放課後』の作文集

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放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/12/2024, 11:19:31 AM

-放課後-

1

白と橙の空がとけた風が、ぶわりと背を押してくる。文化祭のために、学校終わりに校庭でなにか練習をしているらしい。笑い声が遠くから聞こえてくる。人がまばらに走り回っている。

風が、ぶわりと、背を押してくる。

家に帰らなければ。



2

ぐおんぐおんと古くなった扇風機がまわる。
もう、買い替え時だろうか。7度も共に金木犀の花開きを見た。そ、と扇風機に手を添える。

音が無くなった。
この扇風機は、やっと仕事を終えたのだ。


扇風機を労わるように、
風が、ぶわりと、吹き抜ける。

10/12/2024, 11:17:44 AM

誰もいなくなった放課後
 きれいとは言えない黒板に
 燻る心を書き殴った

 消えろ! 消えろ! 消えてしまえ!
 
 緑が真っ白になって
 チョークの粉まみれになって
 それでも叫び続けた

 消えろ! 消えろ! 消えてしまえ!

 それは
 チョークが折れるまで叫び続けた
 それは
 その尖った先から血が垂れるくらい
 叫び続けた

 消えろ! 消えろ! 消えてしまえ!

10/12/2024, 11:17:38 AM

放課後


いつもの様に、自分の教室で彼の迎えを待つ僕。

最後のホームルームなんかとっくに終わって、教室には僕一人だけ。

「……また、いつものかな」

机に突っ伏して、小さく呟いてみる。
その声は少し震えていて、自分が今不安なんだと思い知らされる。

僕の待つ彼は、背が高くて顔もかっこよくて見た目は完璧。
でもって、誰にでも優しいから中身も完璧。
ってことで、当然女の子から大人気の彼。

だから、放課後は女の子に呼び出されての告白が頻繁にあって。
しかも、一日に一人じゃなくて何人もいたりするから時間がかかる。

僕は彼を待つ、この時間が大嫌いだ。

だって、君が女の子に取られるんじゃないかって不安になるし。
取られたくない、なんて我儘な自分が嫌になるから。

君と僕は、ただの幼馴染。
普通の友達よりちょっとだけ仲が良いだけ。

だから、君は僕のものじゃない……のに。

「……たまには女の子達じゃなくて、僕を優先して」

なんて。
僕の我儘が口から溢れる。

すると。

「そんなこと、いつも思ってたの?」

と、机に突っ伏す僕の頭上から、突然、彼の優しい声が降ってきて。

「っ!いや、それはっ、その…そう、じゃなくて」

弾かれた様に顔を上げた俺が、動揺の余り狼狽えながら、咄嗟に否定してみせるけど。

彼は相変わらず、優しく笑っている。

「ちゃんと言ってよ。ちゃんと聞くから」

「…………」

僕は昔から、彼の優しい笑顔に弱いから。
少し躊躇った後。

「僕を優先してほしい……寂しいから」

と、正直に白状すれば。
よく言えました、と彼が頭を撫でてくれる。

そして。

「うん、約束する。これからはホームルームが終わったら、真っ直ぐに君を迎えに行くよ」

「え……良い、の?」

女の子達が彼をほっとくワケないし。
君は優しいから、それを無視出来ない筈なのに。

なんて、俺の思ってることが伝わったのか。
彼が困った様に笑って。

「俺、君が思ってる程優しい人じゃないよ」

好きな人のお願いなら、何よりも優先したくなるんだから。

そんな、彼から俺の耳元で囁かれた言葉は、俺の願望からくる幻聴だったりはしないだろうか。

さっきまで不安で憂鬱だった気持ちは吹き飛んで。
俺はドキドキと煩い心臓の音で、何も考えられなくなって。

ただただ、独り占めしたいと思う彼を見つめるのだった。



                    End

10/12/2024, 11:12:05 AM

「放課後」

さあ、始めようか。
片手には火のついた蝋燭、もう片手には此奴の腕。
火が燃え盛る、蝋が溶けて滴り落ちる。
嗚呼、熱そうだ。もっと叫んでくれ。

【#97】

10/12/2024, 11:11:30 AM

「放課後」

夕日に照らされながら、あなたを待つ
「まだ居たのか」
火曜日の放課後、先生は決まってこの時間に見回りに来る
「あ、せんせ」
私は先生が好き
「もう閉めるから、早く帰れよー」
待って、まだ行かないで

「…せんせ、猫っていらない?」
「猫?なんだ、拾ったのか?」
「んー」
「今は飼えないからなぁー、でも昔飼ってたぞ」
「そっかぁ」
「里親を探してるのか?」
「…うん、もっと良いお家がいいみたい」
「?なんだ、飼い猫に嫌われてるのか?」
「ううん、違うよ」

私は先生に笑いかける
先生がよく分からないという表情をする
ガタッと音を立てて椅子から立ち上がって
先生の目の前に立つ

「ねぇせんせ、気づいてるんでしょ?」
「…なにを?」
「はぐらかさないでよ」

先生は私の目を真っ直ぐに見ている
感情が読めない。少しだけ恐怖心を抱いた

「帰りたくない」

私は先生のシャツの裾を掴んだ
その手が小刻みに震える

「私を拾って?」






火曜日の放課後
俺は戸締り確認の当番に割り振られている。
学校の端から順に回っていって、いつも通り意図的にこの教室を最後にする。2年2組。今年度、俺が副担になった教室だ。
教室に入ると、やはり居た。
窓際の席、前から2列目。夕日の中で、スマホを構う女子生徒。色素の薄い長い髪が床に向かってさらりと垂れ下がっている。なんだかその場所だけが絵画のように、とても神秘的に見えた。
だが次の瞬間、辺りの光が消え現実が戻ってくる。夕日が雲に隠れたようだった。その絵画は途端にグロテスクなものへと変わる。
彼女の両腕両脚に青く残る痣。彼女の家は普通ではなかった。そんな彼女を見て、今まで何度も校長に掛け合ったのに、相手にされなかった。なぜ学校は対応してくれないのか、今日も手を差し伸べられない自分を憎く思う。

彼女は猫の話を始めた。里親を探しているのかと尋ねると、否定とも肯定ともとれない歯切れの悪い返事が返ってきた。

彼女が目の前に立つ。
「せんせ、気づいてるんでしょ?」
この時点でもう、これから彼女が言うことの察しはついていた。

「私を拾って?」

シャツを掴む手に力が籠ったのがわかる。
彼女が俺に好意を抱いていることは分かっていた。それが、純粋な好意ではなく、救ってくれるかもしれないという期待を孕んだものだということも。
俺は、捨て猫のように震える彼女の手を掴んだ。

俺は彼女の目をまっすぐ見て言った。
「わかった」

彼女の手を引き、2人で学校を飛び出した。彼女を助手席に乗せる。もう何もかもを捨てる覚悟だ。俺が君を幸せにするから。助手席の彼女に手を伸ばし、口付けをする。彼女の頬が赤く染まったのがわかる。

これは2人の逃避行の話。

10/12/2024, 11:11:24 AM

放課後、いつも君の家に行って
毎日過ごした

くだらないこと話したり
勉強したり
ほとんどの時間は愛し合っていた

その時によく流れていた曲を
耳にするたび君を思い出す

10/12/2024, 11:09:54 AM

休憩は終わり
放課後 塾へ行く


/お題「放課後」より

10/12/2024, 11:08:17 AM

放課後


高校の時アニメ同好会に入ったけど
学校終わったらさっさと帰った方が
アニメ見られるよね
ってことで途中で辞めたのでした

でもなんか記憶だと
帰ったらおニャン子クラブ見てた気がする
(年がばれる)

10/12/2024, 11:06:01 AM

チャイムが鳴る。 帰る人、部活動に行く人、友達と出掛け

に行く人、補習に行く人 様々な人が一斉に動く時間

それが放課後だ。


俺は、部活動に行く 放課後皆で体を動かして必死に目の

前にあるボールを追い続ける。先生やチームメイト達に

「うぉぉ! 凄い! 今のシュートかっこよかった!」何て

褒められたら凄く嬉しく思ってこの先もサッカーを続け

て行きたいと思うから 俺は放課後が日々の学校生活の中

で1番好きな時間だ。

10/12/2024, 11:05:43 AM

「放課後」 


皆が何だか少しずつ浮かれてる放課後。
彼女はいつも、うつむきがちになりながら、慌てて一人で帰っていく。

彼女の家は、ご両親が病気で、彼女が妹の面倒や家事全般をしてる。
クラスの子達は、皆事情を知ってるけど、触れていいのか駄目なのか、
触れるにしても、どう触れれば良いのかが分からず、あえて触れていない。

私も、声をかけたいけど、どうすれば良いかがわからない。
下手に遊びに誘ったら駄目かな?とか、
でも、誘わないのもどうなん?とか。

皆が彼女を気遣ってるのに、正解の対応が、わからない。
きっと、彼女を少しでも手助けしたり、彼女の支えになりたい、って思ってるのに、空回りしてしまう。

何をどうすれば一番良いのだろう。
彼女にしたら余計なお世話かもしれないし、気を遣われる事も嫌かもしれない。
正解が見えないから、動けない。

でも、そう言って誰も何もしなければ、何一つ変わらないのも事実。

だから。

嫌われるかもしれないけど。
怒られるかもしれないけど。

明日は彼女に声をかけてみよう。
何も伝わらないよりも、嫌われても、もし彼女に必要な事があれば。
あるかないかは、声をかけてみないとわからないから。

だから、明日は勇気を出して頑張ってみよう。

10/12/2024, 10:59:24 AM

「放課後」

クラスメイトが
先生にラブレターを
渡していた。

おとなしい感じの子で
意外だったけど

その勇気に脱帽!

10/12/2024, 10:57:10 AM

忘れ物を取りに放課後の教室へ、
そこで、ばったりクラスの男の子と鉢合わせ。
彼もびっくりした様子。
なんだかドキドキ💓
すぐに教室を飛び出した。

あの気持ちは
何だったのか、
今でも思い出すことがある。

なんであんなに驚いていたの?!

10/12/2024, 10:56:31 AM

放課後

放課後の教室はドキドキする
残っていてはいけない場所に居る感じ
いけない事をしているみたい
女子が集まれば恋の話
あの頃かっこ良かった彼は今はどうなったのでしょう?
大人になった私は結婚して
恋よりも愛が大事になりました
家族に愛を届けていけるように
日々成長していこうと思います

10/12/2024, 10:53:57 AM

〈放課後〉


放課後担任から呼び出された。
2限目の現国の授業が終わった後、名前を呼ばれ、教壇に向かった私に「放課後、教室に待ってて」と言われた。そして、私の有無を聞かず、教室を出て行った。
私は返事くらいさせてよ、もし私が先約があったらどうするつもりなの?と首を傾げつつ、少し苛立ちを感じていた。
私には決定権はないと言われてるようで、私の反骨精神が反応してしまうが、そういった感情は無駄だと世間知らずの私でもわかるので、取り敢えず6限が終わるまで大人しく授業を受けた。
まぁ、受けたと言っても、受けているように見えるだけと言った方が良いだろう。実際授業は退屈だし、私は人より要領が良いのか、地頭が良いのか、教科書を読んだだけで大抵のことは理解できる。それに、授業は退屈だと言いつつも、毎日予習は欠かさずしている。きっと、その効果もあるだろう。
先に知っていた方が後々楽になるし、テストで良い点が取れるということを知ってるからだ。
別に勉強が好きという訳ではない。ただ、やるべきことを淡々とこなしていき、自分に合う勉強法で勉強をすれば、評定も上げてくれる。
大学受験を2年後に控えてるが今からこつこつ実績を作れば、年内に入試が終わらせることも不可能ではない。嫌なことはさっさと終わらせたい性分なので、結局は入試目当てでもある。
やりたくないことでも、やるからにはいい結果を出したいという私のクソ真面目が発動してしまう。

結局、担任からの一方的な予定をすっぽかすことだってできたのに、私は自分の席に座って教壇で他の生徒の対応をしている担任を見ていた。
そっちから言い出したくせに、待たせるのか。
担任が中々こっちに来れないのは仕方がないことなのに、私はまた少しの苛立ちを感じていた。
あと5分したら帰る。
私はを11を指してる長針を見てそう決めた。
私だって予定はあるのだ。今日はたまたま部活はないが、明日の授業の予習だってあるし、何より疲れた。
はやくベッドに飛び込みたい。
はやく時計の針が進めばいいのにと心の底から思った。そしてあわよくば、担任との予定をすっぽかしたかった。
しかし、そんな私の期待は裏切られた。
あと1分のところで担任がやって来たのだ。
教壇から降りてじりじりと近づく担任に、私は顔を背け、まるで人違いだと振る舞う。だが担任はそんな私の抵抗を無視して、「待たせてすみません。場所を移動しましょう」と無神経に言った。
目の前で言われたからには、流石に無視できず、無言で床に置いてたリュック片手に担任の後に着いていった。

着いたのは教室から離れた進路相談室だった。
たしかここを使うには進路指導主任の許可が必要だったことを思い出し、せめて許可取りを忘れていたと言わせたくて、わざと「ここって許可は必要ないんですか?」と聞いた。担任は淡々と「昨日、主任に許可を取ったのでご心配なく」
私は「昨日」という言葉が引っかかった。急に私と話す時間を作ったのではなく、少なくとも昨日の時点で、もう既に決めていたということになる。
担任の手の上で転がされてる気分になり、嫌気が差す。
渋々担任の目の前の席に座った。しょうがないだろう。
席は対面で、1つずつしかないのだから。

聞かれる内容は何となく分かる。
心当たりもある。ただ、聞いてはほしくない。

しばらくの沈黙が続いて、担任が口を開ける。
「最近はどうですか?」
「どうって…?」
「学校のことです。クラスメイトとどうですか?」
あまりにも抽象的な質問におどおどしていると、担任が補足を付けた。
「普通です。特に問題はないです」
AIのような答えだなと我ながら思いながら答えた。すると先生は、少しはにかむように笑い、それはよかったですと言った。
「他に気になることはありませんか?」
「特にないです」
「そうですか」
また沈黙が降り注ぐ。
大体、そっちから呼び出してるのであればさっさと用件を言ってほしい。なぜそんなにも焦れったく、遠回りするのか。相手の意図が全く読み取れず、不安になる。

「庄司さんの作品見ましたよ、書道部の。木簡が好きなんですか?」
「はい」
「私も高校生の頃木簡が好きでした。昔の人にとってみればただの荷札だったかもしれませんが、今の私たちからすれば貴重なものになる。もしかしたら同じようなことが数100年後に起こるかもしれませんね」
「そうですね」
「木簡は元々ご存知だったのですか?」
「いえ、書道部の荒木先輩から勧められて」
「あぁ、荒木千春さんのことですか?」
「はい、そうです」
「確か、3年生になってましたね。彼女も庄司さんと同じくらいの頃、木簡を書いてました。荒木さんの木簡も庄司さんの木簡も、それぞれ違った味が出て良いですね」

10/12/2024, 10:53:52 AM

噂は、電光石火の如く駆け巡る。
「知っているか、なんでもとうとうシュウのやつがレンを落としたらしい」
 全校中が見守る、噂の二人、幼なじみの腐れ縁。シュウがレンにぞっこんで、なんとか振り向いてもらいたいがため、レンの提案通りふくよかなスタイルになったという。嘘みたいなほんとの話。
「え? うそ、とうとう?」
「やったなあーあいつ、あんな好き好き言ってたもんな、良かったなああ」
 でも、レンはシュウなど眼中になく、いつも袖にしていたのだが……。
「純愛だぜ」
「乙骨かよーーに、してもなあ、あんなデプデプな風貌になってまで手に入れたい女かねえ、レンって」
「でもよー、痩せたらめっちゃ可愛くなったよな!レン」
「そうそう、読モみたいな。あんな変わるなんて詐欺だよなぁ、女って怖ええ」
「レンが言うには、シュウと付き合うのを断るために痩せたらしいぜ」
「なんじゃそりゃ、訳わからん」
「まあアイツらのことはわかんねーよ、昔から。毎日が痴話喧嘩みたいなもんだもん」
「言えてる。てか、コント、夫婦漫才な」


「ーーてことだから、シュウくんとちゃんと別れてくれない? 本田さん」
 うっわまじか、まだあるんだ、放課後体育館裏に呼び出しなんて。昭和かよ。
 のこのこやってきたあたしもあたしだけど、ーーまさか、シュウの親衛隊に囲まれて吊し上げられるとは。
 ある意味、新鮮。
「てかなんでアンタぼけっとしてんのさ。自分の立場、わかってんの?」
 親衛隊のリーダー格の子がずいと詰め寄る。
 レンは平然と見返し、
「別に付き合ってないけど、そう言うのを赤の他人のアンタにとやかく言われるのは違うと思う。シュウとのことは、ほっといて」
と言った。
「な……! 好きじゃないの、シュウくんのこと。あんなデブにさせておいて、無責任よ」
「シュウが自分でそうしたんだよ。シュウは後悔してないみたいだし、今の彼を認めてあげたら?」
「ひっど、アンタがそうやって自分を餌にして釣ったんだろ」
 右手が振り上げられる。大きく。
 平手がくる。でも、レンは動じない。まっすぐリーダー格の子を見つめたまま。
 その様が、余計油に火を注ぐ。
 ビッターン!派手な音が上がった。レンが頬を押さえてよろめくーーと、思いきや
「ってててて。効くなあ〜、酷いビンタ」
 2人の間に入ってレンの代わりにビンタのクリティカルヒットを受けたのは、なんとシュウだった。
 目に星を散らしてくらくらさせている。
「シュウ」
「シュウくんっ、なんでっ」
「あいたあ、〜〜マトモに入ったあ」
 シュウはふくふくした手でムチムチのほっぺたを押さえながら、笑みを浮かべてみせた。
「ダメだよ、暴力は。振るうのも受けるのも傷つく」
 イケメン発言。
 かつての凛々しさは脂肪にかき消されたが、そこにいた親衛隊の胸をズッキユーン!と射抜いた。
 呼び出されたレンを助けたという事実と共に、賞賛の波は広がり、体重が増える前よりもシンパを増やしたという。
 学校一のモテ男に再君臨した。

#放課後
「秋恋4」

10/12/2024, 10:52:42 AM

「放課後」

放課後に何が待ってる?

家族の待つおうちに帰る人
仲間と部活動で夢を追う人
友達とひたすらに遊ぶ人

かごの鳥が広い青空へ羽ばたいてくように

過酷で退屈な1日を乗り越えた人たちに訪れる
最高の放課後

10/12/2024, 10:52:32 AM

放課後、何気ない日々を思いながら、

夕焼けを眺めていたよ。

あの日から驚く程に情報が更新されてった。

エンティティ?って人を好きになってしまった。

でも、追記を見て、諦め切れなくなってしまった

助けてくれたのに、

彼氏が居るなんて思わなかった…。

あんなに美しい人だからこそ、だろうな。

SCPの部類にも入るかもなって思ったが、

別の世界から来てるのに扱い方が雑なので

嫌なんだそうだ。非協力的になるそうだ。

大変な日々を過ごしたけど、楽しかったな。





"早く帰って、この日々を満喫しよう!!"





教室から下駄箱へ行って、帰り道に気配を感じた

誰だか分からないが、大丈夫な気はする。

帰ろ。




平気そうだね。安心だ。

さてと、また幸運の人探さないとな。

分身なのに、本体は何をやっているんだろう。

名前すら、言えないじゃない全くもう…。

行こう~。





秘密は秘密のままで、

気配を察知したら気を付けろ。

10/12/2024, 10:52:05 AM

──ざわめきの中で、あなたはひとり静かな空気を纏っている。


 放課後ってのはいいもんだ。次の授業の準備も、小テストの心配もしなくていい。魔法数学の課題が出たことなんて覚えてないったら覚えてない。
 さっさと教室を出て、寮へ向かう。魔法学園は朝と放課後が一番賑やかだ。朝は遅刻しかけて騒ぐ生徒たちで、放課後は遊びの予定を話し合う声で校内中が活気づくから。
 校舎を出たら、次にあるのは寮に続く渡り廊下。東屋のある道は放課後を過ごす生徒たちで溢れる場所の一つで、いつも混雑している。
「?」
 なのに、今日はやけに人が少ない。授業でも長引いているクラスが多いのだろうか、と思いを巡らせたところで一人の生徒が目に入った。
 なるほど、人が少ないのも納得だ。東屋の一つで、灰色の髪が特徴的な生徒が読書をしている。寮は違っても、名前くらい聞いたことはあった。なにせ総合一位の秀才だ。
「……」
 そこだけが切り取られたかのように音が無い。同級生たちの話し声が遠い。美術館の絵画でも見てる気分だ。
(放課後)


 後日加筆します。

10/12/2024, 10:52:03 AM

あ、居た。

放課後君の後ろ姿だけでわかる。

このまま行ったら家の方向一緒だから

ずっと追いかける感じになる

よし

「○○!」

「わっ、△△かびっくりしたー笑」

「ヘッ!!一緒に帰るん久しぶりじゃない?」

「朝は一緒に行くこと多いけどね〜笑」

「そりゃそうよ笑だって、朝○○と一緒に行けるように 時間配分してるから」(真顔)

「え、なんで?笑」

「少しでも一緒にいたいからに決まってんじゃん」

実は1回告白してる、
それでも変わらず話してくれる君は優しいのか悪魔なのか、笑

でもこうやって放課後に会えるのは嬉しい。だって放課後なんてタイムリミットないから(門限とかはあるけど)

10/12/2024, 10:51:58 AM

放課後。

放課後には
ダッシュで
家に帰った。

好きなドラマを
見るために。

チャンネルが
少なくても
楽しかったなぁ。

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