分と待たせてしまった』



男は、皺の刻まれた目元を柔らかく細め、微笑んだ。

年月を刻み、頼りなく細くなった男の腕を支えるその指には、真新しい銀の指輪が光っている。



男の指に光る指輪もまた、かつては同じ輝きを放っていたのだろう。


年月は、その恐ろしい力で全てを変えてしまう。

人は老い、草木は枯れ、何もかも朽ちていく。


それでも変わらないものが確かにあることを、今、固く結ばれた二つの手が物語っている。



長い長い旅路の果て、変わらぬ想いだけが、ただ此処に在った。

2/1/2023, 9:52:41 AM

折り返しにも満たないのに
振り返ることばかりしてる
もう出会いはないかのように
古い友達のことばかり思う
長い長い旅路の果てに
巡り会う人もいるかもしれないのに

「旅路の果てに」

2/1/2023, 9:50:45 AM

旅路の果てに

人生という長い長い旅のなかで、
人は人と生まれ出会い別れる。
それだけでなく、
毎日山や壁にぶつかり乗り越える。
しかし確実に乗り越えるわけじゃない。
乗り越える力がない時だってある。
そんな時は寄り道してもいい。
ちょっと休んでもいい。
なんならいっぱい寝てしまおうか。
ずっと歩き続けるのは大変だから、
時には止まってもいいじゃないか。
うさぎとかめみたいにレースをしている訳でもない。
その道は君以外誰もいないんだから。
誰からも追い越されないし、
誰も追い抜けない。
それでいい。
だから、

少し一緒に休もうよ。

2/1/2023, 9:50:14 AM

旅路の果てにたどり着く場所は
どうかいつもの家でありませんように


青い鳥の物語。幸せの青い鳥を探しに旅へ出たチルチルミチルは、最後に自分たちの家にたどり着く。幸せは身近なところにあるんだ、て教訓だっただろうか。
時おり旅に出てみたいと憧れを抱く。知らない土地で新しい刺激を受けたいという好奇心は、いくつになっても枯れないものだ。
けれど最後は帰らなければ。みんな、家族の待つ家に。家に帰れば旅のあいだのワタシではなく、〜の奥さん、〜のママに戻らなければならない。せっかくの旅の話を楽しむのは、結局ワタシだけなのだ。
人生の旅路の果ては、先祖代々の石の下の予定だろう。けれどワタシは密かに望んでいない。ワタシの望む旅路の果ては、エンディングノートの最後に記されている。

2/1/2023, 9:48:14 AM

君との旅の果てに見たものは

とても美しく綺麗なものだった

すぐに消えてしまいそうなくらい儚くて

はっきりとは思い出せない

だけど何よりも美しくて

鮮明に覚えている

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