放課後』の作文集

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放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

10/12/2023, 11:32:16 AM

自由な時間などあるものか。

部活、委員会、友達付き合い
塾、バイト、家事の手伝い

その他諸々。

嗚呼、なんて面倒臭い。

なんて言ってられるのも今のうち。

大人になった時の
人付き合いの仕方を

ひっそり学ばせている時間

–放課後–

10/12/2023, 11:24:05 AM

『副部長、大丈夫ですか?』

小さな後輩が己を見上げて声をかける
部活動が終わり少しばかり気を抜いてしまったのか
自分の薄い唇から息が漏れていた
彼女はそれに気付いて声をかけた

「大丈夫、心配しないで」

素っ気ない言葉になるがこれが自分
彼女もそれと言って傷付いてる様子も無い
柔道着から制服に着替えて家に帰る
たかがそれだけの行為に何故こうも億劫なのだろうか

『そう言えば』

既に着替えを終えた後輩が帰りもせずに再度話しかけてくる

『副部長の噂ってホントですか?』
「なんの事?」
『いや、部長が副部長に告白したって噂です』

いつ誰に見られたのか
誰が振り撒いたのかも分からない話
ソレを聞く度に眉間に皺が寄る

「事実だよ」
『付き合ったんですか?』
「断った」
『なんで!?』

10代半ばもいかない少女が恋愛に興味を持つのも
人様の関係に首を挟もうとするのも
当たり前の日常
だが自分がその対象にされるのは気に食わない

「私が恋愛に興味無いからね」
『部長誠実そうで良い人だと思いますよー?』
「そう言うなら…貴女が付き合いなさい」

早めに退散したい
僅かばかりに持っていた制服への嫌悪を押し潰し
紺色のスカートに足を通す

『そういう訳じゃ無いですよ』

自分の声色のせいか後輩はバツが悪そうな顔をする
噂好きもお節介も程々にして欲しい
恋や愛で自分が求めてるものは手に入らない
だから興味が無い
だから断る
それまでの話だ

「暗くなる前に帰れよ」

帰るのも話すのも迷っているような後輩に出来る限り優しい声色を残す
指定カバンを手に持ち更衣室から出ていく

今日は早めに帰りたい

気分が悪い

『アキラ!』

自分と違って男性的な声で名前を呼ばれる

『今から帰るんだろ?大会の事もあるし一緒n』
「帰らない」

男の癖に目を合わせた瞬間モゾモゾと
気色悪いにも程がある

『素っ気なさすぎるだろ』
「私は早めに帰りたい」

わざわざ歩幅を合わせられると自然と足のペースが上がる

『告ったのそんなに嫌だった?』
「私はいつも通りだよ」
『確かにそうかもしれないけど』
「想いを伝えれば優しくして貰えるとでも思ってるのか?」
『…』
「…部長、私は貴方への態度を変えたつもりは無い」

期待を持つ眼差し
女性を見る眼差し
そんなものを向けるな

「変わったのは貴方の方だ」

酷く不機嫌な放課後
足を止める男を待つ事も
優しく声をかけ直す事も無い

変わらない歩調で校内を出る
暗くなり始めた空
風に揺れるスカート

男に産まれてたら
なんの違和感も嫌悪も感じずに
強さだとかカッコ良さだとか
誰かと会話が出来てたのだろうか


題名:放課後
作者:M氏
出演:🐉


【あとがき】
放課後と聞くと学校生活を連想させますね
M氏は学校に行かない時間の方が多い子供でした
家庭の事情と言うやつです
ですが指定の制服を着て同年代の子と話してみたり、時には恋愛をしてみたり
他愛無い日常を普通の感性で送ってみたかったなと大人になった今なら思えます
とは言え指定制服と言うのは如何なものかと…
ファスナーが壊れても直せない家庭でしたので
そういう時に私服でも良しとなれば嬉しかったと思います
小説に登場する彼女は性別に囚われたくないと考えていました
ですが結局は自分が1番性別に悩んで囚われていますね
身体の性別がなんであれ、誰の想いも素直に受け止めるような柔軟性
それがあれば楽だったんでしょうね
難しいばかりです

10/12/2023, 11:19:41 AM

わたしの放課後
学校が終わると、わたしはすぐ学校に出て
迎えまつのが日課である
その間は、唯一大好きな君と話せる時…
その時間だけがわたしが頑張れる秘訣でもある
            I.m.

10/12/2023, 11:17:41 AM

「放課後」

放課後のお話タイム。
日が落ちていくのを放課後の教室で感じていたあのころ。
懐かしい。
戻りたいって思っても、もう二度と高校生になんて戻れない。もっと大切にしとけばよかった。

10/12/2023, 11:13:45 AM

放課後

夕暮れの帰り道
いつも時間を忘れて話し込んでいた

早く帰りなさい
まっすぐ帰りなさい

大人たちはみんなそう言うけれど

一日の勉めを終えて自由になる時間
かけがえのない友人と過ごす時間

名残惜しくて
とりとめのない話を続けてしまう

何物にも代えがたい
特別な時間だった

10/12/2023, 11:12:52 AM

#6『放課後』

 今日はバイトの日。ドアを開ければカランと鈴が鳴り、中は暖色のライトが所々についていて仄明るい。マスターに挨拶し、ボサノバのレコードを聞きながらエプロンを付ける。今日のお客様は常連客の5人。

 「お嬢ちゃん、ホットレモネードと適当になんか作ってくれー」
 「私はコーヒーとパウンドケーキをお願い」
 「はーい」

 ケーキの上にはホイップクリームを。器具を温めコーヒー粉に染み込ませるようにお湯を注ぎ、蒸らし、ドリップする。だいぶうまく淹れられるようになったと思う。予め砂糖と蜂蜜で漬けておいたスライスレモンをカップに入れレモン汁とお湯を注げばホットレモンの完成だ。

 おじ様とおば様が私の作る様子を楽しそうに見られていて、なんだか口角が上がる。

 薄切りのトーストにクリームチーズと無花果をしき、胡椒を振りかけ蜂蜜を垂らせば、本日のオリジナルメニューです。どう、美味しいでしょ?

 高校生の放課後といえば、部活に励んだり、寄り道して買い食いしたり、ゲーセンに行ったり。でも、私はこのジャズ喫茶が好きだ。一曲を共有しながら各自が自由にのんびりと過ごす、まさに至福の時間。

 「お嬢ちゃん、一曲歌っておくれよ」

 洗ったコップを拭きながら心の内でニヤリ。店内の奥に目をやればトランペットもドラムも、私を待っている。ピアニストの手招きでステージに上りマイクの前に立つ。こんな放課後、素敵でしょ?

 ♪The Song Is You

10/12/2023, 11:10:24 AM

放課後……。
やりたいことも出来なくて、やりたくないことをさせられた。親の見栄はりの道具だった。
あのゲス女が人生を台無しにしたのも、そのせいだった。
人のおもいを躊躇いもなく踏みにじった売女……犯罪者・今井貞夫の娘、人でなしの今井裕子。




放課後……。
今の学校は、子どもたちにさせないだろう。落ち穂拾い。

10/12/2023, 11:08:59 AM

放課後。
体育館の裏に呼び出した。
「付き合ってください」と伝えるために。

10/12/2023, 11:07:45 AM

放課後
放課後は
友達や家族とワイワイ
過ごすのも良いと思う
でも1人で空をボーッと
見ながら過ごすのも好きだな

10/12/2023, 11:07:44 AM

ちょっとだけ背徳的。
実際はすごく楽しくて。
その為に残っていたわけじゃないけれど。
いつだって不思議な風景を見せてくれた。

もう見ることはないんだろうな、なんて思っているけれど。
思わぬところで”放課後”の名残を見つけたりする。

その時が、実は一番ハザマにいるのかもしれないね?



放課後

10/12/2023, 11:05:31 AM

テーマ:放課後 #333

放課後、掃除をして帰ろうとして教室を出た。
しかし、数分後また教室へと戻った。
明日小テストがある教科があるんだったと思い出して。
教室には二人の男子生徒。
二人ともクラスのムードメーカーだ。
二人は身を寄せ合って勉強をしていた。
その内の一人、勉強を教えている方。
私が好きな人……。
私はあまり見ないようにして
ロッカーから教科書を取り出す。

チラッと見た時、彼と目が合う。
そしてなんとも言えない顔を私に向けてきた。
「何?」
私はそう言うと彼に近づいた。
鼓動が早くなるのと、顔が熱くなっていくのを感じる。
何故か彼は箒を持ったままだった。
「ここの問3」
そう言って指差したのは教えている場所のようだった。
あぁ、ここね。
「わかんね―」
そう言いながら教えてもらっている
もう一人のムードメーカー。
私はフフッと笑ってしまった。

「鍵返しておくから、帰っていいよ」
私がそう言うと教室の鍵を取る。
「あざっす」
そう言って電気を消してくれる彼。
足早に帰っていくその姿に焦がれている私。
これが青春でクラスメイトなだけと言わぬなら
この感情は何なのだろう。
教室の鍵を閉め、その鍵を握りしめた。

10/12/2023, 11:04:56 AM

クラス会の日が2年ぶりに近づいてくる

2年ぶりに君に会えるかもしれない

言いたくて 言えなくて

あの春の日に…


桜の下 取った写真は

今も本棚に



君は十分に大人になって

恋人の1人もいるのかもしれない

伝えたい 伝えよう

勇気をだして


体育祭で敗れた時

泣きじゃくってた

君が好きだった…



夕暮れ…

空を染め上げた青春

あの時は遠く遠く…



いつまでも いつまでも

胸の中には…


人の消えたグランドで

うなだれていた

君の長い影…



街を急ぐ黄昏時

早く君の笑顔に会いたくて…♪

……

夕焼け物語 爆風スランプ

君が愛を語れ 時任三郎


……


夕暮れに歩いた線路沿いの小学校前

焼き肉に誘われた俺…♪

あの子は金麦2本持ってきた✨🍀

ふたりで見た

あの道の掲示板は移動した…

元の掲示板の場所が分譲するらしい


掲示板に書いてある祭りの開催日…

約束したけど中止したね…


知ってた…移動した先の新しい掲示板に

園芸祭りのブーケ💐コンテスト開催日…


今度休みに商工会議所の会議室で…

ミーちゃんを誘いたいけど…


この気持ちは神さまのミステイクでないよね…♪?🍀

10/12/2023, 11:04:29 AM

放課後っていいよな

部活をやっている人達の声が聞こえて

吹奏楽や合唱部の歌声とか

聞こえてきてそこで教室にいて

本を優雅に読んで......

まあ、俺の場合放課後になったらすぐ帰って

ゲームするけどな

でもそんな俺が教室にいるってことはな

決まっているだろう?

補修か呼び出しだ

でも、呼び出しは教室ではなく大体、職員室だ

てことは、残り一つ

居残りだ それも“数学”理解“英語”の三教科だ

全部俺の苦手教科だよ

終わったぁぁ

ま、まあ友達もいるしなんてことない

先生という友達がな!

早く終わらせてアイツらとゲーセン行くか

さっさと終わらすか 

あいつらに待ってもらうの申し訳ないしな

でも、待たせたお詫びに何か奢らせられるからな

待った時間ごとに増えていくしな

こんなこと考えてる場合じゃねぇや

急げ〜頑張れ俺!

10/12/2023, 11:03:52 AM

誰もいない教室に
        キミとふたりだけ
        茜色の空に変わり
        キミとふたりだけ
        触れることもせず
        視線を交わした日
        特別になったのは
        誰もいない教室で
        キミが見せた横顔
        茜色の空に交わる
        夕陽に溶けてゆく


   
           『放課後』

10/12/2023, 11:03:02 AM

放課後
去年の放課後。去年の放課後は付き合いたての彼氏と会いたくてほぼ毎日最寄駅の近くのイオンで3時間くらいまってたっけ。はやく会いたいなーとか思いながら。やっと会えてでも行くとこなくていつも同じ公園のベンチに4.5時間居座ってたね。まってる3時間は長すぎたのに一緒にいる時間はあっという間で。次会えるのがたのしみでたのしみで。イオンで1人で待ってるも幸せだった。2時間くらいしか会えない日もあったけどちょっとでも会えるならって待ち続けてたな。あれから1年経った今はどうかな。1週間前に色々疲れてるしネガティブになっててしんどいから距離おきたいし暫く会いたくないってLINEで急に言ってきたね。今まで毎日してたLINEも急になくなって。たまにしてた電話もなくなって。でも一昨日の夜急に電話掛けてきてくれたよね。その時の貴方はびっくりするくらい元気がなくて笑い声も乾いてたよ。でも1週間前よりは元気になったのかなって思って嬉しくて。でも距離おこって言われたしまだ会いたいとも言われてないから私から連絡はできないなって思って電話してからなんも送ってないよ。貴方からくるって信じて。2日目の今日にはくるかなって正直思ってたけどなんの音沙汰もないね。元気?生きてる?最近バイクでよく転けて怪我してるから心配でしかないよ。共通の友達も知り合いもいてないから貴方に何かあっても私にはわからないよ。ねえ、今日の放課後は何してたの?今日バイクで実家帰る予定だよね、ちゃんと怪我せず帰れた?お願い何か連絡ちょうだいよ、

10/12/2023, 11:00:54 AM

放課後、見上げた空。
天は高く、馬肥ゆる秋。
スタバのフラペチーノは、カボチャ色に染まっている。
ついでに、サンドイッチにも手が出そうになるが、やめておくことにした。
何しろ、カロリーの過剰摂取は、健康によろしくない。
それならば、フラペチーノをソイラテにするべきだと、私の中の悪魔がささやく。
悪魔は、あくまでも清貧を貫くべきだと言う。
天使は天使で、じゃあ、モカシロップ足しでとか言うものだから、結局のところ折り合いがつかず、身内へのお土産に、ドーナツを二つ買っていった。
今日の夕ご飯は、土鍋で炊いた。
そこに、卵などかけて、醤油を回して食す。
野菜類は切ったトマトやレタス等に、1:1:1の割合で作った和風ドレッシングをかけて。
副菜はレンコンの金平。
大変おいしくいただきました。
今日も一日お疲れ様でした。
明日も頑張りましょう。

10/12/2023, 11:00:21 AM

今日は夏祭りがやるらしい
学校の授業が終わり放課後に残っているとスマホに着信が来た
俺の友達、健一が好きな子を今日夏祭りに誘うらしい
その内容はその好きな子を夏祭りに誘ったと書いてあった。「誘ったらいいよだって!!」その内容を見て俺は「それは断られたのか?それともokの返事なのか?」と送ったら健一は「お前は何言ってんだ?いいよはokしかないだろ??」と来たそして俺は飽き飽きした。「じゃあ、話を変えよう、健一。肩を揉んでやろうか?」そして少しして返事が来た 「いや、いいよ、俺はまだ17歳だぞ?肩は凝ってないよ」と返ってきた、勘のいい人はここで気付くだろう。俺は呆れながらも返した「健一のいいよは断りだろう?じゃあお前の好きな人からの返事のいいよはどっちなんだ?」と送ったら健一は何も言えなくなったのかその日は返事は来なかった。健一とその好きな人の夏祭りがどうなったかわからない。俺は2人の事はどうなったんだろうと思いながら家に帰った。

10/12/2023, 10:59:40 AM

"放課後"

 用事を終わらせ帰路についていると、学生の姿がちらほらと見えた。スマホを取り出して時間を確認する。夕方の時刻を示していた。
「おっ」
 そういえばこの近くに学校がある。という事は今は放課後なのか。と、ぼんやり考えていると他の学生より大きなリュックを背負った男子学生を見つける。
「今でもでかいの背負う奴いるんだ…」
 俺が学生の時にも何人か大きなリュックサックを使っていた学生がいた。俺もその一人だった。丁度あの男子学生が背負っているものと似た大きさと形のリュックサックを使っていた。中身は筆記用具を入れた筆入れと教科書とノートとワークとファイルとそれ以外に、授業で使わない参考書や教本や自習ノートも入れていた。放課後はあの場所で、それを広げて自習してたっけ。
──今思えば、よくあんな重いリュックサックをほぼ毎日背負って登下校できたな。
 当時の自分を思い出して感心する。
──そういえば、時々パン屋さんで買い食いしてたな。あそこのパン、ふかふかで美味しかったなぁ…。
「久々に買い食いするか」
──お店まだあそこにあるかな?
 あのお店のパンの味を思い出して、あの時のお店へと足を向けて歩く。
──そうだ、他にもいくつか買って今日の晩飯にしよ。

10/12/2023, 10:58:56 AM

~放課後~


高校時代、部活に入っていなかったから、7時間目終了5分前はすっごくわくわくした。帰ったら何やろう、って考えて、充実した放課後を過ごそうとして。
でも実際帰ったら違う。
ゲーム三昧…とかだったらまだいい。
課題やって、ごろごろして。終わらないsnsの縦スクロール祭。こんなんだったらまだゲームしてた方時間無駄にしてないと思う。

10/12/2023, 10:55:16 AM

「放課後って不自由だよね」
君は言う。
「なんでさ、放課後はよっぽど自由だ」
僕が言う。
「いーや?放課後はね、放課の後だ。つまりは、決まった時間に行われる授業が終わったあとの時間だ。」
「うん」
「と、いうことはだね。放課後というのは椅子に時間という縄で縛り付けられ、新たな知識を教科書という槌で押し込まれる忌々しい授業の副産物でしかないんだよ。」
彼女は授業が嫌いらしかった。
「君の私怨は置いといて、言いたいことはわかったよ」
「でも僕はやっぱ自由だと思うけどな授業もないし、君と屋上で夕日を眺める時間が不自由なわけないよ」
「そうかい。」
彼女は少し顔を曇らせて言った。

数年後、大学生、会社員になって思ったのは、やっぱり放課後は自由だったって事だ。大学生、大学が終わっても学業から別の生活へ戻るだけ。果てしない自由の中に生きる事の不自由さを感じた。会社員、業務を終え、帰路に着く。業務の時間と業務のための時間。働くために寝て起きて食べる。自由とはかけ離れている。大学の授業後、会社の業務後、どれも放課後とは違っていた。ああ、やっぱ放課後は自由だったよ。君はどう思う?そっと問いかけた。

大学進学後ぱったりと連絡が途絶え、大学を辞めたかと思ったら急に海外に渡航し、一通の手紙を寄越した君。なあ、ここは自由だよ。短い文と共に1枚の写真が送られてきた。数日後、二度と手紙が届くことはなかった。まだ、放課後にいる君の事をたまに思い出す。そんな時だけ僕は、少なくとも僕の思考は少しだけ自由なのかもしれない。

#放課後

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