今日、通院を始めてから今までに貰ってきた領収書と明細書の処分をした。直近のものは、まだ処分せずにいる。
心の病気に罹ってだいぶ経つ。今は、というよりかなり前からすっかり良くなり、かつてあった症状はいっさい出ていない。
領収書はすごい枚数だ。それと同時に、病院で行う心理学みたいなものを勉強する講座で貰った資料も何枚も出てきた。
その日その日でテーマが違うので、いろんな資料があり、見るとそれぞれにいろんな書き込みがされている。
ワークシートもあり、読んでみると、ああこの時は心身がこういう状態で、こんな状況下でこんなことを考えていたのか…と感傷にふけった。
エゴグラムをあらためてしてみたが、当時と変わった折れ線グラフになって、以前は社会のルールや責任感に厳しかったのだが、それが少し和らいできたなぁと思ったりした。
時間が経ち、いろんな出来事に出合い、考えや価値観は時に変化する。当時の書き込みを見て、今の自分を見つめてみた。長い時を経て、今の自分はこういうふうになっているんだな、と思った。
講座は、それぞれのテーマを繰り返し行うので、その日の資料の内容は大体同じだ。なので昔の分は処分した。また講義に参加するたび新たに資料をもらう。大抵多少の変更があったりするものだ。
今、手元にある資料たちも、いずれ「この時はこういう勉強をしたんだなぁ。」と昔のものになるのだろう。そしてまた見返しては、感傷にふけるのだろう。
「懐かしく思うこと」
10/30/2024, 1:26:51 PM