あの時 歩き出してしまった目新しさにふらふらと躓くことすら楽しくてただ遊んでいるだけだった目的は半歩先その中に七彩が煌めいていた目的は数歩先来た道が延びていくのを悦んだ目的は稜線の先一帯の光景に慣れてしまった目的は遥か先辛うじて燐光を捉える日がある止まるには愛惜してしまう引き摺るようにだらだらといつか旅路の果てに腰を下ろせるだろうか/ 旅路の果てに
2/1/2023, 9:59:36 AM