『懐かしく思うこと』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最近、昭和平成の歌のランキングをテレビで
みかける。
郷ひろみ、山口百恵、中森明菜、松田聖子、
石原裕次郎、五木ひろし。。。
幼い頃は家族みんなで一台のテレビを見ていたから
おじちゃんたちの好きな民謡も
両親の好きな演歌もみんなきかないといけなかった
なんでこんなおじさんたちの歌聴かないとだめ?
そう思いながらも聴いていた
でも。
今改めて聴くと
良いよねぇ
皆さん歌すごく上手いし、感情がこもってて
詩も素敵だよね。
裕次郎さんの声。。渋い
今になって、今になったからかな
すごく懐かしくてすごく新しい感じ
良いよねぇ
「追憶」
遊んでばかりだった小学生時代
文武両道に励んだ中学生時代
進路と人間関係に悩んだ高校生時代
社会の波にもまれた新卒時代
どれもこれも懐かしい思い出
こうやって思い出に浸る時間も
また時間が経てば懐かしい思い出に
そうやって人生を
過ごしていくのだろう
テーマ:懐かしく思うこと
※創作
東急東横線の渋谷駅が地上にあったあの頃
#懐かしく思うこと
「懐かしく思うこと」
家が近くの子どもたちで集まって
遊んだことかな
バトミントンとか
空き地に入り込んだりとか
ゴルフの真似事したりとか
近所のおじさんが
バトミントン用の
なんちゃってネットを作ってくれたり
そのおじさんはもう亡くなって
会うことは出来ないし
よくオセロして遊んだ祖母は
昨年亡くなって会えなくなっちゃったな
うん、幼いころに遊んだ思い出は
懐かしい
「ちっ、くそ上司が!」
部屋の中で悪態を付きながら、クビリとビールを煽る。
今日は定時で帰る予定だったのに、上司のちゃぶ台返しによって残業になってしまった。
当の本人は『用事がある』と言って帰りやがった。
あんまりムカついたので、同僚総出で上司の机を『馬鹿には見えない机』にしてやった。
普段から『自分は天才』発言してるから、きっと引っ込みがつかないだろう。
いい気味だ。
だけど、俺の心は満たされない。
こんなことをしても無意味だと分かっている。
嫌がらせが大成功したところで、給料は上がらないし、彼女も出来ない。
大衆に称えられたりもしない。
どうしてこんなことになったのだろうか……
俺は本当はもっと優秀な人間なのだ。
もっと高い地位にいるべき人間なのだ。
けれど未だに出世は叶わない。
無能な上司は、俺の能力を見抜けないばかりか、仕事を増やす始末からである。
無駄な仕事ばかりで、俺の才能は日の目を浴びることは無く、いまも下っ端のままである。
未来に夢を見ていた俺はいない。
今では人生に絶望し、ビールくらいしか楽しみが無い。
どうしてこうなったのか――いや分かってる。
転機はあの時だ。
社会人3年目のこと。
会社を辞める同僚から、会社を作るから一緒に来ないかと誘われた。
でも俺は一蹴した。
そんな博打なんて打てないと断ったのだ。
俺は無難に会社に残ることを選んだ。
けれど今でも思う。
同僚と一緒に独立していれば、大金持ちになっていたのかもしれない。
あるいは仕事に張りが出て、楽しい人生を送っていたかもしれない
俺のもう一つの物語。
決して届かない『もしも』の話。
現実の俺が落ちぶれる程、それは俺の中でさらに輝いていく。
なんて惨めなんだ。
俺はやけくそで残りのビールを飲み干そうとした、その時だった。
「お悩みのようですね」
「誰だ!」
突然後ろから声がする。
振り向くと見知らぬ男が立っていた
警察に電話すべきとも思ったが、男の放つ異様な雰囲気にのまれてしまい、体が動かなかった。
「お初にお目にかかります。
ワタシは『もう一つの物語』の悪魔。
『あそこでああすればよかった』……
そんな思いを抱く人間の前に現れる、か弱い悪魔でございます」
「帰れ!
どんなに落ちぶれようと、悪魔に魂を売り渡す気はない」
俺が精いっぱいの虚勢で叫ぶ。
だが俺の心の中を知ってか、悪魔は少し笑っただけだった。
「いえいえ、アナタ様に気概を加える気はありません。
魂もいりません」
「なんだと?」
「ではワタシは仕事をさせていただきます」
「仕事?」
「ワタシの仕事は、望むものに人間の『もしも』を見せる事です。
ああ、ご心配なさらず。
アナタに何かを要求しませんから」
俺が呆然と見つめる中、悪魔はテレビに近づく。
するとテレビが映像を映し出した。
「こちらをご覧ください。
これが『もしも』のアナタです」
「こ、これは……」
テレビに映し出されたもの。
それは――
『ちっ、くそ取引先め』
そこに映ったモノ、それは愚痴を言いながらビールを飲んでいる自分の姿。
愚痴の相手が、上司から取引先に変わっただけ。
それ以外はまごうことなき自分だった。
俺は目の前の現実に打ちのめされる。
『俺は本当は出来るやつなんだ』。
『だからあの時、違う道を選べばよかった』
『そうすれば俺は成功者だ』
俺はそんな思いを胸に、今まで頑張って来た。
けれど、俺はどこへ行ってもダメなままらしい。
最後の希望が打ち砕かれ、その場に崩れ落ちる。
「ヒャッハアアアア。
それ!
それですよ、私が見たかったのは!
その絶望した顔、魂より美味です!」
落ち込む俺を見て、悪魔がこれ以上ないほど喜んでいた。
やはり悪魔。
くそ悪魔だ。
「待ちなさい」
「誰だ」
悪魔が笑っていると、突然女性の声がした。
声の方を見ると、清浄なオーラを纏った聖母のような女性が立っていた。
「私は天使。
『もう一つの物語』の天使。
貴方を救いに来ました」
「天使ぃ、いいところなんだよぉ。
私の邪魔をすr―――――ごへえ」
悪魔が天使に突撃するが、鎧袖一触、片手で振り払われた。
天使は悪魔を一瞥すると、俺の方を振り向く
「アナタ、大丈夫ですか?」
「あんまり大丈夫ではありません」
「そうでしょうね……
ですがご安心下さい。
この映像は偽物です」
なんだって。
この無気力なおっさんは嘘だって言うのか
少しだけ元気が出てきた
「では見せましょう。
真実を」
天使の言葉と共に、テレビに新しい映像が映し出される。
それは――
『ガハハハハハ、お金がどんどんたまっていくぜ!』
テレビに映る映像。
それは、バカみたいにハイテンションな自分の姿だった。
羽振りも良さそうで、美女を何人も侍らせている。
これが、俺?
「これが、もう一つの物語。
あの時の選択が違っていれば、あなたはこうなっていたのです」
つまりあの時独立していれば大金持ちに?
……俺は選択を間違えて……
俺は体中の力が抜け、地面に倒れる。
俺の抱いていた思いは正しかった。
でも、俺が見たかった『もしも』はこれじゃない!
どんな『もしも』だったら満足していたかは分からない。
けれど目の前に映し出される映像は、俺を絶望のどん底に落とすには十分だった。
「天使も酷いことをする。
ですが、ワタシが偽の映像を出した理由が分かっでしょう?」
すぐ近くから悪魔の声がする。
どうやら倒れた先は、悪魔の隣だったようだ。
「ワタシもそのまま出すのはやりすぎと思いましてね。
映像をいじらせていただきました。
悪魔だって、一つまみくらいなら慈悲の心があるんですよ」
その声は、不思議と優しさに溢れていた。
俺も昔は繭を作ってブイブイ言わせてたもんよ!
これすなわち、蚕の懐古。
こんなダジャレしか言えないんじゃ解雇ってな。
(懐かしく思うこと)
懐かしく思う事。
懐かしく思う事は
たくさんの
家族が
作った料理。
ガメ煮や
ちらし寿司や
もみじとか。
従姉妹が
味を
継承してて
本当に良かった。
またかしわ飯を
食べに行こう。
私はいわゆる神様で、かれこれ千年近く生きている。記憶の容量はすでにオーバーしていて、近頃物忘れがひどいし、懐かしいと思えるほど昔のことを覚えていない。しかし強いて言うのなら、最近ちょっと訳あって面倒をみることになった旧友の曾孫に、今は亡き友人の面影をみることがある。思春期真っ只中のその曾孫には、うざがられるに決まっているので絶対に言わないけれど。#懐かしく思うこと
私が高校生の時
父があるラーメン屋さんにハマる。
毎週土曜日の開店に合わせて行き
ただ食べて帰るだけなんだけど、
一緒に行く?と誘ってくれるから
食べたい時も、
あまり気が進まない時も、
正直毎週食べるから、飽きたなって時も、
もうずっと行き続けるのかな。
と感じながら、
何故か一緒に食べに行ってました。
父と娘で肩を並べて食べた何杯ものラーメン。
なんだかんだ、美味しかったなぁ。
懐かしく思うことの一つです。
男女関係なく遊んでたあの頃
自分の気持ちに素直だったあの頃
過去を羨んでいる今日さえ
きっといつかは「懐かしく思うこと」
「懐かしく思うこと」
最近、YouTubeで私が子供の時のEテレの映像が流れてくる。それを見ていると、こんな人いたな、これあった覚えてる!とよく思う。この前は、その感情が高ぶってしまったのか遂には"あの時の人"が今何をしているのかを3日間ぐらいかけて検索しまくり、私もあの人も成長したんだなと誰かわからない目線でしみじみとしていた。
他にも実家の引き出しから小中学生のものが出てくると、当時はさらっと読んでいたものを倍以上の時間をかけてゆっくり見るようになった。懐かしい、こんなことしていたな、の感情が止まらない。早く大人になりたいと思っていたあの頃だったけど、子供に戻りたいという感情でいっぱいになりなんだか寂しくなるというのがルーティンとなっている。
今日、通院を始めてから今までに貰ってきた領収書と明細書の処分をした。直近のものは、まだ処分せずにいる。
心の病気に罹ってだいぶ経つ。今は、というよりかなり前からすっかり良くなり、かつてあった症状はいっさい出ていない。
領収書はすごい枚数だ。それと同時に、病院で行う心理学みたいなものを勉強する講座で貰った資料も何枚も出てきた。
その日その日でテーマが違うので、いろんな資料があり、見るとそれぞれにいろんな書き込みがされている。
ワークシートもあり、読んでみると、ああこの時は心身がこういう状態で、こんな状況下でこんなことを考えていたのか…と感傷にふけった。
エゴグラムをあらためてしてみたが、当時と変わった折れ線グラフになって、以前は社会のルールや責任感に厳しかったのだが、それが少し和らいできたなぁと思ったりした。
時間が経ち、いろんな出来事に出合い、考えや価値観は時に変化する。当時の書き込みを見て、今の自分を見つめてみた。長い時を経て、今の自分はこういうふうになっているんだな、と思った。
講座は、それぞれのテーマを繰り返し行うので、その日の資料の内容は大体同じだ。なので昔の分は処分した。また講義に参加するたび新たに資料をもらう。大抵多少の変更があったりするものだ。
今、手元にある資料たちも、いずれ「この時はこういう勉強をしたんだなぁ。」と昔のものになるのだろう。そしてまた見返しては、感傷にふけるのだろう。
「懐かしく思うこと」
小学校の卒業式の1週間前だっただろうか?その日、クラス皆んなでタイムカプセルを校庭にあるバスケットゴールの下に埋め、成人式の後に掘り返しにくる事になった
それから時が経って、俺は小学校時代のクラスメイト達と成人式で再会を果たした。中には家の事情で引っ越してタイムカプセルを掘り返しに来る事が出来ないクラスメイトや、仕事や学業で成人式や掘り返しに参加出来ないクラスメイトもいた。けれど、同じクラスだった生徒の半数はタイムカプセルを掘り返しに集まった
それから集まった皆んなでタイムカプセルを掘り返す作業を開始した。
(どれだけ地中深くに埋めたのだ?)と、過去の自分に尋ねたくなる程掘った時だった
ようやくタイムカプセルを包んだ袋が出て来た。その深さに俺は、小学生だった時の底なしとも思える体力に驚愕した。恥ずかしい話、一緒に掘ったクラスメイトも全員息が上がっていた
タイムカプセルを包んだ袋が見えてからは掘り起こすまでそれほど時間は掛からなかった
いよいよタイムカプセルを開ける時。俺はドキドキしていた。他のクラスメイトも同じ気持ちだったと思う。そして、タイムカプセルの蓋が開かれた
俺は何を埋めたか覚えていなかった。けれど、俺の名前が書かれた袋から出て来たのは、小学校の修学旅行で買った金色の剣のキーホルダー・6年生の時に亡くなったコーギー犬(タタミ)と一緒に家族でお花見に行った時の写真・首輪・リードの4つだった。それを見て懐かしく思った。そして、タイムカプセルの一番下には過去から未来の自分への手紙が束ねられて入っていた
それから皆んなで校舎に入り、当時座っていた席にそれぞれ座って過去の自分からの手紙を順番に発表した。その最中、目の前にあった6年生の机を見て小さく感じた
過去の俺からの手紙の内容について簡単にまとめると
・ペットロスは無くなりましたか?
・彼女は出来ましたか?
・○○ちゃん(当時好きだった子)と結婚出来ましたか?
・夢は叶いましたか?
・剣入れるの恥ずかしくなるからやめとけって言われてましたが、今その剣を見て恥ずかしいですか?
と言う様な内容の手紙だった。
それに対して俺は他のクラスメイトの過去からの手紙を聞きながら、心の中で過去の自分からの手紙の質問全てに回答した
・悲しみは無くなった
・出来てない
・してない
・まだわからない
・入れた事が恥ずかしい
そう思っている間に俺が発表する順番がやってきた。ただ恥ずかしかった俺は当時好きだった○○ちゃんと結婚出来ましたか?の文面については飛ばした。そして全ての発表が終わって帰る前、参加したクラスメイト全員の携帯で1枚ずつ集合写真を撮った。その時撮った写真を俺は携帯の待ち受けにしている
(待ち受け画面変更のやり方を忘れて変更出来ていないだけ)
懐かしく思うこと 作:笛闘紳士(てきとうしんし)
【気まぐれ一言】
最近は仕事が忙しく、投稿時間が22時過ぎになる事も多いです。俺が帰ったら子供達は夢の中 なんて事も😓
長めです。1,100字くらい。
────────────────────
【懐かしく思うこと】
世界というのは意外と穴だらけで、その穴がふいに繋がることもあるらしい。
私は十二年前にこの世界に落ちてきた。
魔法があって魔獣がいる世界だ。
危険は多いし苦労もした。
話す言葉は通じたものの、文字は読めなかったから勉強も頑張った。
たまたま良い人に拾われて、色々なことを教えてもらった。
私には氷の魔法が使えたので、魚屋さんや冷たい飲み物を出す店に氷を売る仕事をしている。
勇者にも聖女にもならず、派手な刺激はないものの平和で穏やかな毎日。
友達もいるし、悪くない生活だ。
だから、日本に帰れると言われた時、最初に感じたのは『何を今更』という気持ちだった。
故郷を懐かしく思うことと、実際に帰りたいかどうかは違う。
日本でも十二年経っているのかもしれないと思えば手放しで喜ぶことなどできなかった。
私はあちらではもう死んだ人間なのでは?
帰った所で何ができる?
私には学歴もないのだ。
友人も家族も私の扱いに困るだろう。
「えっと……別に帰らなくていいです」
国一番の魔法使いとかいう賢者様がきょとんとした顔で私を見ていた。
「何故? 恋人でもいるのか?」
「いませんよ。ただ、積極的に帰りたいとは思っていないだけです」
私の返答は賢者様には衝撃的だったらしい。
「異世界人は皆帰りたがるものだとばかり」
「でも帰っても苦労しそうですし……」
「ならば頼みがある」
「はい?」
「魔法に頼らない暮らしというのがどんなものか、俺に教えてくれないか?」
「……構いませんが」
科学技術が発展していないこの世界で、私が何か説明した所で役に立つとは思えなかった。
でも、賢者様は好奇心だけで異世界のことを知りたがったわけではないらしい。
剣と魔法の世界ではあるけれど、希に魔法が使えない人も存在する。
賢者様はその人たちの暮らしを少しでも楽にしたいと言う。
「ドライヤーは温風が出る機械です。この風は熱風です。これでは髪が焦げます。あと、火傷しそうになりました」
試作品の魔導具を前に私がそう指摘すると、賢者様は「むう」と唸って眉を寄せた。
「加減が難しいな……」
「もう常温の風で良いのでは」
「いいや。再現してみせるとも」
賢者様は食器洗浄機や掃除機、冷暖房に洗濯機など、様々なものを科学技術無しに作り出してしまった。
今では裕福な家には冷蔵庫があるし、食品輸送用の保冷馬車なんてものも存在する。
おかげでちっとも氷が売れない。
「どうした、ため息なんかついて」
「いえ、仕事がちょっと……」
「ああ。それなら君を俺の助手として雇おう」
私の生活は平和で穏やかなもののはずだった。
けど今は。
魔法以外はポンコツな賢者様と、十日に一度は何かを爆発させる魔導具技師たちに囲まれて、なかなかに刺激的な日々を送っている。
K-POPにハマったのは6年前か、、、
私は2017,2018年の時のK-POPが好き
今もいいけど、これには及ばない
なぜなら、私の青春だから
決して薄れることはない
〈懐かしく思うこと〉
「ご無沙汰してます」
「久しぶりですね」
大学合格の報告に私はとある高校に来ていた。
勘の良い人は気づくだろうが、ただの高校じゃない。
退学した高校に挨拶に来ていた。
目の前にいるのは元担任の佐山だ。
今は通信制に通っているので、制服がないためスーツで出向いた。服装はスーツじゃなくても良いとはネットには書いてあったが、先生は私の大学の入学式には来れない。だからこそ見せたくて、スーツを着た。着心地良く着れるほど日は経っていないため、パンプスも慣れていないが、先生の部下になった気分でとても嬉しかった。
同じスーツで、二人でこうやって喋るのは時間が必要だったと、今では思う。
この高校を辞めた当初は自分は逃げた、世間一般のルートから外れた者なんだと認識していた。それを恥に思い、自分で自分の首を絞めていた。
そんな私の行動を予想していたかのように、ある日突然電話がかかってきた。本人は間違い電話だと釈明していたが、私の本音を引き出そうと連絡したのではないかと今では思う。
いつも相談にも乗ってくれたが、私の気持ちは晴れなかった。むしろ気を遣わせているのではないかと不安が増すばかりだった。
体調も徐々に悪くなり、ベッドから起き上がれない日が続いた。それでも先生とのやり取りはやめなかった。唯一の延命措置のような、命綱のように感じた。
時には電話口で口論になることだってあった。
私が勝手に一方的な言いがかりをつけて、自分は駄目な人間だとヒステリックになった。しかし先生は私の電話番号を着信拒否設定にすることもなく、冷静に私を落ち着かせ、諭した。
ここに来るまで、本当に長く感じた。
たったの2年だったが、されど2年。
こうやって報告できることに、私は誇らしく感じてた。
そして、ここまで来ることを懐かしむように二人で話せることを嬉しく思う。
左上の3本線をタップし、「自分の作品」をタップ。適当に下にスワイプしていくと、懐かしさを感じられるぞ。
「懐かしく思うこと」、数え切れないほどあるが、外せないのは部活だろうか。田舎の中学校だったため、所属していた美術部は私を合わせては部員は2人という窮地に陥ってしまった。そこで先生方が考えたのが、他の部との合併。部活に加わったのは、それまで話したことの無い同級生の男子。最初こそギクシャクしていたものの、部活中にボードゲームの「人狼」で遊んだことをきっかけに(遊ぶな)一気に仲は深まった。暫くは会えば人狼、作品の締切が迫っても人狼、部員の大半がまんまとこのゲームにはまっていった。今でもおもちゃ屋で人狼ゲームを見ると、あの役職しか書いていない手書きのカードで遊んだ日々を懐かしく思うのだ。
「将来、わたしと結婚して。」
私が齢十八の成人して間もない時、まだ齢八の少女にプロポーズされた。
「えっ……。」
ここで気の利いた言葉を返せたのなら、
格好が付いたのだが、何せ、今生には全く縁のなかったことだったので、
私は驚いて、頭が真っ白となり固まった。
「あら、もしかして、ガールフレンドがいるの?」
彼女の大人びた回答に、周囲の大人たちは笑う。
前者は、腹を抱えて大笑いして彼女を称える者。
後者は、彼女のプロポーズを受けるべきだと賛成の意を示す者。
私の父は、彼女に問うた。
「なぜ、息子が良いと思った?」
彼女は、答えた。
「直感です。
この人と結婚すれば、わたしは幸せになれる。そう直感しました。」
父は、満足そうに答えた。
「君は、見る目があるね。これは、将来が楽しみだ。」
そして、彼女の頭を撫でた。
それが彼女、私の妻となる人との出会いだった。
お題「懐かしく思うこと」(雑記・途中投稿)
……昔の話しか書いていない気がする。
んだけど、内容が偏るから別の話でも。
VOCALOID経由でキティちゃん沼に飛び込んで、そのまま五年ほどキティちゃんファンをやっている。
五十周年記念だから色々グッズが出ているんだけど、平成コギャルシリーズってのが出てて、懐かしいなって思った。通信料だけは下がったの良いと思う。
でも黒肌?のキティちゃんとかヒョウ柄とか、ヤンキーが好きそうなデザインは正直やめてほしい……。しかも糞高いし。オーバーオールって呼ぶのかな?ツナギだからこれからの季節に暖かそうではあるけれど。