人は誰しも幸せとゆう不確定で曖昧なものを求め彷徨う旅人だという。地図も持たず目的地もわからないまま,まだ見ぬ遥か彼方を目指すそんな生き物。
強制的参加させられる競技からの離脱は許されない。諦めはゲームオーバーと同意義。そこに意思などは必要ない。
微かな希望と呼ばれる何かの為だけに力を振り絞って血まみれになっても歩き続ける。そうであれと 従えと誰かは言う。その先に求めたものなどありもしなくとも。
愛とか恋とか,金とか宝石とか 平和とか自由とか
勝手に与えられては奪われて,また急き立てられるように次を探す。際限などない。同じことの繰り返しがただ続くだけ。
手に入って失って 満たされる間もなくnext stage
そのうち自分の欲した何かすらわからなくなる。それが人生と呼ばれる時の使い道。
それでも,きっと終着点で何かが見つかるのだろう。それは形のないものかもしれない。言葉にはできないものかもしれない。
ただ,旅をしなければ手に入らなかった何かが どこかで密かに存在している。
それを探り当てることこそが,この身に課せられた使命なのだろう。
テーマ : «旅路の果てに»
1/31/2023, 1:43:59 PM