『旅路の果てに』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
辛いこともあって、楽しいこともあって。苦しいことも悲しいことも幸せだと思う瞬間もいくつもいくつもあった。旅路は人生だ。長い長い旅。その旅路の先には何があるんだろう。
旅路の果てに
長い、長い旅だった、と彼は語った。
人生の半分以上を旅してきた彼はたくさんのことを知っていて、いつも色んな話をしてくれた。
旅先で出会った優しい人たちの心温まる話や反対に怖い人たちの耳を塞ぎたくなるような話。純粋すぎて心配になるような人たちの話や騙そうとしてきた人たちの話。旅人を歓迎してくれた人たちの話や逆に追い出そうとしてきた人たちの話。
世界には色んな人がいて、色んな国があることを彼は教えてくれた。
でも、そんな彼でもわからないことはある、と言う。
何でも知っているのに、と首を傾げれば、彼は口を大きく開けて笑った。
知らないことだらけだ。こんなに旅をしてきたのに、世界はまだまだ広くて、知らないことであふれている。どれだけ時間があったとしてもきっとすべてを知ることは不可能に近いのだ、と。彼はそう言った。
木葉がひらひらと舞い散る中、彼はやっと終わるか、と呟いた。何が、と聞けるほどもう子どもではないから、ただ彼を見つめるだけに留める。
思えば、しわも幾ばくか増えて、もうその足で歩くことすらままならなくなっていた。
長い、長い旅だった、と彼は語る。旅路の果てに彼は静かに笑って、眠りについた。
やっと辿り着いた。
もう何度そう思っただろう。
その度に、いや違う。
こんな場所で終われるか。
まだこれからだ、と自分を奮い立たせてきた。
気づけばずいぶんと長い道を歩き続けてきたように思う。
けれど、旅路の果てにはまだ遠い。
【旅路の果てに】
お題「旅路の果て」
7歳から13歳まで両親の仕事の都合で
祖父母の家に父母と離れて暮らした。
母が寂しくないようにと柴犬を飼ってくれた。
白い子犬は、クンクン鳴いて私に甘えてくる。
いつも私と一緒。
私の大事なともだちになった。
私は、11才だった。
小学校から帰ると散歩に連れて行く。
田んぼしかない田舎町、畦が散歩道。
ある時、
誰もすれ違う人などいないから
首輪からリードを外し自由に走らせた。
犬は、大喜び。
私の前を猛ダッシュで畦道のずっと先まで
駆けて行く。
子供の足では、追い掛けられない。
姿が見えなくなると帰って来ないかもと
急に不安になって、泣きたくなった。
すると畦道を私に向かって犬が戻ってきた。
私がちゃんといるか確認しに来たようだった。
私の足にはね上がって嬉しそうにまとわりつく。
すぐ犬を抱きしめリードを着けた。
犬に与えた小さな冒険は、私の不安で
これっきり。
以後、散歩は、決してリードを外さなかった。
犬は、2年後、祖父が散歩に連れて出る直前、
リードが外れ逃げ出し車に轢かれ亡くなった。
犬の心に畦道を自由に駆けた楽しい記憶があったのだ。
きっと車に轢かれなかったら、また嬉しそうに戻ってきたはず。
締め付けられる悲しみに号泣した。
私は、13才。
生まれて初めて、愛しい大事なともだちとの
別れを経験した。
私は、高校受験のこともあり、
犬と別れたその年、両親の元に戻った。
あれから、祖父母、父、妹、
そして先日、母との別れを経験した。
人は、人生の長い長い旅路で
いくつもの別れを迎える。
大人になった私は、犬との別れの時のように
おんおん声をあげて泣くことはない。
鈍い痛みが心の隅で疼くのをたえるだけ。
旅路の終わりは、どんなだろう。
虹の橋をあの犬が駆けつけてくれるだろうか。
「旅路の果て」
遠くへ行きたい
誰もいない。1人になれる場所
何度も思う。
それでも逃げることは出来ない。
私の旅路
それはきっとまだまだ”辛い”道
それでもいつか”幸せ”があるといいなぁ
旅路の果て
それは‘’死”
きっときっと 幸せな‘’死”なんだろう。
旅路の果てに辿り着いたユートピア
こうして人生を終えられることが嬉しい。
本当に望んだ人生を、
魂が望む人生を、
生きたかった。
ずっとそれを望んでいた。
生きられたんじゃないかな。
ありがとう。
わたし。
ありがとう。
お母さん。
ありがとう
お父さん。
ありがとう。
さっちゃん。
ありがとう。
けったん。
ありがとう。
地球
ありがとう。
星たち
ありがとう
これまで出逢ったすべての人たち
ありがとう
ありがとう
ありがとう
まだ旅の途中なんだけど。
今までの旅は正直甘くなくて
でも不幸より楽しかった日々の方が覚えてる。
小さい頃深い傷沢山経験すると
大人になってからも引きずるらしい。
今思えばあれがないと
今の強さは身につかなかったし
周りに隠して生きる事も学んだ。
思い出して辛い時も多かったけど
たった一人でも生きていた。
都合よく使われたおかげで
協調性も身についた。
負けるもんか!
絶対居て欲しいという人になりたかった。
保育園から小3までの気持ち。
とりあえずそこからがまた荒波で
まだ旅の途中。
今日はこれ以上書けない。
ただ旅に終わりは無いよなぁ。
歩く。走る。乗り物に乗る。
電車、車、飛行機。
どんな方法でも、私は旅立てることを知った。
足を伸ばして、どこに行こうか、なんて考えるのが好きです。
私が進んだ先に何があるのか。
側に誰もいなくても、お金を失っても。
旅路の果てに私はなにかを得るでしょう。
『旅路の果てに』
人は誰しも幸せとゆう不確定で曖昧なものを求め彷徨う旅人だという。地図も持たず目的地もわからないまま,まだ見ぬ遥か彼方を目指すそんな生き物。
強制的参加させられる競技からの離脱は許されない。諦めはゲームオーバーと同意義。そこに意思などは必要ない。
微かな希望と呼ばれる何かの為だけに力を振り絞って血まみれになっても歩き続ける。そうであれと 従えと誰かは言う。その先に求めたものなどありもしなくとも。
愛とか恋とか,金とか宝石とか 平和とか自由とか
勝手に与えられては奪われて,また急き立てられるように次を探す。際限などない。同じことの繰り返しがただ続くだけ。
手に入って失って 満たされる間もなくnext stage
そのうち自分の欲した何かすらわからなくなる。それが人生と呼ばれる時の使い道。
それでも,きっと終着点で何かが見つかるのだろう。それは形のないものかもしれない。言葉にはできないものかもしれない。
ただ,旅をしなければ手に入らなかった何かが どこかで密かに存在している。
それを探り当てることこそが,この身に課せられた使命なのだろう。
テーマ : «旅路の果てに»
ぼろぼろだけど
ぐちゃぐちゃだけど
私の指には貴方との指輪が
あの日と変わらず輝いている。
あぁ。辿り着いた。辿り着いたよ、貴方の元へ。
ぼろぼろだけど
ぐちゃぐちゃだけど
貴方は私を抱きしめてくれる。
2つの指輪が、あの日と変わらず輝いている。
「旅路の果てに」
「地獄だ」
荒野を前に男はひとり、呟いた。
いつ歩きはじめたのか、なぜ歩いているのかすら覚えてない。
彼の記憶にあるのは、空から降り注ぐ光の景色だけだった。
疲労が限界だったのか、ばたりと彼は倒れ込む、目をひらき、空を仰いでも、映るのはどんよりした雲だけだ。
「神様、お願いですから、私を助けてください」
縋るよう、捻り出した言葉に、誰かが気付いた。
男はいつの間に、知らない場所にいた。
見渡すと、すぐそこに雲が浮かび、空には星々が煌めいていた。
天国のようだ、と男は思った。
しばらく後、天使に会った彼はこう尋ねた。
「神が私を助けてくれたのですか?」
天使はすぐに答えました。
「神が居ないので、私が代わりに回収しているのです」
旅路の果てに
長い旅路の果てに
あなたと出逢えた
あなたをずっと待ってたの
何年も何千年も
何万年も…
出逢えてよかった
愛してるよ
テーマ:旅路の果てに #80
ミッドナイト組織へ行く覚悟を決めた真とその判断になにか言いたげなララキ。一方、囚われの身となった勝瑠はリーリエに伝言を頼むーー
「ララキに何を言われようと僕の気持ちは変わらない」
僕はそう言うと出ていこうとドアノブに手をかける。
『その、勝瑠とやらは本当に信用できるのか』
ララキの言葉にピクッと眉が上がる。
「あぁ! 承認だってシャドウがいる」
『彼はシャドウのことを認識しているのか?』
「もちろん!」
『シャドウと名前を呼んだことがあるのか?』
そう聞かれ彼の言動を思い出す。たしかに彼が僕のことを真兄さんと呼ぶことはあっても、シャドウのことは呼んだことがなかった気もする。だが、それが何だというのだ。
「シャドウは、勝瑠のことずっと知っていたんだろ?」
僕がそう言うとシャドウは何も言わなかった。
『シャドウもこうなんだ。もしかしたら勝瑠というやつもソイツらの仲間なんじゃないのか?』
「それは…」
違う…とは言い切れない。だって、証明であるシャドウが黙っている。
「シャドウ、どうしたんだ。さっきは言ってたじゃないか!」
『それが…。真。はっきりしないんだ。俺の記憶が』
「…え?」
『俺の記憶にあるのは真の両親の姿と小さい勝瑠の姿しか…。今の勝瑠が本当にあの勝瑠なのか…。そうじゃないのか…わからない。はっきりしなくなった』
「何を今更」
僕は首を振った。ここまで、情報まで集めてもらったのにそんなこと……。
『真様〜!!』
そう言う小さな声が聞こえてきたのは、ララキ、シャドウ、僕の会話が無くなった、沈黙の間の時だった。それは小さな人外で、御伽噺に出てくる妖精のようなものだった。
「僕?」
自分を指差すと小さい人外はコクリと頷く。
『伝言を預かったゆえ!』
「誰から?」
『勝瑠です!』
勝瑠という言葉に一同は、小さい人外に一斉に視点を集中させた。小さい人外は戸惑ったようにキョロキョロしている
『え、え?』
「あ、ごめんね…。その勝瑠のことに関して話していたものだから…」
『え!? 勝瑠のことを!?』
小さい人外は驚いたように目を丸くさせる。
「そういえば君の名前は?」
『あ! 申し遅れましたが、私はリーリエと申します。勝瑠の…そうですね。真様でいう、シャドウ様の立ち位置にいさせてもらっております』
その言葉にまた一同揃って、目を開きリーリエを見る。
『勝瑠は、真様のことを本当に熱心に探していました。そして、長い旅路の果てにと言ってもいいくらい色んなところを彼は貴方様を探していました』
長い旅路の果て…中学生くらいの子が…?
『なんで俺のことまで知っている?』
『私は陰ながら勝瑠のことを見ていたためきっと見当たらなかったのだと思います。そういう種族でもあるんです。私は』
シャドウという人外もってもわからない、だなんて…。
『なるほど』
そう納得している人外が1人。ララキだった。
『リーリエ。君は妖魔族だな?』
『はい』
リーリエは頷く。
『妖魔族はたしかにそういう種族だ。人間でいう座敷わらしのようなものに近いかもしれないな』
座敷わらし…。たしかに認識するかしないかのスレスレラインの存在…。
『って! そんな私の話はあとからできます! 今は勝瑠の伝言を!!』
すっかり話に夢中になってしまっていた。
なんだかとっても陽気がいい。
風も強くなく、寒すぎず暑すぎず、お日様が優しく照らしている。
そうだ、旅に出よう!
こんな旅立つのに良い日よりは中々ない。
思い立ったら即行動!
俺はバッグに財布と飲み物など、最低限の持ち物を詰め込み、旅に出た。
旅と言ってもあてなどない。日帰り旅行と言われたらそれまでかもしれないが、今の時代の旅とはそういうものではなかろうか。
予定など決めずにふらりと遠くのどこかへ行く。観光をするでもなく、ただふらふらと。
行き当たりばったりだから、予定外なんてこともない。ただ天気がいいな、歩いてどこかにいこう、綺麗な景色が見れたらラッキーだな、そんな程度の旅。
旅が終わると、また明日からの現実に引き戻される。また次の旅に出るその日まで頑張ろうと、旅路の果てに思うんだ。
きっとまだ果てに辿り着いてないのだろうけれど、果てに辿り着くために、小さな旅を重ねていくんだ。
【旅路に果てに】
旅路の果てに、たどり着いた場所には何も無い。
旅なんて本当は出たくなかった。
けれど現実が辛くて、逃げ出したかった。
逃げるために我慢した。努力した。
その先に今よりましな未来があると信じた。
たくさんの人と出会い、喧嘩して、時には別れた。分かり合うために自分を殺してみたりもしたが、心が壊れると体も壊れるので止めた。
けれど壊れた心はなかなか治らない。自分のことが分からなくなって、目的地が分からなくなって、生きている意味に悩んで足が動かなくなった。ただ、こんなのは初めてじゃない。だから耐えた。耐えてみせた。もっと辛いことを知っていた。
失敗を知り、経験を積むことで、最後には失敗のない人生が待っているなんて。そんなことを本気で信じていた。人生をゼロにもどして、やり直せるなんて。
なのに、未だに私は失敗し続けている。
思うように体は動かない。好きなことは楽しめない。人への興味もすっかりない。
ただ、思い知っただけ。
なにもない。全ての人間と分かり合えるわけじゃない。私の理想は、理想でしかない。それに、私が望むのはそんな生易しい世界じゃない。
それが、長い旅で得たもの。
楽しかった記憶より、辛かった記憶ばかりを思い出す。また同じ過ちを繰り返さないように。苦しまないように、傷つかないように。
また引きこもりたくなる私を、けれど旅で得た仲間が引っ張り出してくれる。
もう頑張りたくないのに、頑張らせようとしてくる。
止めたい。苦しい。終わらせて。
取り繕うのはもう辞めた。
とっくに限界は超えている。諦めたい。
けれど、心は何故か死んでいない。
なぜ私は頑張るのだろう。
人の優しさに、涙が出る。
ありのままの自分を受け入れたから、人の優しさが染みてしまう。嬉しいけれど、それがこんなに苦しいのなら、心なんて壊れたままでよかった。仲間なんて作らなければよかった。
当然嫌う人もいる。けれど、そんな人は私も大抵苦手。だから私を傷つける人だけが去っていく。
居心地が良くなってしまう。
だから私にはやるべき事があるなんて思っていた。
大切な人を幸せにしなければいけないなんて、傲慢で大それたことを思っていた。
けれど、そんなものはない。色んな人に会って、色んな人の考えに触れて、生きている意味なんてないことを知った。
だから私は、好きなことをして生きていく。
旅なんかもうしない。
旅がしたかったんじゃない。
帰る家が欲しかった。
理想の家じゃなくて絶望して、逃げ出したかっただけだ。
だって逃げるしかなかった。向き合うことは、崖のように高い壁だったから。これ以上頑張りたくなかったから。
けれど結局、私は向き合う所まで帰ってきた。
旅で得た知識で、高い壁は頑張れば登れるくらいにはなっている。けど、頑張ろうと言う気持ちはあまり残ってはいない。
だから、その壁に背を預ける。登らない。頑張らない。
壁そのうち壁の方が低くなって、少しだけ期待するけれど。でも、もう階段も登る気力も戻ってこないだろう。
だから、この壁の内側。ここが私の帰る場所。
暖かくて優しい場所じゃない。それが現実。
もう、それでいいや。
俺はこれを書くのが日課になってしまっている。
これまで何を書いたかほっとんど覚えていない。
俺がこれを書かなくなった時は、
忘れてしまっているか、ある程度の幸せを握れた時だと思う。 それまでは恐らく書くんじゃないのかな。
まぁ勉強で精神崩壊してるから、ここではボケーーっとしとかないと気が持たんのですよ。許してあげて。
そういえば、「みんなの投稿」を見てみたけど
なんとなーく、ここにいる人っていい人多そう。
やっぱ....いい人っていいよね。
いい人が好きなんだと思う。ボランティアサークルに
入りたいのもいい人がいそうだから入りたいし、
まぁ社会貢献が好きなのもあるけど。。
早く孤独から逃げたいなぁ。
俺は人が好きだけど嫌い。嫌いだけど好きなんですよ。
どっちだよって話ですけど、よく自分でも分からんのですよ。あぁ友達くれぇーーーーーーー。
なぁみんなぁー!俺と友達になってくれよぉーーー!?
#旅路の果てに
旅路の果てに
旅路の果てに見たものは
目的地にあったものは
あなたの笑顔でした
最後にあるのは、多分友達との思い出なんだと思う。
大事な人達だから、これからもずっと仲良くしたいな。
いつか私の本音もたくさん言えたらいいな。
見つけた、運命の人
一目見ただけで気づいたよ、探しもの
一目見ただけで吹き飛んだよ、長旅の疲れ
久しぶり、運命の人
#運命の人#旅路の果てに
旅時の果てに
何が待っているのか。
待っている?
いや、
掴むんだ。
旅時の果てにあるものを掴む。
ただそれだけを願ってる。