心の灯火』の作文集

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心の灯火』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

9/3/2023, 6:33:30 AM

何があっても、消さないで。
消えてしまっては戻せない。
小さくなっても、消さないで。
いつか大きくなる日が来る。

9/3/2023, 6:30:17 AM

心の灯火





心にある静かな大事なものを守り生きていきたいという、静かな闘志。


勇気と愛かな。


それが、心に灯ると静かな灯火になるのだね。

9/3/2023, 6:29:54 AM

これはあれだ、落語で聞くあれ、そう『死神』の洞窟。
随分広い洞窟だ。天井も高い。この広い空間に所狭しと例の蝋燭が並んでいる。よく見てみると、それぞれ形や色が違う。何の形か確認するため蝋燭に近付こうとした時、「その線から内側には入らないでください」と背後から声をかけられた。驚き振り向くと、黒いローブを身に纏った背の高いガイコツが立っていた。
え?ブ○ック?思わずそう口に出すと、「あー、やっぱりそうなります?」と困ったような口調でガイコツが言った。よく見るとそれはガイコツではなく、ガイコツのお面を被った何者かだった。「迷い込んだ人間と対峙する時は、素顔を出しちゃいけない決まりでしてね。年に1回、上から面が支給されるんですが、今年自分はこのお面を引き当てちゃったんですよ。すると来る人来る人みんな口を揃えてその名前を出すんですよね」最早どこからツッコんで良いのやら解らず黙っていると、ガイコツは更に話し続けた。「それでも私はまだ良い方で。だってほら、ちゃんと死神っぽいじゃないですか。同僚なんて天狗のとかひょっとこなんですよ。死神関係無いじゃないですか」死神が笑うのを聞きながら、ああ、じゃあきっと会う人会う人みんなに、鱗○さんとか鋼鐵○さんとか言われてるんだろうなぁ、とぼんやりと考えていた。
突然「あ!」と死神が声を上げたので驚き我に返った。何?と聞くと「いやぁ、スミマセン。脱線してしまいました。お前は仕事は真面目で良いがそのお喋り好きが玉に瑕だって、上司にもよく怒られるんです」死神が照れながら頭を掻いている。何の話だ?と不思議に思っていると「えーとですね、その線から内側には入らないでください」と最初に聞いたセリフをもう一度言われた。そうだった、そう声をかけられたんだった。
まるで美術館みたいな声かけだなと思いながら、何故かを死神に問うた。「お察しかと思いますが、これらは寿命の蝋燭です。万が一があってはならないので、線の内側には入らないようにお願いしてます。」なるほど。ついでに蝋燭について気になっていた、形と色のことも訊いてみた。「ああ、それはですね、それぞれの生き物の色形をしています。そちらの白くて丸いのはウサギで、こちらは見ての通りペンギン。向こうの灰色の大きい足はゾウです。」そう言われてみれば、どれも見覚えのあるものばかりだ。
改めて辺りを見てみると、イルカやオウム、ライオンやクラゲ、多種多様な生き物の蝋燭がある。まるで動物園みたいだな、とつぶやくと「その通り!ここは日本死神洞窟の動物園水族館課でございます!」と死神が意気揚々と答えた。
目眩がした。こんなに蝋燭があるのに、動物園水族館だけなのか。呆然としていると「次の洞窟へ行きたい場合はお声かけくださいね」と言われた。一体どれだけの課が、どれだけの洞窟があるのだろう。薄ら寒さを感じながら、ハイヨと小さく返事をした。


―――死神洞窟ツアー [動物園水族館課篇]


                   #61【心の灯火】

9/3/2023, 6:16:12 AM

#心の灯

繊細と言えば、聞こえが良すぎるだろうか。
傷付きやすいと言えば、弱者ぶってると責められるだろうか。

豆腐メンタルが一番しっくり来るかな?
何時もの口癖が『もぉ駄目!!』
結構な頻度で『死にたい…_| ̄|○』
※地球滅びないかな~と他人を巻き込むタイプ

本当に“もぉ駄目。゚(゚´Д`゚)゚。”な時は解るのか猫がそっと側に寄り添ってくれる。
『ありがとうねぇ(*_*)』とその顔を撫でながら、温もりを感じつつ眠りにつく事で、日々をなんとかやり過ごしている。

失ったらそこから何処にも進めない、私の愛しい大切な心の灯。

9/3/2023, 5:48:12 AM

私の心の灯火が消えたのは
結構前の事

病院の診察室であなたに付き添い
先生の話を聞いた。
「ここに癌があります。」
目の前が真っ暗になり
溢れ出す涙を必死でこらえる私に
「大丈夫!死なないから」って 
いつでも私を励ましてくれて
そんなあなたが逝ってしまったら
心の灯火はずっと消えたままで
誰が灯してくれるのかなぁ

9/3/2023, 5:46:22 AM

こころの灯火

朝陽が差し込む。身体はいつも通り重い。背中にブロック塀を背負っているようだ。
中央線の満員電車に揺られて現場へと急ぐ。リュックの中の水筒の氷がカラコロと鳴っている。
なぜだかこの音を聴くと、遠い故郷の祭りを思い出す。あの時ばかりは、屋台のりんご飴やらかき氷…沢山ねだっても怒られなかった。母ちゃんのちりめんのがま口のお財布がやけに大きく頼もしく見えたもんだった。
今日も現場に着く。休憩所の前に立つ警備員の若いあんちゃん。
「おはようございます!今日も暑いですね〜。」
こんな老いぼれの上手い会話の一つも出来ない無口な俺に、いつも決まって笑顔で挨拶をしてくれる。
「おはようさん。」
人間らしく扱われているような一瞬のこころの灯火。
俺にはもったいないくらいの明るい灯火。
消えないように、そっと懐に今日もしまった。

9/3/2023, 5:09:03 AM

心を燃えカスにして回る。
毎日
毎日
自分の心を燃やして、尽かせて。
脱力。気がつけば、眠れない夜が続いていく。
今日も考えて
考えて
考え抜いた先の杞憂に
心を焼却されてしまうのだろう

9/3/2023, 5:07:36 AM

『心の灯火』


人は時に絶望や失敗をし、

「もう駄目だ」「私なんか...」

そんな言葉が脳をよぎる事がある

そんな時こそ心に火を灯して

また1歩踏み出してみる

♡14_♡71

9/3/2023, 4:05:50 AM

気分が沈んでいる時は、まるで当てのない暗闇の中を探っているようだ。
どこに答えがあるのかわからない。然とした先の見えないその道を、歩いていくのだ。
その時に。仄かでもよいから灯火を持っていると、その先が見えるようになるだろう。
それは遥か先にあるかもしれないし、ひどく身近にあるかもしれない。
まあ、それに気付けるかどうかは、自分次第だけれどね。

9/3/2023, 3:57:21 AM

悲しかったことが思い出せない

好きだった人が思い出せない

わたしの中にあった思い出は

きっとひとつも残っていない


残したいと思わなくなったんだろう

執着する価値を感じなくなったんだろう

すきなものも

きらいなものも

すべて

好きでも嫌いでもなくなった



もし願いが叶うのなら

遠いところに連れていってほしい

ただひたすらに波の音がするところ

心地よい風が吹くところ

夕焼けを前に涙してもよいところ

わたしを、

たったひとりにさせてくれるところ

9/3/2023, 3:49:48 AM

薄暗い現状に心の灯火一つあるだけで、随分と気持ちが安らぐ。
 そんな経験を、したことがある。

9/3/2023, 3:40:15 AM

「『四つの署名』に、たしか、『自分の中に秘め持つ小さな不滅の火花』みたいなセリフがあったわ」
多分「心」そのものに関してじゃねぇし、ぶっちゃけ「心の灯火」のお題にカスリもしてねぇけど。
某所在住物書きは自室の本棚を行ったり来たり。
なんとか今回配信分の題目を書き上げようと、ネタ収集に躍起になっている。
「『心の火が燃え上がる』とか『恋心の火が消える』とかは、多分表現としてメジャーだろうな。
……で、それをどう物語に落とし込むって?」
たとえば「自分の親友と後輩を守るため、ひねくれ者は住み慣れた東京を離れ、ひとり去る決断をしました」とか?「絶対、大切なひとに危害は加えさせないと、ひねくれ者の心の灯火は十数年ぶりに、ごうと燃え盛りました」とか?
物書きは物語を仮組みし、その書きづらさに敗北して、ため息をひとつ吐いた。

――――――

童話風の神秘7割増しなおはなしです。トンデモ設定てんこ盛りなおはなしです。
最近最近の都内某所、某稲荷神社敷地内の一軒家に、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が暮らしておりまして、
そのうち末っ子の子狐は、善き化け狐、偉大な御狐となるべく、稲荷神社のご利益豊かで不思議なお餅を作って売って、絶賛修行の真っ最中。
1週間に1〜2回の訪問販売。1個200円で高コスパ。ひとくち食べればストレスやら、疲れやらで溜まった汚毒にひっつき、落として、心の灯火の保守保全をしてくれます。
たったひとり、唯一の固定客、お得意様もできまして、3月3日のファーストコンタクトから早くも6ヶ月。長く長く、お付き合いが続いておりました。

「おとくいさん、心のおかげん、わるい」
「何故そう思う」
「キツネわかる。キツネ、うそつかない」
「だから、何故私の精神状態が悪いと思う」

さて。
今日もやって来ました。不思議なお餅の訪問販売。
しっかり人間の子供に化けて、葛のカゴと透かしホオズキの明かりを担ぎ、
アパートの一室から親友の一軒家に諸事情でお引っ越し避難中の、唯一のお得意様のところへ向かいます。
避難理由は割愛です。要するに先月28日投稿分あたりから、このお得意様は昔々の初恋相手に付きまとわれて、ちょっと騒動発生中なのです。

人界のあれやこれや、常識や仕組みなんかは、まだまだ勉強中のコンコン子狐。おヨメかおムコか知らないけど、お得意様は結婚して、「家庭に入る」をしたに違いないと、トンデモ解釈をしております。
ゆえに神前結婚式のパンフレットを見せては、お得意様をチガウ・ソウジャナイさせておったのでした。

「おとくいさん、前のアパートに居たときと、『家庭に入る』した後で、ニオイちがう」
「何度も言っているが、親友の家に一時的に身を寄せることを『家庭に入る』とは言わない」
「おとくいさん、疲れちゃったんだ。おとくいさん、イロイロあって、心にススとか汚れとか付いちゃって、灯火がちゃんと燃えてないんだ」
「『灯火』?」

「だからおとくいさん、おもち、どうぞ。
スス落とし、汚れ落とし。心の灯火のホシュホゼン。おもちどうぞ」
「あのな子狐?」

「心の灯火」のお題に従い、問答無用で不思議なお餅を食わせにかかる子狐と、
子狐によって、そこそこのデカさのお餅を1個、口の中に押し込められるお得意様。
噛んで飲み込もうにも口内にスペースが足らぬ。
お茶淹れて、唇に両手を重ねて当てて、モゴモゴ、もちゃもちゃ。
なんとかお得意様が不思議なお餅を食べ終わったのは、それから10分後のことでしたとさ。

心の灯火を癒やす子狐のお餅と、そのお餅に四苦八苦させられる人間のおはなしでした。
おしまい、おしまい。

9/3/2023, 3:37:21 AM


静寂の中
水溜まりで踊る1足の靴
さされたうしろ指を
フードで見えないように


静寂の中
水溜まりで踊る1足の靴
憂鬱で溢れた毎日を
フードで隠すように


静寂の中
水溜まりで踊る1足の靴
ふいに
フードを脱いだ

一つ見つけたその喜びを
心から愛せるように


心の灯火

9/3/2023, 3:32:26 AM

『心の灯火』


新涼灯火
本を読む

秋の夜長ということで
灯りの下で本を読む

暗い時間が長いほど
その灯火は役に立つ

月の前の灯火と
侮る前に火を灯せ

月を遮る暗雲を
ものともせずに照らすだろう

私が望んだものを見るには
小さな灯火一つで足るのだ

9/3/2023, 3:06:33 AM

君の無邪気に笑う姿が
その様を見て笑う私の姿が
互いの心に明かりを灯しますように
その柔らかな灯がそれぞれの足元を照らし
行く険しい道のりを乗り越える熱源となるよう
今日もめいっぱい笑おうか

9/3/2023, 2:41:25 AM

迷いや不安を消す。その比喩として「心を照らす」という表現が使われる。これは自分以外のものが起こさせている場合によく使われているイメージがある。では自尊心が照らす場合は? 





#心の灯火

9/3/2023, 2:36:34 AM

心の灯火。生きる意味、生きる理由がないと心は死んでいく。そして年を取る度にそういうものがなくなっていく。

 娯楽が楽しめなくなって退屈に殺されそうな毎日。惰性で生きているだけの人生。そして結婚しろ子供を作れという理由が理解できるようになる。

 三十年四十年と生きれば一人の人生にも飽きる。だから他人が、家族が必要なのだと気付く。最もその頃には手遅れなのだけど。

 そういうことを理解できるようになってきた。それを理解して実感してそれでもやっぱり一人がいい。他人はうっとおしい。

 どうにも人間に向いていない。そういう風に生まれ育ってしまったのだから仕方がない。あらゆる意味でどうしようもないからこのまま生きて死ぬしかない。

 他人が作る娯楽を楽しめなくなってきた。他人が楽しんでいるコンテンツを楽しめなくなってきた。だったら自分で楽しめることをするしかない。

 自分で書いた小説は面白い。小説を書くのは面白い。ただ最近あまり書けてないんだよな。理由は小説を書くよりだらだらしてるほうが気持ちいいから。

 それに小説を書くのは大変で苦しいことでもある。だから楽に流されてだらだらしてしまう。このままでは非常によろしくない。

 生きるためにも小説を書かなければ。小説を書くの習慣にしないといけない。大変だけどやらないとな。

9/3/2023, 2:08:40 AM

勢い
きっかけ
出会い
危機感
憧れ
ドーパミン
アドレナリン
責任感

目標

9/3/2023, 1:57:34 AM

#67 心の灯火


心の中に灯火を持ち続けるんだよ…
そうすれば、神さまは見ていてくださる…
そうすれば…


ふうっと意識が浮上し、目が覚めた。
久しぶりに見た夢に出てきたのは、祖母だった。

目覚めは最悪だが、時間は待ってくれない。
仕事に行く支度を進めながらも、思考は夢の余韻に引きずられる。


灯火という言葉の柔らかなイメージとは真逆の、
業火のような執着に気づいてからは、
祖母とは少しずつ慎重に距離を置いてきた。

(押し付けの貰い火なんか要らない、私は自分で)


自分の目で見て、耳で聞いて。考えて。

意地を張ってる自覚はある。
だけど、私は自分の足で歩いていきたい。


気合いを入れようと勢いよくカーテンを開けると、
太陽の光を反射したビルの窓が煌めいて見えた。

その眩しさに目を細めて逸らし、
朝食の準備に取り掛かるためキッチンへと足を向けた。


目の奥に残った刺すような光は炎となって。
心に燻る火を飲み込み、焼き消していった。

9/3/2023, 1:38:59 AM

心の灯火、つけるのは誰か。

若い頃のように、自分でつけるのは難しい。
勝手に点火し、メラメラ燃えていたあの頃。
今、心に新しい火を灯すのは相当難しい年代になった。残り火を頼りに生きているだけだ。かなり薄く、小さくなっているが、完全に消えたわけではないから、これがまた厄介だ。

転職したり、恋をしたり、
衝撃的な出来事が起こったりして、
誰かが運んでくれる刺激的な火種をひたすら待つ。

だけど、本当は自分で灯したい。
燃え上がらなくても良い。
針の穴程の光で構わない。
残り火を大切にするだけでもいいんだよ。

私の心の灯火だから。
好きなように灯しても。

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