『微熱』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
朝起きると少しだるいカラダ。
休みたいと思いつつも
いつも通りの日常が始まる。
重いカラダを持ち上げて支度を済ます。
学校について靴を履きかえようとした時。
隣から聞こえた声。
「おはよう」
彼のその一言で
私の体温は急上昇。
この火照ったカラダは熱のせい?
それとも……。
『微熱』
【3.微熱】
小学校に行く前
いつも通り
体温計で熱をはかる。
あれ?
"37.2℃"
熱だ!! 熱出た!
微熱?? でも熱だよね!
おかーーさーーーん!!
熱出たから今日休むーーー!!
よし!
それじゃぁ...
(ベッドに向かった)
ゲームでもしよっかな♪
☆微熱☆
我が家の愛犬めいちゃんは、猫が大好きです。
随分前に、じぃじの家で飼っていた猫が、赤ちゃんを産みました。
母猫は、少し育児に疲れた時期があり、じぃじの家に遊びに行きめいちゃんが、子猫たちを可愛がり面倒をみていた時期がありました。
子猫たちが可愛いくてたまらないみたいで、めいはかなり舐めて子猫達をびちょびちょにします。
それはそれは、舐めてない所がないぐらい、丁寧に舐めます。
そんなある日、子猫が風邪をひきました。
猫の風邪は、犬にはうつらないと聞いていたので、めいちゃんと一緒にその日もじぃじの家に遊びにいきました。
母猫はめいちゃんが来ると、息抜きをしに子猫達から離れます。
その日もめいちゃんは、一生懸命子猫達の身体を舐めて綺麗にしてあげていました。
その次の日ぐらいから徐々にめいちゃんは、元気がなくなり…
おなかも緩くなってしまって…
キツそうだったので、病院にいくと…
めいちゃんは、熱がありました。
病院の先生に猫かぜの子猫達の面倒を見ていたことを伝えると、猫の風邪はやはり犬にはうつらないみたいですが、何らかの菌をもらったのかもしれないとの事でした。
幸いめいちゃんは、一週間程度で回復。
子猫達も元気いっぱいにそだって今は、三才になりました。
そのうちの一匹を、私の母がもらい、今現在生活を共にしています。
そう言えば、以前母は、予防接種やノミダニの駆除薬を一切しないで困っていると書きましたが、母に猫白血病や猫エイズ、それから、ノミダニの駆除の話を真剣にしました。
それからしばらくして…
先日、母から病院に猫を連れていき、検査したいと言われました。
母、進歩しました。
結果は、二匹とも陰性でこれからは、もう外に出さないと言っています。
毎月ノミダニの駆除もしてくれるそうで、良かったっとほっとしています。
微熱
少し体がおもたい
熱っぽさを感じる
体温計で測ってみれば微熱があった
したいことがあってもする気がでない
少しは人に頼ることも大切
「ねえ、私の大切なものになってよ」
そう言って僕の顔を覗き込む。
怖いくらい整った顔の彼女の表情から気持ちを読み取る事ができない。
大きく茶色がかった瞳に吸い込まれていく。
彼女が白く細長い手を僕の首元へ伸ばす。
僕は時が止まったように動けない。
彼女の指先が僕の喉に触れる。
「時間です」
そう言って入ってきた女性は、一直線に彼女の腕を掴み部屋から連れ出す。
彼女の顔は僕の方を向いたまま、表情は変わらない。
扉が閉まる瞬間、彼女は微笑を浮かべていた。
バタンと扉の閉じる音をきっかけに体の緊張がとれる。
わずかに触れた彼女の指先は冷たかった。
なのに触れられた部分から熱が広がる。
僕も部屋をあとにする。
この熱はきっと風邪の前兆だろう。そうでなくてはいけない。
彼女は…
心臓が締めつけられるようだ。
『微熱』
37.5℃。平熱が低い自分にとってはそれだけでも大きなダメージだ。
視界がくらくら揺れて気持ち悪い。喉が渇いて仕方ない。何か飲まなくてはと思い枕元にあったペットボトルを手に取るが、やけに軽い。…空っぽだ。
溜息を吐く気力もない。最早なんの役にも立たないそれを雑に放り投げる。カラカラと床を転がる音がして、止まった。また部屋に静寂が訪れる。
学校を休んで一番大変なのは遅れた分を取り返す事だ。
ノートは、田中に見せてもらって。でも田中は最近教科書借りたばっかだしな。由香に見せてもらおうかな、あの子ノートの取り方綺麗だし。
…あの人、心配してくれるかな。
会いたいと思った。この心細さを埋めて欲しい。知って欲しい。知った上で、受け入れて欲しい。
そんな思い伝える勇気もないくせになぁ。
#微熱
微熱
微熱はあかんで。コロナ陽性かも
のどもおかしいようなら、やばいかも。
【微熱】
37℃。
平均36℃なら、多分この温度。
ふんわりして、ぼーっとして、ぼあっとなって。
動けるけど、いつもより動けない。
休みたい、休まなくてもなんとかなる熱。
学生時代、惜しいなーってよくなった。
これじゃ、休めないんだもんね。
ちょっと暑くなってでも暑すぎない。
ほんと微妙だな。
《微熱》
君が熱くなってた
久しぶりにみた君の男になった顔
この顔が大好きなの
私以外にもそんな顔してるのかな
でも君のことをそんな顔にできるのは
私しかいないはずだから
私の顔が熱くなった
君からDMがきた
「今日もう予定入れちゃった?」
入れてたけどドタキャンしちゃったよ
君に会う方が優先だからね
4時間くらいかな
君と居れて幸せでした
微熱程度で解熱剤飲む人になっちゃいけないよ
熱が出るのは本来気持ちいいもの
熱が出たら眠りなさい
起きたときあなたは生まれ変わってるから
微熱
|田中晴海(たなかはるみ)くんとは家がお向かい同士の幼なじみだった。
「ねぇ、僕達付き合わない!?」
中学一年生の頃、突然晴海くんから告白された私は、ひとつ返事で彼と付き合うことに。
ところが晴海くんとは一年の夏休み前に小さな事で喧嘩したっきり··········。
仲直りする間もなく、夏休みに突入すると急なお父さんの転勤が決まり引っ越してしまったので、それっきり会うことも無く··········自然消滅という形で今に至る。
ところが高校の入学式で晴海くんと再開することに。
クラスも一緒になった私は、晴海くんの元へ行き挨拶をした。
「こんにちは、久しぶりだね晴海くん、私は幼なじみの|野口由奈《のぐちゆな》覚えてる?」
ところが、自分の名前を名乗った後、急に目の前がふらふらになり··········気が付けば私は保健室のベッドにいる。
(あれ? あれれ、私、ど、どうしちゃったの?)
周りを見渡すと、ベッドの直ぐ横に置いてある椅子に腰掛け、私のベッドの隅で交差した腕に顔をうつ伏せにして寝ている晴海くんの姿が目に入った。
(もしかして晴海くんが連れてきてくれたのかな?)
そう思って晴海くんの頭を撫でてると、ふぁーっと欠伸をしながら晴海くんが目を覚ました。
「あ、えっと、その由奈久しぶりだね。 ってか、いきなり倒れるんだもんびっくりしたんだからな、微熱程度だったから良かったけど、もしかして、未だ怒ってる?」
「べ、別にもう何とも思ってないけど··········」
「ところで、熱下がったのか!?」
そう言いながらおでことおでこをくっつけてきた。
いきなり過ぎて心臓がドキドキして心拍があがった私は、身体中が火照り出す。
「おっと、未だ熱っぽいじゃん!!」
寝とかないと駄目だぞって布団を掛けられる私。
晴海くんは喧嘩する前の、付き合っていた頃のように優しかった。
「先生呼んでくるからな!」
「だ、大丈夫だよ··········これは違うの、もう熱下がってるから、えへへ!!」
そう言ったけど、晴海くんは行ってしまった。
それから暫くして保健の先生が来てくれて体温を測ると正常に戻っている。
「良かった!!」
晴海くんはそう言った。
その後、先生が職員室に戻り、私達も家に帰ることになった。
ところが、二人きりになったせいでまたドキドキが増して心拍が上がった私は、身体中が火照りだし··········。
「ん!? また顔が火照ってきてるぞ!!」
そう言うと、またおでこ同士をくっつけて確認された。
「まぁ大丈夫かな、でも心配だから家まで送るよ」
その道のり、晴海くんは中学の時喧嘩の原因ともなった、私の鞄に付いていたお気に入りのうさぎのキーホルダーを自分のバックから取り出すと、私の手の平にポンと··········。
「ごめん、黙って盗んだりして··········」
「いいって、もう気にしていないから」
「ううん、由奈が良くても僕はずっと由奈のこと気にしてたよ、盗んだのは引っ越しするのが分かって、由奈と離れるのが寂しかったからなんだ!! あの、また僕と付き合ってくれますか?」
再会してからすぐの告白··········二度目は無いと思っていたのに··········嬉しかった。
「はい、喜んで!!」
そう答える私は、またドキドキが増して··········。
「あ、あれれ、由奈の熱上がってるのかな··········」
あわあわしながら、晴海くんが心配してくれている。
(えへへ、さっきから私の身体が火照ってるのは微熱じゃ無いよ)
「晴海くん心配してくれてありがとう」
「家帰ったら早く寝ろよな」
「うん!」
微熱
私は弱っているとき微熱があると言う。
優しくされたいから。
心配されたいから。
でも今ではコロナが絡んでるんじゃないか?
と思われる。
困ったもんだ。
たかが微熱。だけどコロナのせいで大事だ。
家族や周りの人、会社、お金。どれだけ苦しんでいる人がいるだろう。
コロナ渦は改めて人の人間性を知る事となった。
きっと新たな憎しみも生まれているだろうな。
なんて事ないから大丈夫って
あと何回思って生きればいいんだろう
微熱
今だって、微熱なんてあったらヒヤッとしますよ。去年一昨年だったらもっとでした。お医者さんにだって行けなかったのですから。
ワクチン打った後の微熱だったりして。微熱ならまだまし。
ワクチンで、高熱出る人もいたとか。
もういい加減にして、って感じです!
俺が抱く愛情は、いつでも微熱から始まっていた。
一日中読書をしていることを、俺は何とも思っていなかった。ただ、己の人生には欠かせない行為、心臓を動かすのに必要不可欠な要素。
しかし、他の子供たちといて気づいた。
俺は、読書を愛している。
その時やっと、俺は自分の高熱に気づいたのだ。
ただひたすらに散歩することを、俺は何とも思っていなかった。ただ、小説を書くときのネタ集め、頭を空っぽにして世界に向き合う時間。
しかし、並ぶ自己啓発書を見て気づいた。
俺は、散歩を愛している。
その時やっと、俺は自分の高熱に気づいたのだ。
彼女と見つめ合えることを、俺は何とも思っていなかった。ただ、彼女は物好きなだけ、興味がなくなれば、俺は再び一人だ。
しかし、彼女が亡くなって気づいた。
俺は、彼女を愛していた。
その時やっと、俺は自分の高熱に気づいたのだ。
過ちに、気づいたのだ。
微熱
微熱____
2022/11/26 小説日記
「せんせ…」
そう言いかけた。放課後の廊下や教室には誰もいなく職員室にも担任の先生しかいなかった。目の前では先生が3枚のプリントを持っている。私は職員室のドアの前で立ち止まった。
プリントにはたくさんの難しい漢字が書かれていたが病院からの手紙だということはわかった。私は一歩足を下げ少しだけ身を構えた。覗くように先生の後ろ姿と手にある手紙を見る。一枚目をめくり、二枚目の手紙には同じようなたくさんの文字が書かれていた。だけど、まるで光が差し込んだように一文字がはっきりと見えた。
「余命約2年」と。
はっと目が覚めた。嫌な汗をかきながら今のは夢だとすぐわかる。一番最初に思い出したのは現実に戻り際にみた先生がこちらを振り返った顔だった。その顔は驚いていたような悲しんでいるようなよくわからない表情だった。ただ、なぜか怖いと思った。
ワクチン接種を昨日したからか、体が重く熱っぽかった。冷や汗もかいている。先生が検査入院から退院してちょうど1週間。先生が病院にいるときより不安が襲いかかってくる。
無理をしているんじゃないか。
本当は重い病気なんじゃないか。
ぱっと消えてしまうんじゃないか。
そんなありもしない、
あるわけのないことを考えてしまう。
あとがき
2022/11/08に書いた小説日記があります。そこには先生が検査入院したという日記ですので良かったら読んでみてください。
小説日記というのは小説のように自分の感情やその時の状況を詳しく書いたものであり、日記なので全て事実です。
「微熱」
少しだけ浮かれてたと思う。
好きな事を見つけて、それが楽しくて、上手くいって、わくわくがとまらなくて、夢中になった。
まるで夢の中に居るみたいに。
ただ、それだけに夢中になった。
他のことも忘れて、ただそれだけをずっとやっていた。
暖かくて、ふわふわして、まるで酔っているように浮かれていた。
まるで熱に浮かされているみたいに。
しかし、熱もいつかは下がり冷めていく。
他のことを忘れて夢中になっていたあの頃が嘘みたいに熱が引いていく。
上手くいかなくなって、モチベーションも下がって気分も下がっていった。
あの不思議な感覚もなくなって、急に現実に引き戻されたみたいだった。
熱はいつか引いてしまう。
心も身体も等しく、いつかは冷めてしまう。
だからそれまでは熱に浮かされたままでいたい。
「 やっぱり明日は休みたい 」
「 ちょっとでもいいから熱がでないかな 」
健康児で小学校から全く熱の出ない私
学校がいやで行きたくないときが稀にある
そんなときでも ''絶対に'' 熱は出ない。
学校に行って、
中々会えないあいつと会った
「元気ねぇーな」
「そんなことないしww」
「お前いっつも笑ってるけど
無理して笑ってんじゃねーぞ」
「お前が笑ってない時間はお前が笑ってる時間に
俺が一緒に笑ってやるから
素直に感情を出せ」
ん?なに言ってんだ、こいつ
そんなこと言われても困惑しかない
あれ、でも私
なんか熱い
微熱でもあるのかな、
澄んだ空と涼しい風が心地よくて、新品のマフラーをして駅へ向かう。町はどこか寂しげだった。
ホームのベンチに腰掛け、小さな鏡を取り出し前髪を整える。
いつもの場所、いつもの時間。今日もあそこにいるだろうか。
聞き慣れたブレーキ音に胸が高鳴る。一歩を踏み出して電車に乗った。
あ。
いつもの席、いつもの制服のあの子。
だけど、初めて見る手袋。
初めて感じる視線。
あの子と目が合った。
「ねぇ」
「今日はあったかそうだね」
窓の外が、淡く色づく。
真新しい真っ赤なマフラーが、私を染めた。
『微熱』