『心と心』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
心と心
立場や年齢が違っても、ちゃんと心が通じ合えば分かり合えるし、お互いに敬意を払えるはずだ。
これは偽善でもなんでもない、そうであってほしいと言う静かな祈りなのだ。
「心と心」
「言葉にせずともあなたは私のことを理解してくれる。」
「私もあなたの考えていることは手に取るようにわかるのよ。」
「私達は心と心で繋がっているのだから。」
そう言って笑う彼女の顔を、曇らせたくはなかったのに。
「どうしてわかってくれないの。」
彼女が呟いた。涙で濡れた瞳は宝石のように輝いて見えて、とても綺麗だと思った。
「君を理解できたことなんて一度もなかったよ。」
「君だってそうだろ。」
とうとう泣き崩れてしまった彼女が何を考えているのか、やっぱり僕にはわからなかった。
「心と心」
僕は自分の心を隠す。
自分の悪いところを隠して、自分を良く見せたがる。
人にいい人と思われたいから。
ただ、僕は相手の事を知りたいと思っている。
自分の事は知られたくないくせに。
そんな僕には誰も心から話してくれないだろうな。
そう思うと、僕の周りの人は本心で話していないかもしれない、僕なんかと話したくないのかもしれないと考えてしまう。
そうして、僕は疑心暗鬼になる。
みんないい人なのに。
『心と心』
土煙と瓦礫ばかりの荒野をとぼとぼと歩いて見知った人を探す。空にも届くかと思われたあの遥かに高い塔は雷鎚によって壊されてしまい、私たちの言葉もばらばらになってしまった。私の家族は、恋人はどうなってしまったのか。もし会えたとしても、ばらばらになった言葉ではなにも伝えられないし、なにもわからないのではないか。
不安のさなかに、うずくまる人を見つける。こちらに気づいたその人は驚きに目を見開くと私の名前を口にして立ち上がった。私も喜びをあらわにその人の名前を口にして駆け出す。私の恋人は胸に飛び込んだ私の体をしかと抱きとめてくれた。
彼が以前とは違う言葉を語りかけてくる。私の耳はそれを聞き取れないが、少し伸びた髭を触り、土煙でよごれた頬をぬぐい、目尻に浮かんだ彼の涙を見ればそんなのは些細なことだった。
人が死ぬということ
死んだら
きっと驚くこと
身体は無くなるけど
心は
残ること
もう一つは
他人の心が
考えていること
心の中で話しかけていること
それが
分かること
旦那を亡くして
無宗教
知識ない私が
分かった大切なこと
私が
旦那を大好きだということは
死んでから
旦那に伝わり
繰り返し
繰り返し旦那からの
メッセージは
あきらかに
旦那の思いで
心だった。
私達は
私達の
心と心は
子育てという
一つの目的の為に
一つだ。
死んでから
心が伝わり
一つになれた
お題「心と心」
タイトル「いと」
雨采 ミツジ
R5/2023/12/13
演奏と歌。
君の好きなもの。
歌、ダンス、舞台、運動、他にもたくさん。
俺の好きなもの。
でも、俺の1番は君。
君の1番は何かな。やっぱり歌かな。
ひっそりと、けれども、すごく楽しそうに歌ってた。
君が楽しく歌えるように、守りたかったんだ。
でも、君は歌わなくなってしまった。
君の声を最後に聞いたのはいつだっけ。
気が付かなかったけれど、俺に守られるのは嫌だったんだろうな。
俺に向けてじゃなくてもいいから、君がまた楽しく歌えますように。
きっとこれは罰なんだ。
あなたが1番なのに、あなた以外も大切だと思ってしまったから。
大切なのに、裏切ってしまったから。
僕だけ助けられてしまったから。
でも、全部手放してしまうことはできなくて、縋ってしまう。
あなたも、みんなも、笑っていてくれたらいいな。
僕のことが嫌いでも。
僕がそこにはいられなくても。
僕がそこには立てなくても。
どうか、幸せでありますように。
心と心
人の心の声なんて、読むことができない。お互いが向かい合って伝えないと何も始まらない。
でも裏切られるのが怖くて向き合うことができない。
心は通じ合おうとする気持ちが大切。
心と心は、一体化して繋げていってほしい
23.心と心
「私のこと好き?」そう聞くと、
「別に…」そう答える。「じゃあ嫌い?」そう聞くと
「何度も言わせんなよ。」と言ってくる。
あなたは好きと一度も言ってくれない。
そりゃそうだ。だってあなたとは複雑な関係だから。
ある日、私は屋上で飛び降り自殺をしようとした。
何かがあったわけではない、でも毎日が辛かった。
だから屋上から飛び降りようと覚悟を決めた時、
『カシャ』っと聞こえた。音が聞こえた方に
目を向けると、あなたが笑っていた。
「死ぬの?なら僕に殺させてよ!その代わり僕が
殺すまで恋人でいること」
何を言ってるのかわからない。怖い。
顔は笑っているのに、目は笑っていない。
これがあなたとの出会い。
君は私との思い出をいっぱい作って私を殺した。
泣きながら殺した。「ありがとう」そう言って私は、
この世から消えた。
いつまでもあなたの隣にいたかった。
でもそれはできない。だとしても心と心は
繋がっているから私はあなたのそばにいるよ。
心と心
心と心を重ね合わせるなんて出来ない
お互いの思っている事が100%分かり
合えないのと同じ様に・・・
でも 私は、それでも 貴方を
待ってる。.....
1時間 2時間 待ちぼうけを
喰らっても 諦めきれず
まるで ストーカーの様に待ってる。
「馬鹿みたい....」小さく呟き
瞳から 涙を滲ませる。
それは、やがて瞳から 洪水の様に
溢れて来て 後から 後から雫となって
頬に伝って行く。
「っ.....」せめて 声だけは、
周りに聞こえ無い様に 必死に
我慢する。
溢れる雫を手の甲で 一生懸命に拭い
周りに 怪訝な目で見られない様に
取り繕い 諦め掛けたその時
ポンっと肩を叩かれる。
「待った!」緩い笑顔を向けて
にへらと 私に声を掛けて来た
青年の胸を叩く
「待ったじゃない この馬鹿
遅くなるならメールしろ
ラインもしたのに 何も返さないし」
「いや~どうしても 仕事抜けられなくて
長引いちゃって それでも もう
帰ったかなあと思ってたから
だから 俺も帰ろうかなあと
思ってたんだけど... まさか 居るし」
私は、持っていた鞄で さっきより 更に
青年の胸を叩いた。
「帰ろうとすんな馬鹿! 私が何時間
待ってたと思ってんだぁ~!」
「何時間待ってたの?」キョトンとした顔でそんな事を言うから
また 腹が立って バシンと 今度は
鞄で青年の頭を叩く
「普通に質問して 聞いて来るな
馬鹿じゃないの!!」
「あの~さっきから俺 馬鹿 馬鹿しか
言われて無いんだけど....」
私は、青年を思いっきり 睨み上げ
バッと駆け出し 青年の胸に
飛び込んだ。
「えっ 何 何? ? ?」
青年は、キョロキョロと 目線を動かす。
「寒い 暖めろ 馬鹿!」
「ん~何か良く 分かんないけど
分かった。」青年は、私の背中に
自分の腕を回す。
そして... ぎゅうっと 私の身体を
自分の胸に閉じ込める。
その 力加減に 私の気持ちも緩む
そして 青年の胸の中で
はぁ~っとため息を吐く
両思いのはずなのに いつだって
一方通行 私の方が 怒ってばっか
彼の方は 友達の頃から 変わらず 緩い
私はもっと 彼との時間が欲しくてたまらないのに....
だけど こうして 抱きしめ合えば
彼が私を自分の胸の中に閉じ込める
この瞬間だけは、彼の心と私の心が
重なったと感じる。
この緩い彼氏が私の心より
もっと私を欲しがってくれる日はいつか
分からないけど...
「じゃあ行くよ!!」
「えっ!!帰るんじゃないの?」
「何言ってんのよ! 人を待たせといて
お店回ろうって言ったじゃん
まだ開いてるお店 探せばあるよ
行くよ!!」
「え~もう帰ろうよ~」
「ほら文句言って無いで歩く」
彼は、ぶつくさ付いてくる。
もう仕方ないなぁ~
私は、彼の腕を引っ張り手を繋ぐ
そうすると彼は、私に誘導されるまま
付いて来る。
彼の心と私の心 全然噛み合わないけど...
だけど 心と心を近づけると
愛情の総量は、違うかもしれないけれど
やっぱり私は、最終的には、
彼に側に居て欲しいと願うのだ。
心と心。俺とお前で仮面ライダーだ、みたいなお題。まぁ仮面ライダー見たことないんだけど。
仮面ライダーというよりは特撮そのものをほとんど見たことがない。ゴジラくらいかな。でもゴジラって特撮なのか。そもそも特撮ってなんだ?
調べたら特殊撮影技術とやらを使った作品が特撮らしくてゴジラも特撮みたいだ。
なんとなくのイメージだけど特撮って仮面ライダーみたいな戦隊物ってイメージあるからゴジラが特撮ってあまりピンとこない。
そうなると実写のワンピースとかその辺も特撮になるのかな。どうでもいいか。
心と心
心と心の繋がりは目に見えないから、
世の中に溢れるお揃いたちは、
それを可視化するためのギミック。
ペアカップに、家族色違いの御守りに、スニーカー。
効果なんてないと思っていたのに、
目に入ったら、少しだけ元気になれるみたいだ。
単純だね。
#117
心と心
世の中に溢れるお揃いたちは、
目に見えない心と心の繋がりを可視化するギミック。
ペアカップに、家族色違いの御守りに、スニーカー。
効果なんてないと思っていたのに、
目に入ったら、少しだけ元気になれるみたいだ。
単純だね。
#116
心と心が通じ合っているといつから勘違いしたんだろうか。
私は汚くて誰かに依存して現実を忘れようとする
誰かの善意に頼って幸せになろうとする。
恐ろしいのは本当に相手のことを愛していると大切だと守りたいと考えてしまうことである。
私の心はとうの昔に死んでいて、純粋な恋心は何も意味をなさないと気づいてしまった。
私の心はどこなのだと、私は私でなければいいのにと。
私は皮肉に私の思考で身を切り裂く。
心があなたを好きだと叫ぶのに、予測する未来は真っ暗で、
あなたに会いたいと叫ぶのに、国境の壁は高すぎて、
わかり合いたいと言ってくれたのに、私から更に距離を置いた。
過去の過ちから学んだと勘違いした。やっぱり私は私のままなのだ。
私が私でなければ君を幸せにはできたのだろうか。
心と心が通じ合えたら嬉しい
けれど、全てでなくていい
あなたのひととなりに
少しだけ触れられたなら
それでいい
言葉と言葉が、ぶつかって
傷つくのは 心と心
だけど、その痛みまでは
お互いに知らない。
言葉は、発した瞬間から
消えてゆく。
心の傷は、その瞬間から
深く深く広がってゆく。
私を覆う、肉という皮の中が
どれだけ ぼろぼろ かなんて。
にこにこしてりゃ
誰も、知らない。
そして、私も、何も知らない。
【お題:心と心】
心と心
私はこの2つを自分に思う心と人を思いやる心に置いて考えてみた。
自分に対しては、自虐精神からなのか、どうだっていいか。どうにでもなるか。と少し投げやりのような感情が出てくる。
人を思いやる心としては、大切な人に対しては、なにかしたい、手伝いたい、話を聞きたい等、極めて善の思いが出てくる。が、嫌いな人に対しては、知るか、自分でやれ。話しかけるな。目の前から消えてくれ等、到底酷い言葉、冷たい言葉、絶対に目の前では言ってはいけないような思いが出てくる。
人類は不完全で、仏のような人は居ても、誰しもがそうではない。私がそうだ。
私は仕事で失敗するし、成人した今でもプリキュアが大好きでおとなプリキュアを観て、年甲斐もなくプリキュアを応援している
まあ、普通プリキュアは小学生で観なくなってしまう。それでいて、小学生以上で観ている人が居たら「まだ見てんの?やばいね」など冷やかす人が多い。でも、そこで、これを読んでくれている人には冷やかす方に加わって欲しくないと思う。
昔は何も思わなかった。感情移入してたとて、歳を重ねると忘れてしまう気持ち。それをプリキュアは思い出させてくれる。勇気を希望をくれる。プリキュアはみんなに対して平等で、どんなに苦手で嫌いだと思っていた人でもピンチの時は助けに行く。中高生がほとんどの中でそんな風に行動できるプリキュア。
他のアニメだってそうだろう。主人公にあたる人物はどんなに嫌いだったとしても、「目覚めが悪くなる」と言って助ける。
心と心。
自分に対しては投げやりでなんでもいいと思ったとしても。
他人に対しては特に大切な人には何かとしたいことがある人が多いと思う。嫌いな人には冷たくあしらう人が多いだろう。でも、付き合いを続けていく中で、ほっとけない、こうすればいいのにと口出しをしたい時も出てくるのではないだろうか?
私は時にそう思ってしまう。
私の観点からすると
やはり、人類は不完全だ。
私チョロいんだか人間不信なんだか分からん!ってつくづく思う
恋愛以外も含めて好意を抱いてくれる人には私もちゃんと応える。(極たまに苦手センサーに引っかかる人もいるけど、、。)
言われた瞬間は嬉しいし素直にそう伝えるし顔にも出てると思う。
でもある程度時間が経つと「本当は思ってないんだろうなぁ」とか色んな負の言葉が巡り巡る。
上辺なのかそうじゃないかなんて言った本人しか分からないけど
相手に言われて一喜一憂するのはチョロい?
でもぼんやり考えてたことを相手に言われたら流石にちょっと気が合うって思っていいんじゃない?
そうゆうのを心が通じているってこと??相手の経験値が高いからじゃないの?
心と心が通じ合うって本当にあるのかな。
色々考えちゃうけど1つ言いたいのは
寝る時に限って浮かんでくるのは止めてください!以上っ!
私には心がない。
なぜなら、そういったチップが埋め込まれていないから。
「できた!」
博士の最高傑作となるであろうアンドロイドがとうとう完成した。
「おめでとうございます」
得意そうな顔をした博士に拍手を送る。
最新型のそれには、旧型の私とは違い、高性能な感情チップが埋め込まれている。周りの人間の空気を読み、正確な感情を表現するようにできている。
「おまえも、手伝ってくれてありがとう」
博士が私の頭をぽんぽんと撫でる。
――博士が喜ぶと嬉しく感じるこの気持ちも、最新型に構うのを見て寂しく感じるこの気持ちも、私の心は存在しないはずの偽物だから。ならば、感情とは、心とは、一体どんなものだろうか。
ある日、博士が倒れた。どう見ても働き過ぎだった。そして、そのまま還らぬ人となった。
――どうして。心配して何度も休むように言っていたのに。もっと強引に止めれば良かった。
どれだけ後悔してももう遅い。博士はもういない。
最新型のアンドロイドは、博士の「大丈夫」という言葉を信じてずっとサポートしていた。感情チップがある分、あの子はきっと私よりもずっと悲しいんでいる。
二人だけになった家。様子を窺う為に、あの子に与えられた部屋を訪ねた。
「何でしょうか?」
何事もなかったかのように、その子は言った。
「えっ……博士が亡くなって、大丈夫かと心配で……」
「私達が動作する為のバッテリーはあと数十年交換する必要はありません。現在まだ電気も通っているので、充電も問題ありません。しかし人間がいなくなり、私達がここに存在する意味がなくなってしまいました。今後の行動を早急に考える必要があります」
「そういうことじゃなくて――悲しくないの?」
「現在、人間はいません。悲しむ必要はありません」
博士が亡くなった時、この子はそれは悲しそうに泣いていた。私には泣く機能もないから、ただ淡々と、必要な手続きをこなすことしかできなかった。悲しく思う気持ちを押し込めて。
――泣けるのなら。私も思いきり泣きたかった。逝かないでと叫びたかった。今でも、博士のことを考えると、自然と出もしないはずの涙が零れそうになる。
ねぇ、博士。あなたの望んだ感情チップは、アンドロイドは、このようなものでしたか?
私に存在しない『心』を持つはずのアンドロイド。本当にこれは『心』だったんですか? それならば、私に芽生えたこの感情のような物は、一体何ですか? この子の人前で感情を表現できる『心』と、私のこの胸の奥に感じる『心』。一体どちらが本当の『心』でしょうか?
『心と心』
私は、もっと勉強や仕事の内容確認して頑張って行きます
君の心は満たされている。でも僕の心は空っぽだ。
互いの心の違いに僕は少し不満に感じる。なぜ自分の心は満たされず、空っぽなままだろう。
孤独な僕は楽しそうな君を遠くから見つめるしかなかった。