小説マスター

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愛があるから平和になるか。それは永遠に解き明かすことのできない神秘の宝庫の1つである。それはなぜか。それは、愛とは素晴らしいものの反面、とても儚いものであり同時にみにくいものでもあるからだ。
愛は時には人生を支える大切なものになるかもしれない。しかし、永遠の愛は存在しないと思う。人間とは常に、自分の人生を満たすものを探し求め、それを見つけたら呆れるほど依存し、没頭するが時が経ち飽きてしまえばすぐにガラクタのように捨て、また新しいものを探すことを繰り返すものだ。
愛も同じだ。その時は凄く素晴らしいものに見えても、いつかは変わってしまう。愛を捨てるということは裏切るということでもある。裏切られた方は、裏切った方に大きな悪い感情を抱く。結果的に、愛が原因で平和からは遠ざかってしまう。もともと、愛というものを持たない方が平和を保てるのかもしれない。でも、生きている以上愛というものを誰しも一度は経験しなければならない。それがまた、愛の憎い所でもある。
こうして考えてみると、愛とは素晴らしい反面、みにくい所もある矛盾したものだということが言える。言ってしまえば、愛とは自分の人生をより良くするために都合良く利用するものでもあるのかもしれない…

3/10/2023, 4:36:51 PM