快晴』の作文集

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快晴』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

4/13/2024, 1:21:33 PM

「うわぁ、眩しい、まさに快晴って感じだなぁ」

午前中の講義を終えて空きコマの暇を潰すために、屋上までやってきた
大学で一年間過ごして友達ができなかった僕の憩いの場所それが、この屋上だ
季節は春、新入生が入学してきて僕は晴れて大学2年生になった
と、言ってもこの自由度の高い大学において、学年というものは、ただの数字に過ぎない
強いて言うなら新入生だからという免罪符が効かなくなったくらいだろう

「春だけど日が当たると、結構暑いんだなぁ」
誰に言うでもない独り言が空に消えていく
元々友達付き合いは上手くないし、自分から積極的に作ろうともしない
その結果がこれだ
…わかってたけど、ちょっと寂しい
校内を元気に歩く二人組や三人組の大学生を見て一人ため息をつく

まぁ、一人も気楽でいいけど

僕は周りを見て、誰もいないことを確認し太陽で温まった屋上のデッキに腰を下ろす
寝っ転がって、空を見上げると午前まで曇っていたとは思えないぐらいの雲一つない晴天が目の前に広がる

──あぁ、寝れそうだ

半分も内容の入っていない午前の授業の疲れがどっと出て、このまどろみに身を任せたくなる

少しの間、目を瞑りデッキに寝転んでいると
まぶたに映る暖かな明るい光が急に消えた
何かと思って目を開けると、逆さの顔が目に飛び込んできた

「うわっ!」
僕は驚いて、飛び起きる
目の前に現れた男はこの暖かさには似合わない、 黒いタートルネックにロングコートを羽織り笑みを浮かべていた

「だ、誰ですか?」

「驚かせてしまって、すまない。
屋上に来てみたら、人が倒れているようだったから、
つい、死んでいるのではないかと気になってね。」

「あっ、それはすみません」

「いえ、構わないよ。
それにしても、今日は暖かいね、絶好のお昼寝日和と
いったところだろうか。」

「そ、そう…ですね」

男は不思議な話し方で、ただの雑談をペラペラと繰り広げる
無視するわけにもいかないので一応相槌を返すが
どこからどう見ても、変な人だ

「君!今、僕のことを変な奴だと思っただろう。」

「えっ?そ、そんなことないですよ!」

急に鋭い目になりそう僕に告げた男に
心を読まれたのかなんて、非現実的なことを考えてしまう
この人だったら、そんな能力持っていそうだが…

「いやいいんだ、変な人と思われることは、僕にとって
は、褒め言葉だからね。
存分に言ってくれたまえ。」

相当変な人だ、やばい、離れないと
そんなことを思っていると、男は急に距離を詰めてきた

「君、探偵に興味はないかい?」

「は? 探偵…ですか?」
意味がわからなすぎてつい聞き返してしまう

「そう探偵さ」

男は腕を組みうんうんと頷きながら、自信満々に僕の問いに答える
「探偵って、あの?」

「そう、あの探偵。
猫を探したり、浮気を調査したり…その探偵さ。」

「えっと、マジで意味わからないです。その探偵が何な
んなんですか?」
僕は混乱する頭の中で、なんとか状況を整理しようと話を進める

「ああ、申し遅れた僕はこういうものなんだ。」

彼はそう言うとコートの胸ポケットから名刺を差し出した

「探偵…サークル?」

名刺には〈探偵サークル部長〉と書かれている

「そう、僕は探偵サークルの部長をやっている。
とは言ってもサークルメンバーは、まだ僕一人。正式
にサークルと決まっているわけではないのだけれどね
今、メンバーを集めていて、たまたま屋上に来たら、
君がいた、というわけさ。」

「はぁ、」

男は熱心に早口でそうを説明する

「僕は、君が探偵に向いてると思うのだよ。」

「…向いてる?」

「そう!僕から見たら、君は探偵に向いている!
いや、正確には、探偵の助手に向いている!
僕という探偵の助手になるべきして生まれてきたと言
っても過言ではないだろう!!」

男は自信に満ちた顔でそう、断言する
いや、そんな意味わかんないこと言われても探偵とか興味ないですし、っていうか助手ってなんだよ
そんなことを思いながら、黙っているとどうやら、顔に出たようで

「おや、嫌かい?君なら喜んで引き受けてくれると思っ
たのだが。」

と、少しシュンとした顔で言う
何を根拠に言っているんだろうか?
とりあえず断らなければ、そう思い断る、口実を考える

「嫌というか急に言われても困るというか」

「そうか、急だからいけなかったんだね!
ならば、こうしよう!今から一週間、お試しで、僕の
助手をしてみるというのはどうかね?」

「お試し…?」

「そう、一週間のお試し期間さ、大抵のものにあるだ
ろ、トライアルってやつだ。」

「トライアルって、どちらかというと、僕が借りられる方
じゃないですか?」

「まぁまぁ、きっと一週間試したら、君は僕の助手にな
りたいと思うだろう!」

「ならなかったら、断っていいんですか?」

「あぁ、もちろんさ。
まあ、そんなことは絶対に起こらないだろうがね。」

本当にどう考えたら、その自信に繋がるのだろうか?
けれど、このまま話していても、この人は聞く耳を持たない気がする
諦めて一週間付き合ってみるか、どうせ暇だし

「分かりました、一週間だけお試ししてみます」

「本当かい?!ありがとう!!」

男は笑顔で僕に詰め寄り

「それでは、これからよろしくワトソン君!!」

そう言って手を握ってきた

「うおっ、は、はい」

こうして僕と男の奇妙な探偵生活が始まるのだった






というのが、僕と先生の出会いです

──へぇ、大学生の頃からのお付き合いなんですね。

まぁ、はいそこから色々あって、今のこの探偵事務所を開きました

──大学生のサークル活動からこの街で1番有名な探偵事務所になるなんて、物語の中のようですね。

ほんとそうですね、自分でも不思議な感じです
まるで誰かの書いた物語の中の主人公なんじゃないかってたまに思います
まあ、そんなわけないんですけどね


僕は、そう冗談まがいに笑いながら、あの日と同じような綺麗な快晴の窓の外を眺めていた




お題:『快晴』

4/13/2024, 1:20:48 PM

快晴…

(゜゜)快晴?

…。

…困った。

快晴という言葉に合うキャラがいない…。
ラボ組→基本屋内
屋上組→屋外だが、彼らの性格的に快晴は似合わない…
思考組→夜の世界

さーて、どうしたものか。
────────────────────────
「ここは若い子達にお任せしては?」

開口一番博士は言った。

「いや、無理です」

即答したのは、屋上組の彼女だ。
眼鏡の奥の瞳が学生らしからぬ冷たさを帯びている。

「俺達、陽キャじゃないんで」

彼女の援護射撃に回ったのは屋上組の男子──通称、俺だ。
彼もまた、彼女とは違う冷めた目をしている。

二人とも学生なのに何処か大人のようで、大人ではない。とてもアンバランスな子供だ。

「だからといって私達というのも…」

困り顔で博士と学生の間に立つ女性──助手は言った。
気遣い屋なのでこの状況は辛そうだ。

彼らは、ラボ組、屋上組と呼ばれる登場人物たちだ。灰色の空間にいるのは彼らだけで他に人影はない。

「思考組と呼ばれる人たちは出番なしとばかりにこの場にいないし。屋内にいる私達より、君たち学生さんのほうが快晴って言葉は合うと思うよ」

博士が穏やかな口調でさり気なくプッシュをかける。

「イメージを勝手に押し付けるのは、大人としてどうなんでしょうか」

大人のような冷静さで学生服の青年が、博士の言葉を跳ね除ける。

「大人として正しいあり方を私達子供に見せていただきたく存じます」

青年の後に続いた学生服の少女も大人顔負けの口ぶりだ。

「えー…この子たち目がマジだ」

助手が素の口調で言葉を漏らした。

学生二人の目は助手の言う通り、マジな目をしている。これ以上の会話は平行線を辿る一方で不毛だろう。

博士もそれを察したのか、苦笑を浮かべると、彼らへ最終確認を行った。

「あー…。本当にそんなに…嫌なのね…」

「「はいっ!!」」

二人は大きな声できっぱりと返事をした。

「「わー、いいお返事だー」」

博士と助手の声が仲良くハモった。

「「では、後はよろしくお願いします」」

そう言うと学生二人は、灰色の空間の一部を裂き、ヒョイと跨ぐと姿を消した。

残されたのは、博士と助手の二人。
二人は灰色の空間の中、困り顔で向かい合った。

「…たまには君一人で出演というのはどうだろう?」

博士の発言に助手は目をまんまるにすると、ワタワタと慌てた。

「あの、ここに来て急に梯子を外さないでください博士っ!!」

「だって、快晴って何?僕と快晴って何?」

「わかりましたから、2回も言わないでください。そうですね…。花壇のお手入れ…とか?」

「それ既に沈む夕日の時にやっちゃってるんだよぉ〜…」

確かに以前、いや、つい最近の文章だ。
同じシチュエーションのおかわり(時間経ってない)は如何なものだろうかと思わなくもない。

「…お花見とかします?」

時期的にはありかと思ったのだが、博士にとっては地雷だったのか、顔が青ざめている。

「平日にお花見したら、コイツラ仕事舐めてんのかとか思われちゃいそうだし。だからといって休日にお花見したら、部下の大切な休日を奪うって、今どきじゃあパワハラやらなんやら言われそうで無理だよぉ…」

博士もなかなかの気遣い屋だ。

「あっ、そういうの一応考えてくれているんですね」

顔をパッと明るくして助手が言う。

「そ、そりゃあ。き、君には長く、その、働いてもらいたいし。なるべく良い環境は、その、提供したいんだよ。しょ…所長として」

照れからなのか、顔を赤くしながら博士は言った。
青くなったり赤くなったり忙しい博士である。

「ありがとうございますっ。…何だか照れちゃいますね。あはは、なーんて」

助手も助手で博士と同じくらい顔が赤い。

「…」

「…」

顔の赤い博士と助手が二人して俯いて黙り込む。

いち早く気持ちを切り替えたのは、助手だった。

「と、とにかく。快晴で何かしましょう」

「…うん」

博士は赤い顔のまま、助手から目を逸らし小さく頷いた。
そのまま暫し俯いていたが、そっと動くと顎に手を添えた。
どうやら博士の思考が始まったらしい。

さて、どんな提案が来るだろうか。
助手として、サポートしなくては。
助手が意気込んでいると、博士と目があった。

「あのさ、もう今日はコレで良いんじゃないかな。僕たちは快晴が似合わないって話だけで」
「えっ、博士何言ってるんです?」
「あのね、この行数まで来ると打つのにラグがあって大変なんだよ。カクカクして打ち辛いんだ。だから、今日は終わろう」
「まさかのメタ発言」
「僕たちも帰ろう」
「あっ、博士待ってください。私、ここ何処かわからないのでって、ちょっと、置いていかないでください」
博士が切り裂いた空間に助手の姿が消えていく。

誰もいなくなった空間には、雲一つない空だけが広がっていた。

4/13/2024, 1:20:46 PM

快晴の今日この日、久しぶりにこんなに快晴で風も程よく、お昼寝に丁度良い天気だった。本当にお昼寝をしそうになった。   【快晴】

4/13/2024, 1:17:45 PM

雲があってもなくても、晴れは快い。

「青い空より、雲があったほうが空っぽくないですか?」
「青空は空そのものなのに、ぽいとかぽくないとかある?」
「だって青空の色ってエラー感強くて……」
青空はパソコンのブルスクに似てると現代っ子は嘆いた。
【快晴】2024/04/13
ちゅ、雑駁でごめん。

4/13/2024, 1:16:46 PM

快晴

雨の日より晴れの日が好き
晴れの日より雨の日が好き

曇ってるととっても好き

4/13/2024, 1:16:33 PM

快晴とは、魚眼カメラで空を見た時に、空に雲が0〜1割くらいしかない、真っ青な空のことらしい。
確か、中学の頃の理科でやったはずだ。

つまり、快晴とは今日のことだ。

一年ぶりに開けたカーテンの、曇った窓から、快晴の空が見える。カーテンから立った埃が、眩しい太陽の光に照らされて目障りだ。

身じろぎをすると、ガサッと音を立てて、足元のお菓子の袋が、移動する。
小さめなテーブルの上に手を伸ばす。テーブルの上には
昨日の夕ごはんのラーメンのカップ、スープに突っ込まれたままの耐熱箸、底にうっすら水が溜まったコップ、開きっぱなしのファッション誌…ごちゃごちゃと置かれたものの中から、スマホを手に取る。

…電源がつかない。
どうやら、昨日充電をさし忘れたらしい。

溜め息をついて、でも、充電器を探すほどの気も起こらないまま、天を仰ぐ。
天井には、LED電球が、しょぼくれた灰色のままぶら下がっている。

このままじゃダメだ、分かってる。
でも、もう無理なのだ。仲良しで、仲間だと思っていた友人たちから言われた言葉が、胸の中に突き刺さって、抜けない。

なんであんなに容易く、見捨てられてしまったのだろう
頑張っていたのに…。

責任を取りなくないみんなの代わりにリーダーを買って出た。
なかなか出ないみんなの意見を引っ張り出して、聞いて、なんとかとりまとめた。
方向性を決め、手を尽くして、みんなが楽しく、真面目に活動できるように計画した。
みんなの愚痴も雑談も丁寧に聞いた。

なのに、たった一回。たった一回、「改善してほしい」「協力してほしい」と自分の気持ちを伝えただけで、みんなから見捨てられた。
残りの僅かに残った、仕上げみたいな仕事を、みんなが勝手にやり遂げて、終わった。

その日から、何もする気が起きなくなった。

外は清々しい程の快晴だ。
だけど、薄暗い部屋の中で、生命維持だけをしてきた一人暮らしの人間には、快すぎて、眩しすぎる。

真っ青な空を、鳩が飛んでいる。
快晴の、澄んだ空の中を、気持ち良さそうに。

あの鳩にはなれそうにない。
もう枯れたはずの涙が一筋伝っていった。

4/13/2024, 1:16:28 PM

昨年、旅先の岬で見た
青空に舞うパラグライダー。

なんて自由で素敵な光景。

夏の日差しが暑かったけど
清々しい気持ちになれた。

美しい時間だった。


題「快晴」

4/13/2024, 1:13:49 PM

俺が生きていた時の話をしましょうか。

 恐ろしいほどに天が蒼く空気の澄んだ秋の日に、俺は貴女に見送られ、旅に出ました。貴女は、五年経ったらまたおいでなさい、私はここで待っているから、そうおっしゃって俺を送り出されました。
 俺は貴女とひとときも離れたくはありませんでしたが、それでも見送られるままに泣きながら旅立ちました。貴女のお考えには逆らいたくなかったのです。

 五年経って、俺は貴女のところへ戻りました。
 その時貴女はもう、この世から旅立った後でした。
 
 俺のことを待っていると、そうおっしゃっていたではないですか。そう一人で泣き喚きましたが、貴女を悼む碑は静かにそこに佇むばかりでした。
 じきに俺は泣くのを止めて、何を飲むことも食べることも止めて、貴女の碑の前に座り続けて死にました。貴女のいない世界で生きる意味など、俺にはありませんでした。


 ええ、だから、貴女をお守りする者のひとりになれたことを、俺は心から嬉しく、誇りに思うのです。愛する貴女の傍に常に在り、あの時の俺ができなかったことを何度でも貴女にして差し上げられることが、何よりも幸福なのです。

 貴女に名を呼んでいただくこと、貴女の優しい瞳に映ること、温かく柔らかい手で触れてもらうこと。
 そのように、もはやできなくなってしまったこともありますが、それでも俺は心の底から幸せです。

 恐ろしいほどに天が高く蒼く澄んだ、あの秋の日。
 あの日が金輪際の終わりにならず、こうして貴女の魂の行く末を見守れることが、本当に本当に、冥加に尽きるのです。

4/13/2024, 1:12:25 PM

快晴

昨晩、彼から連絡あり

本日快晴、やっと返信くる
あんたから話かけてきたのに何ずっと無視してくれとん?
ええ度胸しとるやないか
最高やな

4/13/2024, 1:09:17 PM

ふしぎ

雲ひとつない 冴えざえとした

快晴の青空を見上げ 

まばゆい光とともに 大きく息を吸うと  

さっきまで 心に影を落としていた

マイナスの感情が 溶けてゆく 

前にすすむ気持ちが 寄り添いだす

さあ 今日も 1日をはじめよう

4/13/2024, 1:08:53 PM

〜快晴〜
〜心の天気模様〜

その日は雨だった。
ジメジメとした空気と雨特有の匂いが鼻を刺激する。晴れとはほぼ無縁の梅雨の時期。紫陽花の葉の上でカエルやカタツムリは気持ちよさそうに動き回っていた。傘の中からその光景を見つめていると、意識せずとも重たい空気を吐き出した。雨の季節は気分が沈む。ポツポツと傘にあたる雨の音が心地いい。濡れた靴とぐしゃぐしゃの靴下に気分を悪くしながら通学路を歩いた。
雨の季節のせいか教室の中は重たく暗い。

「おーはよさん!!」

バシッと背中を強く叩かれて前によろめいた。

「うわっ!痛いな…!!」

「悪ぃ悪ぃ!」

重たい雰囲気をかき消すような明るい友人は悪気なんてないというような笑顔で謝ってきた。初めはムスッとしていたがその面がなんだか面白くなってきて、ぷッと吹き出した。するとその友人もキョトンと驚いていたかと思えば一緒になってげらげらと笑った。目に涙を貯めて笑いやっと落ち着いたというところで濡れて気持ち悪い靴下のことを思い出した。ガサガサと鞄の中を探して替えの靴下を取りだす。

「うわー、ベチョベチョじゃん靴下」

「スニーカーに穴あいてたのかも」

「単に歩き方が下手なだけだろ、俺なんてぜんぜん濡れなかったぜ!」

「歩き方に上手も下手もないだろ」

呆れながら零すと頭を小突かれる。靴下を履き替え終えたら先程の仕返しのように小突く。それから仕返し仕返し仕返しとずっと小突きあっているとHRの鐘が鳴った。


━━━━━━━━━━━━━━━


雨の気分を引きずりながら過ごしているとあっという間に放課後だ。学級日誌を書く自分の前ではつまらなそうに筆跡を目で追う明るい友人の姿。すっと笑うとなんだよと訝しげな表情で見上げられる。

「なんでも?書き終わったから職員室寄って帰ろ」

「おうよ!」

犬のようにブンブンと尻尾を振ってみえる。幻覚に苦笑いしながら荷物を持って教室を施錠・確認して職員室のある1階に降りた。外はまだ雨模様で野球部やサッカー部、陸上部は階段を使ったトレーニングをしている。掛け声は上から下まで響いていることだろう。

「先生、日誌持ってきました。鍵ここに直しておきます」

ちゃちゃっと自分のするべきことを終わらせ職員室を後にする。靴箱ではもう既に友人が靴を履き替えて傘を片手に待っていた。

「お待たせ、帰るぞ」

「りょーかい!なあ少し遠回りしようぜ!」

「え…まあ、いいけどさ」

「嫌そうだな笑」

「雨だからな」

拗ねるように口を尖らせる。それを面白そうに笑う友人に強めに蹴りを入れた。そいつは「痛っ!!」と大袈裟なリアクションをとると尻を右手で撫でた。

「そんなに怒るなよ…晴れればいいのか?」

「まあな、晴れたら行ってやらなくもない」

「言ったな??」

ニシシと歯を出して悪戯に笑うそいつを疑いの眼差しで見る。

「見てろよー!!」

雨の降る中傘もささずに外に飛出た。

「晴れろー!!!」

そしてものすごい大声で叫んだ。それくらいで晴れるわけないだろと思うもそんなことする友人が酷く面白かったため自分も同じように外に出て叫んだ。

「「晴れろー!!!」」

きっと先生に見つかったら怒られるだろう、でもそれが楽しいのだ。青春はこんななのだ。
すると光の線が雲の隙間から漏れ出てきた。雨が次第に弱まって行くと空に大きな虹がかかる。
先程までの沈み曇った心の内は、虹が架かる快晴の空に変わった。

4/13/2024, 1:08:00 PM

さっきまで土砂降りの雨だったのに

君が来て急に快晴になった

風も大人しくなり

雲も無くなった

相変わらず君が居ると空が明るくなる

懐かしくてとても眩しい

君は昔と変わらず晴れ男だ

お題『快晴』

4/13/2024, 1:02:56 PM

空は快晴でも、心は大雨警報。
いくら快晴でも、
心のもやもやは解けなくて。
空の日差しから守るように、
日傘を差して心を守る。
そんな自分が嫌になる。
でもこんな日本では、
傘を差して自分の心を守って過ごさないと、
心が潰れて自分が迷子になってしまう。
逃げてはいけないこの日本で、
逃げずに暮らすことは出来るのだろうか。
現実を見ずに理想空間で生きることは難しいのだろうか。

快晴だとしても、心は晴れないままである。
そんな日々が続くと、
できたものもできなくなってしまうのだ。

沈んだ心が救い出されるのは、
逃げていい世界になった時。

それはいつになるだろう、
1年後、10年後、
…もしくは死ぬまで耐えなければ。


161テーマ【快晴】


だから自殺者が増え、上に逆らえず、
自分を押し殺すのが癖になった人達が
集まる世界が作られるんだろうなぁと、
ふいに思いました。(´・ω・`;)

『快晴』という明るいお題なのに、
暗くなってしまい、すみません 笑

4/13/2024, 1:01:47 PM

快晴

心の央は晴れ

アニメの
葬送のフリーレン
オープン2期目
晴るって曲だったかな

1期の勇者は買った
YOASOBIなはず

さて
今期、観るアニメ
この数が中々にある
基本的には3作品
ゆるキャン
魔法科高校の劣等生
転スラ3期

その為に
見てはいない
当たりだったらしい
過去作
自分には新作
チェックはされてる
観る保証はない

週に1冊くらい
Kindleを読むつもり

原神ディリー
テトリス99ディリー
それに書く習慣
日課になってます

noteが問題で
商業臭しかしない
創作ってより
他アプリからの集客
多分全く読まれてないな
書くにはいいけど

テーマを決めて
テーマに沿って
書いてはみている
テーマ外も書いてる
空で言うなら曇りやね

テーマってよりは
モチーフ任せ

困ったら
モチーフの付近
これも混ぜるといい

それだけで
それをなさない
それがそれでは?

快晴も
空だけではなせない
色々な空を見ているから
その内の1つ

まとまらないけど
これもまた
雲1つなく
掴めないから
そういゆことにした

4/13/2024, 1:01:31 PM

快晴

悔しいほどに

空が綺麗だ

上を向けば太陽が

私の涙をかき消して

下を向けば影が

私を優しく包み込む

はらはらと花が舞い

ちらほらと人もゆく

姿の見えぬ誰かに

“生きろ”

と言われた気がした

こんな自分でも、

けがれだらけの私でも、

まだこの世界で

生きていてもいいのだろうか

今はわからない

ただ、この空は

間違いなく、綺麗だ。

4/13/2024, 1:01:15 PM

毎日雨が続いていたある日。

とても晴れた日があった。

その日は友達と遊びに行った。

しかし突然雨が降ってきた。

私は不意に誰かの言葉を思い出した。

『雨が降ってもいつかは晴れる。晴れるときまで待つのが人生だ。』

私は青い空を見ながら思う。

嗚呼、明日は快晴にならなくてもいつかはなる。

それまで苦しくても、いつかは楽になる。

僕らは"生きている!"

4/13/2024, 12:57:45 PM

雲ひとつない綺麗な空だった。
それは快晴と呼ばれる天気で
ものすごく懐かしい気持ちになった。

もしかしたら優しい君に少しだけ
似ていたからかもしれない、

2024/4/13 快晴

4/13/2024, 12:57:07 PM

快晴の日が好き
もちろん雲のある青空も好きだけど
上を見上げると一面海のように青くて
見ても見てもキリがない
世界って広いなぁと快晴の日空を眺めて実感する
鳥みたいに翼を広げて広いこの世界を探検知てみたいななんて夢に溢れる妄想をする
快晴の今日は町外れにある景色の良い静かなカフェでのんびりコーヒーを飲みながら読書を楽しみたい

4/13/2024, 12:56:44 PM

快晴。

晴れ渡った空
見上げながら君を想おう。

私は心に傘を買う。

4/13/2024, 12:53:41 PM

「快晴」

梅雨の時期。

雨はあまり好きではない。
なんとなく、気分が下がるから。

とか言っても今日も雨なんだから。

今日は天気予報晴れって言ってたから
傘持ってきてないのに。

学校の外に出ながら呑気に雨に打たれている。

するといきなり雨が止んだ。
音はポツポツ聞こえているが。

後ろを見てみると、君が笑ってたんだ。
"快晴"のような、雨が止むくらいの明るい笑顔で。

まるで、俺の心も君の笑顔で"快晴"になった気がした。

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