『心の灯火』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
全国高校陸上決勝戦
あと一周で勝負が決まる。
胸が張り裂けそうだ。
足ももう限界が近い。
あと2メートル。
あと2メートルで金メダル。
僅かな差が縮まらない‥。
4年連続1位の土佐高校の天城葵。
彼女に勝つために私は研鑽してきた。
もう無理かもしれない。
また負ける。何度も負けてきた。
最後の最後までねばれない。
いつもそうして負けていた。
けど、今日は違う。
亡くなった父のため。父に金メダルをかけるため。
諦める訳にはいかない。
諦めるな。
お前のいいところは1つのことに真摯に向き合い、最後までねばることだ。亡くなった父の言葉だ。
心に炎をともして。
心の灯火を燃やし続けろ。
勝つのは私だ。
4年連続優勝の女王、天城葵に勝利した今の気持ちを率直にお願いします。
父の言葉のおかげです。ありがとうを伝えます。
私は今日お墓参りに行く。
金メダルをかけるために。
心の灯火
心の灯火
自分が思ってた、灯火
消されたと思ってた灯火
周りに流されて
ぐちゃぐちゃになりながら
消えないように守ってたけど
守ることに必死になってたら消えた……
燃え尽きて、なにもやる気がでなくて
なにもしなくなって
ぼーとしてた、なんのためにがんばってたんだろうっ
て……
でも、そんなある時、内から湧き上がってきた
この気力は、心の灯火なんだろう
今は守らず、燃えるように調整して
燃え尽きないように力を抜き
消えそうなときは、全力で逃げる
そんな感じに、一緒に併走してます
心の火?そんなものあるのか?馬鹿馬鹿しい。そんな変なのを信じるほど人間は退化しているのだろうか。我々は人間とは違う。ちゃんと調べられたものしか信じないから頭がいいものばかりだ。
【心の灯火】
12回
12回、手首を血に染めた
自ら消そうとした
心、生命の灯火を。
そのうち、最後の1回はぱっくりやった
その穴は2ヶ月くっつかなかった
でも、
私は悲しさ 寂しさ 苦しみ
憂い 孤独 痛み……
その他全ての感情を
踊りに捧げた
そうしたら不思議なくらいに救われた
今は燃え盛る炎のように
この身が滅びるまで
心を、生命をかける。
辛かったあの頃が嘘にならないように生きる。
私の灯火は永遠に消えない。
「心の灯火」
煉獄杏寿郎の台詞が心に響きます
己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと心を燃やせ 歯を食いしばって前を向け
今日もまた、消えそうな灯火。
辛い。
つらいんだ、
もう僕の灯火は、
ふっ と息をかけると消えてしまうんだろうな。
今日もまた、そんな気持ちを抱えながら
笑顔を作って生きていくんだ
_________
最初と最後から2行目の初め
文が一緒なの気づいてくれるといいな…😶
今日のお題 心の灯火
若い頃は、いつもいつも大きな太陽が輝いてた。
頭の悪かった俺は、それでも、そのでっかい太陽に向かって全力で走れた。
人を傷つけ、自分を傷つけ、それでも走った。
走ることしか知らなかったほどに
あちこちぶつけて傷だらけ
誰かを傷つけ、傷だらけ
そんな青春だった。
年を経て、老いを感じて振り返る。
あの頃の若さと馬鹿さ加減が俺を作ったことに間違いはない。
痛みが分かる歳になって、どれほど愚かに走っていたことにも気がついた。
そんな俺を掬い上げてくれたのはあなただ。
あなたのおかげで、俺は俺をどうすれば良いのかを知った。
傷つき他人に背を向け、噛みついた俺を癒してくれた。そして
誰しもが届かぬ世界を手にすることができることを、手助けしてくれた。
今俺の希望、夢は、若い頃に比べれば小さいかも知れない。
燃え盛る炎に煽られて、ひたすらに走ったスピードに比べれば、ゆっくりかも知れない。
それでも、夢を持つこと、持ち続けること、そしてそれによって人が輝き続けることを知った俺は、諦めない。
より多くの縁する人を、これからの未来を開きゆく人の力になろう。
俺の経験してきたこと全ては、俺ひとりのためではなかったことを気づかせてくれたあの人。
深く深く、愛を知った時、人の可能性は無限に開く。
愛をもって生きることの大切さを知ったこと
それが俺の心の灯火
決して大きくなはないけれど
絶えることなく、灯し続けよう。
走ることも、歩くこともできなくなったとしても
声が出る、文字が打てる…
この灯火を灯し続けよう。
今日あったことを思い返す。
運転、面白い形の木、頭痛、
書店、パン屋、セルフレジ、
フードコート、その横で抽選会、
顎ひげのおじいさんと会話してる、
バス乗り場から降りてくる若い二人、
アニメのぬいぐるみ2個ずつ、
再び運転、夕陽をじっと見る、
帰宅、灯りを点けた。
パラパラマンガみたい。
パラパラパラパラ。
その合間に光がチラチラ見えた
パラパラの間に挟まってる光
自分で灯した明かり
自然と明るい方へ進む
光の方へ
自灯明。
明日は体育際。
心の灯火が消えることなく、
最後まで居られるといいな。
でもボクは足が遅いし、
足でまといになると思う。
だから行きにくいけど…
出ると先生に言ったんだから、
出ない訳にも行かない。
ボクも今まで頑張ったから、
この成果を発揮する場が欲しい。
じゃあ明日しかないな。
ちゃんと行こう。
[当日]
意外と上手くいった。
リレー選手のアンカーが足を挫いて、
ボクが推薦された。
その前の組体操で落ちちゃったらしい。
だからってなんでボク…。
まぁその前のかけっこで一位を取ったからかもしれないけど…。
それと…あと、ボクしか余ってなかったからかな。
でも!
好成績を残せたから逆転はできたんだよ!
一位には…なれなかったけど…。
でもみんなに「ありがとう」とは言われたんだ!みんな初めて感謝されたよ!
嬉しかった!
来年も、ちゃんと出てみよう。
あ、心の灯火は、ちゃんと最後まで残ってたよ!
103テーマ【心の灯火】
それは本来なら,道標や希望になるべきもの
けれど,己のそれは仄暗い呪縛にも似た鎖だった。
辺りを照らすと誰かが言った。
周りを暖めると誰かはそう語る。
何かをくべて何かを燃料に火を灯す。
けれど,己にとってのそれは……
それは,誰かの夢だった。それは,誰かの希望だった。それは,誰かの懇願だった。青くて青くて若く淡い数多もの光を犠牲にして燃え上がる焔。
消すことも出来ない,残酷な罪の証。積みあがる屍の証左。逃げることを目を逸らすことを赦さぬ見えない視線。
そうなったのが何時の事だったのかは覚えてもいない。けれど,願いを託される度に姿を変えてしまったから。
優しさと覚悟を哀愁で包んだ時から,抱いたそれは毒となった。
テーマ «心の灯火»
心の灯火
僕の父は職業柄、早くに腰を壊し寝たきりの状態になった。
両親だけではどうしようもない状態になってしまったので、長男であった僕は実家に戻り日常生活の支えをしている。
親孝行をしたい時に親はいないと言うが、今まで両親がしてくれたことを僕は今返せているのは幸運なことだ。
……そう思うようにしている。
率直に言って、覚悟はしていたが僕の想像よりもはるかに介護というのはしんどいものだったのだ。
お互いが思い合っていても痛みやストレスから衝突してしまう。これが一番辛いことだった。
金銭的に余裕があれば介護施設に入れるという手もあるだろう。
残念ながら父は事業に失敗した友人の借金の保証人になり資産を全て失った。
僕は、弟妹の大学費用捻出のために働き貯蓄がほとんどできなかった。
辛くても僕はくじけない。
僕が成長する過程で出会ったたくさんの人たちと作った思い出が僕の心の灯火になっているからだ。
ずっと燃やし続けていく。
静かに自分のこころに
向き合ってみて
奥底の方に
小さな優しいひかり
感じる?
みんな持っているんだよ
あなただけのひかり
もう気づいてもいい頃だよ
【心の灯火】
もし、貴方の心の灯火になれたら
なんて幸せなんでしょう。
けれど、それはきっと叶わない。
私の心の灯火は貴方なのに、貴方は違う。
その事実を突きつけられる度に、私の灯火は小さくなっていく。
いずれ消えてなくなるかもしれないその時までは、この灯火を大切にしたい。
それぐらいなら望んでも罰は当たらないでしょう?
せめてどうか、貴方の心の灯火が消えないように、貴方に幸せが続くように密かに願っているわ。
心の灯火が尽きる時、
私は貴方を想うでしょう。
これは、ずっと昔の話だ
、
俺は生前、大罪を犯した
そんで死んだ時、地獄に似た、何処かにいた
そこは凍えるような寒さだった
ずっとこんなところにいたら、もう死んじまうくらいだった。
だが、生前にあんなに大罪を犯したんだ、当たり前の処罰だと俺は思った
ふと、今までしてきたことを思い返すと
涙が出てきた。
あまりの冷たさに、涙すらも氷と化してた。
で、そんな時によ、あっちの方で明かりが見えたんだよ
オレンジ色にフワッ、って、なってよ
そんでよ、その明かりを見てたら
物悲しくなってきたんだよ
走馬灯みてぇに、今までのことが思い出されてよ、
今までしてきたこと、俺は全部バカみてぇだなぁ、って、
それでうつむいてたらよ、
急に体が温かさに包まれたんだ
顔を前に上げると、俺の目には明るい灯火が映った
でよ、その灯火の一つ一つ、全てが俺を包んでくれたんだ。
「ありがとう」って
なぜ俺がそんなことを言われるのか不思議に思ったんだ、
そしたらさ、色んなありがとうって言葉があった。
産まれてきてくれてありがとう、
助けてくれてありがとう、
遊んでくれてありがとう、
「生きててくれてありがとう」って、
沢山の、「ありがとう」が、
俺の目からは不思議に、大粒の涙が溢れ出た
止まらなかった
その「ありがとう」という言葉に救われたんだ
すると、俺は明るい光に包まれ、
目覚めた
眼の前には、誰かがいた
「生きてたぁ、。。よかった、。。」って泣いていた
この人達は俺がよく知っている人だ、
「家族」
これまで大罪を犯したっちゅうのに、
こんなに泣いて、心配してくれるなんて、
普通じゃありえねぇ、
俺はそこで初めて、「生きてて良かった」って思えたんだ
俺はその、
明るく、温かみのある
その灯火に触れた
、、、
俺はいつまでも、この事を忘れることはないだろう
「灯火」
心の灯火が消えた。
それはどういうことだろうか。
僕は考えた。
心の拠り所がなくなること。
生きる意味を見失うこと。
生きる気力を失うこと。
人生の幕が降りたということ。
貴方はどのような意味で捉えましたか?
暗いステージの中
「カチッ」と音を鳴らして
光を手にした男達の、全力のダンスを見た。
私の沈みきった心に
熱く小さな灯火が着いた。
心の灯火
辛いとき
悲しいとき
腹がたつとき
やり切れないとき
落ち込んだとき
嬉しかったとき
楽しかったとき
そしてどんな時でも
心の灯火をそっと灯して
あなたの傍に居たいと思う
心の灯火は、瞬く間に消えた。
最後の瞬間、消えた。
ピピーッ!!試合終了!
聞きたくなかった音が、体育館に響き渡った。その後に続くのは、大きな歓声。
けれど…その歓声は俺達に向けられたものではない。
「さあ、整列」
涙を流している仲間の背中をゆっくり押しながらコートの端へと集まり、挨拶をする。
いつもと同じ事。いつもの行動。
ただ違うのは、俺達3年生の大会が、ここで終わったということ。
心に燃えていた灯火は、この時、消えた。
俺の高校のバレー部はインターハイ予選決勝で負けた。準優勝はした。だけど、目標には、届かなかった。
「和樹………」
ぐすっと、涙をすすりながら声をかけてきたのは、副キャプテンの名良橋 星(ならはし せい)だ。
「お疲れ、星。今までありがとな。星が副キャプテンで良かったよ。俺だけじゃ、出来なかった」
「……、嬉しいけど、辞めろよ。また泣いちゃうだろ?〜〜っ……、」
「あはは、ごめんごめん。でも、言いたかったから…」
「和樹……。」
「うん?何?」
「これ、皆から、」
そういうと、星が手渡さしてきたのは、折り鶴の形をしていて青いキーホルダーだった。
「こんな小さいもんだけど、今は、これだけ…、3年生皆からのプレゼント。言っとくけど小さいけどなかなか立派な値段のやつだから…、」
「ありがとう。とっても嬉しい」
そう伝えると、星は照れくさそうに顔を赤くしていった。
「それじゃあ、俺、先に皆のところに行ってるから、和樹も速く来いよっ!」
「うん。分かった」
大会が終わり、少し騒がしいロビー。
その中で皆からの、折り鶴のキーホルダーを見つめていた…………。
ポタッ、ポタッ、…
「……えっ?」
俺の頬を、一粒、また一粒と涙が流れて伝った行く。
「……っバカ、辞めろ、家に帰るまでは、泣かないって、そう、思って………っ」
駄目だ、芽がどんどん潤んでいく、涙がとまらない。
色々な思いが、気持ちが、涙と共に溢れて落ちていく。
キャプテンになってからの日々は、本当につらくて大変なことばかりだった。
立派なキャプテンだったかと言われればそんな事ない。
だから、その代わりではないけれど、皆の前では嬉しい時も悲しい時も泣かないと決めていた。
それなのに……。
「はは、壁、壊れちゃった………っ」
心の灯火は、試合に敗れた時に静かに消えた。けれど、俺の心の中では、また何か違う灯火がそっと灯ったような、そんな間隔があった。
【心の灯火】
心の灯火が消える前に。そう思って、この文章を書き始めた。この文章を読んでいる人は僕と違う世界の人かもしれない。それとも、僕と同じ世界の人かな。いや、そんなことはどうでも良くて。
「もうすぐいなくなるんだもんな。」
そう、この先決して長くはありません。そんな僕が急に思い立った訳。それは、好きな人がいるからです。いずれ会えなくなるのならば、と。手紙は恥ずかしかったので誰に宛てるわけでもない。そんな文章を綴ろうと思いました。単刀直入に言わせてください。惚気になるしそうでないかもしれない。
「大好きだ。」
愛していた、そんなふうに思ったんです。初めて会った時はなんか、人に気ばっか遣って自分のことおかまいなしのお人好しで身を滅ぼす馬鹿なヤツそんなふうに思ってました。
「我ながら、酷いなこれ。」
今も思い出しては笑いが込み上げてくるほどだ。そんな僕だって周りの目ばかり気にしていたのに。一緒にいる時間が長くなってくるにつれてこの人のこういうところ素敵だなって部分が増えたんです。一部を抜粋していくと笑顔が可愛い、歌が上手い、誰かに寄り添える、一緒にいる人と最高に楽しめる、話が面白い、とか。とにかく、素敵な人なんです。僕がいなくなってしまう前に。誰かに伝えてみたかった。なんでそれを想い人に伝えないかってのはやっぱり恥ずかしさが勝ってしまうんですよね。
「僕なんて、柄でもない。」
あえて、丁寧な口調で書いていますが書いてる時に何度も手は震えるし普段こんな口調は使わないから違和感ばかり。字ってちゃんと書こうとするとこんなに震えるんだな、って字を書く人たちを尊敬するレベルだ。元から字が汚い、なんて僕の話は置いておいて。この文章を読んでいる人も今大切にしたい人や好きな人がいるのなら真っ当に突っ走ってください。僕はそれが出来なかった。それで、今たくさんたくさん後悔して結局天罰だ。だから、伝えて言えないままにならないで。
「紙、滲まないようにしなきゃな。」
これを読んだ人と僕だけの秘密。僕はあの人が好きで大切でちゃんと愛してあげたかった。言えない僕の後悔を他の誰かが知る必要は無い、だからちゃんと好きになって。
「お邪魔しまーす!」
「あれ、もうそんな時間?」
俺はそっと文章を閉まって家の鍵を閉めた。