『快晴』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
汚い心が見えど
生きたくないと嘆けど
肯定する私自身がいれば
私の目の奥には
快晴が広がっている
#66 快晴
その日世界は晴れだった。僕の住む街が特別晴れていたという意味ではなく、地球の全ての地域において一片の雲も存在しない日だった。日本もアメリカもモンゴル高原も北欧もサバンナもジャングルも晴れていた。ありえないことだ。太陽が海を暖め雲が生まれ、雨が降り川を作って再び海へ戻るというサイクルがその日絶たれたのだ。視界良好の空は鳥や旅客機軍用機を問わないすべての飛行物体の邪魔をしなかったから、世界の全ての空の便が定刻通りに運行された。JALもANAもユナイテッド航空も1円たりとも損失しなかった。
その日世界には雲が無かった。そのせいで僕らは全員目の当たりにすることになった。世界の終わりを。
サイコキネシスみたいな超能力を持った誰かが隕石を地球のどこかに確実にぶつけようとして晴れの日を狙ったらたまたま今日だったのか、隕石が落ちることで起こった異常気象によってたまたま今日晴れたのかはわからない。神がどうせ終わるなら派手にいこうと思って地球最後の日を晴れにしたのかもしれない。とにかく僕たちは月よりもでかい隕石が落ちてくるのを惨めにも地表からボケーっと眺めるしかなかった。雲さえあれば隕石が落ちるその時まで自分が死ぬことを知らずにいられた人間もいたかも知れないのに。隕石の軌跡を示す光の尾は君の名はみたいにピンク色ではなく普通に白色光だった。
晴れの日。ハレの日。めでたい日。ハレとケ。ケは日常でハレは非日常のことをいう。地球最大の晴れの日はまさしく地球最大の非日常の日、つまり世界の終わりだったというわけだ。その日全ての日常が終わった。
僕は君に会いに行くわけでもなく部屋でYouTubeを見ていた。ゴロゴロしてたらお母さんが急に叫んでテレビつけたら隕石の中継が映ってて、もう間もなく地球が滅びるらしいので慌ててこれを書いてる。
僕は君と話したりマックへ行ったり小突きあったり嫌なことを言ったら無視されたり、それを特に謝るわけでもなくなあなあになってまたいつも通り話したりといった日常の全てを愛してた。これは告白とかではなくて、なぜなら僕と君は別に恋人同士でも両片思いでもない。友人とも言いづらい。ただ僕と君は家族、恋人、友人、知人、憧れの人、嫌いなやつ、名前のついた全ての関係の隙間みたいな二人だった。
世界の終わりには大好きな芸能人に会いに行ったり恋人のもとへ走ったり家族と暖かな最後を過ごしたりするのかと思ったが、何故か君のことが一番の心残りだ。君は多分僕のことを考えてたりはしないんだろう。長い間一緒に過ごしてきたからそういうのはわかる。ただ、隕石が段々近づいてきた熱で地球の気温が50度になってもこうして必死に文章を打ってるのは、ひとえに君が代表する、君を含んだ僕の全ての日常が好きだったってことを言いたいからだ。僕の人生は色々あって波乱万丈で、ブラジルで生まれたと思ったら親がギャングの金を盗んだばっかりに突然日本へ来ることになって、ボロい団地で暮らしていたらたまたまFXが当たって一夜にして金持ちになり、と思ったらギャングの追っ手が日本まで来て僕の恋人が池袋のバーで殺されたりしたけど、最後に思い返すのは君のことだ。波乱万丈な僕の人生のあらすじの残りカスである君だ。本当は人生に捨てるべき部分なんてものはなく、鰯の目刺しのようにまるまる食べられるものなのだ。だから君といた何でもない日常のことも、いや、君といた何でもない日常こそ大切だ。
僕の人生の余剰、無駄、残りカスである君へ、さようなら、大好きだ。愛している。
快晴
雲一つない空。
手を伸ばせば何処までも届きそう。
なのに、全く届かない。
果てしなく高くて広い、
あのなんとも言えない青の空。
理由を知っている今でも思う。
空は、何故青いの?
空には不思議がたくさんある。
だからこそ、好きなのかもしれない。
快晴
今見てるゲーム実況者さんのスーパーマーケットは
いつ見ても快晴。
【快晴】
ドアを開けて、太陽の光が差し込んでくる。目を細める。
見上げると、雲ひとつない空が広がっていて、つい口角が上がってしまうのを押さえきれない。
こんなわくわくするような天気の日に、出発できるなんてなんてラッキーだろう、思うだけで嬉しくてたまらない。
靴紐を閉め直し、脇に置いた、びっくりする程おおきくなってしまった荷物を持ち上げる。重いのは仕方ない。寧ろその重さが嬉しい。
「さて」
呟いて、開けたままのドアから、部屋を振り返って、
「いってきます」
誰もいないけど、一応言ってみる。ゆっくり、ドアを閉める。
ドアの中の惨状を永遠に閉じ込めて、爽やかな青空の下に一歩踏み出す。
部屋の中は散らかっていて、赤く赤く染まっていた。
題 快晴
「ねえ、快晴が良かった」
私は口を尖らせて彼氏の清彦を振り返る。
幼馴染でもあり、私の彼氏でもある清彦は、傘を片手に、なだめるような口調で私に答えた。
「仕方ないだろ。今週は天気予報ずっと雨だって話だったし」
「だってせっかくのデートなのに」
私は、自分の傘を持つ手に力を込めた。
毎日晴れますようにってお願いしたのに。
市内のテーマパークの予約チケットを買っていたから日付変更もできなかった。
「室内のアトラクションもあるらしいし、行けないわけじゃないんだから楽しもうぜ」
清彦は、もう近くに見えるテーマパークの入場口を指さして私に言う。
雨でも賑やかな音楽と沢山の人。みんな楽しそうだ。
そんな光景を見ていると、自然と私も笑みがこぼれてくる。
「そうだね!せっかく来たんだから楽しもうか!」
私達は荷物を預けてカッパを買うと、外のアトラクションも中のアトラクションも沢山乗って楽しんだ。
人は多かったけど、清彦と並んで待っている時間も楽しかった。
沢山いろんな話ができて、距離が近づいた気がして、嬉しかった。
気づくと、私達はテーマパークのほとんどの乗り物を制覇しようとしていた。
「あ・・・」
ふと気づくと雨は上がって、黒い雲の間から太陽の光が降り注いできている。
「晴れたな・・・」
隣で清彦がポツリと言う。
「な?快晴じゃなくても楽しかっただろ?」
清彦の言葉に、私は勢いよく頷く。
「うんっ!楽しかった!というか、今まで雨のことなんて忘れて楽しんでたよ」
「俺も。お前がいればどんな天気でも楽しめるって解ってたよ」
「え・・・あ・・・」
私が突然の清彦の言葉に赤面し、返す言葉を失っていると、
「行こう!あの観覧車に乗れば全制覇だ!」
清彦は、笑顔で私の手をとって引く。
「うん・・・!」
私は清彦の言葉に、笑顔を返し、握られた手に力を込めて、清彦の隣に並んで観覧車へと歩き出した。
快晴
春の天気は変わりやすく、
三寒四温の如く、気温の寒暖差も激しい。
徒歩出勤なので、出勤前の天気予報の確認は
怠らない。
読み間違えれば、死活問題になる。
仕事のやる気に、大きく関わってくる。
雨対策、寒さ対策を完璧に講じて、さあ出勤。
天気予報は見事に外れ、快晴。
準備を怠らなければ、結果はついてくる。
今日一日、快晴の気分だ。
一点の曇りもない。
【快晴】
気象って
客観的事実のはずなのに
「快い」なんて
主観的な言葉が入っている
「快晴」って
変だよね
…というふうに、蛙が鳴いている。
晴れた空は真っ青で
あぁ
と思う
難しい言葉は知らないけど
風がきもちい
鳥が鳴いている
子どもたちの笑い声
歩く音
日常の騒音すべてが
わたしに
生きていると感じさせる
そして今日もわたしは生きている
「快晴」
今日は太陽の恵みをたくさん受けるから。
たっぷりの水分補給と日焼け止めを忘れずにね。
「ね、今日の空飛べそう!」
真夏の暑い教室で、前の席の彼女がそう楽しそうに笑ってこちらを振り返る。卒業までずっとクラス替えも席替えもなければいいと思った。
"快晴"
「快晴」
春も終わりに近ずいて
暖かい日差しが桜から葉桜に変えつつ
冷たい風がまだ春一番のように強くふいている
空を見ると
春の水色の空から
夏の青色の空へ
変わりつつある
私は心に雲がかかっているような
梅雨の少しジメジメとした感覚
曇り⇒雨⇒曇り⇒雨
繰り返しの天気
曇りは曇りの楽しみ方
雨は雨の楽しみ方
考えようでいくらでも変わる
そんな気持ちや考え方になりたい
画布の先 筆を構えて見た瞳が
ぼくを置き去るように細むので
この絵はお終いなんだと悟った
夢の当て事のように君に問うて
穂先は酸欠のようにふらついて
終に思いがけず落とした筆洗に
円く咲いた水縹
天を衝く君の恋
――――
(快晴)
地面や建物に大量の水滴が落ちる音、水面に雨が落ちる音、冷えた空気。学校の玄関で傘を忘れたことに気づいた半袖半ズボンの少年は庇の下で立ち往生していた。
家から学校は近くはないが遠すぎるわけでもなく、徒歩で行き来しようと思えば多少時間はかかるにせよ小学生でもできる程度だ。それ故少年はバス代やタクシー代などを持たされていない。少年の両親は共働きで、母は夕方の6時を過ぎなければ家に帰ってこない。必然的に傘を忘れたからといって迎えが来るわけでもない。そして少年の学校には共働きの子供を一時的においておく場所はない。自力で帰る以外手段はないのだ。
しかし仮に学校から家への最短ルートを全力疾走したとしても、この雨とこの気温では風邪を引くは必至だろう。だがそれ以外に手立てがあるわけでもない。
十分近く悩んだ後、少年は意を決して走り出した。庇から出た途端に大量の雨水によって着ている服が冷たく黒くなっていく。学校の玄関先から校門を出る所までで衣服はすべて水を吸いきり冷却機関と化した。全身が水気と風で冷やされていく中、少年は家路を急ぐ。
おおよそ40分程度走り続けたところで少年はやっと家の近辺まで来た。単なる通り雨だったのかその頃には雨は止みかけていた。
それからすこしで少年は漸く家に着く。見上げた空には雲一つ残っておらず、夕刻に差し掛かる前の西日が水気と水溜りの残る住宅街を照らしていた。
散々雨に打たれた後で今更快晴になったのが少年は憎らしかった。
快晴
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幼い頃から空と鳥が好きだった。学校からの帰り道はいつも空を見ながら帰っていた。周りを殆ど見ず、足元も見ていなかったので、今にして思えば随分危なっかしい子供だったと思う。
私がパイロットを目指したきっかけは祖父の話だった。祖父は昔複葉機のパイロットをしていたそうで、一度だけその時の話をしてくれた。祖父が初めて飛行機に乗って空を飛んだ時の話だった。祖父の語る空はとても爽やかで開放感に満ち、聞くだけでも胸が踊るようであった。その話をしていた時の祖父はとても楽しそうな、まるで少年のような表情で語っていた。だからこそ話を終え口を閉じた後、どこか傷ついたような物悲しい顔をしていたのが当時の私には不思議だった。その祖父は私が15歳の終わり頃に死んだ。私が軍の航空学校に入学することが決まってすぐだった。
学業は知ることがとても楽しかったので然程難しくはなかった。それより自分は人付き合いに慣れるほうが難しかった。自分は周囲とはどうにも感性がズレていたのか、小さい頃から仲の良い友達というのが殆どいなかった。それ故他者との距離感が掴みづらく、年齢が上がれば上がる程苦手意識が増していた。それでも人間関係を上手く出来ないのは、就こうとしている職務上相当な欠点だったので可能な限り努力した。結果として友人は多数とは言えないが数人は出来た。
18になるかどうかといった頃、私は航空学校を成績上位で卒業し軍に入隊。部隊に配属され、初めて飛行機に乗って空を飛んだ。その時の感慨はとても筆舌に尽くしがたい。こんなにも空が近い、空を飛ぶ、あの鳥と同じところに来たのだと。
その1年後に隣国との戦争が起きた。私は航空兵であったので、当然作戦にあたり出撃した。その後それほどしないうちに敵軍の飛行隊とかち合った。私は敵機もいくつも撃墜した。敵を撃ち墜としたことについては、当時は何を思うこともなかったか、或いは何も思わないようにしていた。
その戦争は6年続いた。最初の一年か二年ほどは戦争の空気も強くはなかった。街中はそれまでと然程変わらず賑わっていたし、その頃は快進撃という様だったので皆大して戦争の先行きを悲観していなかった。しかし三年目の一つの作戦を境に戦況が悪化し始めた。それまでの快進撃により戦線を大いに広げた結果、防衛するに必要な兵力が分散。そのうえ今となっては私ですら失策と断言しえる無謀な攻略戦を開始し、その作戦は大敗を喫した。五年目の半ばを過ぎる頃には兵站は枯渇し、戦線は本土の目前と言えるところまで下がり、その年の暮には本土の一部を喪失した。私が飛行機の操縦席から降りることになったのはその頃のことだった。
戦闘中、不思議なことに私は聞こえるはずのない断末魔を聞いた。その断末魔はひどく壮絶としか言いようがないもので、瞬間的に私の心に埋めようの無い風穴を開け、私はそれに不運にも気づいてしまった。断末魔に取り乱した私は操縦を誤り、左翼に被弾。機体は制御を失い墜落した。
奇跡的に私は死ななかった。だが私はその時の怪我で視力が落ちた。視力の低下によりパイロットには不適合になったと知った時、私は安堵と同時に愕然とした。何があってももう飛ばない、もう飛べないのだと。視力の良さは軍に限らず、すべての航空操縦士の必須能力だった。
6年間戦場で飛行機に乗り続け、生き残った私は相当幸運だった。しかし死に際の断末魔に取り乱してしまった私は、おそらくそもそも軍人には向いていなかったのだろう。
間もなく私は仕事中の事故で重傷を負い、左半身が完全とまではいかないにせよ不自由になった。だが末期戦で人手不足だったためか本土での勤務に切り替わるだけですぐには除隊にはならなかった。
それから少しして国は終戦を迎えた。首都防衛戦とまではいかずとも、国土の大部分を喪失した状態での終戦だった。
それから私は後処理のもので一部任された仕事を終え除隊し、故郷に帰った。親は私が生きて帰ってきたことを喜んでくれた。それから私は公務員職についた。左半身の問題があったので書類関係の仕事だ。元からその類の仕事が得意だったのもある。2年後には良い縁があって結婚、翌年には子供も生まれた。
仕事や子供やで忙しくしているうちに随分と時間が経った。子供が成人した頃、私の父親が死んだ。それから半年たたず後を追うように母も死んだ。その後両親の遺品を整理する中で祖父の遺品類を見つけ、いくつか見た。その中に書かれていたこと、あったもの、そして私自身のの経験から、昔見た祖父の物悲しげな顔の理由がわかった気がした。
遠くの空へ
お題更新までに書ききれなかったため供養がてら抱き合わせ候
青い空、唄う鳥
風に身を任せて
羽を持った者が私を空に運んでくれる
数週間前の日付が載る新聞をガサリと広げる。
一度は紐でまとめた中から避難させておいた目的も、すぐさま見つかった。
それは実際の空を見て判断するという、生身の人間が持つアナログ感覚に基づいた「使い分け」が失われたといった見出しの記事である。
情報番組の進行役や、お偉い専門家の方のような詳しい知識でする話題の広げ方なんてものは、一般人の極みたる自分には出来などしない。
それでも個人的な範囲だけで話すのであれば案外なにも感じなかったわけではなく、こうして紙束から弾く程度には気にもなっていたらしい。
耳へ入る単語から、ぼんやりと頭に浮かんだのは「夏休みの宿題」。
なかでも“お約束”として出されもした絵日記の存在と、その悩ましき失態の数々を思えばこそ、ちょっとだけ物寂しさを覚えてしまったのだ。
本日の青い空には、一つの雲も流れていない。
【快晴】
どうせ楽しくない。分かっている。外に出たって何もいいことはない。
窓の外は快晴。憎らしいくらい。隣の公園は桜が見頃で、なんとも楽しげな笑い声が聞こえる。
卒業式に出られず、入学式へ出る予定もなく、宙ぶらりんのまま親と目を合わせることもできない私には、遮るもののない春の日差しはまぶしすぎる。
風が吹く。桜吹雪が舞い上がる。
開けていた窓の隙間から、花びらが一枚舞い込んできた。
春の日差しをたっぷり浴びたそれは小さな陽だまりのようで。
暗い部屋に、私と、花びら一枚。
風が吹き、花びらは踊るように私を外へ誘う。
【お題:快晴】
快晴
群青に染まる空は眩しくて、眩しすぎて
上を見られない。幸せな時、空は晴れる
そんな物語だらけの世界だけど。
上なんて見られないじゃないか眩しすぎて
自分が虚しくなる
灰色に染まる空は薄暗くて、その暗さが
安堵を降り注がせて上を向かす。
辛い時、空は曇る。そんな物語だらけの世界
だけど上くらい見られるじゃないか。
不思議なほどぼんやり空を見る。
眩しい快晴が愛おしく思うのは不幸なとき。
明るい奴が回りにいたら。皆同じように、
下を見る。だから僕も気にせず下を見る。
眩しい快晴を愛おしく思うのは不幸なとき。
明るい奴が回りにいたら。皆僕を忘れて、
微笑み合う。だから僕は気にせず下を見る。
群青色の空の下、君のうつむきを
僕と重ねて思い出す。
あーしたなーみだふーれ―
空は青く、緑は美しく、私は贅沢な時間を過ごしている。
家の窓から太陽を浴びながらストレッチ。久々の休暇を自分のためにつぎ込んでいるとてもよくできた人だ。朝から散歩、帰ってきてから白湯を飲み、ストレッチ終わりには玄米を食べる。どこぞのモデルかのように過ごして午後は貯めていたテレビを消化する。お風呂からあがれば美容に命をかけて顔の下ごしらえをする。明日は会社だからできる人とアピールしなければ。自分は1人で生きるんだ。
あの太陽が1人で、月が1人のように、自分の心も1人と決めたのだ。 それの方が晴れわたり、美しいと感じたから。 『快晴』
お題 快晴
か 髪がなびく
い いつかの晴れの日
せ 成長して
い 生きていく
身の丈に合わない服を着て
大人になったフリ
少しでも近づきたくてたくさん背伸びした
あの頃の私をもう思い出せない
だけれど心のどこかにまだあの頃の自分がいる
ほら あなたに会うためにまた少し背伸び