『愛と平和』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
愛とやらで世界が平和になっても、
きっと誰かの世界は平和じゃない。
誰かが愛され幸せだと笑う時、
誰かは愛を求めて泣いている。
正解なんてわからない、
もちろん興味もないけれど。
愛で満たされている私の心は、
今もずうっと平和じゃないよ。
┄┄┄┄┄┄┄┄┄┄
「愛と平和」2023. 3. 10
愛と平和
愛ってなんだろ。平和ってなんだろ。
愛して愛され平和に暮らしたいってものすごく思うけど
そんな簡単に上手くいかないよね。
もし、その時がきたらほんとに幸せなんだろうな。
大層なテーマを与えられたが
愛したり愛されることの難しさは半端ない。
平和ときたらやろうと思えば一人でもなんとかなる。
コレは…もしや相反するんじゃないかと頭をよぎる。
このアプリ、こんな妙な考えが浮かぶよう促しているのか。
…とか考えながら傍の愛する主人の寝言を愛でる。
なんと平和なことか。
明日が来るのは当たり前じゃない。
突然、愛する人が死ぬかもしれない。
余命宣告以外、自分が明日死ぬなんて誰も思いもしない。
そう考えると、今平凡な毎日が暮らせているのは平和だからだろう。
今年で12年。
突然、尊く愛おしい命が失われた。
平凡な街並みが荒れ果てた。
たくさん、たくさん悲しい思いをした。
明日が来るのは凄いことなのだ。
現役学生の頃から油物が苦手であった。
苦手、という表現が適しているかと言われるとそうでは無い気もするが。
なぜなら油物自体は好きであったから。
豚カツも唐揚げも焼肉も好きだった。
だが1つ、舌は好んでいても体、内蔵が全否定をすることが問題。
歳のせいとは言い難い現役頃から油物を食べると決まって深夜腹を下していた。
予兆の感覚は空腹に近いので、特に薬を飲むことも無く眠りにつくものの、ある一定の時間になると(2時3時が多かった)激痛に悩ませられる。
そんな夜に共通していることは、外食をしたか、油物を食べたかであった。
試しに食後薬を飲んで対策をしてみたことがあるが、大して意味もなく
欲しくて欲しくてしかたがないのに
決してどちらも
手に入れることはできないもの
そして
それが欲しいがために
争いが尽きないもの
あいとへいわ
愛があるから平和になるか。それは永遠に解き明かすことのできない神秘の宝庫の1つである。それはなぜか。それは、愛とは素晴らしいものの反面、とても儚いものであり同時にみにくいものでもあるからだ。
愛は時には人生を支える大切なものになるかもしれない。しかし、永遠の愛は存在しないと思う。人間とは常に、自分の人生を満たすものを探し求め、それを見つけたら呆れるほど依存し、没頭するが時が経ち飽きてしまえばすぐにガラクタのように捨て、また新しいものを探すことを繰り返すものだ。
愛も同じだ。その時は凄く素晴らしいものに見えても、いつかは変わってしまう。愛を捨てるということは裏切るということでもある。裏切られた方は、裏切った方に大きな悪い感情を抱く。結果的に、愛が原因で平和からは遠ざかってしまう。もともと、愛というものを持たない方が平和を保てるのかもしれない。でも、生きている以上愛というものを誰しも一度は経験しなければならない。それがまた、愛の憎い所でもある。
こうして考えてみると、愛とは素晴らしい反面、みにくい所もある矛盾したものだということが言える。言ってしまえば、愛とは自分の人生をより良くするために都合良く利用するものでもあるのかもしれない…
「愛と平和」
「どうかな、芝生湿ってるかな?」
彼女は芝生に掌を押しつけて、
座っても大丈夫か確かめた。
「大丈夫そうだね。ここらへんにしようか!」
そういうと、ピクニック用に買っておいた
チェック柄の大きな布を広げ、荷物を下ろした。
2人であれこれ言いながらピクニックの準備を整える。
念願の日が来た彼女は、とても楽しそうで
今日もまた2人の素敵な思い出が増える予感がした。
支度を終え、2人で並んで腰を据える。
春の日差しは暖かく、風はない。
何処からともなく、花の香りがして
冬はもう終わってしまったんだなぁと感じた。
そんな事を思っていると、彼女が俺の顔を覗き、
にこっと微笑みんだかと思ったら、不意に立ち上がる。
「ねぇ、立って立って!」
俺の両手を握り、軽く引っ張るようにして立ち上がらせ、
布を敷いていない芝生へと誘導した。
「今日、全然人いないからさ、寝転んじゃおうよ!」
彼女はまるでイタズラをする子どものように
無邪気に笑い、俺の返事を待たずして芝生へ寝転んだ。
「いいね、寝転ぶの」
俺も彼女の真似をして、隣に寝転んだ。
脳天からの狭い角度からではなく、
全身で日光を浴びるのはいつぶりだろうか。
身体の隅々までポカポカして、とっても心地よい。
地面が近いから、土や草の匂いがする。
身体全体で様々なものを感じ取っている感じが堪らない。
「気持ちいいね〜!」
彼女は伸びをした後、ころんと俺の方を向き手を握った。
「こんなに物が溢れてる世界でもさ、
芝生に寝転ぶだけで、こんなに気持ちが洗われるのって
なんでなんだろうね?
なんか、こう、世界はとっても平和だなって感じる!」
「はは。俺は世界の事なんてわからないけどさ。
でも、このまま俺たちだけでも平和に、不自由な事なく、笑っていられたら嬉しいなぁとは思うよ」
普段の会話では言わないような事を口にしたからか、
彼女は不思議そうに俺を見た。
でも、俺にとっては世界とか本当にどうでもよくて。
この愛しい人と、こういう平和があれば生きていける。
決意とかそう言うのでもなく、ただ心からそう思った。
.
愛と平和が叫ばれた星がありました。
今はもう無数の白砂の中ですが。
【題:愛と平和】
共通点は自分達でつくりだすもの!
題名【愛と平和】
「愛と平和」
愛と平和は全くの別物…
今の私がそうだから…
先輩の登校時間に合わせて私も登校する。
昼休みは屋上に向かう。
たまに部活をサボって一緒に駅まで帰る。
先輩との接点を増やしたくて…
でも先輩との距離はなかなか縮まらない…
もっとおしゃべりしたい…
もっと一緒にいたい…
もっと触れ合いたい…
もっと私から踏み出さなきゃ…時間がない…
卒業してしまったらそれで終わり。
先輩のことだから私のことなんて忘れてしまうだろう。
そんなの絶対ヤダ!
でも告白をする勇気はない…
先輩には何故か人との距離を置こうとするものを感じる。
今告白をしてもだめなことが分かる。
分からない…どうしたらいいのか…
私はいつものように屋上で先輩の肩に寄りかかり、目を閉じていた。
「起きろ、そろそろ行くぞ」
先輩の声が聞こえたとき、私の中でどうしょうもない感情が溢れ出した。
「ヤダ!」
私は駄々をこねる子供のようになってしまっていた。おそらく顔も歪み涙目になっていただろう。
立ち上がろうとしていた先輩はそんな私の異変に気付いて、立ち上がるのを止めまた私の横に腰を下ろした。
「どうした?!なんかあったか?」
先輩の優しい声が私の胸に鋭く刺さる。
こんな私を見て先輩は今何を考えているのだろう。
こんな欲望まみれの私を先輩は好きになってくれるのだろうか。
私は気持ちを押し殺し精一杯明るい声で
「やだなぁ先輩、ちょっと怖い夢見ただけですよ、心配しちゃいましたか先輩?」
「なんだそりゃ、てか夢見るほど寝てんじゃねぇよ」
「ほら、行くぞ」
先輩は頭をガシガシかきながら立ち上がり私に手を差し出してくれた。
「なぁ、今日一緒に帰るか?」
「えっ」
突然のことに私は声を失ってしまった。
「嫌ならいいんだ嫌なら、てか部活あるしなお前、今の無し忘れてくれ」
「え〜!!勝手に誘って勝手に無しにしないでください!」
「先輩から初めて誘われて戸惑ってしまって」
「帰りたいです!一緒に帰りたいです!」
「おお、そうか…でも部活あるだろ」
「休みます」
「お前なぁ…最近ちょくちょく部活休んでるだろ?」
「うっバレてます?」
「そりぁ…部活休むのはダメだ!終わるまで待っててやるから」
「ホントですか先輩!わかりしました。絶対待っててくださいよ!」
「おう」
先輩は気恥ずかしそうに顔をそむけ歩き出してしまった。
「ありがとうございます」
私はそう呟き先輩におもいっきり抱きついた。
君は夜空を照らす月であり、太陽だ。
テストに、部活に、何にでも一生懸命な君に私はいつからか恋をしていた。ただ遠くから眺めるだけの恋だった。
私はいつも君を目で追っていた。だから知っていた。君があの子に恋してること。あの子に向ける視線も笑顔も他の人には見せないってこと。
君を想って胸が高鳴ることもあれば、君のことを想って泣いた夜もあった。
私はあの子にはなれない。君の好きなあの子にはなれない。
もしもこの世界に神様がいるなら、神様はきっと意地悪で嘘つきだ。愛は世界を救うとかそんなの嘘だ。
だって私、君があの子に嫌われればいいなんて考えてしまうの。
ねぇ、私の隣に、傍においでよ。
- 愛と平和 -
愛 贈れば
愛 贈られる
愛 拡がれば
愛 包まれる
世界中に愛満ちて
平和があたりまえとなりますように.✿.*・
愛と平和ってインスタントな慈善活動において語られがちだけど、どちらもふわふわとしている言葉で明確な定義はないと思う。自分にとっての愛も平和も人によって違うから。
だけど一つ言えるのは、愛も平和も"綺麗な言葉"だけで語れるほど薄っぺらい単語じゃない。
『嘘の無い世界』
愛が綻んで平和は止めどなく流れる 群青色のこの部屋は嘘の無い世界かも知れない 少なくともたった今5分前後は 部屋の壁紙は偽り 触れたら剥がれてしまいそうだ 脆い、なんて脆いんだろう 私はそれを抱きしめよう いいこいいこしてあげよう 空気が澱むその前に この偽りとこの壁を 愛と平和のパテで埋める
愛=平和。この方程式は、成り立つ。
始まりは小さな愛だ。誰かが誰かを好きになり、その気持ちが強くなってお互いがお互いを愛し、そして一つの愛として結びつく。世界ではこんな出来事が数え切れないほど起こっている。
そうしてできた愛は、世界中に広がっていく。愛することを知った人々が、他国の人々を、文化を、心を愛する。普通に人ならば、愛するものは傷つけない。だから愛が世界に広がれば、その世は平和と言えるのだ。
しかしこの世界は、どうやら愛に溢れていながら平和ではないらしい。
その原因は、人を愛すことを知っていながら人を愛すことができないからだ。愛することができないから、簡単に傷つけ合い、平和と真逆の道へ進む。
他国の人々を、文化を、心を愛してみるといい。それはまるで波紋のように世に広がり、平和に繋がる。あなたの今持つ愛情が、いつの日か平和をもたらすことを願っている。
愛をもってすべてを分け合える
世界なら、それは平和な世界かも
しれないけど。
そうじゃない。
誰しも欲張りだし。
自分も欲しいし自分の周りにも
必要以上に与えたいから
どうしても足りなくなる。
有る人と無い人の偏り。
それが当たり前であるなら
愛と平和なんて
所詮夢幻なのかもしれない。
なぜこんなにも世界は残酷なのだろうか。
私はなぜ愛する人と幸せに暮らせないのだろうか。
私はなぜ愛する友と幸せに暮らせないのだろうか。
そんな事をぼんやりと考えていたら愛する人が私を呼ぶ声が聞こえた。
超大型巨人が壁から存在を表した時私たちは絶望の縁にいた。
私たちの未来はどうなるのか。
愛する家族はどうなるのか。
全てを調査兵団に期待を投げていた。
こんな辛い思いをみんなにして欲しくないと思った私はいつしか調査兵団に入りたいという意思をもつようになった。
私はナギサ・ユーレスト。
根性無しの女。
争い事が嫌いで家にいるのが好きだった。
愛と平和
これは繋がっているのだろうか
戦争が起きている今
愛はあっても
平和とは言えない方もいる
逆に愛がなくても
平和に過ごしている方もいる
愛があってもなくても
平和に過ごせる
世の中であって欲しい
小さな世界 回り続ける
小さな世界の 小さな箱庭
暖かい木漏れ日が 注ぐ
外に 踏み出せば
始まりも思い出せぬ 争いが
箱庭の中 まるで映画を見ているやうに
誰も 気付くことは無い
この平和な地は
小さく脆い 数ある1つの
箱庭だと
お題【愛と平和】
タイトル【愛があれば平和なのか】