手を繋いで』の作文集

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手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

12/9/2022, 2:18:39 PM

手を繋ぐことのできる人がもう居るのに
手を繋いでみたい人がいる

子供の頃は異性と手を繋ぐのなんて
きっとなんてことないことだったんだろうに

大人になったら気軽に手も繋げない

あなたの皮膚に触れてみたい
手を繋いでみたい

12/9/2022, 2:16:31 PM

◎手を繋いで 

声よりも先に、後ろから迫ってくる足音で君だと気がついた。
振り向くといかにも残念そうな顔をするから、私はそこでやっと、君が私を驚かせようとしていたのだと察する。
ごめんごめんと謝り、機嫌をとるようにわたしは君に手を差しのべた。

私よりも随分と察しのよい君だから、どういう意味を持った行動なのかはすぐにわかったみたい。
でも君はすぐには握ってくれない。
私と同じように、けれども私とは少しズレた場所に、君の手が差し伸べられる。

あなたからどうぞ

君の目がそう言っている。
ようやく君の機嫌が元通りにできるというのに、今度は私の方がへそを曲げそうだ。
また君の声を聞きそびれてしまったのだから。
でも握る他に仕方がない。
この手を握ればすぐに、君の得意げな笑い声が聞こえることだろう。
そうすれば私達ふたりは途端に上機嫌になれるのだから。

12/9/2022, 2:16:13 PM

手が触れ合うと、体温も緊張も分かるのに、どうして気持ちは伝わらないのかな。
でもきみは僕のことをなんでも分かっている。
僕はきみのことが分からないのに。
もしかしたら、相手の心を読めてしまう魔法使いなのかもね。
いいことも悪いことも吸い込んで。

◎ 手を繋いで

12/9/2022, 2:11:11 PM

黄泉帰り

手を、繋いでいた。真っ暗な洞窟は、私のすぐ前を行く彼の姿をも闇に包む。確かなのは、まだ恋人でもないのに繋いだ右手の感触だけ。ふたりの足音が岩肌に響いている。
「きっともうすぐだよ。ほら、微かだけど光が見える」
振り向いてはいけないという言い伝えがあるため、彼はずっと前を向いている。
「───ここを出たら、ずっと君に言おうと思ってたことがあるんだ」
洞窟で結露した水滴が音を立てた。
「…どんなこと?」
「今は、言えないよ。ここじゃ顔も見れないし…それじゃあ君を連れ戻すためにここまで探しに来た意味がなくなっちゃうじゃないか…」
「…お願い、今、言ってよ」
私は涙声になっていた。今じゃないと、だめなのだ。右手に力が入る。立ち止まってはいけないという言い伝えもあるため、彼は足をとめなかった。少しの沈黙があって、彼は口を開いた。とても穏やかな声だった。
「───君が好きだよ。きっと、君が考えてるよりもずっと前から」
前方の光がだんだんと強くなってきた。外が近い。
「───ありがとう」
人は、命を失ったらもう取り戻せないんだよ、だから私は、もう戻れない───とは言えなかった。光は目の前にある。私たちが向かっているのか、光が迫ってきているのか。
「私も、好きだったよ」
これが、精一杯だった。
この声が彼に届いたかどうかは、分からない。


12月9日『手を繋いで』

12/9/2022, 2:06:45 PM

#61 もう、現実世界では生きていない彼と手を繋ぐ。

天国のような満月が出た綺麗な夜空の中で笑う。
二人で笑い合って、走っていた。
夢の中で…。

___手を繋いで

12/9/2022, 1:59:00 PM

俺の学校ね、
男女で仲良いから
王様ゲームやってるのさ
いや、もちろん「キス」
とかは無いけど笑
前ね俺、男子と手繋いで帰って
って命令されたことあってさ
まぁ手繋ぐと言っても15mぐらい
なんだけどさ
それが、全っっ然ドキドキしなかった笑
まぁ、好きな人じゃなくてもさ
さすがにねぇ?
なんか恥ずいとかあると思ってたけど
全くなかった笑
これって異常かな?笑
でっ、俺の願望は
推しと手を繋ぐことです^^
でもなぁ、
俺、結構手汗書くんだよね
あっ!王様ゲームの時は大丈夫だったよ?笑
でもさ推しと手繋げるってなったら
緊張しすぎて手汗でるかも笑
まぁそんなことならないけどね……

12/9/2022, 1:48:09 PM

手を繋いでと言うと、思い出す思い出が1つある。

東京ディズニーシーに遊びに行ったあの日、チップとデールのグリに出くわした。整列も何も無いただのフリグリだった。

どうやら今からどこかに移動しようとしていたところらしかった。
サイン欲しい!そう思って声をかけようと隣に立った私に、まだ触れ合いがありだったのもあってチップは手を差し伸べてくれた。

反射的に繋いでしまったチップの手は、私の小さめな手を包み込めるほど大きくて、冬に向けて寒くなってきていた気候のあの日にはとても暖かかった。

そうして手を繋いだまま少し一緒にお散歩して、到着した場所でサインを書いてツーショットを撮ってくれた。

これが、私の初めてキャラと手を繋いだ思い出である。

12/9/2022, 1:44:54 PM

あなたと初めて手を繋いで歩いたあの日から
どれだけの時を過ごしたのでしょう。

離れてしまった時もあったけれど
今もこうして
あなたの手に触れることが出来る私は幸せです。

ずっと手を繋いでいてね。
見えなくても感じさせてね。


あなたの手
大好き。

12/9/2022, 1:44:35 PM

手を繋いでデートすることが憧れだった
世の中のカップルがそうしてるように
ごく普通に
好きな人と指を絡めて
人の温もりをそばで感じて
少し照れたりなんかして
それを茶化して茶化されて
そんな普通のカップルみたいな普通の恋愛
それに憧れた
ハグしてなんて、キスしてなんてそんな贅沢は言わない

だから、せめて手だけでも...
隣を歩く俺より少し大きな君のその手に触れて
手と手を絡めて...

「どうしたの?」

目の前のカップルを見て時間が止まった俺を隣の君が
心配そうに見つめる
「ううん、なんでもない」
君と手が繋ぎたいなんて、そんなこと言えるわけなくて
とっさに出ていた手をポケットにしまって
俺は首を横に振る
「全然なんでもないって顔してないけど」
俺の心を見透かしてるようなそんな目をして
君は俺の目を見据える
「いや、ほんとなんでもねぇよ?大丈夫」
君の瞳に負けじと、俺も君を見据えて言った
「...そっか、まぁ無理には聞かないけどさ、なんかあったら言ってよ?」
「お、おう」
俺は軽く返事をして、君から顔を逸らした
逸らした先にはやっぱりカップルがいて
羨ましいなぁなんて思っちゃったりして...

沈黙が気まずくなって、君の方を振り返り声をかける
「なぁ、次、あそこ行かねぇ?」
そう言うと君は心配そうな顔から笑顔に変わって
「うん、いいね」
と言う
「ほんと?よっしゃ」
喜び半分、君が笑顔になった嬉しさ半分で君から視線を逸らす
「じゃあ、はい」
少し後ろから君の声がした
振り返ると、そこには片手を僕に向かって笑顔で差し出す君の姿があった
「ん?」
「あれ?手繋ぎたいのかと思ったんだけど、違った?」
君は笑顔で優しい声色で、僕にそう告げる
「手繋ぐの、別に変なことじゃないよ?だって、僕たち恋人同士なんだし」

君はやっぱり俺の思ってることを見透かしてるみたいだ
俺が何を思って、何を悩んでるのか
何も言ってないはずなのに、なんでか分かってくれる
君はすごい
君が恋人でよかった

「ほら、手、繋ご?」
改めて差し出された手を、俺は戸惑いつつもそっと握る
「...ありがと」
俺より少し大きい手は俺の手を強く握り返した



「手を繋いでデート」俺の憧れ

これからは、俺らの当たり前



お題:『手を繋いで』

12/9/2022, 1:43:32 PM

最後に手を繋いだのは
いつだろう

誰と繋いだんだろう


手を繋ぐ
それだけで

言葉は要らなくなり

少しだけ
分かり合える

そんな気がする


そして




手の甲に浮かぶ
小さなシミが気になる
今日この頃⋯




「手を繋いで」

12/9/2022, 1:41:01 PM

ちょうど一年前...

寒空の下で

手を繋いで歩いたね

私が望んだから

手を繋いでくれた人

もうその手を取ることはないね

ちょっぴり恥ずかしく

そして幸せだった冬の日

12/9/2022, 1:39:54 PM

親と手を繋いだ幼稚園
友達と手をつないだ小学生
仲間と手を繋いだ中学生
初彼氏、初彼女と手を繋いだ高校生
恋人と手を繋いだ大学生
子供と手を繋いだ30代
また巡る
#手を繋いで

12/9/2022, 1:35:04 PM

小さなあの子と手を繋いだの
一回りくらい小さな手はとても
温かくて柔らかかったの
私を見るその目は可愛らしくて
ふんわりと溢れ日のよう
私はまだこの小さなこの子を
なくしたくなんてなかったのに

12/9/2022, 1:26:26 PM

手を繋いで


CONNECTの名曲の手を繋ごうですね。

12/9/2022, 1:24:01 PM

前を歩くカップルは手を繋いでいる。追い越したいのだが、道幅が狭く追い越すチャンスがない。

そのカップルが立ち止まり、繋いだ手を上に上げ、輪っかを作る。ふたりはわたしに笑顔を向ける。

挙動不審になりながら、そのあいだを「すみません」と言いながら通ると、そこに産まれてこれなかったわたしの子がいた。

おかあさん、手を繋いで。

そう言って手を伸ばした。それに触れるとわたしの涙はとめどなくあふれた。

水子神社に行く途中の出来事だった。

12/9/2022, 1:20:47 PM

このまま
ずっと
君と手を繋いでいたいな。
離れないように。
失わない様に。
君を
守れる様に。

お題
手を繋いで

12/9/2022, 1:18:16 PM

甘える女子と照れる男子

制服ふたりが手を繋いで

横断歩道を渡ってくる

うらやましい
うらやましすぎるかもしれません

#手を繋いで

12/9/2022, 1:16:58 PM

手を繋いで


手を繋がれた。自分のものよりは大きく、それでいてしわしわで細い指のその手からゆっくりと熱が移る。
もう目も耳も聞こえなくなってしまったけれど、その感触はよく知っていた。だから、ゆっくりと握り返す。
「わたし、しあわせでしたよぉ」
何気ない日々も、会話のない時間も、振り返ればどれも愛しいものばかりで。繋がれた手と同じように心もぽかぽかとあたたかくなる。
決して大恋愛の末の結婚ではなかった。はじめましてのお見合いで、流れるように決まった結婚だったけれど、この人と結婚してよかったと心の底から思うのです。
「だから、もしまた生まれ変わったら、今度はあなたと大恋愛をしてみるのもいいかもしれませんね。ねぇ、おじいさん」
返事を聞くことも、見ることもできないけれど、繋がれた手がより一層強くなって、それが返事だとわかる。
ぽた、と頬に落ちてきた水に、雨かしら、なんて思うけれどベッドで横たわっているのは誰よりも自分がよく知っている。
幸せだった日々を胸に抱いて、ゆっくりと目を閉じる。繋がれた手を離し、ほんの少しだけさようならを。
次会うときにはまた手を繋いで、今度は最期まで離さないで。

12/9/2022, 1:15:44 PM

笑うそれだけで笑い合える相手ができる
そんな世界に生きている
だけど事は難しくなり
勘繰るようになり辛くなり寂しくなる。
でもどれだけ傷ついても。
自分は自分。傷ついて美しくなれたら
幸せもう手にしちゃってるんじゃないかっ。

12/9/2022, 12:57:06 PM

「手を繋いで」


幼稚園の頃、集団登園で
なぜか男の子と女の子が1組になって手を繋ぎながら並んで歩くのがルールだった。

羊飼いのような幼稚園の先生に追い立てられて
えっちらおっちら急な坂道を登るのだが
いつもパートナーになる男の子に
「小指だけ!」
と嫌な顔をされて
本当に幼稚園に行くのが嫌だった。

私は女の子なのに太っている上に背が1番高かったから
すごいコンプレックスでいつも地面ばかり見て歩いていた。
「恥ずかしい。
みんなと同じじゃなきゃいけないんだ…私はみんなからはみ出ちゃった…。」

まだ幼稚園児なのにいつもため息をついていた。


地面に変わった色のスベスベした綺麗な石なんかが落ちていたらポケットに入れて持って帰ったり、

そんな事が楽しみで、みんなと同じ事をしているフリはしているけれど、

自分だけの楽しみをこっそり見つけるようになった。

今思えば、不思議なのだが、あの頃の地面や壁にはキラキラしたダイヤモンドみたいな輝きがいつもあった

いつの間にか見えなくなってしまったけれど、あれは何だったのだろう。

よく、1人でグリグリと地面を掘っていて、掘るとキラキラが無くなってしまった。



私が幼い頃に手を繋ぐのは、仲間になれるのではなくて、他人と自分の違いを再確認するせつない儀式だった

絵を描いたりするにはモチーフ(対象)との対話が必要で孤独にならないと出来ないのだけれど、

私は手を繋ぐ事で、自分の孤独と手を繋ぎ、絵を描いたり物を創り出す世界のチケットをいただけたのかもしれない。

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