『愛と平和』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
愛と平和はイコールや和集合で表せるもんじゃないでしょ、必要条件でもないし。なんで一緒に語るかな。
私ね、君にだから話してみようと思う。
今のこの世界って、平和だと思う?
……私は、そんなことないと思う。
だけど、そもそも、平和ってなんなんだろうね。
笑って楽しく過ごせていること?いつも通り、平凡な一日が過ぎていくこと?
……やっぱり、馬鹿な私には、さっぱりだな。
でもね、私、これは大切だって思うの。
愛。
誰かを愛すること、誰かに愛されること、どっちも十分になきゃ、真の平和なんて生み出せないって考えてる。
どっちかが強いと、自分も相手も苦しくなって辛くなるような気がする。
――愛って偉大だよね。
私自身は、今日も小さな平和を保っているよ。
こうして君と一緒に話せているからね。
〜愛と平和〜
僕は、人間関係を上手くこなしていくために、
自分で決めたルールがある。
それは、不用意に人に近付きすぎないこと。
だから僕は基本的に1人行動が多かった。
そもそも、僕は人と関わるのがあまり得意な方ではなかったし、常に馬鹿騒ぎしているような 、所謂 "陽キャ" という存在が嫌いだった。
もうひとつは、人の意見を否定しないこと。
なるべく快く受け入れてあげることで、
相手が不快な気持ちになることは、きっと滅多にないだろう。
そう思って生きてきた。
僕はこれでいいんだ。なぜならば、誰かに危害を与えることも、与えられることも少ないのだから。
これが 平和主義者 という者なのだろうか。
それとも、僕はただめんどくさい物事を避けたいだけなのだろうか。
…きっと、後者の方が僕には合っているだろう。
でも、平和が嫌いなわけじゃない。
いや、嫌いな奴なんているのだろうか。
この2つのルールは、自分を守る行為ではありつつも、平和を望んでいるとも読み取れる。
中学生からそんなふうに生活してきた僕は、
今でもこのルールを忘れてはいない。なんなら、癖になってしまっているだろう。
ただ、そのせいで、僕は "愛" という名の、人生において重要な役割を果たしているそれを、
どこかで捨ててきてしまったようだ。
Fin.
4月から高校生になる作者でした。
愛と平和
平和を願いながら
愛する国や人の為に戦うんだ
想いは違えど一人一人の中に
平和や愛の心はあるはずだ。
だから尚更、優劣をつけるのが難しいんだ。
誰が悪くて誰が正しかったなんて
割り切ることが出来ない。
愛と平和
今戦いが起こっている。
街がどんどんなくなっている。
人が普通に生活できる場所戻してほしい。
なんのためにしてるのかわからないし
誰もが平和を望んでいる。
愛はいろんな形がある。
平和があってこそ、家族、恋人、友達
いろんな人と関わることができる。
「愛と平和」 #12
「ちょっ?!先輩?!」
『お~後輩君じゃな~い。』
「後輩君じゃな~い。じゃないですよ!!ここ僕の部屋なんですけど?!なんでいるんですかぁ!」
『ごめん!ごめん!(笑)』
「ごめんじゃないですよ!早く出てって下さい!しかもそんなふしだらな格好で!!」
いつも通りの日常。この他愛もない平和な会話が大好きだった。
「も~…こっちの身にもなって下さいよ…全く。」
『ごめん(笑)ごめん(笑)次からはちゃんとした格好で来るからさ(笑)!』
「ちゃんとした格好でも普通男がいる部屋に女の子が入りますかねぇ?!」
『え~?いいじゃ~ん?後輩君は安全でしょ?』
「ま、まぁ…じゃ、なくて!!今日はもう自分の部屋に戻ってください!!」
先輩をグイッと押して部屋から追い出す。
『え~?!なんで~?!』
「では!おやすみなさい!!!」
勢いよくドアを閉める。
「はぁぁぁぁ~………」
ただでさえしゃべるのでもやっとなのに…
「自分の部屋に入られるのは…無理…」
俺がもたない…
むりだろ…逆に好きな人の前で平然と出来てる方がすげぇよ……
でも、なんだかんだ言って、あの、先輩とのささいのない平和な言い合いが大好きで、
そんな時間が待ち遠しくなるほどには楽しみだった。
明日は、…告白出来っかな
僕の思いをいつ、先輩にぶつけられるんだろう。
あ、そう言えば、3月5日って先輩の誕生日だったよな…
その時に、ご飯に誘って、花束をあげよう。
あの日とにはピンクの花が絶対に似合うから、綺麗なピンクの薔薇を。
薔薇はあげる本数で意味が変わるって聞いたことがある。
確か、十二本の薔薇の意味は「付き合ってください。」だったよな…?
「結構…よくね…?」
明日にでも先輩に言っておこう。
3/1日
先輩が死んだ。飲酒運転したトラックに跳ねられて。
なんで?隣には僕がいたのに。
ちゃんとみておけば、先輩は死ななかった?
あぁ、僕のせいだ。
ぼく、が…先輩を…殺した。
あぁ…でも、そうだよな。こんなこと思ってても。、
「先輩が戻ってくる訳じゃない。」
だったら、せめてもの償いとして、先輩よりたくさん生きて、
いつか、そっちにいけたときに
土産話をたくさん話してあげますね。
「僕はお爺ちゃんになっても先輩のことが大好きです。」
だから、見ててくださいね。
「僕の命の炎が燃え尽きるまで先輩のこと、忘れませんから。」
僕の先輩に対しての大きい、大きい愛。伝わりましたか?
伝わってたら嬉しいなぁ。
(_______。)
「?!……先、輩…?」
微かに先輩の声が聞こえた気がした。
この日になると思い出す。
あの、誰よりも平和で愛おしい会話を。
先輩と僕の笑いあってる姿まで。
思い出すんだ。
子供に教えないといけないことはたくさんある
わが子のためも思ってそれはいけないことだよって母は叱る。
もちろん1回の注意で効くわけがない毎日同じ事で怒られてる
その度に泣きながら謝ってくるわが子
「いいよもうしないでね」って本心ではすぐに許してあげたい
でも、そこですぐに許してしまうとこの先反省しなくなる
そんなことわかってるから母は心を鬼にして今日も母という務めを果たす。それも愛なんだよって
そして許した後はごめんねのハグをするの
それが終わると何事も無かったかのように皆笑顔で遊んでる
子供の行動って見てるだけで飽きないよね面白いよね
こっちまで笑顔になるよ
笑顔で話しかけると笑顔で応えてくれる
今日もたくさんお話ししたね
小さな身体で不器用ながら一生懸命にママと踊ったね
お絵描きしたね
絵本読んだね
美味しいご飯食べたね
そして寝る前はハイタッチとおやすみのチュー
「愛と平和」
親しいからこそ
相手の良いところも
悪いところもよく見えてくる
それが愛になったり
少しの憎しみになったりする
誰もが相手の幸せを
願いあうことができたなら
平和に近づくのだろうが
現実はそんなに単純なものではなく
純粋な愛だけではないし
幸せのかたちも皆んなが同じな訳では無い
愛と平和で満たされることは難しい
#愛と平和
『愛と平和』
世界が愛で溢れても、平和じゃない。
愛のために戦っている。
愛のために殺しあっている。
そんな事象なんて数え切れないほどある。
だけどこの世界が。
僕らの生きる地球が少しでも優しくなるように。
僕は君と、愛し合うんだ───────
【愛と平和】
できる限り多くの人々にアイスを好きになってほしい。
そう思って、個人で「アイス屋」を開業した。
ここには、数多の種類のフレーバーがそろっており、様々な年齢層のお客様がやってくる。
アイスをもらったときやアイスを食べるとき、お客様は喜びや嬉しさなどの感情を、笑顔や感謝の言葉などで、見せてくれる。人によって表現の仕方は、とても大げさだったり、控えめだったり、ほんの小さなリアクションだけの事もあったりと十人十色だ。
皆の反応の違いが面白くて、気づいたら、自然と笑顔になっている。この瞬間が大好きだ。
「愛す屋」は、今日も"愛と平和"で成り立っている。
愛と平和
愛と平和が説かれた本があった。書かれているのは綺麗な言葉ばかりで、胸焼けがしそうだった。
こんな本一冊で世界が愛と平和に包まれるくらいなら、世界はもうすでにそうなっていたっておかしくはないはずだ。なのに、どうだろう。
目に映る景色はあまりにも残酷で、汚いところがよく見えるだけ。愛なんて奪って、奪われて、意味のない争いを毎日続けているだけ。
そんな世界に嫌気が差して、その本を放り捨てた。そうしたら、それを見ていたある人はこう言った。
「君がそうやって投げ捨てるから、君の世界からそれがなくなるんだよ」
怒るわけでもなく、教えを説くようなものでもないその声は、ただただ優しげで。『愛と平和』と書かれた本を拾い上げて、こちらを向いて少しだけ微笑んだ。
「あなたが見たいようにしか、世界は見れないんだから」
背の高い本棚に並ぶ無数の本、
広い部屋にはインクと紙の独特な匂いが漂っている。
いつもの席に座り、お気に入りの本を捲った。
背中に暖かい日差しを感じて、ほっと息をつく。
読み初めて約30分。
隣の椅子を引く音に少しだけ耳を澄ませた。
いつもの、お隣さん。
誰なのか、何をしている人なのか、
何も知らないし、言葉を交わすことも無い。
それでもこの時間を共有する毎日は、
何にも変えがたい大切な時間なのである。
一番遠くて、手に入らないもの。
どれだけ望んでも、
どれだけ願っても、
わたしには、手が届かないもの。
ただ、せめて
あのひとは、
それに守られますように。
あたたかな愛にそうっと包まれて、
心穏やかに日々過ごせますように。
- 愛と平和 -
―愛と平和―
ソファに座って猫を撫でる。
猫は撫でられて気持ち良さそう。
私も癒されてる。
なぜ、愛と平和なのだろう。
共存するものなのか、類似なものなのか、それとも、どっちかを持っているともう一つの方を欲するのか。
僕は、愛も平和も求めた事はない。
ただ、戦争を遠ざけないといけない事だけ教わった気がする。
戦争は愛する物を奪う。
だから、愛と平和の反対なのだろうか。
でも最近、愛する者のためにする戦争も過去にはあったなんて考え出してからよく分からなくなってきた。
それとも、そんな戦争は無かったというのだろうか。
好きな人とカーテンの隙間から差し込む光を見て
「朝だね」
ってなりたい。
今日は卒業式だった
君とお別れになるかもしれない
でも知ってるんだよね
君には他に好きな人がいること
お題 愛と平和
『汝の敵を愛せよ』
この言葉を聞く度に俺は思う、そりゃ無理なことだと。
さっきまで殺し合いをしていた敵を突然愛せって?
自分の地位を奪った奴を許せって?
あんたは神だからできたんだろうが、こちとら人間だ。
俺たちは、恨んで憎んで蹴落とすことでしかこの苦しみを晴らす術は無い。
ああ、でも、だからかな。そんなふうにやってきた俺たちだから、こんな最悪な結末を迎えるんだろう。
俺は赤く染まった空を見上げ、嘲笑を漏らした。
元は小さな衝突だった大国同士の諍いは、いつしか他国を巻き込んで、世界規模の大戦争を引き起こした。
沢山の人間が武器を取り、見ず知らずの人間を殺し合った。
いつしか戦争の本来の意味すら忘れ去られたこの時代に、敵国代表は地球を破壊する規模の爆弾を使うと発表した。
何でも、昔極東の国を破壊した『ゲンバク』ってやつの数百倍はあるらしい。
これ以上見苦しい真似をやめるため、ここで人類の歴史に終止符を打つだとか言っていた気がする。
勿論、世界各地からバッシング受けてたが。
轟音を立て空へロケットが打ち出されたと同時に連絡があった。
「例のモノが使用された。総員、これにて解散。逃げるもよし、進むもよし。最期の時まで自由にしろ。」
俺は、進むことにした。
別に敵を殺そうってわけじゃない。
ただ、知りたかった。俺たちが、躍起になって倒そうとした相手の顔を。
殺す対象じゃなくて、一人の人間として。
そう思い歩くうちに、気づいた。
これが、敵を愛すってやつなのかなと。
もっと相手を知りたいと、そう思うことも愛なのかもしれない。
だって、知りたいと思うだけでこんなにワクワクするのは初めてなのだ。
気づけば笑っていた。何だか酷く楽しかった。
ああ、こんなに楽しい気持ちなら、もっと早く気づけば良かったな。
そしたら、お偉いさんにも教えられて、もしかしたらこの戦争も止められたのかもな。
まあ、今もしの話をしてもしょうがねぇか。
空は血の池地獄のような色へ姿を変えている。
もうあと数分もないだろう。
俺は疲れて座り込む。
結局人には会えなかった。
けど、もういい。
俺にしては、最後にいいことに気づけた。
それだけで、十分だ。
ロケットの墜落した所から眩い光が生まれる。
それに飲まれる直前、俺は一人願った。
もしまた人の世が来るのなら、皆が敵を愛する心を持って生まれてこれますように。
テーマ『愛と平和』
愛とか平和って聞くと
なにか、とてつもなく大きなものに対峙している。そんな錯覚に陥る。
愛ってなんだろう
親子の愛。家族の愛。友情の愛。自己愛。他者愛。動物愛。
無条件に相手のことが好きなこと。相手を慈しむ気持ち。
自分を大切に思う気持ち。
パッと思い浮かんだ言葉を並べてみた。
この並びから、共通点を探してみる。
どうやら愛は「対象に自分が関心を持ち、大切にすること」と言えそうだ。
平和ってなんだろう
世界平和。心の平和。海の平和、空の平和。祖国の平和。
平和を願う。戦争がない世界。生活に不便のない社会。迫害のない生活。
心が穏やかなこと。毎日不安に怯えないこと。生活が脅かされないこと。
平和と考えて、思い浮かんだ言葉がこんな感じ。
規模が大きいものから、自分一人で抱えられそうな気持ちも出てきた。
平和とは「生命として穏やかに生きられる状態」を表す言葉である。
ひとまずここでは、そう結論づけてみたい。
物語を書こうかなって考えてみたけど、
どうにもつまらなそうだったから
こうやって「愛」「平和」っていう言葉を考えてみた。
最初はとてつもなく大きかったものが、書き出したら少しだけ小さくなって
『寝てる怪獣の尻尾の先を触れた』くらいの体感になった気がする。
……ふと思った。愛とか平和が分からないのは
「すでに自分が手に入れているから」なんじゃないか。
現状、生命を脅かすような存在が私にはいない。
愛について。社会に生きる誰からでも大切にされるわけではないけれど
私は自分のことを、人並みには大切にしているつもりだ。
だからこそ、今までこうして生きてこられた。
それに、日常会話を営んでくれる家族、親しい相手が何人かはいる。
少なくとも。赤ちゃんの頃に無視され続けて孤独で死んでいたなら、こうやって文章を書いてはいない。
どこで読んだ言葉なのかは知らないが、人は自分に欠けたものを追い求めるという。
ならば。今、愛と平和を追い求めなくてもいい私は、とてつもなく恵まれた時間で呼吸しているんだな。
まあ、例え自分が恵まれていると気づいたとしても
すでにある日常をありがたがらないのもまた、人間の性だと思ってる。
愛と平和
愛して愛して愛して
他者を愛して、、、、
許して、愛されて、生きて行く
幸せな毎日
平和は当たり前じゃない