『心の灯火』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
心の灯火?
そんなのねえよ。
自分も見えないし、
行く先も見えない。
誰か、灯りをつけてくれる人がいてくれればいいのに。
『心の灯火』
突然、胸がすっとしてなにかが消えた。
悲しみが泣いている
一つずつしずくがこぼれる
少しずつ溜まっていく
いつか溢れて何かが消えるとわかるのに
涙は消えない、止まらない
ある日起きたら
突然、胸がすっとして何かが消えた。
悲しみの涙が見えなくなって
暗闇に水の滴る音だけが響く
悲しみが泣いている
心の灯火は簡単に消すことはできるが灯すことは難しい
地球温暖化の原因である
二酸化炭素の排出量約4%が
地球人が常日頃から燃やしている
『心の灯火』から発生していることが判明
特に日本の排出量が他国を押しのけて
ぶっちぎりの1位であり
日本政府は対策本部を設置し
『あまりやる気を出さないように心がける法案』の
作成を進めている
しかし国民からは
『やる気なんか最初からまったくない』
『無理やり命燃やして働いてるだけ。しんどい。』
『週休3日で水曜日を定休日にしてほしい』
との声が上がっている
心の灯火
叶えたい夢に
「どうせ無理」「本当に出来るの?」
投げかけられる
他人からの好き勝手な言葉たちに
悔しさと苛立ちが募る
そんな事で躓いて、立ち止まてると
消えてしまうんじゃないかと不安が押し寄せる…
本当は他人の声を気にする必要はないし
他人と比べる必要もないのだと分かってる
だから、何度も消えそうになる灯火を幾度も燃え上がらせてきた
心の灯火は何があっても絶やしはしない
未来を切り拓いていくために
命の灯火はきっかけさえあれば
わりとすぐに消えてしまうけれど、
心の灯火というやつは
そう簡単にゃ消えてくれないらしい。
▶心の灯火 #4
私は、正直言ってこの世の誰よりも素敵な人間であると思う。
友達はたくさんいるし、誰からも好かれる。
容姿について悩んだ事もないし、勉強だってできる。
そうはっきりと自信もって言えるのは、"彼"のお陰だった。
私には幼なじみがいた。今となっては彼氏になったのだけど、それはまた置いといて。
彼は、私にはないたくさんの物を持っていた。
私は元々、自分が嫌いだった。
だけど、そんな私をいつも肯定してくれたのは彼だけだった。
そのままでいいよ、自分には嘘つかないでねというのが彼の口癖だった。
私は、彼の事が大好きで大好きで仕方なかった。
彼が、あまりにも魅力的だったから。
ずっと彼と一緒に居たい。
そんな事を思い続けていた矢先。
彼が病気になった。
もう、永くはないらしい。
どうして気づかなかったのだろう。
私が、そばに居たのに。
彼の異変に気づけなかった。
そう自責している私に、彼は優しくこういった。
「君は……………………。」
言い終わった瞬間、涙が溢れて止まらなかった。
嫌だ。おいてかないで。
そんな願いも虚しく。
彼は数時間後に息を引き取った。
彼が最期に私に言ってくれた言葉。
「君は、俺にはもったいない人だ。自分のダメな所を改善しようと必死に生きている。俺にはできない事だ。だけどね、自分の好きな所にも目をやれるようになれたらいいなぁ。少しでいいからさ。」
私は、この言葉が大好きだ。
お陰で、自分の事好きになれたよ。
ねえ、見てるかな?
私、自分の好きな所見つけたよ。
貴方の言葉が、私の心の灯火です。
彼の言葉を胸に、私は彼の分まで息を吸う。
心に火を灯せ
無力を生きる為に
この命があるわけではない
心の火を高く灯せ
己の事すら知らぬ者に流され
また自分で自分をいたぶり殺すのか
心の火を守れ
己の成したい事を成せ
他人は他人の人生の責任を取ってくれはしない
すべての選択肢は己の手の中に
己の生に責任を持つ時
心に宿る灯火が遥か遠く未来をも照らす
〜心の灯火〜
私の希望の光が消えそうな時
あなたが光を灯してくれた
私が暗闇に包まれた時
あなたのおかげで光を見つけることができた
貴方は私にとっての光だ
あなたの事を思い出すと胸が光溢れる
あなたを見ると心がきらきらする
あなたと話すと私がぱっと光る
あなたは心の灯火です
【36,お題:心の灯火】
今日、会社で上司にキレられた。
理由なんて知らない、ミスした記憶もないし。もしかしたら八つ当たりなのかもしれない
帰りの電車、罰だと言って体よく押し付けられてしまった仕事を片付けていたら、あっという間に終電だった
(あぁ...惨めだなぁ...俺)
仕事が億劫に感じるようになったのはいつだ?
上司や先輩に意見を言えなくなったのはいつだ?
自分を守るのに精一杯で、綺麗事を吐くようになったのはいつだ?
吹き付ける風に、電車の窓がカタカタと揺れていた
今すぐこの窓を開けて外に飛び出したら、楽になれたりするのだろうか
(何のために仕事してんだろ...)
「はい、これあげるね」
下を向いて惨めな気持ちに浸ってると、不意に横から手が差し出された
その手には、袋に小分けになったチョコレート
「え...俺に?」
差し出された手の方を見やると、小学校低学年くらいの男の子が
早く受け取れと言わんばかりに左手を出したままの格好で、俺の方を見ていた。
「あ、ありがとう...」
戸惑いながらも受け取ると、男の子はにっと笑い左手を引っ込め
右手に抱えたお菓子の箱から、新たなチョコを取り出して、むぐむぐと食べていた
「ねぇ親御さんは居ないの?」
「おれ、家にいるとおこられちゃうから」
視線を外さずに答える男の子、なにやら訳アリなんだろう
しばらくお互い黙っていたが、終点の1個手前の駅の名が呼ばれたとき
男の子がバッと顔を上げた。
「あ、おれここだ!これ持ってけないからあげるね」
押し付けられたチョコの箱、中身はもうほんの少しになっている
なにも言えずポカンとしていると、降りる前に男の子が振り返った
「じゃあね、おじさん!」
「がんばれ!」
プシュゥゥゥゥゥ!
ドアが閉まって電車が動き出した
頬の上を何かが伝って落ちていく
自分が泣いていると自覚するのに数十秒かかった。
もしかしたら自分は、誰かに認めてほしかったのかもしれない
君は頑張っているよ、と
もらったチョコレートを口に放り込んだ、優しい甘さが口いっぱいに広がる
よし、明日も頑張ろうと心の中で唱えた。
消えかかった灯りが、再び灯ったような気がした。
心の灯火が消えてしまったのは
身体が思うようにいかなかった頃だろう。
日常生活を取り戻すために、他には何も考えずにまずは身体を治そうと決めた。
だが、それは簡単に治るものではないらしいと、数年かけてだんだんと分かってきた。
おそらくは他人に混ざって働くのには向いていないんだろうなとは思うのだが
社会人として、義務として、働かなければならない。
それでも、わたしがもう一度そうなるためには、どうすれば良いのかさえもまだ分からない。
心の灯火がまた付くのはいつ頃になるだろうか。
まだか、まだかと早く付けたがってるのは何よりも自分なのに。
自分のことながら、自分が何をしたいのかも全然分からない。
誰か、わたしの心の灯火の付け方を教えて欲しい。
心の中はいつも、助けを求めている。
心の灯火
君は私の心の灯火だった
私が暗いところにいたところを明るい場所へと導いてくれた
私の心に明るさを持ってきてくれた
そんな君はもういない
でも私は君がくれた明るさを忘れない
この先も、ずっと
心の支えとなるものを
外に求めていた
思い描くだけで
心をあたたかく包んでくれる
そんな存在
だけど
気がついたんだ
それは僕達の中にあったんだって
それは
どんなものよりもあたたかく
どんなものよりもかがやいて
どんなものよりもつよい
それは
君の中にあるんだ
〜心の灯火〜
本来の自分
ハイヤーセルフ
ハイヤーセルフのごく一部が
君としてこの星を体験している
ハイヤーセルフが
君の頭から足先までの
体全体だとしたら
今の君は
ハイヤーセルフの小指ほど
本来の僕達の素晴らしさ
わかってもらえるだろうか
心地良くない感情を
捉えては手放し
捉えては手放しを
ずっと続けていくと
ハイヤーセルフに
だんだんとだんだんと
近づいていく
だんだんとだんだんと
一致していく
ガイド達に話しかけるように
本来の自分
ハイヤーセルフに
話しかけてみよう
深い呼吸をして
心を鎮める
みぞおちに意識を向ける
むずかしいなと思ったら
手のひらを当てると
意識を向けやすい
ハイヤーセルフの声は
とても小さい
僕達の頭の中は
いつでもおしゃべりしている
それを鎮めるために
ゆっくりゆっくり
深い呼吸を続ける
何かを期待するのでもなく
ただただ
深い呼吸を続ける
呼吸だけに意識を向ける
ふと頭をよぎった
言葉やイメージ
それはハイヤーセルフからの
君へのメッセージ
これは違うかも…とは思わずに
そうなんだと思う
そうすると
メッセージ回路とでもいうものが
どんどん太くなっていく
その時の君の心は
軽やかだったり
穏やかだったり
心があたたかく感じられたり
そういう状態で
君にやってきたものは
ハイヤーセルフからの
メッセージ
自分を信頼しよう
私は目覚めていく
元の世界での仲間に
応援してもらいたい
ガイド達と交流したい…等
なんでも宣言することが必要なんだ
(心の中で大丈夫)
自由意志を尊重する
これが宇宙のルール
君が意思表示をすることで
彼らは動き始めることができる
いつでも大丈夫
時間というのは
この星だけのものだから
「これをお前さんに。」
そう言って、神様は僕に一本のろうそくをくれた。
そっと火を灯し、僕の両手に握らせる。
瞳で跳ねるその小さな灯りは、僕の心を照らす温かさらしい。
「これから先、幾度となくこの灯りが消えかけることがあるだろう。されど、これだけは覚えていてほしい。」
「容赦ない雨風からその灯りを包み込み、お前さんを照らしてくれる〝灯り〟に出逢う日がきっと来る。」
神様はふっと目を細め、優しく頷いた。
あの日からどれだけの月日が経っただろうか。
社会に出てからというもの、僕の心は大嵐に見舞われることが殆どなような気がする。
神様……まだですかね? と尋ねたい自分の心では今日も、小さな灯りが静かに揺れているのであった。
〝心の灯火〟
私の好きな人は恋愛に興味がないみたいだ。
でも私的にはそのほうが楽だ。
だって私の好きな人が誰かのことを好きって聞いたらそれこそ苦しいから。
でも私の気持ちを知らない友達が
「○○くんって好きな人いるらしいよ!」
と私の望んでもいない言葉をかけてきたのだ。
私は『いや、でもまだ決まったわけじゃない。大丈夫。』
と自分に言い聞かせてたが、心の灯火はどんどん暗くなっていく一方だった。
──でも、本当じゃなかったらいいな。
親指の爪のひっかかりに気付きシャツの皺は今朝は控えめ
私の心の灯火はもうすぐ消えるだろう
だから文字として残しておくことにする
私は君と出会って幸せだった
何気ない会話をして
お互いに歳をとって
君はしわが増えたからと写真を嫌がったけど
私は君との写真が好きだったんだ
最後までありがとう
私は君と一緒になれて嬉しかった
心に灯火を置こう。
暗い夜の中で、眠気まなこでいる君。
ずっとパソコンに向かっている君。
無我夢中になにかに取り組んでいるあなた。
晴れない夜霧の中を行く、ゴロゴロ走る車みたいに、小さなライトは、遠くを照らせない。
サーチライトを。
黒い闇を照らす、探照灯を。
何度も何度も何かを探すための灯火を。
この先に、なにか待っている?
そう、この先に待っているのは、幸せの火だ。
苦難の夜。
涙が止まらない夜明け。
省みても省みても答えの見つからぬ問い。
答えを探しに出かけよう。
君の手は、僕が握るから。
ライトに照らされながら、夜を駆ける。
東京タワーの下、流れる車のライトに目を光らせながら、迷い犬が行くよ。
暗い夜道は怖いかい?
きっと、見つかるさ。
それでは、皆さん。
一足先の明日でまた会いましょう。
心の灯火
匂いを嗅ぐとわかる、アナタは今、とてと悲しんでいる。
外の世界で何があったかわからない。私は外に出られないから。
小さは声で声をかけても、今は一人にして欲しいと言われた。
何もできないのが嫌なので、アナタの側に寄り添う。
私ができることは、たったこれだけ。黙って側にいること。
手で少し、側から離されても、また元の位置に戻る。
何度も、何度も、離されても、元の位置に戻る、必ず。
私は絶対に側を離れない、アナタを一人にしない、させない。
ふと、アナタの心が冷えているように感じた。頭の上に落ちてくる冷たい雫。
見上げるとアナタは悲しそうな表情をしている。すびっと聞こえる音。
私はアナタの太ももの上によじ登り、丸まった。アナタの冷たい、冷たい心を感じたから。
冷たいなら、温めればいい。私の熱をあげる。ふわふわ、ぽかぽかする熱を。
すると、私の頭を優しく撫でてきた。何度も、何度も。その手は心地良い。
ふふっと声がした後に、ありがとうと言われた。
冷たい心に、暖かい火が灯った。よかったよかった、一安心。
私はピクピクと鼻と長い髭を動かし、にゃーっと鳴いた。
たとえ、アナタの心の灯火が消えたとしても、私がアナタに火を灯してあげる。いつでも、何度でも――
じんわり じわじわ ちりちり
ゆらゆらと影を作りながら小さく照らしているそれは むかし部屋を燃やすほどの大きさだった
つぎたしつぎたし
つぎたしつぎたし
つぎたしつぎたし
つぎたしつぎたし
そろそろ油売りから買い付けなければ