恋物語』の作文集

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恋物語』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

5/18/2024, 2:50:37 PM

「今日も空が綺麗だね。」
私が言う。私達は笑い合った。

「死にたい。」
彼女が虚ろな目で言う。私は何も言えなかった。私と彼女は、幼馴染だ。何をするのも一緒で、よく近所の人に姉妹だと勘違いされた。太陽のような笑顔を振りまく、彼女はもう居ない。今の彼女は、死体のようだ。

彼女の両親は、中学の時に亡くなった。交通事故だった。それからは、親戚の家に預けられていると聞く。そして、そこでは虐待に遭っている。彼女の苦しみに気付いておきながら、私が手を差し伸べる事はない。私はただ見ているだけだ。そんな最低な私のそばに、彼女は居てくれる。優しくしてくれる。それが余計、私を苦しめた。少しでも、彼女のためになりたい。そして決めたんだ。
「じゃあ、一緒に死のう。」
久しぶりに見た、彼女の笑顔は泣きそうな笑顔だった。

今私達は、屋上に居る。ここで飛び降りるのだ。
「何で、一緒に死のうって言ってくれたの?」
彼女が聞く。当然の質問だ。私は答える。
「君はいつでも私のそばに居てくれた。だから、君が死ぬなら私も一緒がいいって思ったんだ。」
本当は君の事が好きで、君が居ない世界が怖いだけって言ったら、彼女はどんな顔をするだろうか。
「ありがとう。」
彼女が言う。本当に君は馬鹿な人。私の本心も知らずに。でも、いいんだ。それでこそ、私が愛した人だから。
「死んでも一緒だよ。」
私は彼女に言った。そして、私達は飛び降りた。

死を望む彼女。少し異質な恋をした私。二人の人生も、私の恋物語も、これにて終幕だ。

5/18/2024, 2:48:33 PM

絶対に忘れることが出来ない
初恋

2度目の恋は忘れられるのに1回目は忘れられない
初恋がどんなに苦い思い出でも忘れることが出来ない

5/18/2024, 2:42:59 PM

『恋物語』


心の中にその顔を思い描くだけで 元気が出る
まるで心の中で 花火が舞ってるみたいに

その人の声を 心の中で再生すると
あたたかくて 雲の上を歩くような
ふわふわした 気持ちになる

だけど 会う前はものすごく息苦しくて
いざ話そうとすると 頭の中はまっしろで
思ったように言葉は出てこなくて

まるで 錆びついて 動きにくくなった
ブリキのおもちゃみたい

私の感情は かくれんぼでもしてるのか
どんなに呼んでも 出てこない

その人が 目の前からいなくなって
やっと 感情は戻ってくる おかえり

なんでだろうね

5/18/2024, 2:40:32 PM

恋物語
中学生の頃、友達に勧められて、吉田としの小説を読み始めて、恋愛小説を読み始めた…
そして、同じ頃、気になる、あの人に出逢って…一つ年下の後輩で、何かと気の合うから、居心地良くて、いつの間にか、ずっと一緒にいたい…って思う様になり…会えない日は、心が落ち着かなくて…初めて感じるその気持ち…苦しくて、切なくて、でも、幸せで…

5/18/2024, 2:40:22 PM

私の祖父は、昔はもうとんでもない大金持ちのボンボンで、婚約者がいた私の祖母を横から掠め取ったらしい。その祖母も元々はそれなりのおうちのお嬢さんだったのだけれど、父の事業が部下の裏切りによって潰れてしまって進学を諦めたのだという。

 どういう経緯で略奪を成功させたのかは知らないけれど、聞くにあんまり祖母は幸せではなかったみたいだ。結婚後も熱心に絵画などを送り付けてくるようなファン(祖父が言うにはフアン)がいる程度には美人で、婚約者だっていて、有能な人だったのにどうしてまぁあんな祖父に嫁いだのかしらと、母からその話を聞く度に思って言うと、

「でもそうじゃなければ私たち、生まれてないわよ」

などという。それはそうだけれど、そういうことではないというか。

 祖父の仕事は当時としては珍しく、国外への転勤が多いものだった為に祖母はブラジルで式を挙げた。その式の写真を見せてもらったことがあるが、白黒写真に写る豪華なウエディングドレスを身につけた祖母と、その隣でタキシードを着た祖父が教会から出てくる姿は、とても美しくみえた。見えただけだけれど。

 苦労の絶えなかった祖母だったが、どうやら祖父はその態度に反して祖母のことを心から愛していたようだった。祖母の葬儀で、私は初めて祖父の涙を見た。それならばちゃんと大切にしてあげれば良かったのに、と思わなくもなかったけれど、時代もあったし祖父にはあれが限界だったのだろう。


 さて、今度は母の話だ。母は大学で知り合った父に猛烈に求婚されて結婚したらしい。すごくうるさかったともらしていた。二人はやっぱり教会で式を挙げたのだけれども、この式には結構なエピソードがある。

 当時あまり式にお金を使いたくなかった二人は、卒業した大学にある教会で式を挙げた。これは全然全く問題無かったのだが(本物のキリスト教式で、美しくて安かったらしい)、この式の際に着る衣装で父がやらかしたのだ。

 父はどうも、ドレスを買うのは高いから嫌だと言って、父の母(要するに母にとっての姑)が式を挙げた際のドレスを借りると言ったのに、自分には十数万円の新品タキシードを買ったらしい。

 この時点で相当アレだが、さらに姑に借りたドレスは返却を求められたそうだ。あとサイズがあんまりな細さだったとか。母は当時40kg前半代でようやく入ったというのだから相当だ。そして、父は離婚したあとも多分何が悪いのか分かっていなかった。

 二組の夫婦にはまだまだ呆れるほどのエピソードがあるのだが、それもまあ、きっと恋物語のひとつなのだろう。凡人の結婚話でも掘ればわんさか物語は出てくるもんだ。そんなだから、恋はあんなにも信仰されているのかもしれないと、我が一族の女の男運の無さに恐れを抱きつつ思うのであった。


「恋物語」

5/18/2024, 2:38:59 PM

私は、俺は「「あいつが嫌い」」
あいつってば意地悪だし、頑固だし、面倒臭い。
女のくせに、ガサツだし猪突猛進で口悪いし

私、イケメンで優しい幼なじみが良かったな〜
「ねーさな!」
「ど、どした?」
「貴臣くんてチョーかっこいいよね!」
「本当に、どした、?」
「高身長で運動神経良くて頭もいい!悪いとこ無しじゃん!」
「あいつはそういうんじゃないよ…」
「えー?じゃああたし狙っちゃおっかな?」
「私のじゃないんだから好きにしなよ笑」
「やった〜!」
私のじゃ、ないし

俺、もっとこう、お淑やかで…文武両道な?幼なじみがいいなぁ
「貴臣〜」
「なんだ〜」
「さなちゃんってさ!可愛いよな!」
「…俺でよければ眼科紹介するけど…」
「お前は幼なじみだからわかんねーかもだけどさ?
勉強も部活も一生懸命でさ、なにより可愛い!!」
「結局それかよ笑」
「な!俺さなちゃんに告ってみようかな!」
「俺に聞かないで好きにしろよ笑」
「交渉成立だな!」
…なんの交渉だよ

「あの二人早くくっつかないかなぁ」
「それな?俺も今日ちょっと焦らしてみた」
「両思いな癖に素直じゃないんだからもー」
「ほんとに、見ててじれったくなってくるよ」

「「あの、!さっきのさ、!」」

「あ、さな!どしたの?」
「貴臣も、急いでどした?」
「「いや、あの…」」
「てかさなちゃんお久!」
「貴臣くんじゃん!今日もかっこいいね!」
「ひ、久しぶり…」
「あ、あざっす…」

「「で?さっきのがどした?」」

「い、いや〜なんだっけ、?」
「お、俺も忘れたかも、?」
「か、帰ろ!」
「お、おう」

私は、俺は「「こいつなんか好きじゃない、!」」

「成功?」
「かな?」
「じゃ、俺らも帰ろっか?」
「へ?あ、うん!」



【恋物語】



あとがき


素直になれない恋愛ってなーんか応援したくなっちゃいますよね
さなちゃんと貴臣くんのお友達は2人の恋愛応援団でした笑
2人は無事に自分とお互いの気持ちに気付けるでしょうか
それは青春を歩む2人だけの物語
そして応援団の2人にも青春の風が…?

5/18/2024, 2:38:59 PM

――こうして、お姫様は王子様と幸せに暮らしましたとさ。
 めでたしめでたし。

 そんな幸せな物語、現実には存在しない。
 近くで見つけた妥協の恋くらいしか存在しなかった。

 でも、とうとう見つけてしまった。
 王子様のような、素敵な存在。

 だけど、それは選りにも選って、画面の向こうにいた。
 まだ同じ次元に存在してくれただけマシかもしれなかった。

 私はあなたに恋をした。
 あなたに言葉をたくさん投げるけど、一緒にお金もたくさん投げるけど。
 知っている。あなたにとって、私はたくさんの名前のないものの一つで、きっと知ることもないんだろうってこと。
 いつかはきっとあなたなりの幸せを見つけて、目の前から消えてしまうんだろう。

 それが、とてつもなく、苦しい。

 わかっているのに。最初から、叶わない恋だということ。
 お姫様は王子様と幸せに暮らせたけれど、お姫様になれない、何でもない私は、叶うことのない恋物語を終わりまでただ見続ける。


『恋物語』

5/18/2024, 2:37:09 PM

恋物語

恋愛は自分がどうしたいかによって未来は作られていくのだと思う。

その人とハッピーエンドにしたいならそういうシナリオを書いていけばいい。

いつだって自分の物語の主人公は自分なんだから!楽しく幸せな恋物語に仕上げようじゃないか!

5/18/2024, 2:36:02 PM

作品No.48【2024/05/18 テーマ:恋物語】


別に 期待なんてしてない
けどさ

自分の親の恋物語に
少しだけ興味があるのです

あまり仲良くは見えない二人が
どうして結婚に至ったのか

そして
お互いをどう思っているのか

ほんの少し
知りたい気持ちもあるのです

5/18/2024, 2:35:29 PM

先輩に恋して

会いたくて会えなくて

話したくて話せなくて

片思いは辛い

これが私の恋物語だ

5/18/2024, 2:33:39 PM

これはきっと試練なんだと思う。
最初で最後の。
長編何部作になるんだろう?と思うぐらいの片恋物語。
彼に心を奪われていた期間と同じだけ、忘れる期間も必要なんだと思う。
私の恋路は彼だけのもので幕を閉じる。

後悔はしていない。
たとえ片恋でも、それなりに幸せだった。
私の残りの人生、彼の幸せを祈り、彼への想いを一つずつ消し去ることだけを考えるよ。


お題『恋物語』

5/18/2024, 2:33:00 PM

「お姫様になりたかった。」

君は突然そう呟く。
別にキラキラしたドレスが来たいとか、美味しい料理がたくさん食べたいとか、そういうんじゃないんだけどね、と後に付け足されたその言葉を理解するのにほんの少し時間を要した。

なんで?そう一言僕は問いかける。君の言葉に肯定も、否定も相応しくないと感じたから。


「ハッピーエンドを約束して欲しいの。」


たとえ意地悪な人達が周りにいても、たとえ誰かに恨まれて、心無いことを言われても。
たとえ、王子様の相手が、自分じゃなくても。

最終的には主人公とそのパートナーが笑って幕を閉じる。そんな"お決まり"がどうしようもなく羨ましいんだ、と。



「なら、僕が約束する。」


綺麗なドレスは着させてあげられないけど、フルコースは出してあげられないけど。
君となら、どんなによれた部屋着だって、ご飯とお味噌汁だって。幸せの1ページになるんだから。

ほら、小指を出して。子供騙しの約束で、今日も綴っていこう。

これは君と僕のありふれた

ー 恋物語 ー

5/18/2024, 2:25:59 PM

縁側から肩を並べて見る
夜の美麗な月の向こう側
嫦娥の周りを輝く星々
そこから私は見えるのだろうか
「旦那様、旦那様は私を㤅してくださいますか?」

「お前こそ、俺を㤅することが出来るか?」

「旦那様、㤅とは時にすると人がゆっくりと歩みながら過去を振りかえる心情と書くのです。旦那様に戀は出来ないでしょう。糸はあの人が持っていったのですから、もう取り返すことは出来ません。しかし、㤅ならば旦那様と持つことができます。旦那様は私に歩調を合わせ、過去を共に慈しむことが出来るからです。」

「フッ、そうかァ。確かに其れならお前と出来そうだ。」

貴方は糸を奪っていった。
それは心に物語として刻まれている。
この先もずっと。

『朧の夜月 恋物語』

5/18/2024, 2:24:39 PM

『恋物語』

そんなキレイな物語なんて…私にはない
私の恋はどの恋もキレイじゃないから
汚れてる
私は…そういう人間だ

恋と鬱は紙一重
ドキドキと動悸
ほんの些細なことで浮き沈み
何が違うの?

それに加え
更年期なのか?コロナの後遺症なのか?
わかんない体調不良が続いている

今日は全部しんどい日
そんなときもあるんだよな…
それはもう仕方ない!

私の恋は今後
何話まで続けられる?
何歳まで恋って出来るんだろうね!?

5/18/2024, 2:23:31 PM

「恋物語」

結婚したらもう正直恋物語は終わり。
恋というより愛というか
愛とも言えないほどの無の関係です。
それがとても心地よいです。

恋物語と言えばやっぱり今は少女漫画。
もう夫以外で恋に落ちること無いから
少女漫画で疑似恋愛しています。
それで恋物語は満足
そんな平和な日常です。

5/18/2024, 2:20:27 PM

「恋物語」
恋をしているときの私の日常は物語を書けそうなほどに世界がきらきらと輝いていた。
先輩の第一印象は「いい先輩だなー」程度だった。でも、先輩は距離感が少しおかしく思わせぶりだから「好きだなー」と思うのに時間はかからなかった。
先輩とは一年離れてるだけだし、先輩も私を可愛がってくれてたから「もしかしたら」なんて妄想ばかりしていた。結局、ただの妄想に過ぎなかったけど。
そのまま何事もなく時は流れ、先輩はさっさと卒業していった。告白して振られた訳でもないのに叶わなかった恋は失恋なのだろうか。別に何かを失った訳ではない。ましてや、最初から得てもない。
まあ、こんなつまらない一時の恋は物語を書くに値しないのでここで終わりにする。

5/18/2024, 2:17:45 PM

少女漫画の中で、恋に落ちる瞬間って結構パターン決まってる気がする。
一目惚れした時、自分を助けてくれた時、笑顔を向けられた時、とか。
これらを全て意中の相手に実践すれば、恋物語は始まりますか?
恋人がいる人にインタビューして、いつその人を好きになったのか知りたいな。

5/18/2024, 2:14:21 PM

恋物語

「お前は夢見がちな恋愛ばかり書く。現実味がない」

端羽の小説はいつだって満たされている。どこにも影がなく、まさに綺麗な青春だ。
だから俺はあえていつも以上にキツく言ってやったのだ。しかし端羽は「そうか」とアイスコーヒーを口にした。そこには歪んだ表情も悲しい表情もない。あるのは、動じない穏やかな端羽のいつものそれだった。

「くやしくないのか?」

思わず口にしたそれに端羽は笑う。

「僕の創作が君に合わなかっただけだし、夢見がちなのは事実だからね。まあ、全く傷ついていないと言えば嘘になる。でも――」

俺は端羽の真っ直ぐな視線と言葉に何故か逃げ出したい気持ちに駆られる。

「空想の世界だからこそ、僕は綺麗なものを書きたいんだ」

ふと自宅のパソコンが頭に浮かんだ。俺のいつまで経っても完成しない小説が真っ暗な画面の向こうで俺みたいに捻くれた顔をしている気がした。

「僕もまた読みたいな。君の面倒くさい現実味のある小説」

「……そうかよ」

「これでおあいこさ。それに、僕は君みたいな話は書けない。だから良い刺激になる」

「……ごめん」

「いいよ。そら、人に当たり散らすのが済んだら自分の創作にその迷惑な感情を叩きつけてやれ」

痛いところをつかれ、俺は顔を上げることが出来なくなった。


日々家

5/18/2024, 2:11:52 PM

君ともっとずっと一緒に居たいから今夜は一緒に過ごしてくれないか?という誘いよりも、飲み会の次の日の昨日は大丈夫だった?と囁く小声にうずくハート。
今日の天気は雨でなにやら幸先が悪いと感じてしまうハート。
星占いはきっと大して当たらないから、今日あの子にお疲れ様とジュースをあげよう。




˗ˏˋ 恋物語ˎˊ˗

5/18/2024, 2:11:31 PM

恋物語

24/5/18

恋だけだとありふれた感じ。
でも、物語が付くと、急にドラマチックで壮大な悲話的な感じになる。

自分の心が麻痺してしまっていた頃、恋がしたいと、もう一度、身も心も焦がす様な恋にのたうち回りたいと、強く強く願った。

今、身も心も焦げて、冷静に水をぶっかけた所。
なんだかなぁ。

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